韓国同居暮らしと日本語教師

韓国同居暮らしと日本語教師

2011年07月01日
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テーマ: 韓国!(17313)
カテゴリ: 日本語
 仕事自体はそれほど忙しくないんですが、
やっぱり自分の時間がなかなか持てそうにもありません。

 中学校の一学期中の授業は今日で終わり。
(夏休みに3日間10時間だけしてくれといわれたけど)
 学校なので行事があれば休講になったりして
そんなにびっちり授業だったという訳ではないけど、
4月5月6月はやっぱり大変だった。
 面事務所の自治センターの授業も7月中は夏休みです。

 その代わり電話で日本語を教える授業の方がぼちぼち入ってきました。

 5、6箇所掛け持ちしてるんだけど、何故かひとつの仕事がなくなると
違う仕事が増えたりして、うまい具合にいっています。仕事運あるかも~

 子どもの面倒をみるアルバイトも週に2時間、3時間とかだけど、冬に仕事が
なくなったときのことを想定して、続けてはいます。

 そのアルバイトは政府からお金が出るんでお金は確実にもらえていいんだけど、
教育を受けたりだの、今度は手記を提出しないといけないだの、時給が高くなく
時間もたくさん出来ない割には面倒です。


 手記を書かないといけないので、日本語でここに下書きをします。


 私が今現在担当している家庭はお母さんが家で近所の子ども達に美術を教えています。
見ている子供は満一歳になってまもない保育施設に通っていない女の子です。

 最初に行ったのは2月ごろでその時は人見知りせず、お母さんが出かけても
泣くことはなくて本当に見やすかったのですが、しばらくするとお母さんへの
後追いが激しくなり、私や他の先生が訪問するだけで泣く様になりました。

 お母さんが家で美術を教えている間同じ家で子どもを見るのです。
 家にお母さんがいながらもお母さんが自分のことをかまってくれない、
という状況を当然子どもが受け入れるはずもありません。

 それで、面倒を見る時間が4時間程度になる時は私の家に子どもを連れ帰って
面倒を見たこともありました。むしろお母さんの姿が完全に見えない方が
子どもに変な期待を持たせず楽だと思ったからです。

 家で仕事をして家族からも理解を得ることの難しさを感じました。

 またこの家庭は核家族で満4歳の保育施設に通うお姉ちゃんもいるのですが、
お姉ちゃんも家にいる時はお母さんが教えている生徒達に焼きもちをやいたりします。
 昼間お母さんが家事をして、子どもの面倒を見て、
その上小さい子ども達から理解を得られない状態で自宅で仕事をするのが
本当に大変そうです。

 お母さんは生徒達に美術を教えながら、
時には生徒達が言うことを聞かなかったりで悩むことも多いです。

 本当にそのお母さんは大変そうだし、孤独な立場に立っていると思います。

 それで子どもの面倒を見るという理由で、私がその家庭におじゃまして
美術の様子も肩越しに見て、その大変な状況を理解してあげる
ということが、そのお母さんには嬉しいようです。

 最近の核家族のお母さんは何でも一人でやらなければならず、
本当に孤独だと思います。でも本当に大変なときは子どもを預けることができ、
時にはその家庭の困難なことも理解してくれる、そういう人がいれば
どれだけ心強いでしょうか。

 このサービスは子どもを単に保護する、というだけにはとどまらず、
子どもの保育者の心の支えにもなっていると思いました。





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Last updated  2011年07月02日 01時22分26秒
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