りゅうちゃんミストラル

< 新しい記事

新着記事一覧(全4385件)

過去の記事 >

2007.06.11

血小板献血と２００ｍｌ問題

テーマ：生き方上手(689)

カテゴリ：社会問題

今日、４６回目の献血をした。

ピカチュウ

血小板２０単位を５サイクルで提供。
私は ＣＭＶ（サイトメガロウィルス） マイナスのためか需要があるのだろう。

本当はもっと回数をこなしたい。
しかし年間献血回数の制限でここしばらくは献血したくともできなかった。

この間、４００ｍｌ献血でも良かった。
だがヘモグロビンの数値が少し足りず数回断られた。
女性は何割かがこの理由で献血できずにいるという。
男性よりもヘモグロビンの数値が低いためだ。

献血には全血と成分に分けられる。
全血とは採血したそのままの血液。

成分は血液から血小板や結晶を分離して使用する。
血小板は末期ガンなど重い病気の患者さんに使われるという。

先日、ある掲示板で 200ml献血問題 を知った。

「２００ｍｌ問題」というのは４００ｍｌか成分を無理に求められること。
貧血の方や女性など、４００を無理に求められても困るだろう。

しかも血小板の場合、血液を分離するのでかなり時間がかかる。
そのため成分献血の受付時間は全血の場合よりも短い。

一方、献血ルームにも言い分がある。
それは、需要と供給のバランスから２００が使いにくいということ。
感染症を防ぐという点から言っても２００より４００か成分が使いやすい。
だから窓口で２００が嫌がられるらしい。
スタッフの中には露骨に嫌な顔をする人もいると聞く。

献血は善意で行われる。
もし貧血の心配が少しあった場合。
せっかくの善意が窓口の対応で台無しになったら。
次に献血したがるだろうか？

この点を献血ルームのスタッフはよく肝に銘じてほしい。