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ウエブで見ました。「日本にいる謎の鳥」・・・う~ん、うまい!座布団10枚!!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月31日
テレビ中継されていましたからご覧になられた方も多いと思います。鳩山首相の施政方針演説。大変な力の入れようでしたね。途中で声が裏返ったりして、大そうな熱の入りようでした。「いのちを守りたい。いのちを守りたいと願うのです・・・」で始まる出だしは、おおよそ議事堂の論壇で発せられるものとは、毛色が違うような気もしました。しかし、演説というものは、演説の内容と演説をぶつ弁士の常日頃の行いが合致していてこそ、聴く者の感動を呼び、説得力もあるというものです。出だしがあのようなメルヘンチックな出だしですから、赤ん坊の頭の上につるしてグルグル回す玩具(メリーゴーランドというのでしょうか?)のように、言葉が私たちの頭上で空虚に回って通り過ぎていくだけのようではなかったか。思わず「そんな大そうな・・・、自分の命は必死になって自分で守っていきますから・・・」と言ってしまいます。演説の出だしとしては、奇をてらい過ぎていますね。興ざめです。0点!効果満点、100点間違いなしの出だしを教えてあげましょう。「資産を受け継ぎたい。資産を無税で受け継ぎたいと願うのです・・・」その鳩山首相を陰で操ってしまうもう一人のお方なら、こう始めてください。「献金を隠したい。献金を騒がれぬよう隠しておきたいと願うのです・・・」議事堂が万来の拍手で揺れること間違いありません。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月30日
本日の更新、ズルします。みなさん、そば屋のテーマソングご存知ですか?・・・実は、私が勝手にテーマソングにしただけですから、誰もご存知ありません。「NHKおかあさんといっしょ」より拝借しました。「ごめんください、めんください」をお聞きください。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月29日
昨日は終日おだやかな天候に恵まれました。窓際の日の当たる場所はポカポカと暖かで、久しぶりに日向ぼっこなるものをしました。冬の間は厚い雲のカーテンに覆われて、ほとんど見ることのできない立山連峰が、一日中望めたというのはめったにあることではありません。一転して今日は朝から冷たい雨が横殴りに降っていて、冬の北陸に逆戻り。まぁ、この雨が雪でないだけありがたいと思いますがね・・・。当然のことながら、立山連峰は雲のどん帳が厚く降りてしまって見ることはかないません。ご覧の通り田んぼの雪は、大方融けてくれたようですが、駐車場に目をやりますと、年明け早々に降った雪の名残を見ることができます。この角度で2階から見下ろしても雪の壁で向うの道路が完全に隠れていましたから、2メートルは積み上げたことになりますでしょう。除雪した雪をこれだけ積み上げたのは、十数年ぶりのことです。天気予報によると、今週末から来週初めにかけてまた雪マーク。北陸特有の曇天を見上げては、お手柔らかに願いたいものだとつぶやいています。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月28日
「夜空を仰いで 数える星も 君のいない砂浜は 寂しいぜ」と加山雄三が歌ったように、ロマンチックこの上ない状況も、側らに恋する乙女がいればこそ、星は決して一人では見るものではないと思うのです。火星が28日に最接近、観察に最適地球のすぐ外側を回る兄弟星の火星が、地球の軌道に接近しているそうです。何でも今回は太陽が西に沈むとすぐ東の空に現われ、一晩中観測ができるのだとか。名前のごとく赤黒い光を投げかける星ですよね。星といえばキラッ、キラッと光るイメージを持ちますが、この星はさも気だるげにぼぉ~っと赤い光を回りににじませているかのよう。「夜空を見上げると、月とシリウスの次に火星が明るく見える。ただ空を眺めるだけで済むのだから、是非外に出て見て欲しい」と専門家は奨めていますが、側らに肩を寄せ合う彼女がいればまだしも、一人仰ぐ夜空の彼方から投げかけてくる星の光は、己の孤独をより鮮明に照らしだすようで寂しさを募らせるばかりです。皆さんは、冬の夜空に火星をいかに見られますか?◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月27日
