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Ryu-chan6708

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2011.01.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類


A氏 昨日の朝日新聞の朝刊トップ で、 自動車保険料が上がる と報じているね。
損保ジャパン 4月以降 現在30歳以上は 8万6670円 で一律 だった 保険料 を、 年代(世代)別 に変えるという。

下の表のようになるという。

30~39歳

+530円

40~49歳

+690円

50~59歳

+830円

60~69歳

+3000円

70歳以上

+7150円

 これを見ると、 70歳以上の保険料は急激に上昇 だね。 
 ドライバーが起こした交通事故 高齢者ドライバーの事故が増加 しているためだ。
  さらに高齢者ドライバーが事故に遭うと、 若年層よりも治療期間が長くなり、治療費が増える。
損保大手各社の 高齢ドライバーへの保険金支払い も当然増えているが、これをまかなえるだけの 保険料収入 が増えていないというわけだね。

少子高齢化の影響 が見事に現れているね。
  俺は、これを見て、先週読んだ 2020年、日本が破綻する日 」( 6の4 でとりあげていた「 世代会計 」を思い出したね。
  「 世代会計 」は、 世代の一生の縦の損得計算 だが、これを 世代を 横に切って 、損得の考えを、この保険料問題に応用することができるね。
  俺は、これを「 横切り世代会計 」と勝手に名前をつけたね。スマイル
  要するに、今までの保険料のとり方では、 35歳以上のドライバー は、 とられる保険料 負担 )は 高齢者 も同じなのに、 支払いを受ける金額( 受益 )は、 高齢者の方が多い ということになるね。
  しかも、高齢者は保険料の 継続割引 まである。
  「 横切り世代会計 」では、 30代以上の若い年代層 が「 」をして、 高齢者 になるに従い、「 」をしているということになるね。
  一種の「 世代間格差 」だね。スマイル

A氏 年金・医療・介護 社会保障費 みたいだね。

損害保険会社 自動車保険料 はある 事故率を想定 して、 保険料を計算 しているんだろうが、それが、 事故が想定した事故率より増加 すると、 入金 より、支払いが増えて 保険会社の運営に影響 するね。
  それが特に 高齢者世代 に支払う額が想定より多いと当然、掛金をあげないと商売にならなくなる。
 そこで 世代別の保険料 に切替えざるを得なくなったわけだね。
社会保障 の場合、 自動車保険料 のような 世代別負担 にしたら、大変なことになるね。
高齢者 になるほど 年金・医療・介護の自己費用負担 が増えるということになり、高齢化するほど退職しているのでそんな カネ はない。
自動車保険 なら、 ドライバーをやめればいい が、 社会保障 の場合は 生きるためには不可欠 だから、 自動車保険 のように 脱退 できない。
死ぬしかない
  だから、 高齢者 になってからでは、その負担はできないから、「 賦課方式 」のように 現役世代の保険料 に頼るか、自分の老後の費用は、 現役中に積み立てる 積立方式 」とするかという理屈になるね。

A氏 :自民党政権のときにできた「 後期高齢者医療保険 」というのも「 横切り世代会計 」の発想があったのだろうかね。

:これから、人口の中に占める 高齢者の割合も増加 するのだから、 高齢者ドライバーの事故 もさらに増えるだろね。
損害保険会社 も遅ればせながら 少子高齢化の社会構造の変化に対応 をし始めたということかね。
政治の社会保障 の方は、 消費税や増税がらみ で対応がもっと遅れているがね。






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Last updated  2011.01.08 08:19:08
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