韓国同居暮らしと日本語教師

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兄弟を育てる時の注意点


 兄弟を育てる時の注意点


「子どもの知力を伸ばす 300の知恵」 七田眞著 PHP研究所 より

子どもの知力を伸ばす300の知恵 ( 著者: 七田真 | 出版社: PHP研究所 )
子どもの知力を伸ばす300の知恵 ( 著者: 七田真 | 出版社: PHP研究所 )

 下の子が生まれたら上の子を立てる

 下の子を中心にすると、上の子は心の安定を失ってしまい、赤ちゃん返りをし、おもらしをしたりするようになります。 

 逆に上の子中心にし、下の子の世話をする時は、まず上の子にやさしい言葉かけをして、上の子をいつも立てるようにすれば、問題なく過ごせます。

 上の子を膝の上に抱いて、絵本読みをしてやり、よい子にしていた時はきつく抱いて、「いい子だったわね」と言ってあげてください。

 おむつを替える時でも、上の子がそばに来たらまず上の子を満足させてやってから赤ちゃんのおむつを替えてあげるのがよろしいです。満足してとてもいい子になってくれます。


 親が上の子に助けを求めてみる

 先に書いたように、いつも上の子を優先して、気持ちを満たしてあげると、ママから離れて遊べるようになります。上の子に何でもものを頼んでしてもらうようにするとよろしいのです。頭から抑えつけるよりも、そのようにして子どもの自発性や、積極性を育ててあげてください。

 手伝ってもらったら「ありがとう。○○ちゃんが手伝ってくれるのでママ、大助かり。ママ○○ちゃんが大好きよ」と言って、ちょっとの間(八秒間)強く抱きしめてあげてください。こうして肌で愛情を伝えてあげると、不安やストレスが消え、とても親孝行ないい子になってくれます。

 夜はベッドを並べて寝てくださってよろしいです。目をつぶらせて昔話を聞かせてあげてください。


 きょうだいげんかは口出ししない

 きょうだいげんかはどちらが悪いと決めつけず、親は手出しをしないほうがよろしいです。子どもは自然にきょうだいの順を学びます。親が一方をひいきするとこれが狂ってしまいます。

 普段は上の子を立ててください。すると気持ちが満たされて下の子にやさしくするので、きょうだい仲良くすることが出来ます。

 もちろん上の子が悪いこともありますから、いけないことは教えてあげてください。

 子ども達がオモチャの取り合いをしている時は、上の子のものは上の子に優先して取らせなくてはなりません。

 下の子を優先して、上の子のものでもがまんさせて下の子に与えるというのはよくありません。

 所有権をはっきりさせてあげると上の子も納得するでしょう。

 引用終わり。


 某新聞社の掲示板に「日本でも田舎は長男を露骨にひいきして跡継ぎとして大切に育てる」というものがあった。

 こういう場合、親は「将来長男に老後を面倒見てもらおう」とする見返りを求めているのだろう。

 そうじゃなくて、子どもから見返りを求めず、兄弟を平等に愛しながらも、お兄ちゃんをたてる、こう出来ればいいなと思う。

 しかし、親は子どもが二人以上になると忙しく、いちいち子ども達の言うこと全部、聞いてやるわけにはいかない。

 だから愛が親→兄→弟と秩序よく流れるように、兄を優先する、これがいいのかもしれない。


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