全106件 (106件中 1-50件目)
ブログ友の皆さんのエントリーを見ると「今年最後の釣行」との文字をちらほら目にした。ああ、今週末が禁漁前最後の週末なんだ。今年は津江漁協(大分県)の年券を買ったのに、まだ1回しか釣りに行けていない。確か去年も年券を買ったのに1回しか行けなかった。そこで本当は昨日土曜日に、最後の釣行に行こうかと考えていたのだが、14Km走った翌朝はさすがに体が重たかった。実は昨夕も7km走ったのだが、7Km程度ならば今朝起きて疲労は残っていなかった。朝起きて30分くらいは今さら釣りに行くべきか考えたが、行こうと行くまいとシーズンが終わったらウェーダーやフライベストを洗わなくてはいけないので、最後に使ってから洗うことにしよう。というわけで、4時半に猫にエサを与えたら、慌てて釣り道具を車に積み込み出発する。いつも通り1人だし、釣行回数が減って川の状況がよくわからないので、川原川の最上流部に入る。ここならばすぐに川に降りて、どこからでも川から上がれる。とりあえずドライフライを結んだが、ゆるい流れでは小さな反応しかなかったので、ルースニングニンフに変えて探っていたら、やっぱりこいつが出た。いつも書いているがこの上には渓流釣り堀があって、ときどき脱走兵が釣れる。釣り堀出身なので塩焼きサイズはある。いや、塩焼きにはせずにリリースするけれど。このあとも渋かったが、もう一匹同サイズくらいのヤマメがニンフで釣れた。ところがネットインして、針を外してネットに戻そうとしたら逃げられた。よって画像はなし。俺の心のカメラにはちゃんと写っているけれどね。その後は魚の反応が止まったので、9時半にはもう終了した。昼には猫にエサを与えなければならないからあわてて帰る。フライボックスがさすがにスカスカなので、来年3月までには計画的に巻かなければ。今夜は昨日作ったクリームシチューを食うので、晩飯についてはこれと言って書くことがない。昨日のキャベツの角切りとイカシュウマイが、キャベツがなくなったので今日買って来た、レタスとチョリソー風ウィンナーに変わっただけ。実はチリウィンナーとチョリソーの違いがよくわかっていない。
2024.09.29
コメント(3)
3月に俺のテーマで福岡県と大分県の境まで行ったので、ついでに大分県日田市内まで足を延ばして、津江漁協(日田市の旧日田郡部)の入漁券を買っていた。G.Wに一回くらいは釣りに行きたいと思っていたこともあって、昨日一昨日は2日連続走って、今日は遊ぶ日にする。そういうわけで今日は釣りに行く。たぶん現地について用意し終わったのが7時前だと思う。ここのところまったく釣りに行けていなかったので情報を持っておらず、さらには一人なので安全を考えて、筑後川水系川原川の上流域に入る。立て続けにドライフライにポンポンと出たのだが、久しぶりの俺はタイミングを掴めず、5尾連続くらいで魚にからかわれただけ。G.Wの真っただ中に、本流(そもそも支流だけど、枝川ではないという意味ね)でこれだけ魚がプレッシャーを感じていないってことは、釣りブームが去って誰も足を踏み入れていないんだろうね。少し上がると俺もタイミングを思い出して、やっと一匹掛ける。ああ、すまん、魚を獲るタイミングは思い出したが、魚を撮るタイミングを忘れていた。その後もポツポツ出たが、一尾目よりもあきらかにサイズがでかくなったらカメラを出そうと悠長に構えていたら、カメラが必要なのはこれ一匹だけだった。赤い体側線がはっきりと出た個体だな。しばらく行くと魚の反応がぱったりなくなったので、前日に人が入っていた区間か、魚のもぐもぐタイムが終わったのだろう。脱渓ポイントが見えてきて、打てるのはあと数ヶ所だなと流れにドライフライを打ち込んだら魚が反応したのだが、食った瞬間見えたサイズよりも引きが強かった。やっぱりお前がいたか。前にも書いたことがあるけれど、この上に渓流釣り堀がある。脱走兵を釣り上げたところで本日は終了。車まで戻ったらまだ10時前だった。もう一ヶ所打とうかとも考えたが、すでに暑かったし、G.W期間中で車も多いだろうからと早目に撤退して、どうせ高速道も混むだろうからと、下道でのんびり帰ってきた。ところで、昨日一昨日と2日続けて走ったので、次は月曜日に今月の残り10Kmを走ると書いた。その時点で明日の天気予報はすでに雨だったが、15時にはくもり/雨でその雨量は最大でも2mm程度だった。それならば最悪雨が残っていても、明るいうちならば安全に走れるだろうと思っていた。ところが今日家に帰って明日の天気予報を見たら、18時でもはっきりと雨になってしまっていた。そうなると厳しいな。明日の夕方に雨の中の公園を走るか、胃カメラの後で安静にする振りをして走るかになる。もう一つ、今日走るというのもあるんだけどね。という前振りから、言うまでもなく第3案が採用され、夕方の街を10km走ってきた。3日続けてだとさすがに下肢が重かったが、体が距離を覚えていて、10kmでいいと思うと案外いいスピードで走れた。これで今月の目標180Kmも無事完了。ついでに来週の10/42kmも食えた。走り終わってから晩飯を買いにスーパーに行ったが、今日の晩飯は難しい。明日は胃カメラ前日になり、別に21時までに食い終われば制限はないのだが、出来ればお米ではなく消化がいいうどんなどにしておきたい。そうすると、今日はもうお米は炊かない方がいいのかもしれないと考えていたが、連休中なのでさすがに需要が少なかったようで17時前に総菜の弁当が値引きされていた。今日はもうこれでいいんじゃないと、その中で塩分が一番少ない(食塩相当量1.9g表記)の弁当を買って来た。今夜のフルラインナップを並べたけれど、まずは弁当の紅鮭以外のおかずとブロッコリーでチビチビ酒を飲み、最後に紅鮭でお米を食う。俺の名誉のために書いておくが、この弁当は値引きされて424円だが、のり弁やから揚げ弁当は定価がこれよりも安くて、さらに値引きされていた。だからどないやねんって話なんだけれどね。
2024.04.28
コメント(8)
雨の一日だったが、午前中に図書館まで歩いて行き、既定の歩数はなんとか確保した。昼からは家にこもっていたが、もう一週間とちょっとすると渓流解禁なんだよね。今年は何回かは渓流釣りに行こうと、フライベストを引っ張り出して整理した。ここ数年まともに渓流釣りに行けていなかったので欠品も多く、リーダーやティペット、そしてフックを買いに、夕方になって釣具屋に行く。この釣具屋は、数年前まで普通にフライ用品を扱っていたのだが、フライコーナーがどこにあるのかわからないほどの壊滅状態だった。フライラインは箱が変色しているし、ティペットなんて一本もないのに、ヘッドセメントは10個くらい置かれているし。要はもうやる気がないようだ。これはどうしたものだろうと、同好の士に「普段はフライ用品をどこで買っている?」と聞くと「ネット」と返事が着た。う~ん、俺らは現物を見て、どんなものかを知っているからネットでも買えるけれど(それでも時々は失敗する)、初めて買うギアがネットでは、フライフィッシングはますます敷居が高いものになっていく。結局それは需要を少なくして、フライ用品が買いづらく、品ぞろえが悪く、価格は高くなっていくってことなんだよね。フライフィッシングはもう時代遅れの釣りなんだろうかと思いながら、ネットでも買えなくなると大変なので、慌てて考えられるだけの商品を発注する。今夜は昨日作った鶏からの残り2個(食塩相当量0.3g)がメインだが、おかずが鶏から2個ではさすがにショボく、厚揚げをレンチンして減塩しょう油5cc(食塩相当量0.4g)とレモンエキスで食うのだが、千切りキャベツもこのしょう油に付けて食った。
2022.02.19
コメント(12)
前に俺のハッチバックでは脚を伸ばして寝られないと書いた。バックシートは前に畳めるのだが、ラゲージルームとの間に20cmくらいの段差があるのでワンフロアとして使えなかったのだが、去年の北部九州水害の折に避難所で使ったマットを処分する機会があったので、厚いマットと薄いマットの各1枚ずつをゆずってもらいラゲージルームに敷き詰めることで、俺の身長でもギリギリの長さではあるが、脚を伸ばして寝られるようになった。これだけで疲れが全然違う。というわけで、車中泊でも熟睡できたのだが、この季節はさすがに寝袋はいらないだろうと上には何も掛けずに寝ていたら、明け方になって寒さに目を覚まし、寝袋を開いて中にもぐりこんだ。5時過ぎに起きた時にはまだ雨が降っていたので、コーヒーを淹れて時間を過ごしていた。釣りをするならばここからまた3~40分車を走らせて山に登らなきゃならないが、山の上は一段と天候の回復が遅いだろうと思いながら、ここまで来たので川だけは見ておこう。山の上に上がってから、昨夜残したおにぎり1個とカップスープで朝食を取り、まだ小さな雨は降っていたがとりあえず釣りの準備を始めた。あ、大事なことなので書いておくが、途中何ヶ所かある遊漁券販売所がまだ開いていなかったので、この時点ではまだ遊漁券は持っていない。一人だし10年振りくらいに来た川なので、大きな渕や深い谷は怖く、ほぼ最上流に近い場所に入ったのだが、出るのは小さなハヤ(九州ではシラハヤもウグイもオイカワも全部ハヤ)ばかりだった。この10年の状況は知らないので、ここにはもう放流していないのかなと思いながら、この場所を選んだ理由はそれならそれで別の狙いがあった。そんな感じでなるべくハヤを拾わないように竿を振っていたら、ある流れで小さなハヤとは違う魚体がフライを食って反転したのだが、一瞬見えたサイズよりも引きが強くて、おお、やはりこいつがいたか。ここの上流には釣り堀があってニジマスを入れてあるので、時々脱走兵が釣れるんだよね。写真の撮り方が下手だけど、釣り堀出身なので塩焼サイズはある。その後も脱走兵を探索したが、結局これ一匹だけだった。雨は上がるどころか時に強くなったので、脱渓ポイントを見つけさっさと川を上がる。車に戻って時計を見たらまだ8時半前だったが、本日の釣りは終了。マス類が一匹も釣れないならば遊漁券販売所の通り過ぎるのだが、釣れた以上はお布施をして帰らなければ。(このくだりはあくまでも冗談だから。)昼前には帰宅したが、福岡も湿度が高くていよいよ梅雨だな。防災関係の人や団体が今一番心配していることは、梅雨から夏場に掛けて災害で避難が必要な事態が発生した時に、避難所での新型コロナウイルス対策なんだよね。命を守るために避難してきた人が、避難所での3密で命の危険にさらされるならば、危険を承知で家に留まった方がいいということになりかねない。今年くらい事情を察しろと高木ブー(雷様)に言いたい。
2020.05.31
コメント(12)
昨夜家に帰って来たら、しげさんから自作のミニランディングネットが届いていた。ミニと言っても作りに手抜きはなく、特にこの持ち手の樹の皮の目はすごい。せっかくのいただきものだけど、俺はコレクターではなく釣り人だし、しげさんだって民芸作家ではないはずなので、来春の一匹目はこれで取る。「すまん、これではとても入りきらなかった」となれば、それはそれでいいことだ。しげさん、ありがとう。さて今夜は仕事で帰宅が遅くなった。途中でスーパーに寄って、プランはあったのだが総菜が半額になっているのを見て、惣菜の焼き鳥を買った。惣菜の焼き鳥をレンチンしたとはいえ、福岡では焼き鳥には角切りキャベツが必須。ご飯を炊いて、ワカメの味噌汁を作る。
2019.11.18
コメント(10)
今日は朝一に一件だけ仕事だった。4Kmも離れていない場所だったので歩いて往復して歩数を稼ぐ。 10時には帰宅して釣りの用意を始める。ところが今朝は洗濯物を外に干すのを躊躇するほどの風だった。強風と好天で8時に干した洗濯物が、10時に帰宅した時には乾いていたが。 強風のなか果たして釣りになるだろうかと思いながら、昼は暑くて釣りにならないだろうと、夕まずめに間に合うように車を走らせた。 なんやかんやで椎葉村に着いて、用意をして竿を出したのは16時だった。今日は手前の十根川で釣って、不土野に移動して車中泊、明日は不土野川を釣ろう。 今の季節は20時前まで明るいが、山は暗くなりだしたら早いし、一人なので余裕を持って17時半には川から上がると決めた。 渓流釣りは久しぶりなので、まずは視認性を考えて♯12のパラシュートを結ぶ。魚が出ることは出るのだが、小さなやつばかりで乗らない。 そこで♯14のカディスを結ぶと、 一撃でここのアベレージの20cmサイズが出た。 そこからは怒涛で、二投目もちょっと小さいが、 アベレージサイズ。15cmサイズは際限なく釣れる感じで、その中に20cmが混じる。 今日一は、 25cmだった。 十根川でこれだけ釣れるのならば、プラス30分掛けて不土野まで行くよりも、明日もこの川のこの場所で釣ろう。一度川に降りたら独占出来る行程の、まだ半分しか行っていないから。 もし明日になったら状況がガラリと変わってしまいまったく釣れなくても、今日1時間半でこれだけ遊んだので後悔はしない。
2019.05.25
コメント(8)
