おしゃれ手紙

2006.06.16
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カテゴリ: 映画
佐賀のがばいばあちゃん 映画「佐賀のがばいばあちゃん」 を見てきました。
映画館には、70過ぎとおぼしきお婆ちゃんたちが、いっぱい。

時代が昭和30年からはじまるので、人気なのかな?

でも、この暮らしを工夫し、つつましく生きるばあちゃんの姿は、若い人にこそ見て欲しい!!


戦後まもない広島で、原爆症の父親を亡くし、居酒屋で懸命に働く母に育てられていた明広は、母の元を一人離れ、佐賀にある祖母の家で暮らすことになった。

夜遅く、広島から到着したばかりの明広を迎えた祖母は、長旅への労いもなく、戸惑う明広を、粗末な離れの小屋に連れていく。
「明日から明広がゴハンば、炊くとやけん、よう見ときんしゃい」と、火吹き竹を手渡した。
こうして、明広とばあちゃんの暮らしが始った。

貧しいけれど、たくましい、ばあちゃん。

ばあちゃんを見ながら、いつしか明広少年は、たくましく育っていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「がばい」とは「すごい」という佐賀の言葉。
文字どうりがばいばあちゃんである。

★「おなかがすいた」という明広少年に 「気のせい」 と言う。

★歩く時は、磁石を引っ張って歩く。
ついてきた古鉄を集めて売るため。
「捨てるものはなにもない」 と言う。

★家の裏に流れる川に行き、水面に張った棒に引っかかっている野菜を集める。
川には上流にある野菜市場で売り物にならない曲がったキュウリや野菜の切れ端が流れてくるのだった。
「川は、うちのスーパーマーケット」 と、ばあちゃんは笑う。

★友達といっしょに剣道を習いたいと頼むと、ばあちゃんは「金がかかるなら、やめときんしゃい」と許さない。
それなら剣道より安く済む柔道がやりたいと、明広も食いさがるが、「やめときんしゃい」。
それでもどうしてもスポーツがしたい明広に、ばあちゃんが出したアイデアは、ずばり、「走りんしゃい」。
「走る地べたはタダ、道具もいらん」 というわけだ。

でも 「運動靴を履いて走ったら、靴が傷む。
裸足で走りんしゃい」
と言う

★貧乏を嘆く、明広少年に、
「うちは、昨日、今日なった、にわか貧乏じゃない。
だから自信をもて」
と言う。

「ケチは最低、倹約は天才」 という、がばい(すごい)ばあちゃん!!

ばあちゃんは「エコロジー」なんて考えていないけれど、やってることが、えこ。
私たちが見習うところが多い。

目指せ、がばいえこばあちゃん!!
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★6月16日 *父の麦わら帽子:スターダストメモリーズ * UP





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Last updated  2006.10.07 11:43:18
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天地 はるな @ Re[1]:小早川家の秋★午前十時の映画祭(06/27) maki5417さんへ 1950年代か60年代のはじ…
maki5417 @ Re:小早川家の秋★午前十時の映画祭(06/27) 東宝作品とは知りませんでした。 小津監…
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