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私 :「 不時着 」か「 墜落 」か、でもめていた、 沖縄県名護市東部の沿岸で昨年12月、米軍輸送機オスプレイが不時着水を試みて大破した事故 について、 米軍は11日、事故原因は「操縦士のミス」とする最終報告書を日本政府に提供 。
機体の不具合や整備不良が事故原因ではなく、操縦士の操縦ミスと結論 づけた。
防衛省
はこれまで「 オスプレイの同様の事故は初めて
」としてきたが、今回の報告書は、 15年にも米海兵隊のオスプレイが同様のトラブルを起していたことに言及
していた。
この時は損傷が軽微で、 安全に着陸
したといい、同機は米カリフォルニア州の飛行場に所属しているが、 米軍は事故の詳細について明らかにしていない。
A 氏 : 12月の事故後、9ヶ月 もたって 最終報告書 がでるとはね。
私 : 報告書 によると、 問題のオスプレイは、昨年12月13日夜、空中給油訓練をしていたが、空中給油機の給油管への接続に何度か失敗 した後、 燃料が少なくなり、方向転換 。 普天間基地に向かいながら給油管につなげようとしたが、操縦士が速度を上げすぎたため、オスプレイの右プロペラが空中給油機の給油管と接触した という。
A 氏 : 同じ空中給油機の給油管への接続事故 が、 2015年にも米国内で起きていたのを、今回の報告書で、防衛省ははじめて知った わけか。
私 : 小野寺防衛相は防衛省内 で「 あくまで操作の問題ということだと思うが、沖縄を含めて不安の声があることも事実。安全な運航を心がけていただきたい 」と 記者団 に語った。
11日に防衛省を訪れた翁長沖縄県知事 は、 小野寺防衛相と会談後、 記者団 に「 事故が起きるとパイロットの責任に帰しているが、機体の構造的欠陥は言わないようにしているのではないか 」と疑問を投げかけた。
A 氏 : 正論 だね。
兵器 は、 戦闘 で 兵士の生命 にかかわるものだから、 操作ミスのないように構造を安全なものにしておくべき だね。
私 : ものづくりの基本 に「 フール・プルーフ 」という言葉がある。
フールは「馬鹿」でプルーフ「守ること」だから、日本の現場では最初「バカヨケ」 と言っていたが、その後、 「ポカヨケ」で工場の現場用語で一般化 したね。
作業者のミスを防止する装置 のことで、 ミス・ゼロ を目指す。
小野寺防衛相は、空中給油機の給油管への接続作業の「ポカヨケ」装置について聞くべきだった ね。
翁長沖縄県知事も同様に 「ポカヨケ」装置について、追及すべきだった ね。
私 :ところで、こないだ CSテレビ映画で「ハドソン川の奇跡」の映画 を見た。
昨年、クリントン・イーストウッド監督 制作したが、 2009年にエンジントラブルで事故を起こした旅客機が、ハドソン川に着水し、乗員全員155名が助かったという実話 に基いている。
機長の勇断で、機長は英雄 となる。
機体は見事な着水で、破損はみられない。
昨年12月のオスプレイは不時着による着水 だというが、 めちゃめちゃに機体が破壊され大破している のを見ると、 「ハドソン川の奇跡」と比較するとオスプレイは「 墜落」 だね。
A 氏 :ところで、これはネットニュースだが、 在沖縄米海兵隊のオスプレイが8月5日午後、オーストラリア東部沖で事故を起こした。
オスプレイが米軍艦に着艦しようとした際、船尾に機体が接触して墜落 。
乗員 26 人のうち 23 人は救助されたが、 3 人は死亡 。
これも 操縦士のミス か。
私
: オスプレイ配置反対
ばかりいうのでなく もっと操縦し易いように「ポカヨケ」装置の構造的改善をしたオスプレイ
を期待したいね。
ベテランでないと使いこなせない兵器
は、 現代戦向
きではないね。
そんなことは 世界一強大な米軍では常識
だから、「 操縦士のミス」の説明
は技術的でなく、 政治的な背景
をなんとなく感ずるね。