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私
:戦前の「 軍隊
」との 連続性
ですが、「 警察予備隊
」の次に「 自衛隊
」と言い、立派な戦車を「 特車
」と言い、アメリカ輸入の軍用機は、高いカネを追加して、 防衛専用にカスタマイズ
するなど、憲法の足かせですかね。
「 政治の責任
」というより、敗戦の結果、 軍事基地をアメリカに継続して提供する羽目
になったことが尾を引いていますね。
当時の 吉田首相
が、 朝鮮戦争後のサンフランシスコ講和条約に行くことを頑固に拒否した心理
が分かります。
GHQ
の G2
の ウイロビー
は熱狂的な反共論者ですから、旧日本軍参謀本部作戦課長 服部卓四郎
を温存しますね。
この人は後に 吉田首相暗殺
計画に関係しますね。
ウイロビーは戦犯で逃げ回っていた 辻参謀
も無罪とします。
彼は 東京裁判
すら反対でしたね。
「 警察予備隊
」は、旧日本軍のメンバーが中心になりますが、 ダレス
が目指した アメリカの反共戦略の一環
となり、「 国防
」でなくなったと思います。
朝日新聞の記事では「 国防」の使命は連続性がある
としていますが、私はそれすらないと思います。
まさに自衛隊は「 ヘビの生殺し
」状態です。
戦前の日本軍は一応、 国民からは尊敬
されていましたからね。
私の小学校のときは、「 お国を守る兵隊さんのおかげです
」と学校でよく歌いました。
K氏
:小生は、東海道線の辻堂駅近くで育ちました。
厚木の米軍基地への航空機の進入路の真下
で、物心ついた頃から、頭上を米軍機が飛んでおりました。
厚木基地での夜間発着訓練で、騒音問題でよく揉めておりますが、辻堂付近でも、そんなに高度が低くは無いのですが、 結構うるさいものです。
ある夜、ジエット戦闘機の騒音に腹を立てた母が、突然気づいて、言いました。
「 何さ!まだ、日本はアメリカに占領されたまんまじゃないの!」
まさに、軍事的にはそのとおりなのですが。
それも、アメリカの 反共戦略の一環
であれば、確かに「 国防
」でないと言われるのも頷けます。
私
:その 反共・冷戦の大義名分
が、 ソ連崩壊
で消えた現在、ますます、中途半端な状態になっていますね。
しかも、アメリカは、 今度は経済で国力が低下
する。
アメリカも オバマ政権
になりますしね。
戦略的な考え方の上では、今後、 大きな転換
があるでしょうね。
それに 機動的
に、 自主的
に自衛隊がついていけるかどうかですね。
ところで、 雑誌Will
が特集を組んで 田母神論文を援護
していますね。
これはまた、別途、論じましょう。
「ポスト戦後社会」吉見俊哉著・シリーズ… 2009.09.01
「イスラムの怒り」内藤正典著・集英社新… 2009.08.24