さて昨夜の続きだが、昨夜は思っていたよりも結構強い雨の降りだったが、新アイテムを投入したおかげで、ハッチバックの後席でも安眠できた。その話はまた後にして、今朝5時過ぎに目が覚めた時にはまだ雨が降っていたが、夜が明ける頃にはほとんど気にならないくらいになった。まさか釣りになるとは思っていなかったので、天候の回復にびっくりした。川に下りたのは7時頃だと思うが、あれだけ雨が降ったのに減水が激しかった。だいたい3月は減水気味だが、ここまでのことは珍しい。まずはパイロットフライのカディスを結ぶがなんの変化もない。パラシュートに替えるがまったく反応がないので、さらにニンフに替えてみるが魚の気配がない。小ヤマメはもちろんウグイやアブラハヤの反応もない。釣れている時の雑魚は頭に来るが、雑魚も反応しないと「農薬でも流されたんじゃないか?」と心配になる。一人だし雨が降っていたので川の中を歩かないポイントを選んだので、昨日他人が入渓していたとしても、昨夜来の雨でリフレッシュされているだろう。川を変えようかと思うほどに反応がなかったが、どうせ反応がないならばニンフよりもドライの方があきらめがつくとカディスを結び直したら、9時過ぎにやっと、今年の初反応が今年の初物になってくれた。あけましておめでとう。20cmサイズだけど、あきらめかけていたのでこれはうれしい。流れと流れの間のそれほど深くはないゆるい流れで釣れて、実はそこでもう一本出たのだが、それは乗らなかった。ここから怒涛かと思ったのだが、そこからはまた雑魚の反応もない。決して竿抜けするようなポイントではなかったのだが、たまたまそこだけが魚の頭の上を、ナチュラルなスピードで流れたんだろうね。釣れていなければもう少し粘っただろうが、小さな雨がずっと降っていて案外体感は寒かったので、今年の初釣りは一尾で終了。車に戻ったのが11時頃だったので、帰りも下道を走り16時過ぎに帰宅した。今年は釣りに行きたいので、高速道通行は後に取っておこう。さて、前にも書いたが、俺の車は1,500ccのハッチバックなので、車中泊に適したシートアレンジは出来ずに、脚を伸ばせない狭い後席で寝ている。シートベルトはゴツゴツ当たるし、シートって深く座れるように傾斜しているから寝るのには適さない。5ナンバーのハッチバックでも車中泊を楽しめないかと検索したところ、最初にHITしたのは、エアマットだった。これだと足元もベッド化して広くなるらしい。ところがレビューを読むと、数時間でエアが抜けるらしい。そりゃあ彼の国製だもん。釣行時は後部座席の足元はロッド置き場所になっていることもあって、これは却下された。次に検討したのは、ウレタンのすき間クッションで、レビューを読むとなかなかよさそうだったでさっそく発注した。感想は「なんでもっと早く買わなかったんだろう」だ。脚を伸ばせて寝られるようになるわけではないが、ストレスなく朝まで目を覚ますことなく寝た。5,000円(2枚+送料)で車中泊が一層楽しみになった。
2019.03.03
コメント(8)
ちゃんと書いておくと、8月いっぱいで北部九州豪雨の災害ボランティアを、東峰村災害ボランティアの閉鎖をもって終了した。朝倉市の災害ボランティアセンターは、まだ稼働中というか人が必要な状態だが、最初に朝倉に入るか東峰に入るかを検討して東峰村に入った。熊本地震の時もそうだったが、どうもいろんな市町村を渡り歩くのは性に合わず、ここと決めたところに寄り添いたい。そういうわけで、一旦九州北部豪雨の活動を終了する。熊本地震はもう少し掛かるかもしれないが、災害派遣等従事車両証明(高速道路の無料通行)は今月いっぱいでもう延期はされないだろうし、西原村の災害がれき仮置き場も今月いっぱいでの閉鎖が決まっている。一応そこが目安になるだろう。そういうわけで、今週から久しぶりに通常の週末に戻った。昨日は仕事やら片づけやらランニングをしたが、今日は久しぶりに椎葉村(宮崎県)に釣りに行く。7時前に着き、希望の場所が空いていた(車が止まっていなかった)ので、いそいそと用意をして入る。かなり減水していて、反応はあるのだが、動きが早くて乗りにくい。このサイズはわんさか釣れたが、少しこましなサイズは、動きが早くて乗らなかったり、たまに乗ると久しぶりの俺が慌ててバラしたり。気がつけば渓流の漁期も後一カ月だが、もう一回くらいは行っておきたいな。そのためにはさすがにフライを少し巻かなければ。
2017.09.03
コメント(12)
昨日「金曜日の大雨で増水しているだろうから、今日は釣りに行かない」と書いた。ところが今朝は2時半に目が覚めてしまう。走った日は寝るのが早くて、しかも眠りが深いので翌日の目覚めが案外いい。とはいえ2時半は早すぎるだろうと、もう一度寝ようとしたが、それ以上寝れそうになかった。2時半に起きてもすることはなにもなく、だったら「今から車を走らせれば、椎葉村に6時前に着くな」と慌てて用意をして、釣り道具を車に積み込む。この一年、散々九州縦貫道を益城熊本空港インターチェンジまで利用したが、逆に西原村へ行く以外の用事で熊本以南に行くことがなく、震災以来初めて九州中央道 小池高山インターチェンジまで利用した。そのまま国道445号線を東上していけばいいのだが、445は熊本地震及び豪雨の影響で通行止めになっており、う回路に回らせられた。すまん、今日の俺は遊んでいるけれど、熊本地震はまだ全然解決していなかった。最近は明るくなるのが早くなってきて、5時過ぎにはもう明るいのだが、車を走らせていて鯉のぼりが泳いでいる。って、風が強いってことじゃん。宮崎に入り、五ヶ瀬町の五ヶ瀬川を見ながら車を走らせるが、あきらかに川の流れが太い。椎葉村に入りいつもの入渓地点に来たが、流れが普段の1.5倍くらいあって、川に下りることは可能だが、そこから川原を釣り上がることは厳しそうだ。そこで、こういう時の緊急避難的な川へ向かうが、流れが太い上に吹き下ろしの風が吹き、風待ちしながらキャストをしなければならなかった。ちょっと流れがゆるいところにフライをキャストすると、釣れるのはウグイばかりだった。普段はウグイなんて写真に撮らないが、今日は「もしかしたら今日はウグイだけかも」と一応写真に撮る。いい魚体がドライフライの後を付いて来たりするのだが、「出る時」ってフライを追い越して反転するんだよね。見切られるのは流れが1.5倍に太い上に風が強くて、ナチュラルドリフトしていないのだろう。それでも川に入らなくて済む(河原を歩ける)川は捨てがたく竿を振っていたが、風待ちしても風が止む瞬間がなくなって来たので、川を変える決意をした。流れの量と風に問題があるのならば、風の影響を受けにくい小渓流にするしかなく、10年ぶりに入る、ボサッているので面倒な渓流に入る。俺のイメージでは小渓流だったが、実際に竿を振ってみると、オーバーハングは面倒だがしっかりした渓流だった。ここは反応がよく(と言っても動きは早かった)、数投目にやっと今年初のヤマメに会えた。その後もビンビン反応はあるのだが、結局乗った(釣れた)のはこれ一匹だった。風もさらに強くなり、越せない淵に来たので、今日はこれ一尾で終了。坊主だったら釣りに行っていない態の日記だったかもしれないが、小さな一匹とはいえ釣れたので、今日はもういうことはない。
2017.05.14
コメント(14)
前にも書いたかもしれないが、テント泊だとどうしても眠りが浅い。書いちゃいけないことなのだろうから詳しくは書かないが、長年に渡り黙認されているとはいえ、キャンプ場ではないところにポツンと一人宿泊していればなおさらだろう。まあ、施錠された家でも、悪い奴が本気になって車で突っ込んだりユンボで壊されれば、セキュリティーはないに等しいけれど、テントなんて外からでもファスナーを開ければ「こんにちは」だ。村外から人が入りこむような場所じゃないから、そこは逆に安心すべきだけどね。そういうわけで、5時前に目を覚ました時にはもう外は白み始めていた。ごそごそと起き出し、とりあえずコーヒーを淹れて飲んだ。5時半にはもう釣れそうな明るさだったけれど、あまり早く訪問されても魚も迷惑だろうから、先に朝食を食う。こんな時でもカップのポタージュスープは必須。6時まで待って川に下りたが、さすがに宮崎県椎葉村不土野川、一投目からバンバン魚が出る。サイズはここのアベレージ20cm前後だが、不土野川で釣る時は面倒くさいので初めから数など数えない。なんかこんなサイズの画像も撮っていて、今となっては撮影した意味がわからないけれど、たぶん、ちょっと小さめのサイズも混じったよと言うことだろう。時間が経てば経つほど(9時10時)状況はよくなり、ちょっと強い流れなど上から10mも流せば、順番に3匹出て全てが食い損なう。「この下手くそめが」と思うが、一番下手くそなのは、ちゃんと食わせられない俺。「ここは出るだろう」という流れではたいがい出るが、まさに本命中の本命の流れ数ヶ所で出なかったんだよね。あれだけ出たのに、本命中の本命で出ないことは考えられず、たぶん大物が隠れていたんだろうけれど、俺ごときのフライや気配は見抜かれていたのだろう。たぶん、これが今日一かなお昼まで釣って、どれだけ釣ったか、さらにはどれだけバラしたか、もっといえばどれだけ魚を出したかわからないほど堪能して納竿した。ところで、最初は感じなかったが、一時間ほど釣っていたら肩が上がらなくなって、きちんとキャスト出来なくなった。俺は肩痛や肩こりの経験がないので、ついに俺にも四十肩・五十肩が来たのかとビビった。しかし竿を振りながら症状を確認したら、どうもメインは肩ではなくて二の腕の痛みだった。そこで初めて、昨日土曜日にがれきの積み下ろしを一日やったからだと気づく。なるほどどそれが原因かと気づくと逆に、金曜の夜に21Km走って、土曜はがれきの積み下ろしをして、家に帰ってベッドで寝るならまだしもそのままテント泊をして渓流釣りをするって、いい歳をしてどれだけ体力バカなの。自分でもちょっと恥ずかしい。
2016.05.22
コメント(8)
そういうわけ(前記事参照)で、宮崎県椎葉村へ今年初の渓流釣りに行って来た。昨日書いたようにゆっくりと下道を走り、9時前に椎葉村に着きまずは十根川に入る。せっかく椎葉村まで行くならば、尾前・不土野川(+30分)に行けばいいのにと思われるかもしれないが、俺的には、椎葉村に入って十根川を見るともう辛抱たまらない。十根川はなぜかサクラマスが遡上しないから、尾前・不土野川と比べると一級下に思われているが、オープンエアで木にフライを引っかけることなく竿を振りやすいし、通い慣れているからかもしれないが、流れが大きい割には安全な川だ。解禁直後の渓流にしては少し出遅れたからと思ったが、俺の第一希望が空いていた。もしかして釣りブームが終わっている大きめ(たぶん#10・#12だったと思う)のパラシュートをセットして、今年一投目を投げる。ヤマメはポツポツ出てくれたけれど、バッグリミット(15cm)あるかないかのサイズだ。とりあえず今年一本目だから撮影した。このサイズはわんさか出るのだが、時には20cmUPが混じる。そんな感じで釣っていたが風が段々強くなる。風待ち(時に弱まる)をしながらフライをプレゼンテーションしていたが、魚も出なくなったので14時過ぎに一旦川を上がる。風裏になる川はないかと探して別の川に下りるが、やっぱり風が強くてさっさと諦めた。今日は十根川で釣り、日没後に不土野に移動しようと思っていたが、早めに切り上げ移動した。不土野川もまた、せっかくそこまで行くなら尾前川に入れよと思われるかもしれないが、尾前川は道とレベルが変わらず下りやすいので、すぐに他の釣り人に頭を抑えられてしまう。川の規模といい、不土野川の方がフライ向きかもしれない。昨日書いたように、いつもの場所には車を止めれなかったので、少し上流に止め、まだ15時半だったので、もう一度ウェーダーを穿いて川に下りた。不土野まで来ると、バッグリミットぎりぎりが混じりはするが、アベレージが20cmを超える。もちろん、バッグリミットぎりぎりのサイズもわんさか混じるが。17時を過ぎて、暗くなる前にとりあえず初日は竿を畳む。昨日UPした晩飯の写真は、kuniさんのエントリーのパロディ(わかりにくいけれど)で、本当は、椎葉村のメインストリートにあるAコープ(農協)で買った鶏皮のから揚げでビールを飲み、某コンビニ(椎葉村にはコンビニはない)の100円セールのおにぎり(写っているのは2個だが、食ったのは1個)とカップラーメンが晩飯。昨日は久しぶりの車中泊だったが、他の人はどうか知らないが、俺は車中泊だと眠りが浅く、一晩に2~3回は目を覚ます。ずっと夢を見ているし。最終的に5時に目が覚めて、もう後1時間だからと起きていた。6時過ぎに着替えて、昨日川から上がった地点から下りるが、朝一ポツポツと反応があったっきり反応がない。誰かに頭を抑えられたのかと思ったが、昨日今日の足跡もないし、そんな感じでもない。8時過ぎまで2時間ほど釣ったが、小さな魚の反応もないし、寒いし、そうなると集中力が切れてライントラブルが多発し出すので、一旦川を上がり、車まで戻って朝飯を食う。ヤマザキパンのナイススティックのセブンイレブンPB版と、こんな時でもクノールのカップポタージュスープは必須。パンは6本全部を朝食ったわけではなく、残り半分はベストの背中に入れて川に下りる。その後少し下流に下がって再度川に入るが、今度はバンバン魚が出る。不土野まで来たから、もう少しサイズアップして欲しかったが、最高でも23cm程度だった。もちろん、バッグリミットギリギリのヤマメは嫌というほど釣れ、2日でトータルの釣果は、100まではいかないかもしれないが、50は明らかに超えていた。JAROに入られても嘘・大げさはありません。今日は結局、昨日の夕方に釣った流域と、今朝一で釣って何の反応もなかった部分を釣ったが、それでもバンバン魚が出る。人が釣った後に入って魚を出すと「下手くそ」と他人を責めれるが、自分が釣った後を数時間後に釣って魚が出るならば、時合いが悪かったと言い訳を・・・川から上がって車に向かって歩いていると、2人組の地元のお父さんから「どうだった?」と声を掛けられる。「数は出たけれどサイズが・・・」と答えると、「そうだろう、毎日人が来て釣っているもん。」と言われる。う~ん、それだけ人に入られても、まだ魚がバンバン出る不土野川の実力を実感した。
2016.03.21
コメント(12)
3月1日に渓流釣りは解禁したというのに、3月第一週は俺が走り、翌週は父が走ったので俺は実家待機だった。 この三連休後半はやっと釣りに行けそうだが、この季節、あまり朝早くから川に降りても寒いだけで釣れないので、今朝はゆっくりと出発するつもりだったが、3時に目が覚めた。 起きてしまうと家にいても仕方ないので、宮崎県椎葉村までの約200kmを下道で走る。 まあ、元々半分の100kmは一般道だし。 詳しくは帰ってから書くが、とりあえず今日すでにやまめの顔はたくさん見た。 いつも車中泊するポイントで地域のイベントがあっているようで、車がたくさん止まっていたので、初めての場所に車を止めて晩飯を食う。 つい最近、某ブログでこんな構図の写真を見たと思い真似てみる。 この小ネタのために、昨日わざわざちゃぶ台を買ってきた。 思った以上に寒いし(今朝は8時過ぎでも3℃の表示だった)、とっとと車の中へ移動した。 この長い夜をどうやって過ごそう?
