みかんの木を育てる-四季の変化

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2024年05月05日
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テーマ: 暮らしを楽しむ

​急きょの、お茶摘み​

これは、5月5日(日)午前5時3分の富士山、小田原サービスエリアから見たものです。



天気は五月晴れで、朝日が山頂を照らし出していました。

本来なら、4月30日(火)-5月2日(木)のみかん作業を終えて、
搬送してきたみかんなどの農産物を、
3日(金)、4(土)の朝市での販売を済ませたところですから、ひと休みするところなんですが。

携帯に援農者から連絡が入りました。
『明日、5日(日)に畑作業に行くけど、何をしたらよいか?』と。
これで、日ごろの過ごし方が、一変しました。

5日(日)午前3時45分の八王子発で、小田原へ。
臨時のお茶摘みに、もうひと頑張りするということです。


今季のお茶摘みですが、JA久野工場の稼働が、5月1日から10日ですから。
1日には雨の降りだす前に、朝の茶摘みをして、
今季の依頼の一番のりの受付でしたが、JA久野の製茶加工を依頼してきていたんです。

この時、やはり雨降る前の日に甘夏を収穫しておいたんで、
それを東京に搬送して、4日(土)の多摩の団地での朝市をしたわけですから。
もはや、ヘトヘトだったんです。

​​​
援農者というのは、神様の声です
しかし、援農者が来てくれるとなると、
そうなると、事情は変わります。
天気予報をみると、5日の快晴のあとは、天気は下り坂です。
そうなると、その後の、通常の作業時間であれば、7火-8水のバターンでしたから、
その後の茶摘みについては、雨が降っては茶摘みは出来ません。
ですから、お茶摘みはへとへとで、あきらめていたんです。

ところが、その快晴の5月5日に援農が来てくれるとなれば、事態は変わります。
これで、私などの行動は決まりです。
前回の真鶴での茶摘みにつづいて、
5月5日に、小田原の石垣山みかん園で、第二次のお茶摘みを実行するということでした。

今が、小田原のお茶摘みの真っただ中
小田原真みかん園には、畑の境界にお茶の木が植えられています。
この5月のゴールデンウィークの頃が、その茶摘みの時期です。
みかんの花の香りをかぎながら、茶摘み作業が行われています。
「足柄茶」として、ブランド品になるんですね。
JAは、期間限定で製茶工場を稼働させてくれます。
そこへ私などもお茶摘みして、生茶をもっていき、製茶加工を依頼しているんです。
ことしも、今が茶摘みの、その時だったんです。

私なども励まされて、もうひと頑張りしました
5月5日は快晴の「五月晴れ」、お茶摘み日和でした。
「草刈りでくたびれた」なんてことは言ってられません。
実際に、隣の畑の農家の方もお茶摘みを、せっせとしていました。​​​

私たちの方はというば、「一心二葉の手づみ」の原始的な手法ですが、
これが昔ながらの茶摘みの手法です。茶葉としては、最高級品なんです。
その代わり、手間が大変なんですが。


結局、午前10時から11時半までかかつて、
3人で生茶2キロを茶摘みしました。

これを午後1時に製茶工場に出して、
かわりに、前回依頼した生茶1キロを加工した製茶を受け取ってきました。



生茶1キロは、製茶すると400グラムですね。
農協の職員の方は、このわずかな量の袋を見つけ出すために、
棚に並んだ大きな袋の間を、なんどもなんども探しまわってくれて、
ようやくこの小さな袋を見つけ出してくれました。


これは、久野工場が受付した生茶の、今季の依頼の一番乗りのものでしたが、
しかし、それはもっとも少ない量のお茶の出来上がりでした。
まわりの袋は、大きな袋ばかりだったんです。

しかしですよ、今回2キロの生茶を出せたということは、
数日後には、この倍の量のお茶が出来るということです。
援農者も、その出来上がりを楽しみにしてくれています。


先人の知恵です 「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る、
摘めよ、摘め摘め摘まねばならぬ。摘まにゃ日本の茶にならぬ」​

この茶摘み歌ですが、
この歌というのは、だいたいお茶摘みというのは、
きわめて単純な作業のくりかえしですから、あきちゃうんです。
その手摘みのくたびれちゃう作業を励ましてくれる、
なんとも見事な、昔の人による応援の歌なんですね。
これが日本の近代化を支えたくれたんですね。
まさに、なんともすばらしい、宝の歌であり、貴重な仕事だったんですね。






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Last updated  2024年05月05日 19時50分05秒
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