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2024.03.31
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カテゴリ: 政治経済

オランダは人口1780万人のうち、約15%の260万人が外国生まれ、つまりは移民 です。移民激増により社会が不安定化し、マスコミが「極右」「ポピュリズム」と、レッテルを貼る自由党が先日の総選挙で第一党になったのはご存じの通り。


 ところで、オランダが移民受け入れを拡大したのは、「民主制」に基づき成立した政権です。


 民主制国家の政権が、移民受入により「民主制の基盤」を破壊してきた。国民意識(あるいは「同朋意識」)という基盤を突き崩してきた。


 何しろ、民主制は最終的には「多数決」で決着をつけなければならない。多数決である以上、「敗者」が出るのです。


 敗者は、
今回は自分たちの意見が通らなかったが、まあ同じ国民の多数派が決めたんだから、仕方ないか
 と、納得しなければならない。


 納得できず「絶対に許さない」となるならば、これはテロや暴動、クーデター、革命に走らざるを得ない。結果、民主制が成立しなくなる。


 欧州は、多くの国々で移民人口比率が10%を超えている。ここまでくると、 国民意識が「壊れつつある」 と表現せざるを得ない。何しろ「国民ではない」人口が一定の政治力を持ってしまうのです。


 欧州各国が民主制を続けたいならば、国民意識を再構築しなければならない。とはいえ、移民人口比率が10%を超えているとなると、それも難しい。


 人口の10%を超す移民を「国外追放」にする?  できるはずがありません。


 移民にローカル化を強制する(※ドイツならばドイツ化)。自国語を叩き込み、家庭を含めあらゆる場所で自国語以外での会話を禁止する?  もちろん、できるはずがありません。


 となれば、もはや解決策はないのかと思われるかもしれませんが、 実は、ある。経済成長です。


 過去に例がないわけではなく、例えば十九世紀のアメリカは実質賃金が欧州より高く、膨大な移民が大西洋を渡った。彼らはアメリカで「アメリカ英語」を学び、高賃金で雇われていった(というか、アメリカ英語を話さなければ、職に就けなかった)。もちろん、それなりの時間は掛かりましたが、やがて彼らも「アメリカ国民」になり、戦争(第一次世界大戦、第二次世界大戦)という事業を遂行可能なほどに国民意識が醸成された。(※今のアメリカは違いますよ)


 問題は、現在のグローバリズムにおける移民受入は、 各国のビジネスが「安い賃金」を求めた結果、進んでいる という点です。


 つまりは、移民はもちろん、ネイティブな国民までもが賃金切り下げ競争、底辺への競争を強いられ、経済成長が抑制されてしまう。


―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――

記事タイトル: 欧州諸国の取り返しのつかない失敗

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Last updated  2024.04.01 08:55:06
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