人はパンのみ生きるにあらずと西洋の賢者は言ったのでしたが、食わなければ生きていけないのが凡人の悲しさ。その食べ物も所変われば、品も変わろうというもの。そして人には好き嫌いがつきもの。さらに信じる宗教の教えには、口にしてはならぬものがあったりするから話は複雑になります。中国で犬肉・猫肉の食用禁止へ食の大国中国、おおよそ四足のもので口にしないのは、机くらいと言われていますね。かの国の国民の健啖ぶりには舌を巻きます。動物愛護団体からすれば、犬猫を食うとは言語道断。中国人はペットを殺して食べる野蛮な国民。ついでに鯨を獲る日本人も負けず劣らず野蛮人となるんですが、私にいわせれば牛や豚ならいいのか、ガチョウに無理やり餌を食わせて、大きくさせた肝臓だけ取り出して舌づつみを打つのは、立派な食文化といえるのか?土地土地、そこに暮す民族各々に食文化があり、慣習があり宗教を持つのだから、人間が人間を食わない限ぎり、牛を食おうが嫌おうが、豚を食おうが嫌おうが、魚を生で食おうが焼いて食おうが、咎めだてはできないだろう。どこで線引きをするかで天と地ほども開きができる問題を 自分の国の食生活だけを基準に論ずるの愚を冒しているのが動物愛護団体といえないか?当の中国国内の反響はというと、そんな法律が定まろうがうわべだけのことで、今までどおりうまい物をうまく食ってどこが悪いか、お国が定める法律は破るためにあるくらいの勢いとは、さすがに大人の国らしいと思いませんか。そして、これは痛烈でしたね。「『動物を大切にするより、まず人を大切にしろ』との意見が支配的」とは、返す言葉が出てきません。。。好きな物は好きに食って来たように、言いたいことも好き勝手に言わせてくれとは。「衣食足りて礼節を知る」はずのこの国であっても、やはり西洋の賢者の言葉は当たっていたということか・・・。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月26日
「そんな分かりきったことを・・・」と思われた方、多いのじゃないかと思います。チンパンジー 自分の名前を認識 脳波実験で判明犬だって名前をつけてかわいがってやれば、名前を呼んだら、喜んで尾を振って飛びついて来ることぐらい知ってますよ。トピックスを見ると、脳波を計測する装置を頭につけられ、おとなしくいかにも所在なげに座っているチンパンジーが写っていますが、こんなふうにまで人に従順に従うチンパンジーが、自分につけられた名前を判別できないわけがないでしょう。まぁ、科学的に初めて証明されたということなんでしょう。ミズキという名のチンパンジーに(1)「ミズキ」(2)仲間の名前(3)知らない名前(4)「ミズキ」という音に似た雑音を1.5秒間隔で順不同で繰り返し聞かせたところ、「ミズキ」のときだけ、脳波に特定のパターンが表れたというのです。ならば、この方の場合はどうだろう?「ミズキ」を「ケンキン」に変えて聞かせてみて、脳波の反応を調べてみたら、きっと新しい科学的発見が見い出せるかもしれませんぞ。「ケンキン(献金)」の次に「ゲンキン(現金)」と言って惑わしたり、「ミンシュトウ(民主党)」とか「カンジチョウ(幹事長)」なんて変化球を投げてみる。ずばり「ワイロ(賄賂)」なんていう危険球を内閣・・・じゃなかった、内角に投げてみるのも効果抜群じゃないか???もっとも、この方は「ミズキ」のようにおとなしく座っていてはくれませんからね。同じ椅子でも座り心地が違うんでしょうか、幹事長の椅子にならずっと座っていたいんだそうです。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月25日
