2024年01月07日
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カテゴリ: フォーク
1991年12月16日発売の山崎ハコさんの19枚目のアルバム。

このアルバムはなぜか、今日現在ウィキペディアにも掲載されていないアルバム。
どこかで見たディスコグラフィにもこのアルバムは掲載されていなかった。
ハコさんの歴史から消されたアルバムなのだろうか?





1曲目「ベイシティを流れて」
2曲目「港まで」
3曲目「あばずれ」
4曲目「Again To Me」
5曲目「セイディア」
6曲目「BAND」
7曲目「元気か」
8曲目「時代にはぐれて」
9曲目「親友みたいに」
10曲目「スクリーン」

全曲 作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 森一美さん

このアルバムからライブで歌われた曲はかなり少ないと思う。
このアルバムの次の「メンフィスまで」の中からならセットリストに入ってた曲が多かった。
自分もそんなに聴くアルバムではないけど、たまにこうやって聴いてみると
良い曲が多い事を思い出す。
17thアルバム「SA・SU・GA」からの流れのロック色強めなアレンジが多く収録されています。
バックバンドがないとライブでやりにくい曲が多いのですが、
ギター1本で歌ってもカッコイイだろうなと思える曲も多い。

レコーディングもバンドサウンドに拘ってるようなアレンジと演奏です。
タイトな演奏がストレートなハコさんのボーカルにハマり切っててカッコイイ!

かなり久しぶりに聴いて感動したのと、このアルバムの事をブログで書いてなかった事に驚く。
書いた気になってたのと思うけど。
7曲目「元気か」のタイトなリズムのバンドサウンドがたまらなくイイ!
ハコさんの歌も勢いがあってゾクゾクする。

1曲目「ベイシティを流れて」は80年代前半の頃のハコさんのような楽曲アレンジ。
この曲が急に有線などで流れてきたとしたら「風の色」や「ダージリン」に入ってた曲だったかな
って勘違いしてしまいそう。サビまで聴けば「流行歌が聞こえる」に収録されてる曲だと
当然、わかるけど。

9曲目「親友みたいに」はレゲエアレンジの曲で、歌詞は少し珍しいように思う。
ハコさんはレゲエな曲は多くありますが、この曲が一番本格的なレゲエっぽい空気を感じる。

2曲目「港まで」もレゲエです。
この曲もおしゃれなアレンジと艶っぽいハコさんの歌唱が最高です。
このアルバム、もう少し知られてもいいと思うな。
ハコさんファンでも買ってない人もいるんじゃないかな。確か廃盤なので再発するべき。

6曲目「BAND」はミディアムスローのやや重めな曲。
バンドをやってる者には刺さる歌詞だった。
こんな歌詞もハコさんには珍しい方だと思う。

10曲目「スクリーン」はアルバムラスト曲です。
フレットレスベースを前に出してて、これがカッコイイ!

8曲目「時代にはぐれて」ミディアムスローの3連曲。
この曲もブルースロックなハコさんのカッコよさを堪能できる曲です。

3曲目「あばずれ」は音の作り的には「道を探せ」を思い出すようなアンプラグドなロック。
ハコさんの歌い回しも渋くて最高です。ローズピアノのソロもカッコいい!

4曲目「Again To Me」は初めて聴いた時の印象はとくに良くもなかったのに、聴くほどに
妙にハマってしまった曲。

5曲目「セイディア」もレゲエっぽいアレンジとおしゃれなメロディーラインと
ハコさんの楽曲ではやや珍しいタイプの曲です。

廃盤にしているには勿体無いアルバムです。
BGMビクターも山崎ハコさんのアルバムの再発、リマスターを早くすればいいのに。

レコーディングメンバー





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最終更新日  2024年01月07日 06時23分29秒


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