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Ryu-chan6708

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2008.07.01
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カテゴリ: 孫の教育



わが子に「お金」をどう教えるか

:図書館から順番待ちで借りた。
  俺の後、まだ、 20人 くらい待っている。

  著者は、 小・中・高一貫教育のエリート養成塾の代表 で、高度な学力と同時に「 謙虚さ 」、「 創造力 」、「 豊富な教養 」、「 マナー 」などを身につけさせる 独特な指導方法 でマスコミでも有名らしい。

A氏 :子どもにうまい投資方法でも塾で教えるのかね。

:逆だね。
教育をカネで買うような親を問題にしているね
子どもの個性を伸ばすための教育を強調 している。

  「 お金で買えないもの 」を 子どもに教えることを重視 しているね。
  「 創造力 」「 リーダーシップ」 などはお金で買えない。
  「 知識 」はカネで買えるかもしれないが、「 知恵 」は買えない。
  「頭でっかち」でなく、 文武両道 も必要だね。
   その意味で、 この本のタイトルは不適切 だね。

お金で買えないものの追求を目指す子どもの育成が必要 で、 そのためには、大人がまず、その重要性を教えることが必要 だという。
  そして、子どもの行動を監視するというより、よく見て、理解することが必要だという。
ゲームも携帯も親がしっかりしていることがポイント だという。

A氏 :忙しい親は見きれないのではないの。

絶対時間 の問題でなく、やはり、 強い子どもへの関心 かね。
カネで他人に教育を任せると、子どもへの関心が薄くなる のだろうね。
  アンテナを張っていれば、少しのこともひっかかる。
  この塾には金持ちの子どもが来るらしいが、面白いことに、 親が一代で成功した場合は、教育にやたらにカネをかけ、子どもに小遣いをたくさんやる。
これではいい子どもを育てない。
  しかし、 老舗の子どもはしつけが厳しく、小遣いもすくない。
財産は、受け継ぐもので、やたらに消費するものでないという考えが徹底
しているという。
老舗の子どもで 料理も子どもにやらせている家族の例 があったね。
  そういう子どもは 親が留守でもコンビで買ってすますということをしない。

A氏 :それにしても、今の世の中、大人が カネ、カネ だね。
  そのために、 偽装 もやる。
  買う方も 見抜ける目 がない。
偽ブランド にだまされる。
振り込め詐欺 にだまされる。

:官僚が、ミミッチく タクシー代 をごまかす。
際限なくカネに貪欲な社会が今、破滅に直面 しているね。
  本物の人間でないと意味ある人生が送れない。

A氏 :そういう意味で、「 コーヒーハンター 」の 川島氏 などは理想的な人生だね。
   同じように、今、ときどき、マスコミでも登場するが、 34歳のアルピニストの 野口健 氏なども、学ぶべき生き方だね。
  彼の親は 外交官 だそうだが、 まったく別の人生 を自ら求めて、社会に貢献している。

:親の教育の違いだろうが、 カネのあるなしは教育格差ではないね
親がカネに負けているか、カネに対して毅然としているかの姿勢の「格差」 だろうね。

A氏 :結局、 親の人生 が問われるのかね。

:この本で主張していることは、ある意味で常識的なことだが、改めて読んでみると考えさせられるね。






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Last updated  2008.07.02 22:44:01
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