2016.03.20
コメント(8)
渓流解禁して1ヶ月半も経つのに、やっと今年2回目の釣りに椎葉村に行ってきた。今日は天気も下り坂という予報なので、午前中だけの予定でいつもの十根川で釣る。椎葉に入ると気温は5℃しかなかった。一桁だろうと覚悟はしていたが、8℃くらいはあると思っていたのに。というわけで、水も用意していたが、朝からというか深夜からというか、家で淹れてきたコーヒーを持って川に下りよう。解禁日はもう少し上の地点から入ったので、この地点から川に下りるのは半年ぶりなんだけれど、すっかり渓相が変わっていた。5℃と言っても春先の5度ではないから、魚の反応もいい。サイズはアベレージだけどね。このサイズばかりなので、少し大きいのが釣れたら写真に撮ろうと思っていたが、う~ん、少しサイズアップしたかな1km上流には車が止まっていることを確認して川に下りたので、フレッシュな区間は1kmしかなく、すぐに足跡がある地点まで来てしまったが、天気もよくなさそうなので、川を代わる時間ももったいなく、そのまま上がる。基本は川の中を歩かない川だから、人の後追いでもそこそは釣れる。さすがに魚もあわてているというか、早くなったけれどね。これが今日一かな。歯も生え、顔も鱒顔になりつつあるが、この時期のヤマメはきれいだな。さて、今年の解禁日に椎葉村のメインストリートの豆腐屋に寄ったが、カギは開いているのに不在だったという話を書いたが、早めに釣りを終えた今日、菜豆腐を買うべく再度椎葉のメインストリートを目指す。飯田豆腐店のドアをガラガラと開けると、今日はお母さんがいた。「菜豆腐1丁下さい」と言うが、とりあえず「座ってお茶でも」という話になった。さてそれから、俺はお母さんと約1時間の茶話会を開催するのだが、お茶を入れている間に、お母さんが工場から豆腐を持ってこられたので、俺が頼んだ菜豆腐一丁かと思ったら、試食と言うか、サービスと言うか、お母さんと俺の茶話会のお茶のアテと言うか、菜豆腐と白豆腐。さらには、お母さん手作りの、うどやサツマイモの天ぷらに、おからに豆乳も出てくる。このうどの天ぷらの塩加減が絶品と言うか、食った俺にしかわからない。(笑豆腐にまぶした(去年は買った)油みそも絶品なのだが、これはお母さんの品ではなく、ご近所さんの品らしく、今日は売る分(俺が買う分)はなかった。残念。お母さんはしきりに「ご飯があればよかったのに」「ご飯がなくてごめんね」と言われる。いやいや、これにご飯まで付いたら、豆腐定食ですから・・・椎葉村の菜豆腐は元々超木綿豆腐だが、飯田豆腐店はスーパー超木綿豆腐なので、3時間掛けて家に持ち帰っても、水分が一滴も染み出さない。こんな豆腐をあれだけ食えば、結構腹いっぱいだなと思いながら飯田豆腐店を後にしたが、車を運転中満腹感が半端なく、家に帰るまで何も食う必要がなかった。ちなみに2パックに分けてもらっているけれど、これが1丁(800円)分で、よその菜豆腐(300円くらいか)の3倍はある。豆腐の横に写っているおからと言うか、おからの素(味は付いていない)もいただきもの。これは俺には手の施しようもなく、GWに帰ってくる予定の妹に期待して冷凍する。
2015.04.12
コメント(12)
まずは、わざわざ書くほどのことではなかったのだが、魚釣りの話を。目覚ましで3時に起きた時には、結構雨が降っていたので、1時間様子を見たけれど、約半年ぶりの解禁日なので辛抱堪らず出発した。九州中央道(と言っても開通区間は1Kmほど)小池高山ICを下り一般道に入ると、店頭の幟が激しくはためいていることに気づく。椎葉村に入り、まずは遊魚券を買いに寄り、販売所のおじさんと話したが、さすがの雨で遊魚券を買いに来る人も少ないらしい。しかも十根川の中流域は河川工事が入っていて、何台もユンボがうずくまっている。それでも川に下りられる場所にはそれぞれ車が止まって、雨の中用意を始めていた。なんとか一ヶ所俺のイス(川に下りる場所ってことね)を見つけて、まだ雨が降っていたので、とりあえず朝飯を食いながら様子を見る。その後も車が続々やって来て、車を停めてこちらの様子を窺っているから(こいつも釣り人なのだろうか?って確認ね)、ぼやぼやしていたら横入りされかねんと、7時半頃に準備を始めた。川に下りたら、雨の影響だろう笹濁りなんだよね。ただ風は止んでいた。仕方ないからとりあえずここで始めたけれど、魚の気配はまったくない。何を投げても反応なし。ニンフに替えてもピクリともマーカーが動かない。釣れなくても水の中で反転されるのが見えたり、魚が(人を感じて)走ったり、マーカーライズでもあれば希望があるが、本当になんの生命反応もなかった。そうこうしているうちに、笹濁りが泥濁りに変わってきた。と言っても急な増水ではなくて、工事現場に近づくにつれ泥水が混じる感じ。そのうちに、川沿いに車が止まっていた(人が下りたであろう)地点まで来たので、これ以上この川を攻めても無駄と一旦上がる。こういう時のとっておきの川を見に行ったが、短いレンジに車が3台も止まっていて、いくら川に踏み込まない場所だと言っても、これは無理だとあきらめる。仕方ないので、去年の解禁でも少しだけ竿を出した、上流のほんとに小さな川まで車を走らせる。そこまで上流に上がれば、濁りはまったくなく、椎葉の川らしいクリアーさだった。小さな川だから、川に下りた時点が一番よくて、その先細くなる一方なのだが、そこで全く出ないので、ここも先行者がいるのかなと思ったが、その頃には雨もほぼ気にならなくなってきたので、丹念に打ちながら上がっていくと、やっと一匹、いかにも当年放流魚が釣れた。ほんとね、大きさなんてどうでもよくて、顔を見れてほっとしたよ。この季節だから、魚が出るポイントは、ちょっと深みがある流れの脇なんだけれど、一匹出ると、そこをしつこく流していると必ず2匹目、いい時には3匹目が出てくる。サイズ的にはずっとこのサイズだったが、数だけは2桁釣れた。当年放流魚だからプレッシャーがないというか、怖さを知らないというか、スーッとフライの後ろをついて来るものだから、その出方じゃ食わないだろうと、フライをピックアップしようとすると、その動きにつられてパクっと食いやがる。えっ 君釣られるのって感じだった。結局、ちょうど12時まで釣り、とりあえず今日は終わり。帰りに菜豆腐を買おうと思って、椎葉のメインストリートにある豆腐屋に寄ったが、ドアは開いているのに、呼べども呼べども人はおらず。不用心だなあ。菜豆腐はまた次回にでも。そして次回はもう少しだけサイズアップもお願いしたい。
2015.03.01
コメント(6)
まだまだ先かと思っていたら、もう明日は渓流解禁だった。今年はウェーディングシューズとメインの#3ラインを交換しなければいけない年で、品物は2月の中旬には届いていたのだが、遠足の日に早起きし過ぎる奴はよく聞くが、遠足は明日なのに3時半に目が覚めて、やっと梱包を解いて、その時間から釣りシーズンに向けての用意をしていた。こんなビニール紐ごときで(定価は)5,000円近くもしやがって、しかもそれはランクとしては安物(エアセル)に過ぎない。シューズも悩んだけれど、ピンが効かなくなるとともにシームも破れて来て、高級品を買っても、ソール交換ではなく買い直すことになるので、安物にした。俺は基本フライフィッシングしかやらないから、オルブライトノットって年に一回、バッキングとフライラインを結ぶ時だけなので、いつもやり方を忘れて、ネットで検索しなければならない。検索すれば、「なんでこんな簡単な結び方を忘れるかな」と思うのだが、次にやろうとする時はやっぱり思い出せない。新しいラインを巻いて、リールのねじ部を増し締めして、ベストに小道具を詰め込み、さあ始まるよって感じなのだが、明日は天気が悪いらしい。(遊魚券は村境の販売所が、解禁日は一晩中明りを点け、何時でも対応してくれる。)来週は父がマラソンなので俺は実家待機、再来週は俺がいきなマラソンなので、今週を逃すと3月3週まで行けない。(そこも父のマラソンだが、妹が帰省するはず。)なんとか一匹だけでも釣れんかな。(雨なので行かないという選択肢は頭の中にない。)
2015.02.28
コメント(6)
先々月のことになるか、kuniさんが来福された折に手渡されたお土産に、FLYが入っていた。彼がその数日前に巻いていた、マシュマロピューパと、エルクヘアカディスに蛍光イエローのCDC(ボディもイエロー)だ。(写真右)実はその前(と言っても、もう数年前)に貰ったFLYもまだ少し残っている。(写真左)俺はコレクターではなくアングラーなので、せっかくいただいたFLYではあるけれど、今シーズン最後になるであろう釣りで、実戦に投入する。前回は、matsuさんのルアーとkuniさんのFLYのmatsu&kuni祭りだったが、今回はFLYだけのOnly kuni祭りになる。朝3時に目覚ましを掛けていたのだが、1時半に目が覚めてしまい(寝たのが早かった)、時間が余って仕方ないので2時に家を出る。熊本に入った頃から小さな雨が降っていた。椎葉村(宮崎県)耳川水系十根川に着いたのは5時半だったが、今の時期5時半はもう明るくなく、朝食のパンを食べながら明るくなるのを待つ。とりあえず前に貰った分のエルクヘア・カディスを結んだが、大きくはない流れ一ヶ所で、4匹も5匹も出るものだから、調子に乗って釣っているうちに、小さなヤマメ数匹で、せっかくのFLYを一つダメにする。その後は毛鉤をローテーションしながら釣り上がるが、3連休の3日目だもんね。新しい足跡もあって、なかなかサイズアップしない。それでもちょっとだけいい型も混じり、これがマシュマロ・ピューパで釣った今日一のサイズかな マシュマロ・ピューパはハイ・フロートで、ドライシェイクでシャカシャカしながら、結構長い時間粘ってくれた。再来週の禁漁前ギリギリの週末は、松江玉造ハーフマラソンだけど、その前にもう一つ週末と秋分の日があるのだが、実は今日も「2こけ」した。この季節、水中の石は苔むしているし、今シーズンまで粘って履こうと思っている、俺のウェーディングシューズのスパイクは、もうほとんど効かなくてズルズルだ。今も右脛と右後ろ腿に痛みを感じているが、2週間あるからなんとかなるとして、マラソン一週間前に脚を傷めてしまうとおおごとだ。まあそれは、松江玉造ハーフマラソンに申し込んだ時からわかっていたことなので、来年の3月まで俺が生きて釣りを出来る体であることを祈ろう。
2014.09.15
コメント(4)
そういうわけで、前日のボウズに続き今日の話。昨夕明るいうちに不土野へ移動したが、不土野には夕立の痕跡がなかった。20km近く離れると、天候もこれだけ違うだから面白いよね。車中泊だったが、さすがに山の上でも寒くはなく、半袖・ハーフパンツで寝たが、寝袋は枕になり、小さなブランケットだけを掛けていた。まあ、車中泊だと一晩ぐっすり熟睡というわけではなく、2~3度目を覚ます。最後は5時に目が覚めて、明るくなり始めていたので釣りの用意を始める。5時半には川に立っていて、降りて竿を振った最初の流れで、とりあえず一本、ここでは良サイズが取れたのでホッとする。ところがここからが釣っても釣ってもちびっ子だった。浅いフラットな鏡面で、上から下まで10mもフライを流してやれば、順番に4~5匹は飛び出てくる感じだ。たいがいは食い損なうけれどね。小さな子の写真はいらないと思ったけれど、あまりにも釣れるので一匹記念撮影。まあ、それでも、中にはこのサイズが混じる。ところで、昨日十根川で釣って、移動前に中園本店で今日の朝食用パンを買った。いきなり中園本店といってもご存じないだろうが、平たく言えば、レンタルビデオ店を併設する、椎葉のメインストリートの中核をなすストアだ。(ただし隣のAコープ《JA》と共に、その閉店時間はあまりにも早い。)中園本店では数年前から焼き立てパンを売っている。チーズパン(2個/価格は忘れた)を持って川に降り、釣りの途中で食う。さて、十分釣ったというか、流れが釣りづらくなってきたので、最後にチビを釣ったところで納竿し、川から上がる。車まで戻り、中園本店で買ったもう一つの、食パン型くるみパン(そんな名前だったかも/確か180円)とカップスープで、2回目の朝食。一応ヤマメの顔を見られて、木陰で涼しい風に吹かれながら朝食を食って、不味かろうはずがないので、とりあえず中園本店のパンの評価は「美味い」。ところで話は違うが、このくるみパンは小さな食パン型だったが、どうも世間でくるみパンというと、花びら型だよね。参考:花びら型のくるみパンなんで決まってこの形なんだろうね今夜はご飯もないし、簡単に塩焼そば。3日連続麺類だな。
2014.07.21
コメント(6)
昨日書いたように、椎葉村に釣りに行って来た。本当は今日の日帰りを考えていたが、これだけ暑ければ、午前10時くらいまでしか釣りにならないだろうから、それならば夕方と翌朝で釣ろうと、急きょ日曜の昼飯後に用意を始める。雨が降るなんて思いが及ばず、全く雨の用意をしていなかったのだが、国見トンネルを抜けて椎葉村に入ると、今にも降りそうな天気だった。(実際はその前にも少し降ったようだった。)しかも、梅雨に降った雨が今も川に流れ込んでいるようで、道路脇には水が染み出していて、川の流れはかなり太い。とりあえず流れが大きいので、安全と思える川に降りようと車を止めた途端、土砂降りの夕立が降りだした。まあ、夕立だから一時間で止むだろうし、雷雲も発生しなかったので、雨でこの二日間のプレッシャーもリフレッシュするだろうと待っていた。予想通り雨は1時間で止んだので、それから用意をして川に降りたが、そこからは、釣っても釣ってもウグイ。いい引きをしてもウグイ。これはヤマメだろうという出方をしてもウグイ。無駄に毛バリを消費しに来たようなものだった。一泊釣行だが、今回は昼から出て翌昼過ぎには帰ってくる予定だったので、奥(尾前・不土野)までは入らず、2日とも十根川で釣ろうと思っていたが、これだけウグイばかりということは、標高(水温)が違うのだろうし、何より十根川は釣り人だらけで、土日でハイプレッシャーのようなので、思い切って不土野川まで移動することにした。ところで昨日の晩飯は、パックご飯とカップちゃんぽんだったが、もちろんご飯を湯煎したお湯でちゃんぽんを作った。だって15分も煮沸したお湯だもん、これ以上安全なお湯はない。ちなみにこのレトルトご飯は、春に走ったひとよし春風マラソンの参加賞の一部。毛鉤釣りのカテゴリーだけど、ここまで魚の写真なし。2日目(今日)に続く(ほどの釣果があるのか?)
