おしゃれ手紙

2014.05.01
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カテゴリ: 国内旅行

モデルなしで10ヵ月と1歳のあかちゃんを描き分け、その観察力とデッサン力を駆使して9,400点を超える作品のなかに子どものあらゆる姿を描き出しています。
ちひろの作品は、母親として子育てをしながら、子どものスケッチを積み重ねるなかで生まれました。

東洋の伝統的な水墨画の技法にも通じる、にじみやぼかしを生かした独特な水彩画には、若き日に習熟した藤原行成流の書の影響も見られます。

青春時代に戦争を体験したちひろは、「世界中のこども みんなに 平和としあわせを」ということばを残しています。
ちひろが描いた子どもや花は、今もいのちの輝き、平和の大切さを語り続けています。


   いわさきちひろの絵はよく見るが、その人となりは知らなかった。
今回知ったことを書いておく。

夫が自殺
1939年(20歳)4月、三人姉妹の長女だったちひろは両親の薦めを断り切れずに婿養子を迎えることになった。
相手の青年はちひろに好意をもっていたものの、ちひろのほうではどうしても好きになれなず形だけの結婚であった。
6月にはいやいやながら夫の勤務地である満州・大連に渡ったが、翌年、夫の自殺という不幸な結果により帰国することになった。
ちひろは二度と結婚するまいと心に決める。

●共産党に入党
1946年(27歳)1月、宮沢賢治のヒューマニズム思想に強い共感を抱いていたちひろは、戦前、戦中期から一貫して戦争反対を貫いてきた日本共産党の演説に深く感銘し、勉強会に参加したのち入党した。

●日本共産党から衆議院議員(東京4区)結婚
翌1950年1月21日、レーニンの命日を選び、彼らは二人きりのつつましい結婚式を挙げた。ちひろは31歳、善明は23歳であった。
結婚にあたって二人が交わした誓約書が残っている。
そこには、日本共産党員としての熱い情熱と、お互いの立場、特に画家として生きようとするちひろの立場を尊重しようとする姿勢とが記されている。

●子どもと分かれて暮らす。
1951年4月、ちひろは長男・松本猛を出産するが狭い借間で赤ん坊を抱えて画家の仕事を続けることは困難であった。
6月、二人はやむを得ず信州松川村に開拓農民として移住していたちひろの両親のもとに猛を預けることにした。
ちひろは猛に会いたさに片道10時間近くかけて信州に通った。
猛を預けてからも、当然ながら猛に与えるはずの乳は毎日張る。
初めのうちは自ら絞って捨てていたが、実際に赤ん坊に与えなければ出なくなってしまうのではないか、猛に会って授乳する時に充分出なくなってしまうのではないか、と懸念したちひろは、当時近所に住んでいた子どもが生まれたばかりの夫婦に頼み、授乳させて貰ったという(その乳飲み子は三宅裕司)。

*子どもに会える喜びと、その子を残して帰らなければならないという悲しみが詩のような言葉で、書かれてあって感動した。

   いわさきちひろの代表作といえば、黒柳徹子の「窓ぎわのトットちゃん」。
しかし、これは、1974年、肝臓癌で亡くなった後、黒柳徹子の熱望で、かなったのだそうだ。
それにしても、「窓ぎわ・・・」のために描いたような絵だ。

安曇野ちひろ美術館
美術館の前には安曇野ちひろ公園がある。
北アルプスの山々を望みながら、ちひろが愛した安曇野の光や風、豊かな自然を感じることができます。
芝生に寝転んで空を見上げたり、四季折々の花を楽しんだり、公園の脇を流れる清流・乳川(ちがわ)の川辺を散歩したりと、のんびりできそう。

私たちは団体だからそうもいかなかったのが残念。
ワイナリーの桜
 4月26日(土)~27日(日)、黒部・立山方面へ一泊旅行をしてきた。
主な見どころは次のとおり。
■4月26日
ワイナリー見学
★いわさきちひろ館

■4月27日
★黒部ダム
★雪の大谷
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Last updated  2014.05.04 01:38:22
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