ウエブトピックスより群馬・嬬恋「ハグ」イベント 参加申し込みゼロで中止1月31日が「あい(I) さい(妻)」、午後8時9分が「は(8)ぐ(9)」とは、なかなか捻ったものですが、氷点下に下がる気温までは気が回らなかった?「つまごい」と読む村名にちなみ「愛妻」をテーマに地域おこしに取り組んでいる群馬県嬬恋村の冬の新イベント「愛妻の丘でハグしよう-極寒星空ハグ-」が、参加カップルの申し込みがゼロだったため中止の病むなきにいたったとはまことに残念。今のドライな若者にしてみれば、そんな寒空で抱き合わなくても、もっと温かい部屋で肌を寄せ合いたいと思うのは仕方のないところか。日本武尊(やまとたけるのみこと)が、海の神を鎮めるために入水した后をしのんだという故事にまでさかのぼることができるという群馬県吾妻郡嬬恋村。私があと20年も25年も若ければ、こんなロマンチックな名を冠する村に、我妻を誘っていたものを・・・と、このウエブトピックスを読んだのでありました。。。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月24日
紳士の国イギリスの話題。離婚祝い用のギフトサービスを始めたのもイギリスのデパート業界なら、理想の彼女にめぐり合える確立を計算してみたのもイギリスの学者でした。そして、俄かには信じがたいサービスをやり始めたというイギリスのホテルの話題。ベッドに人のぬくもり、ホリデイ・インが新サービス「客がベッドを使う前に、フリースのパジャマを着た従業員がベッドに入り温めておいてくれる」というサービスは、ベッドは確かに温かくなっているかもしれないけれど、寒気がするくらいに気持ち悪くはないか?他人のぬくもりの残る布団に入るのってよほどの無神経か、勇気の要る行為だとは思いませんか?いったいそんなサービス、金を出して求める客なんかいるのだろうか?いくら今年の冬が、日本を含めて北半球全体が厳しい冬を迎えたからといって、これを「革新的な」サービスというイギリス人の感覚、チョー寒いです。・・・まぁ~、うら若き女性が布団が温まるまで添い寝をしてくれるというのなら話は別でしょうが。。。(←イエローカード!・・・笑!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月23日
ウエブトピックスより上げ馬神事 馬虐待?未成年に酒?三重県が適否調査へ「上げ馬神事」といえば、少年が馬を駆って急斜面を一気に登る勇壮な祭り。テレビで見たことがあります。この神事に問題ありと三重県教育委員会が調査に踏み切ったのは、「馬を興奮させるため『つくる』と称してたたく習慣があるほか、興奮剤を与えている可能性がある。未成年者が飲酒して騎手を務めている疑いがある」ためとか。長い歴史の中で人類の最大のパートナーといえば、それは馬。文字通り「人馬一体」となって歴史を切り開いてきたと言えるのではないか。しかし馬にしてみれば、人に背を跨がれ、口にはハミを噛まされ、手綱を牽かれ、時として尻に鞭打たれるなんて、それはもう迷惑な話に違いない。『つくる』とはどう言う行為なのか知りませんが、馬力を発揮させようとして人が馬体を「蹴る、叩く、打つ」たぐいの行為を指すのでしょう。そういった行為が馬を虐待しているというなら、人が馬に跨り馬の速さを競うことや、そりや荷車を引かせてきたことはどう言い繕えばいいのだろう。端から「馬に急な坂道を駆け登らせるようなことを強要するのは止めよ」と主張するなら、まさに動物愛護の精神から分からないでもないが、『つくる』行為は動物虐待であるというのは、長い人と馬の歴史の中で人が馬にやってきた馬力を発揮させるための行為はどう説明したらいいのだろう。犬猫をかわいい、かわいいといっては餌をやり、太らせているのは、蹴ったり叩いたり鞭打ったりしていないから、虐待とは言わないのか。次に酒の問題。それこそ神代の昔から、神事には酒は欠かせぬもの。酒は身を清め、邪気を払うなくてはならぬ大切な言わば道具と考えられてきた。おそらく昔は、一口あおってさっそうと馬に跨ったのだろう。これも長い歴史の中で、いったい何人の人が、一口が二口三口になり勢いがつきすぎて祭りの最中に事故を起こし死んでいったことだろう。現代では、未成年に限らず祭りの当事者に酒は禁物が当たり前。祭りの最中に未成年に飲酒の事実があるとすれば、教育委員会は文字通り教育的見地から、指導しなければならないのは当然のことでしょう。しかし、お神酒(おみき)という言葉がそのうち消えてなくなるのではないかとの不安が付きまとうのは、寂しいことに違いありません。