2023年10月25日
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2007年4月発売の谷村新司さんのアルバム「オリオン13」に収録されている曲。
オリジナルは2004年12月に夏川りみさんのシングルのために書かれた曲のセルフカバーです。
この曲は「愛・地球博」のテーマ曲として使われ、2004年レコード大賞の金賞も受賞しました。

今日、この曲を聴いたきっかけは、アルバム「オリオン13」の歌詞カードに
ちんぺいさんの文章が載ってた事を思い出して、久しぶりに読みたくなってCDの棚から
このCDを出して来た。

(このアルバム発売の前日が大阪城ホールでのライブだった。大阪城ホール特別仕様の
ジャケットです)





「ココロを決める」と題されたちんぺいさんの文章を読んで目からウロコでした・・・。
多くのことを改めて気付かせてくれる文章だった。
CDが発売された頃に何度か読んでたはずなのに、解釈がかなりあの頃と違って感じた。

「夢」とは「志」・・・ココロザシとはココロが指す方向へ誠意を持って走り続けること。
「昴」の中の「心の命ずるままに」の意味が「ココロザシ」だったと知ったと書いています。

「昴」の「心の命ずるままに」のずっと前には「心のままに」と言うワードが
何度か使われています。
「心のままに生きてきたことが」(1973年)「あー心のままに生きてみたい」(1976年)など。
そして「心を閉じたまま」は「セレナーデ」と「遠くで汽笛を聞きながら」で
使われていて前までは「心のまま」の対照的に感じてたけど今はそう感じなくなった。

家ではほとんどお酒は飲まないんだけど、ここ数日は夜に飲みながら音楽聴いてる。
お酒飲むと、いつも以上に記憶力が強まって忘れてたような言葉とか頭に浮かんでくる。
この歌詞カードのちんぺいさんの文章の一部の「心を開くってどういうこと?」の部分が
頭の中に浮かんで来たので、全文読みたくなった。
「心を開く」「心を閉じたまま」…10代の頃によく考えてたように思う。

「ココロツタエ」
作詞・作曲 谷村新司さん  編曲 千住明さん

ライブでも何度か歌われました。
中でも2009年3月16日のシンフォニーホールで開催された70人のフルオーケストラで
歌われた「ココロツタエ」はいつも以上の感動でした。
フルコーラスの迫力にも負けないちんぺいさんの丁寧で説得力のある歌唱に鳥肌でした。
あの時は全16曲をフルオーケストラの演奏で歌われました。
「風の暦」のフルオーケストラバージョンも素晴らしかった!
「群青」「昴」「マカリイ」はオーケストラに合う楽曲なので感動も倍増でした。





2009年発売のアルバム「マカリイ」には、シンフォニーバージョンの「ココロツタエ」が
収録されています。
素晴らしいオーケストラアレンジなので、かなりおすすめです。

アルバム「オリオン13」ヴァージョンは何と言っても篠崎正嗣さんの二胡の演奏が
この曲をより美しくドラマチックに感じさせてくれています。
華やかな「マカリイ」ヴァージョンも、シンプルな感動の「オリオン13」ヴァージョン、
両方、甲乙つけがたい高いクオリティです。

この曲のテーマの一つでもある「自然の中で人は生かされている」ってのを
強く感じるのは「オリオン13」ヴァージョンかも知れません。
人が抗おうと自然の叡智の前では何もできない。
全て受け入れる強さと優しさに気づかせてくれる曲。

「♪ 嗚呼、生まれ生きて生かされて伝える
   人は小さく されども熱き 命を歌う旅人」







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最終更新日  2023年10月25日 05時47分45秒
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