2014.07.21
コメント(6)
三連休なので、どこかで一回は椎葉村へ釣りに行こうと思っていた。 詳しいことは帰って書くつもりだが、まさかのどしゃ降り雨、 まさかの(よくある?)ボウズ、そして予定通りの車中泊。 乾電池式のランタンしか持って来なかったので、明るいうちに酒を飲んで、簡単にカップちゃんぽんと湯煎したパックご飯を食う。 明日も暑いだろうから、朝の間だけ竿を出して帰る予定。 もし明日のブログで不自然に釣りに触れていなければ、察してそっとしといてくれ。
2014.07.20
コメント(4)
たけのこを掘ったり、家族旅行に行ったり、走っているうちに季節は過ぎていき、4月8日以来の渓流釣りに行く。たぶん今がフライに一番いいシーズンだろうね。メイフライシーズンだもん。そういうわけで、いつもの宮崎県椎葉村十根川に降りる。ところが途中の気温は8℃しかなく、高速道を散々回してきたエンジンなのに、ブルーの低水温表示が出る始末なんだよね。GW明けの南国宮崎なのに・・・そうは言ってもこの時期、とりあえずドライでしょうと、パラシュートで釣り始める。最初の2~3投はなんの反応もなく、「これは川の選択を間違えたかな?」と思ったら、当年放流魚らしい、バッグリミットにも満たない、小さな奴が釣れた。最初で最後かも知れないから、一匹目は小さくても写真に撮っておかねば。(という割には、ライディングネットにも納めないぞんざいな扱い。)それからはこの川のレギュラーサイズ、20cm~23cmくらいまでが入れ食いで、これはちょっとアクシデント(掛かりが浅くてキャッチしてから抜けた)があって、直接手でというかグローブ越しに触っちゃったけれど、こうして写真で見ると、ヒレボロの当年放流魚だな。釣りすぎて何が何だかわからないけれど、たぶんこれか、次の写真奴が最大だから、サイズ的には23cmまでだった。途中、止まりそうになだらかな流れの尻で、リングライズのように口だけ出して吸い込むから、これは尺かと期待したが、合わせた瞬間軽かった。あまりにも釣れ過ぎて飽きてきて、ファイトの瞬間を写真に撮ってみたが、コンデジじゃいまいちわかりにくい。この子は俺と闘いすぎて、ちょっと疲れたかパニックに陥ってしまい、しばらく足元に佇んでいた。(しっかりエラは動いていたから大丈夫だろう。)11時近くになって風が強くなり、フライフィッシングの範囲を超えたので、納竿した。
2014.05.11
コメント(4)
先週というか今週の日曜日は釣りに行く気はなかったのだが、土曜の夕方は飲み始めが早かった結果、飲酒終了も早くて、寝たのも早かった。そのせいか日曜の2時半には目が覚める。それ以上は寝れそうになく、ネットで椎葉村の天気予報を見たら、最低気温2℃だったが風は静穏なので、急きょ釣りの用意をした。福岡を出発する時から風が強くて、高速の吹き流しは鯉のぼり状態だったが、天気予報の静穏を信じて車を走らせる。国見トンネルを抜け椎葉村に入っても、所々の商店の幟ははためいていて、とても静穏という状態ではない。それでもせっかく来たもの、用意をして川に下りた。ひたすら風待ちをして、風が止んだ瞬間に毛針をプレゼンテーションする。解禁初日はあんなにいた釣り人も、1ヶ月経つとすっかり姿を消し、雨と強風で川もリフレッシュされたのだろう、サイズはともかく魚は出る。一匹目より少しサイズUPしたかな今日一のサイズのはずだが、写真の撮り方がいまいちで大きく見えない。数釣りは出来たのだが、11時を過ぎても風は止まずストレスが溜まる一方なので、その時間で納竿した。今週末からはタケノコクラブの活動の季節なので、釣りもしばらくは休みだな。白菜も春菊もダブついている今夜は、中一日でアグー豚のしゃぶしゃぶなので、書くこともなく釣りの話で濁す。〆はうどんの予定だったが、〆まで行きつかず。しゃぶしゃぶを食うのに酒を飲まないなんて考えられず、今夜は本来なら酒を抜くべき火曜だけど、迷わずに呑む。というか、どうも週が始まったばかりの火曜日に酒を我慢するより、木曜を休肝日にした方が楽なような気がして、木曜に期待しよう。昨日のブログで皆さんにスルーされたから、自分でツッコまざるを得ないけれど、カバヤは「ジューC」でイリアは「ジューシィ」だから。
2014.04.08
コメント(9)
3月1日土曜日は、この辺の河川の渓流解禁日だった。今年は今までとは違う川を攻めようかと思っていたが、天気があまりよくなさそうなので、引き出しが多いいつもの椎葉村(宮崎県)耳川水系に向かう。結果として、慣れた川に行って正解だったと思う。だってもう人多すぎ。解禁初日が週末になるのは久しぶりだが、こんなに釣り人いたんだって感じだった。俺はいつもの地点から川に下りたが、1kmちょっと上流には他の人が入る準備をしていた。まあ、俺が2時間掛けて1km釣り上がる間に、その人も徐々に釣り上がって行って、川自体は2時間休むからいいかと思っていたのだが、その地点まで来ると、ポイントに居着きのエサ師で、さらに俺がそのまま行くとポイントを潰すことになるので、今来た川を自分のサオ抜けを探して下っていく。山には相当量の残雪があって、雪代が流れ込んでいる状況だが、気温は6℃もあったので、さすがに初物はドライで釣りたくて、ずっとドライを投げていた。一匹目はちょっと小さいけれど、今年の初物だから一応、撮影。これが昨日一番いい型かな結構浅い流れで反射で食ってきた。7時から2時掛けて釣り上がった川を、2時間掛けて釣り下って、川を替わろうと思ったが、さすがにどこも人が入っていた。仕方ないから小さな川に下りたのだが、一投目で、型は小さいが元気に出てきた。ここいいんじゃないと思ったが反応はそこまでで、よく見るとちゃんと新しい足跡があった。当日すでに人が釣り歩いた川を後追いで釣るのなら、川原を歩いただけで魚がプレッシャーを感じる、浅い小さな川ではなくて、川の中を歩かないような大きな川の方がいいので、取って返しまた違う川に下りる。そこも前方に釣っている人がいて、その後追いだったんだけど、その割には反応がよく、ボチボチ釣れていたのだが、先行者と俺の間にまた別の釣り人が現れたんだよね。こちらに向かって歩いて来て、俺の姿を発見して踵を返したから、そのまま川から上がるのかと思ったら、そこで釣り始めやがった。普段なら「それはないだろう」と文句の一つもいいたいところだが、まあ、これだけ人が多ければ、釣るところがないんだろうから仕方ないね。夕方4時ごろ雨が降り出したので、まあ、お腹いっぱいかなと納竿した。雨自体はたいして降らなさそうだが、今日日曜日はもっと人が多くなりそうだし、魚も朝昼夕と1日に何度もプレッシャーを感じて、少し臆病になるだろうし、泊まる気力は消え失せてさっさと帰ってきた。家に帰って酒を飲んだらさすがにそのまま翌朝まで寝てしまい、昨夜は晩飯も食っていない。おまけに朝起きたらメガネまで壊れてるし・・・コタツの中で寝てしまい、メガネを体で踏みつけたようだ。(目が覚めたのはなぜかちゃんとベッドだった。)
2014.03.02
コメント(6)
昨夜は不土野川のほとりに車を止めて、一人だから簡単に、さんまかば焼きの缶詰と惣菜のフライドチキンでビールを飲み、椎葉村のスーパー(A-COOP)で買い求めた天むすを食った。あたり一面に暗闇しかない中、ノンボーカルのジャズを聴きながら夜は更けていく。なにが怖いって生きてる人間が一番怖いから、ちゃんとドアロックを確認して寝た。今朝5時半に目覚めたが、風は治まっていない。そりゃあそうだな、台風が来てるからね。それでも昨日よりはマシな気はする。家を出る時にこの風が吹いていたら諦めるけれどね。とりあえず支度をして川に下りた。反応はあるんだけどサイズは小さいんだよね。それでもこの風の中、釣れるだけでよしとしなければ。朝は車より下流の地点に下りて、車まで釣り上がったところで、一旦川から上がり、朝飯を食う。せっかく川から上がったのでカップスープ付き。スナックスティックは9本全部が朝飯ではなく、半分は川に持って下りて昼飯になる。不土野川のヤマメって、椎葉の中でも一段ときれいなんだよね。参考 前日釣った十根川のヤマメ昼過ぎまで粘って、サイズは出なかったが、あの風の中、数はそこそこ釣れたので、まあ、満足ではないけれど、よしとしなければね。来週は土曜月曜に用事があるので、今年の渓流はこれで多分終わり。この週末は、金土が中洲JAZZで、日月は釣りに行って、遊びまくったなあ。リフレッシュして来週は一生懸命働くのかというと、明日の午前中は健康診断だ。すでに明日は火曜だし、そうこうしているうちにすぐにまた週末だよ。
2013.09.16
コメント(6)
椎葉村(宮崎県)に来ている。今朝はゆっくり家を出て、昼から釣りをして、 一人だから車中泊で済まし、明日の午前中まで釣る予定だ。 出発前の天気予報では、午前中は雨が残るが、風は静穏とのことだった。 ところが実際は、雨は降っていないが、風がすごかった。 台風の影響だろうがマジで飛ばされそうになるくらい。とてもフライを振る状況ではない。 なんとか粘って、小さいのを2本出すのがやっと。 今日は十根川を釣って、今は不土野川まで移動して来た。 周りに灯りが全く見えない暗闇の中、カーステレオで買ったばかりの藤原清登氏のアルバムを聴きながら、 ビールを飲めば、もう他にする事はない。 俺の周り数キロ四方には、灯りも人気もない真っ暗闇だから、俺はもう寝るよ。 明日の朝、奇跡的に風が止んでいることを祈りながら。
2013.09.15
コメント(12)
気がつけば、渓流釣りも四週で終わりだ。今年は夏が暑すぎて釣りに行けなかったが、9月の声を聞いて急に秋めいて来たので、今月は頑張らなくては。とは言っても、今日は天気予報がよくなくて、椎葉村も昼からは雨とのことだったので、誰も誘わず単独釣行となった。2時半に出発した時にはすでに降っていたが、椎葉は降っていないと信じ車を走らせる。途中、高速を福岡から熊本に入ってもずっと小雨が降っている状況で、国道218号を馬見原(熊本県山都町)から265号に曲がってもまだ雨は止まなかった。ところが不思議なことに、五ヶ瀬町と椎葉村の境の国見トンネル(旧国見峠)を越えると、雨は降っていない。この国見峠を挟んだ天候の変化は、何回となく経験したからわかっているつもりなんだけれど、本当に不思議だ。秋らしくなったので、尾前・不土野は無理でも、十根の本流に入るつもりだったが、入渓ポイントに着いて川を見ると、流れがかなり大きい。今週は結構雨が降ったもんな。下りろうと思えば下りられる程度だったが、一人だし秋らしいゆっくりした釣りをしたので、こんな時にとっておきの別の川に下りた。準備が終わった頃ちょうど6時のサイレンがなって、俺の戦闘も開始した。結構流れは強かったがここのアベレージの20オーバー25アンダーが溜まりごとに出る。正確には溜まりごとにではなく、溜まりで数匹は出るんだけどね。ところが、あるゆるやかな、結構深みがある流れで、「明らかに尺」がスーッと浮いて来た。大きいヤマメってガツッとは食わずにモフッとくわえる程度なんだけれど、まさに今 と合わせをくれたが、早すぎたようで、潜水艦はスーッと沈んでいく。いやいや、わかっている。逃がした魚は大きかったって言いたいんだろうでも本当に明らかに尺だったんだから・・・その後もコンスタントに釣れはする。これ結局今日一のサイズだな。この写真じゃ大きさがいまいちわからないだろうが、太さはなかったが長さはそこそこだった。川に持って行く携行食は、普段はパンが多いのだが、今朝は某コンビニに寄ったら、おにぎりが100円セールだったので、珍しくおにぎり3個を買った。まあ、一日の釣りで尺を1匹出せればいい方で、もう出ないと思って油断していたら、もう一匹、別の淵で明らかに尺が出て、今度は合わせ切れしてしまった。合わせ切れは完全に俺のせいだ。いやいや、わかっている。逃がした・・・(以下略もう全身の力が抜けるって。雨で魚の警戒心と川がリフレッシュされて、まさに千載一遇のチャンスだったのだろう。来週行ってもこの幸運には恵まれないだろう。って、釣っていないから不運なんだけれど。2度あることは3度あるのか、はたまた三度目の正直かと思ったけれど、もうそんなサイズは出ることなく、ここのアベレージがひたすら釣れた。俺は最近○眼で、段々センシティヴな川面の状況が見えなくなってきたので、思い切って、蛍光イエローのハックルに蛍光ピンクのポストのパラシュートを巻いてみた。これが○眼の俺の視認性だけではなく、白泡の上から白泡の切れ目に掛けて流してやると、ヤマメの視認性もいいようで、結構反応がいい。ちなみに尺(と信じている)を合わせ切れさせたのもこの蛍光パラシュートだった。気温は24℃くらいしかなかったし、こまめに水分補給をしていたにもかかわらず、10時前に嫌な汗を掻きだしてのどの渇きが止まらなかったので、これはやばいと終了した。帰りの車の中でもかすかに頭は痛かったが、まあ、夜になって酒も呑んだしたいしたことはない。
