おしゃれ手紙

2008.02.06
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カテゴリ: 映画
■線路と娼婦とサッカーボール:あらすじ■ ♪音が出ます。

グアテマラで娼婦として1回3ドルで体を売るバレリア、ビルマ、キャロルとその仲間たち。
彼女らは差別や暴力を訴えるため、サッカーチームを結成するが、娼婦であることを理由に、リーグのトーナメントから除外されてしまう。
権力と戦うため、ハイヒールを脱いでスパイクを履いたグアテマラの娼婦たちの姿をとらえた感動のドキュメンタリー。
'06年のベルリン映画祭で上映され、注目を浴びた話題作。
・・・・・・・

グアテマラってどこ?
この映画を見るまで、私は、グアテマラの位置さえ知らなかった。
グアテマラは、中米に位置する小国。
中米で最も人口の多い国であるが、市民の過半数はマヤ系の先住民族なのだそうだ。
1960年からグアテマラ内戦が始まり、36年間にわたるゲリラとグアテマラ政府の戦争は、1996年に平和条約の調印によって終わった。
内戦によって25万人が犠牲になったというグアテマラでは、一般の犯罪や暴力団による殺人で、2006年には6000人が死亡している。

そのグアテマラでも娼婦は、もっとも悲惨。

義父にレイプされたと人、兄からレイプされた人、恋人から暴力を受け、片目を失った人・・・。
性同一性障害、それにゲイ・・・。
この映画には、これでもかというほど、問題のある人たちが出てくる。

でも元気に笑って冗談を言いながら、サッカーをする。
さすが、ラテン系!

なぜ、娼婦がサッカーか?
という問いにある娼婦は答える。

「娼婦に安全をと、デモをしても、目立たない。
話題になるために、サッカーをした。」

男たちの暴力や警官の賄賂の要求、周辺の偏見に対して、自己を主張していこうとする彼女たち。

捨ててあったトタンを使って、連れ合いが家を直してくれたと大喜びする、元娼婦。

現実は厳しく辛いけれど、悲壮感のない。

私は、彼女たちと共にグアテマラの位置も、もう決して忘れない。

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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2月6日 *父の麦わら帽子:「自慢の娘です。」* UP
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Last updated  2008.02.07 13:28:11
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