差議長祭りは火祭りの一種だと思うのですが、書初めやお正月の札やお守りを火にくべて燃やすのは、環境保護の観点からやってはいけない、集まった書や札を燃やさずに不燃物として処理する自治体が多いと聞きます。それにしても、このような神事と酒の関係に限らず、祭りというものが時代とともに様変わりして行くのは仕方ないにしても、当の神様はどうお思いになっておられるだろう。県教委は「上げ馬神事は貴重な観光資源。健全に運営してほしい』と話しているとのことですが、この神事が観光資源であるからという前に、なぜ文化財に指定されているのか、祭りとは何か、根本にある意味をまず熟考してもらいたいものだと思った次第です。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月22日
昨日は、イギリス人の考えることは分からんと首を傾げた私でありましたが、その中で「イギリスでは2組に1組は離婚する」と書きましたが、正確ではありませんでした。「2組に1組は離婚する可能性が高い」に訂正させてください。・・・可能性が高いなどと言うのなら、別に2組に1組でなくてもすべてのカップルに離婚の可能性があると思うのですがね?まぁ、ウエブトピックスにそう書かれていたということでご了承ください。今日は、そのイギリスにまたまた変なことを考える学者がいたという話題。1晩で理想の恋人と出会える確率は0.00034%=英経済学者離婚するためには、何はさておき結婚しなければならないのは自明の理。結婚するには相手がいるだろう、誰だって理想の伴侶にめぐり会いたいのは同じこと。しかしその確立が1晩0.00034だなんて、悲しすぎやしないか、わびしすぎやしないか?一年かかっても0.124%、100年でやっと1割だから、100年もロンドンの街角に立てば、ひょっとすると理想の女性にめぐり会う可能性が出てくるかも知れないっていう数字だ。でもその時にはこの学者は131歳になっているから、ひょっとすると131歳で理想の恋人を射止めた男としてギネスブックに載るかもしれないぞ。大体において、英ウォーリック大学で経済学の助手をするこの学者が、ロンドンの街角で彼女とめぐり会うか否かに、宇宙にどれくらいの地球外生命が分布するかを推定する「ドレイクの方程式」なるものを使わなければならないのかが分かりません。そんなことを難しく考える頭デッカチだから、「素晴らしい関係を築けそうな女性は英国中で26人」なんてことになる。驚いたことにそんな馬鹿げた論文(失礼!)を執筆後に、この学者の理想の条件を満たす恋人ができたというのだから、この論文がいかにいい加減なものであるかを自らの手で立証しているようなものでしょう。(笑!そんな苦労をして見つけた理想の伴侶であっても、「2組に1組は離婚する可能性が高い」などと言われれば、この学者は「俺はいったい何を計算していたのだろう・・・。」とつぶやくに相違ありません。(爆笑!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月21日
私も人生の往路を歩き始めて長い部類の人間に属するようになって久しいですから、「結婚祝い」や「誕生祝」は数多く差し上げたことはありますが、「離婚祝い」となるとちょっとありません。大体においてどうして「離婚」がお祝いに値することなのかが、そもそも分かりません。「離婚祝い」に欲しい物のリスト作成、英百貨店が提案イギリスでは、2組に1組は離婚するそうですから、それを商機と捉えた商魂のたくましさには頭が下がりますが、「お前百までわしゃ九十九まで、共に白髪が生えるまで」が、今でも夫婦の理想と考えている東洋の島国に住む者としては、同じ島国でもイギリス人の考えていることは理解しがたいです。ちなみに世界各国の離婚率として、人口千人あたりの離婚件数で表したものが出ておりました。これをみると1位がロシアで5.30件。あとベラルーシ、アメリカ、ウクライナと続いています。イギリスは14位で2.58、日本は2.31で21位だから、イギリスと大差ないじゃないか。そうそう「共白髪」を自慢できたものじゃない。数字だけで判断できるものではないかもしれませんが、日本もイギリスも離婚件数が変わらないなら、恐ろしいほどにデフレの渦に巻き込まれた日本の流通業界、特にデパート業界では売上の減少に歯止めがかからないと言われていますから、イギリスに倣って「結婚祝い」ビジネスが日本にも上陸するかも知れませんぞ。「離婚おめでとう!」が、当たり前のように言われる日は、はたして来るのでしょうか?・・・いやぁ~、世知辛い世の中になったものです。。。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月20日