2013.09.08
コメント(8)
毎日、暑いのと疲労(当然仕事ではなく、歩いたり走ったりチャリだったり)で、一つの記事を書くのが限界だ。それさえも途中で寝てしまって、変な時間にUPしている。日曜日に釣りに行った記事も書いておかなければと思いつつ、もう次の週末が来た。先週日曜は椎葉村へ行った。今回は一人だったので安全な川に下りるべく、2時半に出発して5時半頃椎葉村に着き、支度を終わらせ水辺に立ったときに、ちょうど6時のサイレンが鳴った。その時点で気温は25度を切るぐらいで、川を渡る風はまだ気持ちよかった。魚はピョンピョン出るんだよね。特に小さい魚体は、「お前ら、水族館のイルカショーか」というくらい、水面の毛針を飛び越えて、空中で1回転して水中に帰っていく。小さな魚体に交じって、このアベレージの20オーバー25アンダーもそれをやるんだよね。なんだろう、ドラグが掛かっているとかの問題ではないような気がする。「俺達テンション高いぜ」みたいな・・・そしてちょっとラインを外れれば、この時期お約束の、赤いやつとか黄色いやつとか銀色のやつが襲って来て、俺のフライをダメにする。そんな中、アベレージの20cmオーバーはそんな落ち着きのないやつらばかりではなく、ちゃんとお行儀よく食べに出てくるやつもいる。いつもに増して撮影が乱雑だけど、そんな気温だから、なるべく魚を早く水に帰したいし、手で触れたくないし、石の上に寝かすなどもっての外で、バタバタ写して帰ってもらう。朝の間はよかったが、日が射すと途端に汗が吹き出し、「今日はもうそこそこ釣ったからいいや」と川を上がり、時計を見たら9時だった。往復6時間・実釣3時間。それでも家に帰って来て、かすかに頭が痛かった。これからしばらくそんな感じだな。
2013.07.19
コメント(8)
昨日書いたように椎葉村に行って来た。2時に目覚ましをかけていたんだけど、早めに酒を呑んで、早めに寝たので、1時に目が覚めてしまった。じっと待っていても意味がないから出発するが、夜明け前に着いても仕方ないので、途中まで下道を走る。いつもは片道1,400円(休日特別割引)の高速通行料が、今朝は400円だった。それでも、椎葉村への到着は、いつもと30分しか変わらない。一人だから安全な場所を選んで川へ下りたが、猿叫に威嚇される。梅雨入り直前だから水量がものすごく少ないんだよね。それでいて水は澄みきっている。さらには一人だからゆっくり釣り上がるので、川の中が丸見えなんだよね。こんなにも魚に見きられまくっているんだ・・・ と実感する。スーッと浮いてきた魚が、あるいは一旦フライを追い越して反転した魚が、急に意欲をなくして沈んでいく。まあ、見きられるのにはいろんな理由があるんだろうけれどね。例えば、ドラグが掛かっていたとか、フライのがヘボイとか、俺が川に近づきすぎだとか・・・魚側から見きられた魚体、フックしたのに俺が下手くそでバラした魚体、一体どれだけの「本命」を出して、どれだけ指をくわえて見送ったのだろう。これはエルクヘア・カディスをきれいに食いこんだので、写真に撮ったが、ちょうどその部分がフラッシュで光ってら。まあ、俺的には、大きい魚体から順に獲りそこなっているので、キャッチした中ではこれが最大だったと思う。数的には「わんさか」釣れたが、流すラインを少し間違えると、赤やら白やら黄やら、俺のドライフライを一発でダメにする奴らが現れて、結構苦労をしたが、相変わらずのヤマメにニジマス交じりで、数としてはいい釣りだった。
2013.05.26
コメント(8)
昨日は椎葉村に行って来た。GWの前半に人が入りまくっているだろうし、渇水気味だし、日帰りだしということで、奥までは行かず十根川に下りる。さすがにもう5月だし、言っても南国宮崎なので、防寒対策は全く頭になかったのだが、明け方気温を確認すると3度だった。さ、3度 長袖シャツ1枚しか上着はない・・それでも、真冬の3度とは全然違って、風もなかったし寒くはなかった。まあ、釣り人+渇水で魚に対するプレッシャーがかなり高いのだろう、まだ学習不足の当年放流サイズしか釣れないんだよね。そんな中粘っていたら、ちょっといいサイズが出てフライをくわえこんだんだけど、どうも暴れ方といか走り方が違う。アクティヴに上に下へと走りたがるんだよね。やっぱりお前か~。写真で見ると微妙で、ヤマメと言いはれたかも? 無理か。その後気温が上がるにつれてボチボチのサイズが出始めた。ところで、筍ご飯が一食分だけ冷蔵庫に残っていたので、おにぎりにして持って行った。いつもは行きのコンビニで買ったパン程度なんだけど、川で食べる自作のおにぎりは、また格別の貧乏くささが。午前中いっぱい釣って、川横に車が止めてあるのを見つけ、そこから先は先行者がいたようなので終了。多分、GWの釣りはもうこれで終わり。少しフライを巻き足さなきゃ。タイトルの「虹をみたかい」(渡辺美里)は単純にニジマスを見て思い出して、そこから先、魚釣りをしている間中口ずさんでいただけ。
2013.05.04
コメント(10)
今年は3月初めに、俺が走ったり親父が走ったりしたので、渓流解禁に乗り遅れたが、先週(17日)と今週(24日)はやっと椎葉村(宮崎県)に行って来た。遅くなったがまとめて書いておく。17日は一人だったので、十根川の安全な地点に下りて釣り上がる。朝6時の時点で気温は2度しかなかったが、それまでがずっと暖かだったので、ドライでバンバン出た。ただサイズは小さいんだよね。とりあえず1匹目と2匹目を写真に撮って、後はサイズアップしたら撮ろうと思っていたら、結局そのままだった。数は釣れたんだけどね。解禁当初だから魚もプレッシャーが少ないみたいで、正確にはいい魚体も反応したのだが、なにせこちらも慣れていないので、いい魚体にモソッと動かれるとこちらが慌ててしまう。前に書いたように、この日は高速が通行止めになって、帰宅は21時半過ぎだった。今週は2人だが、同行者が(旧)新人君だったので、安全を考えて前週と同じ場所に下りた。相変わらずこのサイズから始まったが、今週は少しましなサイズも混じる。ましなサイズなんだけれど、写真の撮り方が微妙でよくわからないね。実はしばらく前に携帯を替えてスマホにしたので、この際デジカメを川に持って下りずに、スマホのカメラで撮影しているのだが、慣れないのでいまいち。今夜は家族会で中華だったんだよね。 そういうわけで警察24時は観ていない。録画しているからまあいいんだけれど、明日は明日で警察24時だ。いくら番組改編期とはいえ少し考えて放映してくれれば・・・
2013.03.27
コメント(12)
渓流釣りのシーズンも今日で終わりだが、今日は台風の影響がありそうなので自粛した。椎葉村の天気予報は弱雨で風力も1程度だったが、台風だからどう転ぶかわからないしね。何よりここで雨に濡れた石に滑って足首でもひねろうものなら、今月130km以上も走りこんだことが無駄になってしまう。(無駄にはならないけれど。)先週の日曜日(23日)も天気が悪そうだったので誰も誘っていなかったが、2時前に目が覚めたら行けそうな天候だったので、一人で椎葉村を目指した。去年のことになるが、matsuさんにルアーを1個譲っていただいたが、俺はまだそれを使って他魚しか釣っていない。その前だったか、kuniさんからはエルクヘアカディス他のフライも送ってもらっていた。そこで、一人でゆっくり釣りが出来るこの日に、第一回matsu-kuni祭を開催します。matsu-kuni祭と言っても「2人が作ったルアー&フライで俺が釣る」というだけの話だ。6時前に椎葉村に着いて、一人だから安全な川を選んで、まだ小さな雨は残っていたが、まずはルアーのタックルをセットして川に下りた。結構流れが強くて、流れにダウンクロスにルアーを入れて軽くトゥイッチングすると、いきなり魚が絡んできたが、これは掛かりが浅くてダンスしただけで取れなかった。ルアーなんてめったにやらないので、思い出し思い出しロッドを振っていたら、次の溜まりでたくましい生命反応をロッドに感じた。結構いい型のヤマメが、がっちり口にmatsuルアーを食いこんでくれた。ちょっと出血させてしまったけれど、元気に川へ帰って行ったよ。今日の俺は行けるんじゃない と思った次の瞬間悲劇は起こった。あの芸術的なmatsuルアーを流れの向こうにキャストして、トゥイッチングしようとロッドをあおった瞬間、ロッドからテンションが消えた。根掛かりが怖かったからフォールさせずにすぐに引きはじめたつもりだったんだけど・・・素人の俺がセッティングしたシステムがいけなかったんだと思う。元々リールに巻いていたラインだから記憶がおぼろげだけど、多分、エギ用の0.8号くらいのPEラインに、ショックリーダーに4Xのフライ用のリーダーを1mくらい継いでいた。あのルアーは絶対ロスト出来ないと、川に入って探したけれど、そもそもどこにひっか掛かったかわからないので見つからなかった。ごめんよー、matsuさん。俺みたいなトーシロが簡単に使ってロストさせちゃいけないルアーなのに。失意の中、一旦川を上がって、フライタックルをセットして同じ川に戻る。次はkuniさんのエルクヘアカディスで釣る。この日は結構水量が多かったので、本流の流れの中に放り込むと、いくらエルクヘアといえすぐに浮力をなくすので、流れの脇を丁寧に流すと、スーっと浮いてきたヤマメが、小さめだけど何の疑問もいだかずくわえこんだ。この後、いつもの通りこのサイズを超えたら撮影しようと思っていたら、上からテンカラ親父は釣り下って来るし、大きな淵にはエサ釣りオヤジが居着いているし、結局、この日の椎葉でここしか釣りにならなかったってことだろうね。この先週の釣行で俺の今年の釣りは終了した。最後にmatsuさん、丹精込めたルアーをロストしてしまってごめんよー。
2012.09.26
コメント(8)
先週の日曜は久しぶりで椎葉村に釣りに行った。今ブログで確認すると5月28日以来の釣りなんだよね。その後梅雨に入って、梅雨が明けたらいろいろあって全然釣りに行けなかったけれど、禁漁までの残り1ヶ月だから、今月は釣っておかなければ。ところが国見トンネルを抜け椎葉に入り、道沿いの十根川を見ると明らかに流れが大きい。北部九州は、最近はそんなに雨が降らなかった(ゲリラ豪雨以外)ので思いもしなかったが、台風の影響を受けて結構雨が降ったのかもしれない。車を止めて川を見たけれど「これはちょっと止めた方がよさそうだ」と断念し、こんな時のとっておきの川に向かう。とっておきも増水していたが釣りは出来る状況で、ドライフライに魚が次から次に出る。ウグイやらオイカワやらアブラハヤやら・・・ その中に時折ヤマメが混じる。小さいんだけどね。(魚も小さい上にフライが#10なので、いよいよ魚が小さく見える。)流れの中でヤマメ、流れを外れると他魚かというとそうでもなく、ヤマメが流れの脇で出たり、ウグイが本筋で元気に出たり。途中から川が開けたゆるやかな流れになるのだが、魚影がものすごく濃くて、フライが今にも止まりそうな穏やかな流れで、同じ場所をしつこく何回も流すと、ポンと本命が出たりする。サイズは大きくならないんだけどね。どのくらい流したかと言うと、今でも右肩が張っているくらい。俺だってフライロッドを振って長いから、今さら#3で肩が張るとは思いもしなかった。実はサイズが大きくならないって言うのはウソで、本当は人生最大の一発を掛けた。ふわっと出てきて反転した瞬間合わをくれてやったんだけど、3番ロッドが簡単にのされて(それまでずっとサイズが小さかったから油断があった)、そのままロッドから生命反応がなくなった。反転した時にはっきりと魚体を見たんだけど、いや、マジで人生最大だった。ここはかなり距離はあるけれど上下とも砂防ダムなので、ダム湖育ちではないだろうけれど。もう一匹、こっちは出たけれど「乗らなかった」んだよね。う~、逃がした魚は泳いでいる。結局、50匹くらい魚を釣ったんだけど、本命は2割程度。
