PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
A氏
:いよいよ、明日、 北京オリンピックの聖火リレー
がまわりまわって 長野市にバトンタッチ
だね。
長野の 善光寺
が オリンピックの聖火のスタート地点を辞退
したね。
その一つの理由に同じ 仏教徒
として、 チベット仏教への同情
を明らかにしたね。
それを 20日の日曜日のサンデイーモーニング
でコメンテイターの 寺島氏
が高く評価していたが、 浅井氏
は、 同じ仏教徒で対立
し、殺し合いをしている スリランカ
の問題にもコメントをすべきだと手厳しかったね。
私:
ところで、19日の土曜の朝日新聞で田中教授が「 真実の歴史 まず理解を:チベット問題を考える
」というエッセイを掲載しているね。
興味があったのは、 中国周辺の仏教徒
が多くいるところは、チベットだけでないんだね。
A氏
:俺も読んだよ。
チベット仏教は16世紀に内モンゴルに入るんだね。
さらに北上して、 ロシアのバイカル湖
に広がる。
現在、「 ブリヤート共和国
」になっている。
ブリヤート人
は日本人の祖先ではないかといわれているようだね。
ウィキペディア
では、この国が仏教と関係あるということは書いていないね。
私
:さらに ロシア内のボルガ下流
に「 カルムィク共和国
」がある。
これも 仏教共和国
だという。
ウィキペディアでは チベット仏教の国
だとあるね。
このような「 モンゴル系の国々
」が今まで、ソ連時代、日本の侵攻時代、ドイツの占領時代といろいろな 圧制時代
を生き延びてきているね。
そういう観点から、 チベット問題
を考える必要があるかもね。
私
: 昨日のブログ
で、 中国の兵器を搭載した船がアフリカの近海で「漂流」
しているニュースにふれたね。
中国
は ジンバブエ国
向けに カラシニコフ銃弾300万発、追撃砲弾3千発など
を船に積んで送り出したが、先週、 南アフリカのダーバン港に入ったときに、港湾労働者に荷下ろし拒否
され、これに対して、 アメリカ
は「 政治的激動が起きているジンバブエに武器を供給して事態をあおるのは不適切だ
」と指摘した。
A氏
:どうやら、中国は引き下がるようだが、中国外務省関係者は「 中国の武器輸出はアメリカの10分の1くらいだ
」と反論したという。
「 お前のほうがもっと悪いことをしているのだから、俺がやっても文句をいわれるのはおかしい
」という論理だね。
呆れたね。
わかっていないね。
日本では、これを「盗人猛々しい」という。
私
:本音は、政治不安があろうとなかろうと、強引に ジンバブエ
の 金属資源
が欲しいのだが、それは言わない。
堂々と屁理屈をいうね。
A氏 :このブログの 「 「昭和天皇」の佐藤優氏の書評 」で、 佐藤氏 は「 国家は神話なくして存在しない 」として、 米国の自由と民主主義 、 中国の科学的発展観 、 欧州の統合思想 、 ロシアの地政学 など、いずれも現代の神話であり、いずれも「 創られた伝統 」であるとしている。
私
:中国の行動を見ていると、 佐藤氏
の言う「 中国の科学的発展観
」の意味が分かる気がするね。
儒教や仏教は消えて、「 科学的発展観
」が中国の「 創られた伝統
」となっているようだね。
「ポスト戦後社会」吉見俊哉著・シリーズ… 2009.09.01
「イスラムの怒り」内藤正典著・集英社新… 2009.08.24