白いつる薔薇の咲く庭を夢見て

< 新しい記事

新着記事一覧(全2941件)

過去の記事 >

October 3, 2022

母を偲ぶ会で叔母さんと従妹二人に会った

(2)

カテゴリ：日々の出来事

今年は母の7回忌。

母が亡くなってもうまる6年にもなるんだ。

ぜんぜんそんな気がしない。

時間はあっという間に過ぎ去っていくと

感じる今日この頃。

今年のお盆のときに

姉に7回忌は「母を偲ぶ会にしよう」と

相談されて、私は大賛成した。

実家は昔からのしきたりがある家でもなく

決まり切った7回忌をやらなくてもいいと思うし、

母がほんとにお世話になった人をよんで

母のことを一緒に思い出す機会ができれば

母も喜ぶと思ったから。

母は6人兄弟で女が二人。

母と叔母さんはとても仲がよかった。

叔母さんは母より7つ年下で、母が更年期の鬱のときも

介護が始まったときもとてもお世話になってた。

だからよんだのはそのおばさんとその子供たち二人だけ。

（男の兄弟はすでにみんな亡くなっている）

叔母さんといとこたちに会うのは

母のお葬式以来。同じ県内に住んでいても

こういう機会がないとなかなか会えないのだ。

昨日は叔母さんは最初からハンカチ持って

泣いてた。姉が「偲ぶ会をするからいとこたちと

来てね」って電話をしたときからもう泣いていたそうだ。

涙もろくなったみたいだ。

ほぼ3時間くらい5人でたくさんしゃべった。

久しぶりで楽しかった。ほかの親戚の近況なども

たくさん聞けた。悲しい知らせもあったけどね。

たくさんしゃべると調子が悪くなることが多かった

私の体調も1回くらい「ちょっとやばいかな」って思ったけど

動悸や火照りやパニックになることもなく大丈夫だった。

83歳の叔母はとても社交的で今でもカラオケホールの

ステージに立ち、すごい衣装を来て歌ってる。

（衣装の中には私と姉が着た振袖を洋装のドレスにした

ものもある）

長年お花の先生で、今は教えてないみたいだけど

まだ作品は出しているみたいで、材料集めが大変だと

言っていた。

いとこたちが心配しているのはまだ運転していること。

近くならまだしも、1時間くらいかかる97歳の親戚が

住んできるところまで車で行ってしまうこともあるそう。

それに暇になるとお金がないのにパチンコにいくし、

家の片づけをしないので家は物であふれているって

いとこ（私と同い年）は嘆いていた。

体型は大きい（肥満）ので膝が悪くて

さすがにバス旅行はもういけないという。

それでも叔母さんの話を聞いていると

老後を楽しく生きる秘訣がいっぱいだと感じた。

いくつになってもおしゃれを楽しむこととか

社交的で人との関わりを持つとか

自分の好きなことを続けるとかね。

さすがに物忘れが多くなったらしく

今しゃべろうとしたことを忘れたりしてたけど、

会話にぜんぜん問題はなさそうで元気だった。

80代の女性の44％が認知症。

きっと叔母さんの脳だってなりかけているところも

あるだろうって思う。

でも加齢で脳の一部のシナブス（神経細胞）が消えても

いろんなことに興味があって頭に刺激をあたえているので

他のシナプスができているのだろうなと思った。

最後のお開きのときに叔母さんは

今度は13回忌を楽しみにしてるって言ってた、、、

最強に元気な80代の叔母さんをみて

エネルギーをもらった気がした。

私も元気な80代が迎えられるといいな、、、

しゃぶしゃぶの木曽路のお弁当を食べた

私だけ食べきれずお持ち帰り。

朝ごはんを軽く食べていっただけだけど、

いつもと違う時間に食べたのでぜんぜんお腹が

空いてなかった。その後家でお腹を空かせてから完食。

2年ぶりに肉も食べた。たまにはいいよね。

（法事のときはみんなと同じものを食べることにしてる）

姉は奮発してシャインマスカットやら栗入りういろうも

出してくれたよ。こちらはぜんぶ食べれた。

私の場合、果物は別腹なのかな。