2012.09.04
コメント(10)
多分、今年4回目になるであろう椎葉村に行って来た。前回書いたように、国道265号線は椎葉村内仲塔~奥村橋間で法面崩落のために、夜間(午後8時~翌朝6時まで)通行止めになっている。今回は6時に合わせて深夜3時に出発した。椎葉に入ったのが5時40分過ぎだったが、みんな学習したようで前回は行列になっていた規制地点だったが、俺たちが一番乗りになってしまった。夜明け前は9度しかなかった気温が陽が昇ると一気に30度になる。6時過ぎに通行可になって、それから釣り場まで車を走らせて、用意を始めるので、(魚の)朝食タイムにギリギリ間に合うか間に合わないかで、朝一にポンポンと出た後は、夏の、誘って誘って底から魚を引きずり出すような厳しい釣りになる。まだ暑さに体が慣れていないのだろう。水分を補給していたにも関わらず、11時過ぎに頭が痛くなって終了。家に帰って17時から酒を呑んだら、そのまま寝てしまった。晩飯の仕込みはちゃんとしていたのだが、全てを冷蔵庫に戻して、明日の晩飯にする。釣行時に食おうと思って買って、結局食わずに持って帰ってきたコンビニおにぎりが1個あったので、今夜というか今朝というか、深夜2時半にこれだけを食う。18時過ぎに寝入って2時に目が覚めて、8時間寝ているんだよね。もうこれ以上は寝れそうにない。
2012.05.27
コメント(8)
釣行のために車を走らせていると、周りの車が全部釣りに向かっているように見える。俺たちを追い抜いた「釣りステッカーが貼ってある四駆」が同じインターで下りたりすると、まあ冗談半分だが、「俺たちの釣る場所がなくなるって・・・」という話になる。高速を下りてからも椎葉村まではまだ100kmくらいの距離があるんだし、釣りブーム(特に渓流釣り)は終わっているから現実にはそんなことはないんだけどね。でもそんな時の俺たちの頭の中では、『国道265号線を椎葉村に入ったら、あの離合もできないような狭い川沿いの国道に、 釣り車が行列をなしてひしめき合って先に進めない。』みたいな情景が浮かんでいる。何度も言うが、現実にはそんなことない・・・ はずだった。GWはいつもの釣り仲間の予定が合わず、まあ、魚より釣り人の方が多いくらいだろうけど、1回くらいは行っておくべきだろうと、4日に旧新人君と日帰りで椎葉村に向かった。俺たちは今回かなりゆっくり出発して、椎葉村に入ったのが6時少し前だったんだけど、仲塔小学校(多分休校中)の先辺りで、俺たちの前に釣り車が10台くらい列なっていた。つ、ついに椎葉村が釣り車であふれる日が来たのか本当は、265号線に入ってすぐから案内板が出ていたから事情はわかっていたんだけど、また265号線が「落ちて」夜間(20時~6時まで)通行止めになっていた。俺たちは偶然遅く出発したので数分しか待たずに済んだけれど、下手したら昨晩からここで待ちぼうけを食らった人もいたかもしれない。今回は道路が落ちたんじゃなくて法面が道路上に落ちていたので、人の目で監視できる昼間は通行可のようだ。確か2005(平成17)年の台風14号が九州に大きなつめ痕を残した時には、R265号が長期全面通行止めになって、R503号を飯干峠を経て諸塚から入ったが、深夜のうちに椎葉に入ろうとしたら今回もそのルートしかないのだろう。前に並んでいた皆さんはその時間から奥(尾前や不土野)を目指したようだが、俺たちはしゃばいから十根川で妥協する。というか元々十根川の予定だし。ところが十根川に下りようとすると増水がすごい。一人なら川に下りるのを躊躇するほどだ。ギリギリ川の端を歩けるかから下りたけれどね。えっと、ここまでが前置きで、ここからが本編だ。かなり増水しているが、川には複数の足跡があり、GWだから当然数日以内に人が入っているだろう。それでも朝一、20cmを超えるサイズが顔を出す。この後これを超えるサイズだ出たら写真を撮ろうと思ったいたら、これっきりになった。足跡ばかりの川だからしかたないよね。それでも丁寧に流せば出た。この魚はニジっぽい出かたをしたんだよね。同じ魚とは限らないけれど、しつこく流せば何度も出た。(複数の魚がその流れに溜まっていたのかもしれない。)今夜の晩飯は昨日の残りの中華丼だから書くことがないんだよね。誰も言ってくれないから自分で言うけれど、昨日の中華丼の画像は今朝俺が自分で見ても、これは美味しそうだと思う画像だ。
2012.05.08
コメント(10)
やっと俺たちもお正月というか解禁だ。今回は相棒と2人で、十根川の本流を目指す。十根の本流は足跡だらけでかなり厳しい状況だった。それでも気温が8度(水温未測定)もあったから、20cmを切れるようなサイズが顔を出してくれる。ところが、しばらく川を上ると極端に魚の「出」が悪くなる。「これは途中から誰か上流に入って頭を抑えたね。」と相棒と話していると、相棒が突然「おぉぉ、なんだ こりゃあ・・・」と声を上げる。見ると、河原に25cmはゆうに超えるウグイが口をパクパクさせながら捨てられている。少し前方を見ると長尺の竿が振られていた。いや、俺も魚釣りをするし、自分だけがいい子になろうとは思っていないよ。俺たちはノンキープ・リリース派だけれども、リリースした魚の何割かは体力が回復しないうちに鳥などに食われているかもしれないし、何より「合わせ切れ」した魚の多くはラインが絡みついて殺しているかもしれない。だけど、いやだからこそ無益な殺生は避けて、豊かな川を守るべきだろう。ターゲット外の魚種だったからと平気で殺そうとするその気が知れん。相棒がその魚を川に戻すと、魚は元気に泳いでいった。俺はその先行者に一言いってやろうと思ったけれど、俺より気が短い相棒が「やめとけ」というのでぐっとこらえてそこで川を上がる。もちろん「お前もウグイと同じ目に遭いやがれ」と強く念じながら。きっと次に十根川に下りた時には、川の神様が現れて相棒に、「そなたが助けたのはこの金のヤマメか?銀のニジマスか?」と聞くと思うんだよね。そこで相棒が、「いえいえ、私が助けたのは普通のウグイです。」と答えると、神様が、「なんて正直者だ。褒美に今シーズンはずっとウグイを釣らせてやろう。」と言うと思うんだよね。 俺は嫌だ・・・そんな話は置いといて、他に行く川を思いつかないので、こんな時に俺たちが頼りにしている秘密のあの川に向かう。あの川は、見た目の流れが「しゃばい」し、前後を砂防にはさまれて流程が短いし、川に下りやすい場所だし、まさかここがパラダイスだとは思われていないが、地元の人に聞くとたいがい「実はあそこがいい。」と言われる。そんな場所に下りると、どうも今シーズン始まって誰も釣りに下りていないようで(少なくても昨日はノンプレッシャーだったのだろう)、20cmクラスがビャンビャン出る。実は昨日ブログを書きかけて寝たしまったが、デジカメをPCに挿したままだったので、上の今シーズン1匹目の写真を撮ろうとしたら、思いっきりバッテリー交換のサインが出た。もちろん予備のバッテリーなんて持っていっていなかったので、そこから先は20cmを超えるような魚体のみを撮影。今回は#10・#12のエルク・ヘア・カディスがメインだったけれど、たいして大きくもない淵で3匹も4匹も続けて出るので、調子に乗ってサイズアップなどと試みてニンフを結んで遊んだりしていた。大きなサイズの写真では、魚がくわえたフライの種類までわかったのだが、リサイズすると分からなくなったので、以下、くわえているフライが写真でわかる分は、フライをくわえた口元の写真も切りだして追加してみた。ボディがグリーンのカディス#12くらい#14くらいのニンフ同じく#14くらいのニンフボディがオレンジのカディス#12くらいこの23cmくらいの痩せた、いかにも一冬を生き抜いてきたような銀化した魚体を釣ったところで、お昼のサイレンが鳴り、本日の釣りは終了。
2012.03.04
コメント(12)
最近魚介のおかずが続いたので今夜は、4本一パックの手羽元を買って来て、塩コショウとから揚げ粉をまぶして揚げる。数日前にイカの天ぷらを作った時に、魚介の天ぷらは揚げ油をボロボロにするので、使い終わった油は固めて捨てた。残っていた(未使用の)サラダ油が少なかったので、肉が半分しか沈みこまない貧相な油の量で、何度もひっくり返しながらから揚げにした。昨日の残りのレタスとタマネギのスライスサラダと麩の味噌汁に、惣菜のほうれん草の白和え。久しぶりにブログを書きかけて撃沈。寒い寒いといいつつもう真冬の寒さではないので、コタツのスィッチが切れても寒さで目覚めることはない。
2012.02.29
コメント(6)
前に書いたように津江川水系(大分県)にはしばらく入らないと決めたので、今年は菊池川水系(熊本県)の年券を買った。年券2,000円だから放流量は推して知るべし。今年4回くらい菊池川水系の木護川に入った。ボーズは1度だけだったんだけど、書くべきほどのこともなく1年が終わっていく。椎葉村(宮崎県)が(一昨日の状況で)増水で釣りになりそうにないので、今年の最後は木護川に下りる。サイズはこの程度だが、今日はなぜかパシパシ出る。禁漁前の在庫一掃セールか最後にこの「さび色」を釣って今年の渓流釣りは無事終了した。来年も元気に釣りに行けますように。俺は自営業だから、今週金曜日の最終日に休みだと言い張れば釣りに行けないこともない。でも、客から電話が掛かってきて「今日は休みなんですよ。」と説明するのも面倒だし、メリハリがあるからこの釣りは楽しいんだよね。来年3月にまたお会いしましょう、ヤマメ。
2011.09.25
コメント(6)
この3連休が遊漁許可期間最後の休日だから、今日は椎葉村に行く。6時前ごろ国見トンネルを抜け椎葉村に入り、十根川沿いの道を下って行くんだけど、明るくなり始めた川を見ると少し変だ。運転中だからよくわからないけれど、白く見える。ああ、それはダメだ。増水して川が白濁している。北部九州は台風15号の影響をほとんど受けなかったのでなめていたが、南九州・宮崎は台風の影響で相当量の雨が降ったことがわかる。いつも下りる地点で車を止めてみたがとても釣りにならない。ちなみに下の写真は、参考のために去年3月の同じ地点。仕方がないからこんな時に俺たちを裏切らない秘密のあの場所へ向かう。ところが秘密のあの場所も大増水だ。ギリギリ川に下りずに釣ることが出来たけれどね。いきなり5倍くらいに太くなった流れの中でもポツポツ出てくれたヤマメに感謝。椎葉村、また来年お会いしましょう。(禁漁期にも遊びに行くべきだよな。)こういうものを食いたくなったら、きっと秋なんだろう。里芋と鶏肉の煮物。白だしと塩に料理酒で味を付ける。昨日実家でもらった福建のから揚げにすでに数日前から切ってあった角切りのキャベツ、惣菜のほうれん草の白和え。今夜は味噌汁はなし。しばらく前から写りこんでいる漬物は、お土産にもらった京都の京つけものもりのわり大根とかいうもの。という日記を書きかけて、晩飯に睡眠薬を盛られていたようで(誰に?)意識不明に陥った。下書きに残っていたから上げておく。
2011.09.23
コメント(8)
