知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2017.07.30
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

斎藤 氏は、 暴言や失言をする政治家には三つの特徴 があるという。

(1)過去への敬意を欠いている。歴史を知らないし、先人に学ぶ気もない

(2)現在、すなわち国民に対する誠意を欠いている。適当にごまかそうとする

(3)未来に対する責任を欠いている

保坂 氏は、 本を読まない人の特徴 とも重なり、

1)形容詞が多い

(2)結論しかいえない

(3)耳学問だから話がもたない

 という特徴 をあげている。

A 言葉の劣化 は、 小選挙区制が導入されてから という。

与党が大勝すると、小選挙区で負けても比例で復活する人 がいて、 裏口入学 みたいだ。

受かるはずのない人が受かってくるのだから、失言の多発も当然 で、「 ワンフレーズ政治 」は、 小選挙区制で強化 されていき、 小泉政権 しかり、 安倍政権 しかり。

保坂 氏は、 安倍政権 の言葉がなぜ軽いのか は、 歴史と比較してよく分かる といい、「 戦間期の思想 」は問題だという。

 「 戦間期 」とは、 第1次世界大戦から第2次世界大戦の間 で、 「戦間期の思想 」とは「 領地を失ったけれど、次は取り返してやる」というもの

日本は45年 から、 「戦間期の思想」を持たないという壮大な実験 をやっているから、 ずっと「戦後」 だ。

安倍首相 が危ないのは、「 戦間期の思想」を持っているんじゃないかと外国から疑われかねないことだ 保坂 氏はいう。

A 氏: 30日の対談 では、 失言や暴言ではなく、 名言 にもふれている。

後藤田正晴は法務大臣のとき 87年のイラン・イラク戦争で、交戦地域への自衛隊派遣は参戦と同じだ として 閣議で署名を拒否した という。

 順法精神を掲げて筋を通した という。

77年の日航機ハイジャック のとき、 福田赳夫元首相 は「 人命は地球よりも重い 」と発言し,

非難もあびた。

 一方、 安倍首相はISに日本人の人質が殺されても「テロには屈しない」で通した

A 90年のイラクのクウェート侵攻 米国の軍事制裁への協力 を求められたとき、 当時の海部首相は憲法の制約があるからと断った。

 しかも「 その憲法を日本と一緒になって作ったのは米国だ 」とまで米国に言った。

90年代の初めまではそれがまだ常識で、米国にも物を言っていた

戦前で有名なのは36年(昭和11年)の衆院本会議での斎藤隆夫議員 粛軍演説 だね。 

4年後の「反軍演説」で斎藤議員の除名動議 が出て、 7人が反対 296人が賛 成し、 144人が棄権欠席

保坂 氏は、 144人が人間の弱さを示している という。

政治家 に限らず、 暴言や差别発言などや言葉の劣化もそうだが「記憶にない」「文書にない」「文書は処分した」という言葉の問題点には誰かが気づいて追及しないと、簡単にスルー してしまう。

 聞くほうも、 正しいセンサー を持つことが必要だね。

森友学園の国有地払い下げ 加計学園の獣医学部の問題 稲田防衛大臣の日報 など、いつまでたってもすっきりしない政治状況に、 国民のセンサー が働いて、 安倍政権の支持率の急速な低下 になったんだろうね。

 やはり、背景には 小選挙区制、政治主導への転換とそれによる安倍政権の独走が 今日の政治の劣化 をまねいたのだろうか。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.07.30 14:32:50
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: