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韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか
私:題名につられ
、図書館に予約しておいた。
読んだら、 題名と内容がまったく違うね
。
新書版にはよくあることだが、これは 単行本
だから、ちょっと問題だね。
韓国企業
が、 中国から撤退
するとき、「 夜逃げ
」になる原因は、「 行きはよいよい、帰りは怖い
」という 中国の企業誘致
のせいだね。
中国政府
は、進出するときは大歓迎だが、撤退となると、いろいろな費用を要求する。
労働者も仕事を失うので、厳しい要求をする。
場合によっては 命の危険
もあるから、「 夜逃げ
」となるんだね。
A氏 :日本企業もかなり進出しているが、「 夜逃げ 」はあまり聞いたことがないね。
私
:韓国企業のほうが 厳しい国内経済の状況
があるからかね。
日本企業も「 夜逃げ
」まではしていないが、うまくいっていない企業も多いようだね。
特に、最近、 中国の労働法の改正
で、 修身雇用型
になってきているし、賃金も上がってきているようだね。
A氏 :君のブログの 中国経済の知的街道 として、すでに 、「大地の慟哭・中国民工調査」 、「 中国という大難 」、「 中国の不良債権問題 」 、 「老いてゆくアジア・繁栄の構図が変わるとき」、 「 中国金融システムの不良債権分析・国際金融市場におけるチャイナマネーの影響力」、 中国の「水戦争・水資源争奪の最終戦争が始まった」 、「 日系中国工場製造部長改善記 」などで詳しくまとめられているね。
私
:この本では、俺の 知的街道
で記録した 中国経済の問題点
、すなわち、
不良債権問題
、 少子高齢化
、 民工問題
、 水不足問題
などをもれなく説明しているね。
その点では、評価したいが、平板で百科辞典的になりやすいので、そのせいか、題名を奇抜なものにしたのかね。
この本の発行が 去年の9月
だから、ちょうど、 リーマンブラザーズの破綻
が起きた月だね。
だから、その後の中国経済についてはふれていない。
リーマンブラザーズの破綻以後
、 アメリカ消費がどん底
に落ちた。
その中国に対する影響は、 輸出依存型
の日本と同じだが、さすがは、一党独裁国家だけあって、 70兆円といわれる迅速な財政出動で、一時的に景気は維持
しているね。
日本企業もその恩恵にあずかっているがね。
しかし、アメリカへの輸出が回復しない限り、中国経済の先の見通しはよくないのではないかね。