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2024.03.21
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カテゴリ: 政治経済

日銀はなぜ「このタイミング」でマイナス金利政策を解除したのか? 答え合わせを致しましょう。


 昨日も書きましたが、今回の金融政策決定会合の内容は、相当に早くからリークが始まり、春闘で5%程度の賃上げがあった場合は、 マイナス金利政策が解除されることが既定路線化 していました。


 そもそも、「春闘で賃上げがあった」時点で金融政策変更の判断がなされること自体がおかしい。最低でも、
「春闘を経た賃上げにより、実質賃金がプラスに転じた」
 ことを確認しなければならないはずなのです。


 つまりは、4月の毎月勤労統計調査が出る6月まで、判断を差し控えるというのが当然なのです。


とはいえ、それでは遅いのですよ。理由は、6月には骨太の方針2024の議論が終わってしまうためです。

 24年5月から、骨太の方針2024の議論が始まります。今回は、
1.特例公債法の期限が切れる
2.例の「社会保障費用以外は三年で1000億円しか予算を増やせない」というキャップの期限が切れる
3.PB黒字化を2025年度までに、の期限が迫る
 というわけで、 「新たな緊縮目標」を設定する(財務省にとっての)タイミング なのです。


 というわけで、以前からわたくしが解説してきた通り、 財務省はPB黒字化に代え、(国債の利払い費も含んだ)財政収支の黒字化を新たな目標として設定しようとしています。

 となれば、当然「国債金利」を意識させなければならない。ところが、日銀がマイナス金利政策やYCCが継続していると、
「国債金利が上がり、財政が圧迫するぞ~っ!」
 という脅しが使えなくなってしまう。


 だからこそ、このタイミングでマイナス金利政策とYCCの枠組みをやめさせ、「国債金利上昇」の恐怖を政治家や国民に叩き込む必要があった。

 これが、答えです。


―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――

記事タイトル: 日銀はなぜ「このタイミング」でマイナス金利政策を解除したのか

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Last updated  2024.03.22 11:09:34
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