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私
:このブログで クリント・イーストウッドが「硫黄島」に続いて「南京虐殺」を映画化する
ということを書いたが、これは デマだった
のだね。
昨年6月号の文藝春秋で報告されていたらしいが、不勉強で知らなかったよ。
A氏 : デマ となんでわかったの?
私:
今月の文藝春秋の 「『ザ・レイプ・オブ・南京』映画の罠」
で
、産経新聞ワシントン駐在編集特別委員の 古森義久
氏の記事を読んだからだよ。
このクリント・イーストウッドのデマは、1年ほど前に読売新聞が上海発で報道したのがきっかけらしい。
古森氏がイーストウッドのマネージャーに直接電話して確認したらウソであることがわかる。
A氏
:問題は デマの出所
だね。
私
:小森氏がさかのぼっていくとそれはアメリカに組織を張り巡らしている中国系の政治活動組織「 第二次大戦アジア史保存同盟
」(ALPHA
)だという。
A氏
:アイリス・チャン女史の「 ザ・レイプ・オブ・南京
」は10年位前にアメリカで出版され、ベストセラーになったのではないの?
しかし、内容的に問題が多く専門家からは非難を浴びたようだね。
天皇が関与した計画的、組織的な虐殺だという。
ヒットラーのホロコーストを真似ているようだね。
私
:だが、 この間違いをきちんとアメリカで正す活動が日本側になかったようだね。
この甘さが「 慰安婦
」問題同様、いつも尾をひく原因になるようだね。
チャン女史は2004年11月に自殺
するが、この本は、ついにレオンシス氏制作の映画となって一人歩きする。
このドキュメンタリー映画は長さ91分の「南京」というタイトルで昨年末に完成し、独立系の中小プロダクション制作の映画作品を審査する「 サンダンス映画祭
」出品され、編集賞をとったという。
A氏 :制作はレオンシス氏とは言え、ALPHAはこの映画を大いに宣伝しただろうね。
私
:ALPHAは「 慰安婦
」問題もニュースで盛んに流しているようだね。
アメリカでは、このような反日の宣伝組織が他にもあるが、中国当局との密接なきずながあるという。
A氏: なんで、わざわざ、アメリカで宣伝するのだろうね。
私
:映画もアメリカ映画だとアッピール力は大きい。
慰安婦問題のようにアメリカ議会での採択決議は国際的な重みを持つ。
反日キャンペーンはアメリカからの発信が、日本が一番嫌がると思っているんだね。
A氏 :レオンシス氏制作の「南京」の映画はどういう影響を与えるだろうか?
私 :古森氏によると、この映画は一般の映画館で上映することは今のところないらしいし、アメリカのマスコミもあまりとりあげていないとのこと。
A氏 :しかし、 南京事件70周年 という今年に向けて、ALPHAのような反日組織がこの映画を利用するキャンペーンをするだろうね。
私
:今、 米中合作のドキュメンタリー映画「南京の悪夢」
という作品が完成しているというし、中国側でも劇映画の計画があるという。
だから、今年はこれが「慰安婦」問題同様、反日キャンペーンになる可能性が高い。
A氏
:いずれにせよ、「慰安婦」問題も同じだが、日本は不公平な情報については、 今までのような沈黙主義でなく、おかしな点は、明確に声を大きくして反論すべきだね。
いいチャンスだよ。
相手は、日本人の「謙虚」なんて「徳」は理解できないのだから。
「論語」は、日本にあって、中国にはないね。
私
:そうだね。
しかし、 日本人の有識者の中にも、ALPHA式の考えを持つ人がいるのでやっかいだね。
この人たちの対応も並行して明確にすべきだね。
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