元の形のCampeonato Brasileiro という名前。 見出し用にはこれでもOKなんですが、ポルトガル語の文章の中では、 o campeonato brasileiro と言うことになっています。 o は定冠詞であり、そしてポルトガル語では冠詞を代名詞的に使うことも可能なので(ピアーダMãe, só tem uma参照)、 続く文中では "o brasileiro" (見出しなどでは "o Brasileiro" で通じる)、場合によっては"o"という言い換えも可能です。
ここに到って、本来形容詞であるbrasileiroが、俄然名詞並みのデカイ顔をするようになってきます。 という「成り上がり」に乗じて、本来名詞に付くはずの拡大辞がくっついてしまったのが "o brasileirão" そして、見出し用に定冠詞が省略されたのが "Brasileirão" と、こんなアンバイです。 つまるところ、本来「大」なのは省略された"campeonato"というのがスジです。 「大選手権」「大ブラ」ってなところです。