おしゃれ手紙

2009.04.19
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カテゴリ: 映画
ミルク:あらすじ

「ミルク」は、希望のはじまりだった。

恋人のスコット・スミス(ジェームズ・フランコ)と共に、N.Y.からサンフランシスコにやって来たハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は、同性愛者たちが集まる中心地・カストロ通りで小さな写真店を開く。
そこでミルクは、同性愛者に対する平等な権利と機会を求め、市民権運動の活動家として行動を起こす。
ミルクは、クリーブ・ジョーンズ(エミール・ハーシュ)をはじめとする多くの若者から支持を得て、見事、市政執行委員に当選、全米で初めて同性愛者であることを公言して公職に就くことになった。
しかし、就任して1年も経たないうちに、ミルクをある悲劇が襲う――。
・・・・・

ハーヴィー・ミルクという人のことを私は知らなかった。

1970年代は、こんなにすごい時代だったのか。
男性が男性を好きというだけで、命がけで生きていた時代だったのだ。

映画の中には、実際にニュースとして流されたものが使われていた。
ただ、ゲイだというだけで、警察に逮捕された男性たちが、顔を手で隠していた。

ゲイということが知られたら、会社をクビになるし、家にもいられないような時代。
そんな時代に、ゲイも人間だといいゲイの自由を求めて戦ったミルクは、すごい。

1970年代といえば、私はもう成人。
ミルクたちの活動も知らず、なにをぼんやりとして生きていたのだとうと思う。


人を愛し、オペラを愛した、ミルクは愛すべき人だったのだということが、映画の中から伝わってくる。
しかも、ただ、愛すべきだけではなく、したたかさをも持っている。
だからこそ、偏見に満ち満ちた時代に、市の執行委員に選ばれたのだ。

ミルクの言った言葉がいい。

「希望がなければ、人生は生きる価値がどない。

だから希望を与えなくては。」


1970年代のアメリカ。
マイノリティのために戦った政治家ハーヴィー・ミルク・・・人生最後の8年間。
本年度アカデミー賞★主演男優賞★脚本賞受賞作品。


■ミルクと一緒に戦った青年は、今も活動中。
そのひとつにエイズで亡くなった人と家族のためにメモリアル・キルトの活動がある。
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★4月18日 *里山の歌:春の小川 /*
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Last updated  2009.04.19 23:26:33
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