釣りのことを書くのは久しぶりだな。多分、8月も1回椎葉村にいってるはずなのだが、書くほどのこともなかった。(一応釣れたけれどね。)今週というか先週というか、水曜日くらいまではものすごく涼しかった。もう長袖のトレーニングウエアを羽織って毎朝歩いていた。ここ数年秋の釣りがなく、夏のせせこましい釣りのまま禁漁を迎えていたが、今年は夏場の、川底に張りついたやる気のない魚を小さなフライで引きずり出すのではなく、ゆるやかな流れに#12くらいのフライをどかんと浮かべて、大きなヤマメが「ゆらっ」と出てくるような秋らしい釣りができそうだと思っていたら、木曜日くらいからまた暑くなってきた。そうは言っても、きっと山はもう秋の気配だろう。今週は一人なので耳川水系十根川に、そのなかでも安全なところに、下りる。7月8月は川に下りるのも躊躇するくらい増水しっ放しだったんだよね。それに比べればかなり落ち着いているが、何カ所か流れが変わってしまっている。早速、ゆるやかな流れに#10のカディスを結んで、3キャスト目くらいに、28cmがゆっくりとフライを銜える。俺は掛けた瞬間絶対「尺」だと思ったんだよね。引きずり込まれるようないいやり取りをしたし。計測すると思っていたのよりは少しだけ小さかったけれど、このサイズの魚体で、銀毛していない『ヤマメ』だと、きれいだ。もうちょっと体高があると迫力が出てくるんだけどね。イメージ通りに魚が出てくれるとこんなうれしいことはない。陽が昇るとさすがに暑くて、そこそこのサイズが川底から慌てて飛び出す夏の釣りに戻る。朝一が一番いい魚だったので、後は写真を撮るのを忘れていて、こんな写真しかない。いや、死にかけているわけじゃなくて、まさに反転して川底に帰って行くところだから。一応、俺の名誉のために言っとくけれど、魚があんまり大きく見えない理由は、お上品な麻呂は、手もまたお上品だからだ。どのくらい小さいかと言うと、これまで生きてきた人生で、女性と手指の大きさを比べて一度も勝ったことがないくらいに・・・いやもちろん、指は女性のように細くないけれどね。あなたの知り合いの一番手が小さな人を思い浮かべて、その人が魚を掴んでいるところを想像してください。ほら、28cmあるでしょう
2011.09.11
コメント(12)
俺のブログ的には「雑炊」なんだろうけれど、今回は増水の話。多分1ヶ月ぶりくらいに椎葉村に釣りに行く。俺たち的には増水しているという認識は全くなかったのだが、日帰りのため今回も十根川で釣ろうと、朝一番、川を見るととても釣りにならない。多分、一週間前の台風がかすめた時の雨だろうね。この川の実力を知らされる。仕方ないので上流を目指し、今下りてきた道を引き返す。みんなそう思ったみたいで、他県(俺たちも他県だけど)ナンバーの車が何台も引き返してくる。十根川の最上流部に入ったけれど、まったく魚の反応もなく、さらに増水量からこの川をこのまま上がれるのか不安になり、しゃば僧の俺たちは撤収し、こんなときに俺たちを裏切らないとっておきの場所へ向かう。こんなサイズをポツポツ釣っていたら、緩やかな流れの中、突然#10のカディスが「もふっ」と食いこまれる。いいサイズのヤマメが釣れたんだけど、ランディングネットに入れた魚を左手で水に浸して、右手でデジカメを取り出そうしていている間に、ネットを飛び出して川に帰って行った。まあ、魚に掛けるプレッシャーが極力少ないリリースの一形態だから・・・俺的にはもっとあったと思うんだけど、後ろで見ていた相棒が25cmで認定してくれたので、測定していない俺は25cmとしか言いようがない。緩やかな流れの中、25cmサイズがノンプレッシャーでドライフライに出てくるなら、こんなに楽しいことはない。釣り終わって十根川を見ながら帰ってきたが、俺らがいつもヤマメを釣っているポイントポイントには、鮎の長い竿が出ていた。ちなみに椎葉村耳川水系はヤマメも鮎も兼用の遊漁券で年券3,000円。鮎を釣らない俺たちが馬鹿だと言えば馬鹿なんだよね。
2011.07.24
コメント(10)
日曜日は椎葉釣行だった。天気予報じゃ「宮崎県北部山沿い」は「弱雨」だったんだけど、先週土曜日の時点で北部九州は梅雨入りしていなかったから、「まあ、弱雨ならなんとかなるだろう。」となめていた。南部九州はすでに梅雨だったよ・・・ 梅雨のしとしと降る雨は体力と集中力を奪っていく。6時に釣り始めて7時半にはもう集中力をなくしていた。ところが同行者(今回は元新人君)が黙々と釣っているので、俺も言いだせず竿を出していた。そういう時って魚が出ても(竿に)乗らない(釣れない)んだよね。さすがに「もうダメ。」と思って同行者に申告したら、同行者も一旦集中力が切れたのだが俺が黙々と釣っていたので、気を取り直して再度集中したらしい。そういうわけで8時半には終了。片道3時間かけて行って、2時間半釣って、片道3時間かけて帰って来てもまだ昼前。魚が川に帰っていく瞬間が撮れたので。ちぇっ、だまされたぜ。って目つき今回はこのサイズばかり。もうちょっとましなサイズも出たんだけど、乗せてはバラすの繰り返し・・・昨日炊いたマダケの炊き込みご飯と昨日作ったマダケと鶏肉のお吸い物があるから、今夜はおかずだけを作ればいいんだけど、マダケはやっぱり鶏肉と煮しめるのが一番美味いんだよね。再度、一昨日と同じものを(今度はさらに大量に)作る。グリーンリーフとシーチキンにフルーツトマトのサラダ。昨日のコメント欄にもさっき書いたけれど、フルーツトマトはフツーノトマトだった。
2011.06.07
コメント(14)
書くタイミングを逃してしまったので、次に釣りに行った時に一緒に書こうと思っていたが、2週続けて釣りに行けなかったので、もう記憶も薄らいできた。忘れないうちに書いておく。5月15日(日)は椎葉村に釣りに行ってきた。今回も日帰りだから十根川に下りる。相変わらず十根川は好調なんだよね。なんか同じような写真だけど、撮影した時間が全然違うので多分別の魚。しばらく川を上がると頭を抑えられたので、秘密のあの場所へ行く。実は椎葉村では、ゴールデンウィーク中にファミリー釣り大会が開催される。邪まなおじちゃん達は、ファミリー釣り大会の残りを釣りに行く。写真は1枚しか撮らなかったけれど、このサイズが入れ食い。さすがにヒレピンじゃないけれどね。ここで釣ったヤマメは全部この小さな体側線があったので、多分、同じ養魚場産。とある淵で少し深い位置に溜まるいいサイズの群影が見えたんだよね。ピンと来たからニンフを長めに結んで流してやるとニジマスが爆釣。でも、ニジはその淵だけだったんだよね。今日は台風でほとんど体を動かしていないのでご飯は炊かずに、酒のアテにと買って来た焼き鳥2本とコロッケ1個、レタスとキュウリにニンジンのサラダ、昨日作ったかぼちゃの煮物でだらだら呑む。今の時間、すでに腹が減っているんだけど、明日の朝のお楽しみにしてもう寝るよ。
2011.05.29
コメント(10)
やっと昨日先週の釣りに話を書いたかと思ったら、また日曜日がやってきた。今週も日帰りだから手前(五ヶ瀬から行くとね)の十根川で釣ろうと思ったのだが、暖かくなってきたし、自粛ムードばかりではいけないと思ったのだろう急に釣り人が増えて、満員御礼で俺たちが入る場所がなかった。(上流部は空いていたけれど相変わらず渇水がひどいので、釣る気にならない。)仕方ないから最後の砦「桑の木原川」に行く。実は地元の漁協関係の人に聞くと、「桑の木原川の『あるポイント』が一番いい」と口をそろえて言う。そのあるポイントに下りる。実は先週も十根川に下りた後、しばらく釣ったら頭を抑えられたので桑の木原川に移動したのだが、先週は渋かった。少し深みのある緩やかな流れの尻や脇でのっそり出てくる程度だった。ところが急に暖かくなってきたので奴らもやる気満々で、浅い流れの流芯に出ている。しかもサイズが24~5cmで揃うんだよね。浅い流れを、上からドライフライを追いかけて、一旦追い越して反転して食いに飛び出して、食い損なうなよ・・・ 今日は風が強かったので、少しドラグが掛かり気味だったのだろう。今日の最大は#10のナチュラルカラーカディスに何のためらいもなく出た25cm。なんか写真の撮り方のせいだと思うけれど、尾びれが丸く見えるけれど、実際はそんなことなく、ひと冬この川で過ごしたんだろうなあって感じだったんだよ。でかい淵があってバックが取れる状況だったので、久しぶりにロングキャストしてみた。普段は10ヤードも出ていないんだと思うんだよね。渓流だもん。遠くで出ると、必然的にやり取りが長くなって、同じサイズでも、上に飛んでエラ洗いしてくれるので、よりエキサイティングだ。(魚に掛かる負担は大きいだろうけれどね。)9時過ぎに同行者の相棒が歯が痛いなどとぬかしやがった。まあ、気持はわかる、体調が万全でないと遊びに集中できないもんね。仕方ないから9時半過ぎに終了、13時には家に帰っていた。昼から畑を耕して堆肥を入れたので、そろそろ夏野菜の始動だ。
2011.04.17
コメント(12)
昨日書いたように日曜日は椎葉に釣りに行ってきた。3月の一週目に釣りに行って、2週目の金曜日が東日本大震災だったからそれ以来だ。俺が釣りに行くのは先週の金曜日に書いたように、まあいいとして、それをわざわざブログに書く必要はないだろうと言われるかもしれないが、俺にもいろいろな思いがあるから見逃しといてくれ。十根川に下りる。これとまったく同じアングルの写真を去年の3月14日に撮っているのだが、去年に比べて桜が遅いことが、そして川が減水しまくっていることがわかると思う。(手前の流れがまったくなくなってしまっている。)これだけ減水すると川を歩くのはものすごく楽なんだけれどね。朝一からここのアベレージの20cmUPがノンプレッシャーでドライに飛び出す。これは多分、みんなが釣りに行く気にならず、しばらく川が休んでいたからだろう。その後も22~3cmが揃う。いつもなら、もう少し小さめの17~8cm前後も出てくるんだけど、今回は全く出ない。多分、20cmUPが食う気満々でアクティヴなので、小さいのは出てこれないのだろう。十分堪能したのでサイズUPなどと邪まなことを考えてニンフを結んだが、ほんの気持ち大きくなった程度。同行者が今年初めての渓流だったので、無理をせず10時には納竿。晩飯は昨日の煮しめが残っているので昨日と一緒。菜の花の菜豆腐もこれで終了。味噌汁の具で悩んだんだよね。豆腐は菜豆腐があるから、豆腐・厚揚げ・油揚げは却下する。最近麩ばかりだしなあ・・・ とスーパーで探していたらなめこがあった。しかも半額だ。なめこの味噌汁って久しぶりだな。(多分、前にもあったと思う。)消費期限切れ間近で半額になっているなめこを余らせても仕方ないので、一気に全部投入。これがなめこ汁だからたくさん入ってもいいけれど、ナマコ汁だったらぞっとするよ。
2011.04.04
コメント(10)
俺の2大Home riverはここ20年近く(ブログを書きだしてからでも5年)、がっつり釣りたい(片道3時間半)宮崎県東臼杵郡椎葉村 耳川水系と、カジュアルに釣りたい(と言っても片道2時間)大分県日田市 津江川水系だった。しかし今年、慣れ親しんだ津江川を捨てて、新しい川探しの旅に出る。理由はこうだ。俺も去年8月17日の日記でここに書いたけれど、津江川漁協では去年、「漁協の組合長が猟銃を持ちだして密漁者を脅した」事件があって、その件はまあ「バカだなあ。」と笑って見ていられた。ところが、あまりにもバカバカしくて書く気にもならなかったのだが、その事件を受けて県の監査が入り、補助金の不正受給が出てきた。(リンク先は農水省。)ブラック・バス、カワウ等の駆除費用として国の「緊急・広域外来魚等対策事業」を申請、165万円の給付を受けたものの、駆除の実態がなかった「補助金詐欺」だったらしい。日本人は公金の不正受給(詐欺)に寛容だけど、公金(原資は税金)をパクるってことは、俺の財布に(俺だけでなくあなたの財布にも)手を突っ込んで金を盗んだに等しい。「そんなことくらいどこでもやっている。」という意見もあるかもしれない。「そんなことで川を変えていたら、最後には釣る川がなくなる。」と言われるかもしれない。でも俺は、俺の財布から銭を盗む奴に追い銭(遊漁料)を差し出すほどお人よしではない。釣りは俺にとって趣味だもん。気持ちよく釣れなきゃ意味がない。もやもやとしたものを抱えたまま釣りをしてストレスを溜めるのなら、釣らない方がまし。結局、「165万円は返すから訴えない」ということになったらしい。しかし、その165万円を漁協の理事や組合員が自腹で払ったって話は聞こえて来ない。165万円はどこから出るんだろうね?もし万が一、いくらなんでもそこまで無責任ではないだろうけれど、組合の資産を取り崩したのなら、近々(数年のスパンで)元に積み戻さなきゃならない。一般論として金に困っているから人様の金(税金)に手をつけるのに、どうやって今まで以上の余剰金を出すんだろうね? 俺なら支出の抑制しか思いつかん。ちなみに津江川の放流量は、俺の記憶だと去年までは「75,000匹」と実数発表されていたのに、今年は「小さめだが前年並み」と発表されたようだ。例えば受精卵75,000個でも小さめだが数は前年並みと言えるかもね。さらに言えば、県が告訴しなかったことも納税者をバカにしている。今どき銀行などの民間金融機関では、従業員に使いこみがあった場合、親が家を売って被害弁済してもなお告訴する。(弁済は情状として酌量される。)一部の公共団体や共同組合等のゆるい世界では、被害弁済すれば告訴せずに「なあなあ」で済ますみたいだけどね。あ まさに役所と組合だった。ちなみに、正確には納税者をバカにしているだけではなく、農水省と大分県の担当者は、刑事訴訟法第239条2項に違反していると思うんだよね。(残念ながら罰則規定なし。)ここをあまり責めると「第三者のあなた(俺)にも告発する権利はある」と言われかねない。まあ、俺が告発状を書いてもいいんだけどね。やっちゃう?そういうわけで、俺は津江川水系とは決別をする。ただ、それは俺だけのことで、いつもの同行者2人は気にしていないようだ。もちろん俺も他人まで巻き込むつもりはない。5年後か10年後か、俺がまた釣りに行きたいと思えるような、あらゆる意味でクリーンな川に戻ることを期待している。タイトルはRCサクセションの名作「よごれた顔でこんにちは」からお借りしています。最近俺の日記は怒ってばっかりなんだよね。俺はいいけれど、読む方がたいがい苦痛だろうと思って、「Polluted river 」とでもしようかと思っていたタイトルを、なごませてみたんだけど、あまり意味が通じなかったかもしれない。でも、清志郎にはきっと、わかってもらえるさ。
