PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私 : 世界のカジノ業者が日本に巨額投資を計画する背景 には、 世界3位の経済規模に加え、21兆円市場のパチンコ・パチスロの存在 がある。
他にも 競馬や競輪、競艇 、スポーツくじま であり、 マカオのカジノ研究者 は 「ギャンブル市場を新たにつくるのは大変だが、すでに基盤がある」 と語る。
日本国内の潤沢な資産と、気軽に賭け事ができる「風土」が関心を集めている格好 だ。
A 氏 : 同日の朝日新聞の 「ギャンブル依存」(ニッポンの宿題)欄 では 公益社団法人日本駆け込み寺 代表の玄秀盛 氏は 「日本はギャンブル大国や。パチンコだけで約22兆円、競馬や競艇、競輪 なんかも合わせたら30兆円産業になる。テレビCMや新聞広告で俳優や有名人を使い、すごくいいイメージにして勧誘するわけや。パチンコや競馬などを「レジャー」というが、やっていることは賭け事。『ばくち』やねん」と断言 しているね。
また、 日本ではギャンブル依存症の増加が心配 されているが、 依存症対策に取り組む米カリフォルニア州ギャンブル問題協会のロバート・ジェイコブソン代表 は、 日本にはパチンコなどがすでにあるとし、「カジノができると依存症が増える、とは必ずしも言えない」と話す。
「アルコール依存症 を増やすのは高級シャンパンでなく安酒。ギャンブル依存症も同様で、入場料もかかるカジノが依存症を増やすとは考えにくい」(シンガポール のカジノ関係者)との声 もある。
私 : シンガポールのカジノについては、19日の朝日新聞の 「 カジノ、光と影 アジア2カ国の実情 シンガポール・韓国」欄 でふれている。
シンガポールのカジノでは、 自国民は1日100シンガポールドル を払わなければカジノに入れず、その入場料収入は2012年度から16年度にかけて2割以上減少し、自国民用入り口は閑散としている という。
シンガポールのカジノの 利用者の大半を占めているのは外国人客で、特に富裕層を含む中国の観光客が「東南アジアのカジノ業界を左右する鍵となる」 という。
A 氏 :しかし、先の 「ギャンブル依存」(ニッポンの宿題)欄 によると、 ギャンブル等依存症が疑われる人の人口に対する割合 は、 樋口進・樋口久里浜医療センター院長の調べでは下記のように日本人がダントツに多い (カッコ内は調査が報告された年)。
日本・3.6%(2017)、 オランダ・1.9%(2006)、フランス・(2011)、スイス・1.1%(2008)、カナダ・0.9%(2005)、イタリア・0.4%(2004)、ドイツ・0.2%(2009)。
これは、 パチンコだけで約22兆円、競馬や競艇、競輪 なんかも合わせたら30兆円産業になる日本がギャンブル大国のせいか。
シンガポール人はそういう巨大産業がないから、 ギャンブル等依存症が疑われる人は育っていないが、日本人はカジノの入場料を高くしても 『ばくち』ぐせがついているのでカジノでも ギャンブルする のではないのかね。
私 : 日本の市場開放は、韓国でも関心が持たれていて、韓国にはカジノが17カ所 あるが、 16カ所は外国人専用 で、 韓国文化観光研究院の柳匡勲研究員は「日本が『成功』すれば、韓国内でも自国民が出入りできるカジノの増設を求める声が高まるだろう」 と話す。
しかし、 これもおかしな話 だね。
韓国北東部にカジノリゾート「江原ランド」は 唯一、 韓国人もカジノができる。
先の 「 カジノ、光と影 アジア2カ国の実情 シンガポール・韓国」欄 で韓国のこのカジノの現状をとりあげている。
「江原ランド」は、ソウルから高速バスで約3時間、炭鉱が閉山した山間部に2000年、初めて自国民が利用できるカジノとして誕生 。
A 氏 :しかし、 韓国の政府機関によると、1日平均8千人余りの利用者の6割は「賭博中毒者」。
「江原ランド」の近くに政府が設置した韓国賭博問題管理センターのの張孝強 氏は 「賭博中毒者は財産も社会的信用も失い、完治という言葉はない。日本でも自国民が利用できるカジノを作れば必ず起きる問題。まして大都市につくるのは自爆行為だ」と警告 。
中毒者の相談活動を続けてきた牧師の方恩根 氏は 「江原ランド」周辺で開業以来、約2千人が自殺したと推定する。
自殺の予告電話を受け、モーテルの部屋に飛び込んで止めた経験もあり、家族関係が悪化して家に戻れず、サウナなどを泊まり歩く「カジノホームレス」もいる という。
私 : ところで、 韓国は2006年8月にパチンコ禁止に踏み切った。
射幸心をあおり、パチンコ依存症
になり、 人生の破滅の原因
になるから。
自己責任
だと言っているわけにはいかなくなったんだね。
背景に パチンコ業は正業でない という 社会的な認識 があったようだ。
その韓国が「江原ランド」のカジノでギャンブル依存症者を復活 させているとはね。
やはり パチンコで身についたギャンブル依存症は、カジノでも再発することを韓国の例は示しているよう だ。
ギャンブル大国日本 、 それに育てられたギャンブル等依存症が疑われる人の人口に対する割合が世界ダントツの日本 。
日本にカジノができたら、韓国の「江原ランド」になるだろうか。