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私
:今回の 菅改造内閣
の 最大の目玉
は、 与謝野馨
氏の 経済財政・社会保障・税一体改革担当大臣への就任
だろうね。
これと 並行
して、 前財務大臣の 藤井裕久
氏の 官房副長官
の就任が見逃せないね。
2人とも 財務大臣経験者
だけに、 財務官僚
は大喜びだそうだ。
A氏 :この両氏のことは、 君のブログ の最後で扱っているね。
私
: 先月の17日のBSフジテレビのプライムニュースの番組
では、 藤井氏と与謝野氏の2人がゲスト
で話していたが、 財政に関する2人の意見
は同じだったね。
これは今回の菅内閣の 2人の布陣を予告
していたね。
このプライムニュースで、 藤井
氏は「 政府は『 一般的な政府
』、消費税を収入源とした『 社会保障政府
』、『地方政府』の 独立した3つの政府
に分かれるべきだ
」と言っていたね。
与謝野
氏の「もう日本には 後 100兆円
しか国債発行の余裕
がない。
節約してから増税
というのでは間に合わない。
両者は一挙
に行うべきだ。
やるべきことをやらないで延ばすのは危険だ
」
と指摘していたね。
A氏 : 菅首相 は、 与謝野 氏と 心中 の積りかね。
私
:この 布陣
でなんらかの 増税路線
は明らかだが、 国民の理解
が得られるかが、菅内閣だけでなく、 日本の運命
を決めるね。
増税
を避け、 危機をぼかし、
国民に気に入るようなことを言って選挙に勝ってきた 政治家の悪い癖
、それを期待する 選挙民の悪い癖
、そのツケは結局、 国民にツケ
がまわる。
日露戦争
のときを思い出すね。
日本は一応勝ったが、 継続できるだけの戦力はなかった
。
その真相
を国民は理解していなかったし、 政治家
も、 その真相
の理解を国民に求めなかった。
だから、 真相
を知らない国民は期待した講和条約ではなかったので、不満分子が 日比谷の焼き討ち事件
を起こした。
太平洋戦争
も同様だね。
軍やマスコミの威勢のいい声
に負けて、冷静に考えれば 勝ち目のない太平洋戦争に突入した。
菅首相
は 心中
、そこまで腹を決めて、 与謝野
氏を受け入れ、 藤井氏を再登用
したのだろうかね。
与謝野
氏も 軽率な行動
だと野党などから罵られるのを覚悟で、 イチかバチ
か賭けたのだろうね。
与謝野
氏が ピエロで終わるか
、 救国主になるか
、それで 日本の10年、20年後に迫った財政破綻
が起きるか、回避できるか、につながっているね。
それが 与謝野氏に対する野党の攻撃
、 マスコミの対応
など、 国民の眼
に見えるように分かりやすくなって来たのは確かで、その意味では一歩前進かね。
利口な国民
は、 与謝野氏に対する野党の動き
などを そういう視点
でジッと見るだろうよ。
国民も試されているね。