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私
:それにしても、 約30年来のこのガラクタの蓄積
は何だっただろうね。
荷物を整理しながら、つくづくそう思ったね。
経済成長
とは、 このガラクタを生産し、消費
することだったのかね。
A氏
: 定額交付金
など、 消費を増加して、 景気対策
にしたいという。
しかし、 後でガラクタで捨てるものをせっせと買って消費
するのは、人生にとって意味があるのだろうかね。
鳩山総務相
は、 定額交付金
をもらったら、 旨い料理
を食べるそうだが、あの人は メタボ
ではないかね。
食事も浪費すると、メタボ
になり、いいことはないね。
体内に、ガラクタを蓄えること
になるだけだね。
一方で、 世界では飢えに苦しむ多くの人
がいるというのにね。
私 : マザー・テレサ の「 貧しさ 」には次のように記されているという。
「 お金が欲しい
、 お金で買えるすべて
、 要するに余分なもの、贅沢な食物とか余計な衣服、ガラクタ一般が欲しいという欲望
が、ある時、生まれます。
要る物はますます増えます。
ひとつが手に入ると次のものとなって、 結局は際限なく不満
を生ずるということになってしまいます。
もし、何か買わなければならない時は、最も粗末なものにしなさい。
貧しくあることを誇るべきです。
私たちの背後
にそっと忍びよる 小さいキツネ
に気をつけなさい。」
A氏 : 浪費家計からの脱却 かね。
私
: キツネ
は小さくなく、巨大なのかもしれないね。
世界的な経済不況は、その 巨大なキツネの崩壊
かもしれないね。
A氏
:そう言えば、 読売新聞
の一面で「 長寿革命
」という連載シリーズが一昨日からはじまったね。
昨日は、2回目だけれども、 70歳代の転居が多いとデータ
を示していた。
長寿国日本
になり、 人の寿命が家の寿命を追い抜いていくという事態
が生じていると報じているね。
昨日は、かっての 大女優の 有馬稲子
の インタビュー
があったが、 彼女は今年77才。
女友達の多い ケアマンションに移住
したという。
処分するものが大量にあり
、 引越しにはその処分で1年がかかりだった
という。
彼女は、 ある女性の「夏羽織1枚残してなくなった」という死
に感動していたね。
彼女には、子どもがいないから、70歳台を機に「 物頼り
」でなく、「 女友達頼り
」の人生に 心機一転
だね。
私 :俺の場合は、 孫の将来を考えた転居 だが、 転居に伴なって大量に発生したガラクタ処分は、おれ自身の転機 になるだろうかね。