2023年04月02日
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カテゴリ: HEAVY METAL
1980年6月2日発売のドイツのメタルバンド「アクセプト」の2ndアルバム。
デビューアルバムは1979年1月発売でタイトルもバンド名のまま「ACCEPT」です。
この1stアルバムは当初、アメリカ、カナダでは発売されていませんでした。


後に出たややリアルなライオンの顔のもイヤだけど、酔っ払ってるのか、熱が出てるのか。
様子のおかしいネコみたいな顔も好きじゃない・・・。



日本のアクセプトの初期の頃からのファンはわかっていたのですが、
特にアクセプトを好きでもないメタルファンにとっては最初の2枚のアルバムについては
よくわかっていない人も多かったのじゃないかと思う。
日本では1stアルバムの事を「殺戮のチェーンソー」と呼んでる人が多かった。
日本盤の帯にタイトルのように書かれていたので、それがタイトルだと思ってた人も多い。

QUEENもBLACK SABBATHもSAXONもIron MaidenもExtremeもEuropeも
1stアルバムはバンド名そのままのタイトルが多い。
日本では邦題が作られるのでQUEEN「戦慄の王女」、BLACK SABBATH「黒い安息日」
Iron Maiden「鋼鉄の処女」、Europe「幻想交響詩」など分かりやすく邦題があった。
まあ「戦慄の王女」なんてアルバム名で呼んでる人は誰もいなかったけど、・・・。
ExtremeとSAXONはそのままカタカナで書かれてた。

で、このACCEPTのこのアルバム。
本国ドイツやヨーロッパでは「I'm A Rebel」というタイトルが付けられてた。
でも1stアルバムを発売していないアメリカとカナダではこのアルバムのタイトルが「ACCEPT」でした。
そのうえ、ヨーロッパ盤とアメリカ、カナダ盤とではジャケットがまったく違う。
そして更にこのアルバムは日本盤の発売がなかった。
たしか日本で初めてリリースされたのは2010年だったと思う。もちろんCDで。
ジャケットはなぜかオリジナルジャケじゃなくヨーロッパで途中で変えたジャケット。
オリジナルジャケが評判悪かったのもあるから、そうなったのかも知れない。

ここまで書いてても特にファンじゃなければ頭がこんがらがるのがわかる。
さらに!…まだある。アメリカでの最初のジャケットにかなり似せてヨーロッパ盤がジャケット変更。
リアルな猛獣の顔がヨーロッパ変更盤、マンガチックで目が赤く光ってるのかアメリカ、カナダの
オリジナル盤。

今日はアメリカでの1stプレス盤のLPでこのアルバムを聴いた。
シュリンクもそのままで、一度も多分、針を落としてなかったので盤としては新品。
中の歌詞カードなりブックレットが入ってるのか確かめるためだけに開封した。
予想通り白い紙製の内袋とレコード盤のみでした。
超メジャーバンドでない限り、当時のメタルのアルバムのアメリカ盤はそれで普通だったので…。

メンバー構成
Udo Dirkschneider – Vocals
Wolf Hoffmann – Guitars
Jörg Fischer – Guitars
Peter Baltes – Bass guitar
Lead vocals on "No Time to Lose", "The King"
Stefan Kaufmann – Drums






A面
1曲目「I'm A Rebel」
2曲目「Save Us」
3曲目「No Time To Lose」
4曲目「Thunder And Lightning」

B面
1曲目「China Lady」
2曲目「I Wanna Be No Hero」
3曲目「The King」
4曲目「Do It」

正直、このアルバムはUDOが在籍してるACCEPTの中で一番聴いていないアルバムかも知れない。
それでもどの曲も流れ出すと決めのブレイクとか引っ掛けとか全部覚えてる。

アナログ盤で久しぶりに聴いてみて、当時はどうしても好きになれなかった
B面2曲目「I Wanna Be No Hero」がやたら新鮮に聞こえた。
イヤだと思い込んでてCDでも飛ばしてしまってたかも知れない。
今、この曲がこのアルバムで一番好きかも。キャッチーでめちゃ良い!
UDOがボーカルを取っていない「No Time To Lose」「The King」の2曲は
やっぱり好きにはなれなかった。普通のメタルバンドのバラードでおもしろみに欠けすぎる。
特に「The King」はUDOが歌ってたら「Winter Dreams」並みの名曲になれたかも知れない。
あの声でバラードを歌うからカッコいいのでACCEPTの曲を普通のボーカルで聴きたいとは思わない。

B面1曲目「China Lady」も当時思ってたほど悪くなく、普通にUDOの声にハマっててイイ!
A面2曲目「Save Us」もUDOの歌い出しがめちゃ良い!ジューダスの初期の頃のようで好きな曲。
A面4曲目「Thunder And Lightning」はその後のブギーな名曲の元になってるのかと思うと
興味深く聴ける。
タイトル曲の1曲目「I'm A Rebel」はソロでもたまに歌ってた曲。
ま、この曲をセットリストに入れるなら他の曲を歌ってほしいとも思うけど。
ラスト曲「Do It」は何でこの曲がラストなんだ?感が凄いけど、B面1曲目とかに入ってれば
普通にカッコよく感じたかも。


うしろの3人がいつ見ても怖い。金髪、ロン毛のウドも悪くない。





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最終更新日  2023年04月02日 05時22分20秒


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