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Ryu-chan6708

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2008.01.10
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カテゴリ: 社会問題


A氏 :最近、 ガソリンの値上げ だけでなく、 市民の生活に直結する食品などが値上がり ているね
  それは、 背景に世界経済の大きな変化 があるね。
  それをこの「 クローズアップ現代」 はうまくまとめている。

  君の「 新帝国主義論・この繁栄はいつまで続くか 」であつかった「 新地球帝国 」が「 サブプライム問題 」を機に大きく変質しつつあるね。
 1年位前まで 繁栄はまだ、続くと考えられていたのに、大きな影 がさしてきたね。
  世界の動きは最近、ますます、混迷していて、かつ、変化のスピードが加速されている感じだね。

実体経済の3.5倍のマネーが動いている という。
規制なしで自由に競争する市場がもっとも効率的だという「イデオロギー」が失敗だという結果 を示し出したね。
榊原氏 が言っていたように 自由な競争が効率的だという「市場原理主義経済」の失敗 だね。

A氏 :君の 格差街道 非正社員の拡大、派遣社員の増大 など「 賃金格差の背景 」から始まったね。
  その 源流 に「 市場原理主義 」があることにたどり着いて、そこから「 グローバリゼーション新自由主義批判事典 」、「 悪夢のサイクル 」、「 国家の堕落 」、「 働くということ 」などとつながる。

A氏 :今まで、アメリカなどの 多国籍企業 は「 個別企業の利益」を追求 してきた。
  それに 中東の産油国やロシアのオイルマネーやチャイナマネー などが、個別企業の自由な競争でなく、「 政府ファンド 」として「 国益を考えたマネーの動き 」が出始めたね。
  これも 新しい「帝国主義 」だね。

金融バブル 不動産の値上がりに反映 する。
  すでに、中国も不動産バブルを恐れ、政府系銀行が貸し出しを抑えだしているという。
 しかし、今年は北京オリンピックがあるので、政府は強い規制はできないだろう。
 問題は 今年後半のオリンピック以後 だね。
大幅な中国元の切り上げ があるかもしれないと榊原氏は言う。

A氏 :今回、問題になったアメリカの不動産の価格低下は、バブルの崩壊なので 、08年の年末にかけて、さらに下がり、アメリカ消費を減少 させるだろうという。
金融バブルの崩壊 なので、アメリカでは貸し渋りも出てきて、消費はその面でも低下するだろうという。
アメリカの消費が低迷すれば、アメリカへの輸出が多い 中国経済にも悪影響 だね。
  それに中国は成長の陰に 不良債権問題 という爆弾を抱えている。

8日の朝日新聞 7日の財界3団体主催の新年パーテー を報じているが、 財界人は後半なんとか持ち直すのではないかと言っているね。
しかし、 悲観論 もあり、今年はアメリカの大統領選もあり、どうなるかは予測が割れているね。
  それに日本でも総選挙があるかもしれない。
  ロシアは大統領が変わるが、今後の動きは「 プーチン皇帝 」が支配する 大国ロシア として「 ロシア政府ファンド 」が継続して動くのはほぼ確実だね。

A氏 オイルマネー はますます、力をつけるだろうね。
アメリカの政治経済の動きが不透明 で、まだ、とんでもないことが起きそうだね。

榊原氏 はすでに「 ドル帝国の黄昏が始まった 」と 中央公論 で書いているね。
 この NHKTV でも 榊原氏は荒れ狂う国際的なマネーに対する規制が不可欠 だとしているね。

A氏 :いつか、君が サンデーモーニングでコメンティターの田中秀征 氏が「 マネーを檻に入れるべきだ 」と言っていたのを紹介していたね。

:いずれにせよ、何か 国際的に転換の始まりの年 になりそうだね。
今年の漢字 は「 」かね。

日本は、原油高、株安、円高の中でその大海の荒波に対応 できるだろうか。
経済の停滞が心配される新年 だね。






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Last updated  2008.01.10 19:46:44
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