2011.03.19
コメント(10)
今日、ほぼ一週間遅れで俺の釣りも解禁になる。今回の同行者は相棒2なんだけれど、彼は去年まで2シーズンほど、俺がフライを始めた時に買った、D社のセット物のロッドとリールを使っていた。多分、20年くらい前に買ったやつ。金持ちのくせにケチな奴だ。ボロボロになっていたので、さすがにいい物が欲しくなったのだろう。シーズンオフにNEWロッド&リールを買ったので、今回なんとしてでも一匹釣って、世間で言う「入魂」してもらいたい。そこで、どこでも釣れる椎葉村の中でもさらに、「他はダメでもここだけは釣れる。」という場所に下りる。曇り・無風・外気温4度との表示だったが、無風だったこともあり7~8度に感じた。ニンフだとマーカーライズが多発するんだけど、ドライに代えると無反応になる。本物には反応(ライズ)してるみたいなんだけれどね。こういう時のマーカーライズって、途中でエサじゃないと気づいて蹴っているんだろうから、慌ててドライに代えてもしょうがない。気長にニンフを流す。今年一匹目。一匹取って安心したのでドライに結び変える。天気予報通り9時には弱雨が降り出す。一匹目より大きな魚が釣れたら撮影しようと思っていたら、越せない砂防で終了。時間も早いのでいつも下りる十根川に戻る。いつも入る地点に車が止まっていたことは朝から知っていたんだけど、この地点は民家の敷地を通らないと川に下りられないので、通らせていただくお宅に毎年初釣行時にはご挨拶している。どうせご挨拶の品も用意しているし、人の後追い覚悟で、挨拶のついでに川に下りる。時間もよかったんだろうね。先行者がいた割にはビシビシ出る。これなんて、速い流れの中で食い損なったかと思ったら、ちぇっと思う間もなく続けて次の魚体が食いに出た。モグラたたきゲームのように。十根川は水量が少なすぎて、釣り渡るには楽だけど、いまいちだった。まだ足が川歩きに慣れていないんだろうね。昼まで釣ったら俺がボロボロになった。まあ、小さな雨が降り続いていて、体力が消耗されたっていうのもあるんだろうけれど。
2011.03.06
コメント(6)
当たり前だけど閏年以外の1年は365日だから、52週と1日だ。ある特定の日は年に1日ずつ(閏年は2日/1月2月は閏年の翌年)しかずれていかない。去年、渓流解禁の3月1日は月曜日だったので今年は火曜日だ。来年は夏季オリンピックイヤー(閏年)なので、2日進んで木曜日になる。俺が解禁初日から釣りに行けるのは、1日が土曜日となる3年後ということになる。(宝くじに当たるか失業すれば、すぐにでも行ける。)そう、明後日はもう解禁だというのに、今年の俺自身の解禁日はもう少し先の5日土曜日になりそうだ。今日は用事があって家にいたので、解禁に向けて用意をしていた。ロッドケースの外れてはいけないところが外れてしまったので、エポキシで固めて、ついでに年に1度この時しかしない、ロッドのコルク部の水拭きをする。ガイドに付いてるクモの巣もしっかり取った。(いや、禁漁時にメンテしろよ。)ところで去年から少し困ったことが起きている。俺が高校生の時から使っているコンロはガスもガソリンも自動着火タイプではないのだが、非喫煙者の俺はライターを持っていない。まさか俺が、火がなくて困る日が来るんなんて思ひもしなかったよ。喫煙者ならライターは釣行時車外に持ち出すが、非喫煙者の俺がライターを用意しても、釣り中は車内に置いたままになるので、車内が高温になる夏場は危険だ。そこで、喫茶店などでもらうブックマッチを入れているのだが、ブックマッチの短い紙軸で噴出するガスやガソリンに火をつけるのは結構怖い。かといって、まだ使えるのに着火装置付きに買いなおす気はさらさらない。高校生の時から使っているってことは実働30年。そりゃあ、キャンプ用コンロのメーカーが儲からずにつぶれるはずだ。昨日の肉じゃがが結構残っている。肉じゃがと夕方実家でもらった惣菜の酢豚、かまぼこにトマトで酒を呑んで、以上終了。
2011.02.27
コメント(8)
今日は2月の20日だから、もう後1週間もすれば渓流釣りのシーズンが始まる。今年は3月1日が火曜日だから、俺自身の解禁は5日土曜日辺りになるけれどね。2月になってやっとフライ(毛針)を巻き出したけれど、フライロッドは去年の禁漁以来一度も振っていない。この釣りをやらない人にはお分かりにならないことだけど、何十年もこの釣りをやっていても半年あいだが開くと「へなちょこ」になる。というわけで、解禁前に管理釣り場に自主トレに行かなければ。例年のことだけど、熊本県高森町木郷滝自然釣りセンターに行く。半日券の予定なのでゆっくり家を出て昼前に着いたんだけど、例年に比べて人が少ない。この時期、解禁に向けて自主トレに励むつわもので賑わってなきゃなんないのに。ここは、流水の管理釣り場なので、当然5~60cmを超えるようなニジマスもいるんだけど、俺の目的は渓流解禁に向けた自主トレで#3ロッドなので、なるべく大物は掛けないように、しかも出来ればニジマスではなくヤマメを釣るべく頑張ったんだけど、どうしてもニジマスの方がアクティヴなんだよね。ニジを掻きわけつつヤマメもゲットする。魚がスーッと浮いて来てフライをくわえた途端反転する。俺は慌ててロッドを立てて軽く合わせを入れる。その瞬間の「コツンコツン」というか「くいっくいっ」というか魚のアタリが、半年間眠っていた俺の漁師としての本能を思い出させる。12時から始めて、最初はアドレナリンが出っぱなしだったんだけど、ドライでもニンフでも釣れすぎて、15時にはお腹いっぱいになった。そんな休日の晩飯は、久しぶりで疲れて面倒くさいので、生麺のインスタントラーメン。モヤシを入れて、さらには出血大サービスで叉焼なんて2枚も入っているのによく見えない。今夜はお米はありません。
2011.02.20
コメント(14)
最近このテーマの主はお休み中で1ヶ月ばかり更新がないので、彼とはレベルが違いすぎるけれど代わりに俺が書いてみる。この3連休寒かったね。今日暖かければ、渓流解禁に向けて管理釣り場に自主トレに行こうと思っていたのだが、俺が行こうとした管理釣り場周辺の天気予報は、午前9時で-5度・正午で-1度だった。家でおとなしくしておこうっと。と、いうわけで、渓流解禁に向けてフライを量産する。俺は一度ヤマメに聞いてみたいんだよね。「お前ら、これがトビゲラに見えるの?それは騙されすぎじゃねえ?」って。そしたら、「虫じゃないのはわかってるけど、お前が気の毒だから遊んでやった。」って言われるかも。家でじっとしていたので晩飯は簡単に済ます。まず、酒のアテは、昨日の残りの煮しめ。晩飯は、主食も主菜も副食も一体となった餅巾着。もちろんこれも昨日の残り。晩飯は以上なんだけれど、カロリーはともかく視覚的に満足度がもう一つなので、ビスケットでも食っとけ。って、視覚的には同じような色だった・・・
2011.02.13
コメント(10)
今日何気なくインターネットニュースを見ていて腰を抜かしそうになった。かつて秋田県の田沢湖の固有種でクニマス(国鱒)という魚がいた。ベニザケの陸封型(氷河期に湖と海の間の川が凍り、降海するのを止めた)だが、陸封されて以来、同じベニザケの陸封型であるヒメマスとは違う進化をとげてしまい、別亜種と定義されていた。詳しいことは避けるけれど、70年ほど前の戦時中に絶滅したと言われていた。この世界(トラウト・フィッシング)に魅せられた奴なら誰もが、かつてこの国にいたというクニマスの記事や写真を一度は目にしたことがあるはずだ。そう、俺達はこの魚を過去形でしか語れなかった。絶滅前に数カ所に移植した記録があるので、「もしかしたらどこかで生き延びているかもしれない」という噂はずっとあったけれど、21世紀の今、いくらでかい湖だろうと国内で未発見なんてことはないと思っていた。いたよ、西湖に。さかなクン氏 が発見したらしい。(ニュース記事はすぐにリンク切れするから貼らないので各自で検索してくれ。)実はこれからが大変で、漁業者とどう折り合いをつけていくか、どこまで保護が可能か、他人事じゃなくて、俺にも金を出させろ俺がクニマスを釣ることは100%ない。今の子供たちがクニマスを釣ることもないだろう。でも、その子たち(第3世代)が「クニマス釣りに行こうか」となる可能性はある。そう考えるとわくわくしてきた。そういうわけで、今夜は「クニマスがいたよ」記念の晩飯を食う。まず酒のアテは、スモークサーモン。せっかく大葉を消費しきったのに、また買ってしまった。パルメザンチーズをすって柚子を振って食うよ。そして晩飯は、北海道産塩ジャケ。前に畑からパクッてきていた大根おろし添え、こちらも柚子振り。味噌汁は昨日の残りのぶなしめじ。大切なことなのでもう一度言います。俺にもクニマスを保護するための金を出させろ 毎日飲む缶コーヒーを止めて、そのお代くらいなら出せるから。侮るなかれ。120円×365日=43,800円。
2010.12.15
コメント(6)
土曜日は椎葉村に行ってきた。昨日書いたように今週は日帰りだから十根川。朝一番、ドライを結んでキャストしたら、第一投目から魚が乗ってきた。婚姻色が出たオイカワ・・・ オイカワの婚姻色ってきれいなんだよねえ。それから投げても投げてもオイカワ。10連荘くらいした。3匹も釣るとフライがダメになるんだよね。ヤマメを見る前に3つほどフライをダメにした。そこで少しフライサイズを上げてやると(#12)、20cmサイズが出だした。よかったよ、この川にはオイカワしかいないかと思った。陽が昇ると暑くて、途端に魚もやる気を失ったので、俺もサイズアップなどとよこしまなことを考えて、ニンフに付け替える。残念ながらサイズアップはしない。今年はというかここ数年、秋の気配がないまま禁漁を迎えているような気がするんだよね。#10のカディスを緩やかな流れに浮かべて、大きな魚体がゆっくりと食いに出るような、そんな秋のフライフィッシングはどこに行ったそれでも魚のヒレは少しだけ秋色(婚姻色)になっていた。日曜日はパートナーを代えて、(旧)新人君と日田の鯛生川~梅野川へ。いつものことだけど、鯛生川から梅野川のC&R区間に曲がった途端、魚の反応がよくなる。1本目に釣れた魚を撮って、これより大きな魚が釣れたらカメラを出そうと思っていたら、結局この魚しか撮影していない。 数は釣れたんだけどね。同行者は尺を掛けてバラしたと主張していた。C&R区間だから、成魚放流やニジマス放流もあってるので、あながちウソではないと思う。秋の釣りがしたいぜ。今夜の晩飯は、昨日作ったピーマンの肉詰めの残り。味噌汁はもやし。トマトとキュウリのサラダは盛ってはみたものの、こんなには食えそうもなく、半分は冷蔵庫に戻った。
2010.09.13
コメント(8)
全106件 (106件中 1-50件目)