知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2009.09.23
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



耳で考える

視覚 聴覚、触覚、嗅覚、味覚 五感 で、それぞれ 目、耳、皮膚、鼻、舌 という 感覚器 がある。
養老 氏によると、 感覚器 というのは、 それぞれ2つ あるという。

視覚 以外に、「 松果体 」があって、明るくなって目が覚め、夜になると眠くなる。
の元は 三半規管
音の振動 は体のいろいろなところで聴いているという。

A氏 補聴器 で、 顔の骨の振動 を捉えるのがあったような気がしたね。

痛い 温かい 冷たい といった 温痛覚 筋肉の関節の動きを感じている運動覚 触覚の役割 をしている。

A氏 以外の 臭覚 は?

:大人になると退化すると言われている「 ヤコブソンの器官 」というのがあるそうだ。
養老 氏は、 味覚の2つ目の器官 については話の流れからか説明していないね。

A氏 :それは体系的でない対談の問題点だね。

情動 は、脳の古い部分である「 大脳辺縁系 」にかなりの影響を与える。
  これに 一番、遠いのが目 で、だから 客観的 だという。
  「 松果体 」も「 ヤコブソンの器官 」も 退化 しているが、 三半規管 だけは、運動に関係しているので 退化していない。
だから、脳的には、 見て感動するより、聴いて感動することが多い という。
ニーチェ は、「 ギリシャ悲劇 」は「 目で見る舞台 」と「 耳で聴くコーラス 」の両方の「 二重性 」でできていると説明しているという。

 ところで、 久石 氏によると、 音楽の要素 は「 メロディー 」「 ハーモニー 」「 リズム 」だという。
  「 リズム 」は時を刻むから 時間的要素。
ハーモニー 」は 瞬間、瞬間の響きで空間的要素
  「 メロディー 」は、この「 リズム 」と「 ハーモニー 」という 時間、空間 をつなぐもの。

A氏 :なるほど、「 時空 」という違った次元のものを 「メロディー」 で結合 しているわけか。

:養老氏は、よく、 二つの楕円 を描いて、 一つは目 もう一つが耳 だとして、 重なっているところが「言葉」 だと説明するという。

 ところで、 聴覚は時間的な流れだから、論理的 だという。
目は論理性が無い。
百聞は一見にしかず 」となる。

A氏 言葉は論理だから時系列 だが、 人の動きは同時に空間的、並行的 だね。
  だから、 君のブログ でとりあげた 武芸家 甲野善紀 氏が言うように、体育は論理で説明できない。
  これも「 クオリア 」かね。

養老 氏は、根本的なところで、 生きていく時に基本的になるのは、目より耳だ という。
意識を失った人が意識をとりもどす時 も、 最初に耳が回復 して、 声が聞こえ 、次に 目が開く

A氏 :意識を失った人に声をかけるのは重要なんだね。

:死ぬ時も 最後に聞こえるのは ご臨終です」という声 かね。スマイル
養老 氏は死んだことがないからわからないと言っているがね。スマイル

明日は 日本人の構築力 についての話に移ろう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.09.23 07:25:50
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: