この曲はちょっとややこしくて・・・ 1977年3月に発売された2枚組ライブアルバム「Live at the London Palladium」の 2枚目のB面に収録されていた曲のシングルカット。 そのライブ盤の2枚目B面にはこの「Got To Give It Up」の1曲のみが収録されています。 そしてライブ盤なのに、この曲だけスタジオレコーディングで約12分もある長尺ナンバー。 12分なんて45回転のEP盤に入るわけがなく、A面をパート1、B面をパート2として 変則収録で発売されました。
パート1としての楽曲サイズも絶妙で「♪ Keep on dancing Got to give it up」の 繰り返し部分でフェードアウトしていくのがパート1。 この後、本当ならSAXソロに突入するのですが、うまくシングルバージョンにまとめて最高です!
A面「Got To Give It Up (Part 2)」(邦題「黒い夜(パート2)」)
Part 2は「♪ Keep on dancing Got to give it up」のフェードインから。 そのあとのSAXソロを短く編集してGソロヘ繋げる。 Part 2はインスト部分がほとんどでJamパートです。 でもとんでもないGroove感を感じられるパートでもあるように思う。 かなり後半からファルセットではないいつものマーヴィン・ゲイのボーカルが入ってきます。 このPart 2部分の方が好きだと言う友人もいます。 自分は区切らずに「Live At The London Palladium」で通して聴くのが一番好きです。
この2枚組のライブ盤は「Come Get To This」〜「Let's Get It On」〜「Trouble Man」の 流れが最高に好きです。 そのあとの代表曲をいっぱい詰め込んだ3種類のメドレーも最大のハイライト!