ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 15, 2011
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 団友としてゆる~く所属させてもらってるオケで、昨日今日と二夜連続公演(同一演目)でビオラを弾きました。プルト相方はダンさんとサラさん。

 微妙にコ難しい曲ばかりでした。



  ヒンデミット:交響的変容
  ベートーベン:交響曲7番イ長調



 まずはマイスタージンガー。基本的には楽しくガン弾きできる曲だし、バイオリンで何度も弾いたことあったので油断してました。ビオラにプチ難所があります。ハ音記号、シャープ四つ、C線、ダブルシャープ、これらが同時に重なるなんていただけません。解読にてこずってたのは、決してぼくだけじゃありませんでした(たぶん)。

 ヒンデミットのは意外にとっつきやすく、すぐに気に入りました。曲調もころころ変わって面白い。アメリカンだったりオリエンタルだったり。特に管のアンサンブルがお見事。

 最後はベートーベン様の7番。特に3楽章スケルツォのリピートには疲れました。シューベルト「グレイト」を髣髴させるしつこさ、くどさです。
 それにしてもこんな(リズム的に)難しい曲、「のだめ」の役者さんたちはよく弾いたもんだと素直に尊敬いたします。一瞬の数え間違いが命取りとなる怖い曲、そしてやっぱりすんごい名曲だと思うのであります。








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最終更新日  Oct 17, 2011 07:28:06 PM
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Re:本番:Lオケ定期(マイスタ、交響的変容、ベト7)  
OKAR さん
ベト様は何と言っても偉大デスネ!
昔吹奏楽部でトロンボーン吹いていて、10年くらい前からばよりんを習い、今私と同じオケにいる女性が、「ベートーベンはイイネ。弾いた気になる!…モーツァルトは弾いてて辛くなる…」と申しておりました。
そうかもね。「運命」など、何回練習しても熱くなれますよね。
ベト7も大好き!!
ただ、3楽章の繰り返しにはげっそりしますわ、確かに(^-^;
いつもながら、二日公演、お疲れ様でした! (Oct 17, 2011 10:39:20 PM)

Re[1]:本番:Lオケ定期(マイスタ、交響的変容、ベト7)(10/15)  
OKARさん

>ベートーベンはイイネ。弾いた気になる!…モーツァルトは弾いてて辛くなる

なるほど、うまいことおっしゃいます。激しく同意。

>「運命」など、何回練習しても熱くなれますよね。

はい、なれます。

>ベト7も大好き!!
>ただ、3楽章の繰り返しにはげっそりしますわ

運命の3楽章のほうがかっこよいですかね。
(Oct 18, 2011 10:27:23 AM)

Re:本番:Lオケ定期(マイスタ、交響的変容、ベト7)(10/15)  
カバシマ さん
バッハのスケール大、ベートーベンのロマンチズム、ブラームスの重厚さが好きなのと同様にモーツアルトの素晴らしさは芸術的、人間的深みのある音楽で、辛い作品でも最後に必ず救いのある構成になっている事だと思います。ベト、もち7番はいいです。3番はもっといい。 (Oct 18, 2011 08:28:45 PM)

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