水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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カテゴリ: 描く歓び




何度も塗って修正を重ねられる油絵と違い、

版画は、修正が効かない。

最後の姿を、最初からイメージして描かねばならない。

それだけに、そぎ落とした簡潔さが、独自の世界を作る。



池田満寿夫が、たまたま友人の画家から勧められ、

銅版画という画材を知って、のめりこんだように、

版画でしか描けない、不思議な表現法に魅力がある。


裸婦デッサンの下絵を、黒と赤の2枚の石版に描いて重ねた。

石版のインクのかすれが、微妙な陰影をつくりだす。


石版画 「いまだ、とまどいの頃」

SANY3003.JPG



銅版画は、鋭い針で、銅板を削るので、表現が鋭い。

ローラーで塗ったインクをふきとると、

削った溝に残ったインクのみが、紙に転写される。



過ぎ去った遠い日を思い起こす瞳は、

何を想い何を見つめているのか。

悲しみも歓びも、いろんな想いを

たたえているように描きたかった一枚。



銅版画 「遠い日」


SANY3007.JPG



さて、毎週水曜日の清瀬デッサン会は、プロの画家も多い。

その清瀬絵画デッサン会の「設立30周年 記念展」が

下記のように、所沢の大きな美術館で行われます。

設立以来のOBも含めて、40人以上が、ユニークな

大作から小品まで、個性的な作品を展示します。

油彩、水彩、パステル、日本画、裸婦デッサン、人形など

具象から抽象まで、多彩で楽しめる展覧会となりそう。


2007年10月2日(火)~8日(月)

午前10:00~午後6:00

(最終日はpm.3:00まで)


所沢ミューズ 展示室 ザ・スクエア


(西武新宿線航空公園駅東口で降りて

緑の公園を歩いていくと10分ほど。)

清瀬デッサン会30周年記念展






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Last updated  2007/09/16 11:17:16 PM
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Re:石版画「いまだとまどいの頃」(09/16)  
ピカさん65  さん
さすがですね、「いまだとまどいの頃」の版画、そのものずばりの表現に思えます。二人の間に何があるのか、大人になる喜びか、不安か、質感も素敵です。
私も裸婦スケッチをやっていますが、風景と違って裸婦は、見たように描いてもなにかおかしく感じてしまいます。デッサン力がものをいいますね。 (2007/09/17 08:45:41 AM)

そぎ落とした簡潔さ  
修正が効かないだけに、
いさぎよさを求められるわけですね。

最初からイメージする洞察力と‥
ちょっと人生に似てますね。

10月2日(火)~8日(月)
今年は残念ですが、ちょうどイスタンブールです。
ご盛会をお祈りします☆
(2007/09/17 09:53:02 AM)

Re[1]:石版画「いまだとまどいの頃」(09/16)  
ピカさん65さん
>さすがですね、「いまだとまどいの頃」の版画、そのものずばりの表現に思えます。二人の間に何があるのか、大人になる喜びか、不安か、質感も素敵です。
>私も裸婦スケッチをやっていますが、風景と違って裸婦は、見たように描いてもなにかおかしく感じてしまいます。デッサン力がものをいいますね。
-----

ピカさんの裸婦デッサン、ぜひ見たいですね。
 なんとなく紳士的で洗練されたピカさんが、
 どんな裸婦を描くのか、みたいですよ。



(2007/09/18 09:42:53 PM)

Re:そぎ落とした簡潔さ(09/16)  
rimin(リミン)さん
>修正が効かないだけに、
>いさぎよさを求められるわけですね。

>最初からイメージする洞察力と‥
>ちょっと人生に似てますね。

>10月2日(火)~8日(月)
>今年は残念ですが、ちょうどイスタンブールです。
>ご盛会をお祈りします☆
-----

  人生の結末を、版画のように予測できたら・・・
  素敵?それともがっかり?

  生きる意欲をなくす人もたくさんいるでしょうね。

  さきが見えないから、生きていけるかも。

(2007/09/18 09:49:09 PM)

いまだとまどいの頃‥  
赤と黒の、淡いコントラストが
絶妙な、素晴らしい傑作ですね!!

たくさんのアートに触れられて
こられたのだなあと‥

上の版画には、大人に変わりゆく季節が‥
少女の瞳には、込められたたくさんの思いが‥

とても懐かしさが蘇る作品です。
(2007/09/28 10:28:34 PM)

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