ウエブトピックスよりヒラメ・カレイ、目の偏りは脳のねじれから「左ヒラメに右カレイ」は100%正しいのかといえば、答えは否。中には右に偏ったヒラメもいれば、左を見ているカレイもいるんだとか。ところで皆さんは、干しカレイってご存知ですか?小振りのカレイを一塩して干したもの。スーパーの塩乾物売場に並んでいます。私は一夜干し程度の生乾きのものが好きですね。軽く両面を炙って、熱々のところを食べると実においしい。1パック4~5枚が食卓に上がった中に、1匹目の向きが違ったカレイがいたことがありまし。家族でこれはヒラメじゃないか、いやカレイにもへそ曲がりがいて反対を向いているのがいるんだ・・・などと言い合ったことがありましたが、干しカレイのおいしさは右も左も同じでしたよ。(笑!カレイとヒラメの正しい見分け方は、右や左などと言わなくても簡単で間違いのない方法があるのをご存知でしょうか?口の大きさとあごの形状を見れば、はっきりと区別できるんだそうです。ずいぶん前になりますが、テレビの番組でやっていました。ヒラメの食性は、砂地の海底近くを泳ぐ小魚。砂に潜っていて小魚が上を通り過ぎようとした時にパクリとやる。時に自分より大きな獲物を捕食するヒラメは、魚を捕らえるために瞬間的に大きな口をあけるから、あごが頑丈で大きい。一方カレイは、海底の砂の中に生息するイソメやゴカイなどの線虫を好んで食べる。線虫を吸い込むように食べるから、おちょぼ口であごが貧弱。どちらかといえばヒラメは高級魚でしょう。肉厚で体形の大きな物は、おすし屋さんで一握り千円も取られることがある。淡白で透き通るような白身は、刺身が一番おいしい。カレイは、ヒラメほど大きくないし、高くもないんじゃないかな?もっぱら煮付けがおいしい。ぷっくりとした肉が、骨からこぼっとはがれるように取れる。卵が入っていれば超ラッキー、煮汁のしみた卵の味は格別ですよね。これほど人間の味覚を喜ばしてくれる魚、幼魚では真っすぐについていたものが、右や左に偏るのは脳がねじれるからだそうですが、人間様でも脳味噌の中がねじれちゃうと右や左に考え方が偏ったりするのは、カレイやヒラメと事情がよく似ているのかもしれません。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月19日
昨日は今嵌まっている歴史小説作家上田秀人の「勘定吟味役異聞」シリーズを話題にしました。この小説の時代背景は、6代将軍家宣、7代家継のころ、家宣に重用された新井白石が重要な登場人物として出てまいります。毎日の日経の楽しみの一つは、最終面の連載小説。辻原登の歴史小説「韃靼(だったん)の馬」が連載されています。江戸時代の朝鮮通信使から題材をとって、当時朝鮮外交の窓口となった対馬藩の現代流に言えば外交官阿比留克人(あびるかつんど)が主人公の話。この時代背景が、まさしく6代家宣のころに設定されています。そしてここでもやはり時の幕閣新井白石が出てまいります。通信使の「国書の宛名を大君から国王にせよ」という無理難題を対馬藩に命じたのが白石というわけ。朝鮮通信使といえば、江戸時代徳川幕府と李朝朝鮮の間で取り交わされた国書を対馬藩が止むに止まれず改竄(かいざん)したことに端を発する後々のさまざまな事件を取り扱ったものが多くありますが、篠田達明の「馬上才(ばじょうさい)異聞」は、3代家光の時代の通信使を題材にしたものでしたね。太閤秀吉による朝鮮出兵のあと冷え切った朝鮮と日本。幕府から交易再開の外交を命じられた対馬藩が取った止むに止まれぬ行動。それは朝鮮に対してひざまづき交易の再開を願う朝貢外交で、幕府には朝鮮が願い出て日本との交易再開を求めている態を繕うという驚きの内容。スタートを嘘で塗り固めたのだから、通信使がやって来るたびにその嘘がばれないように上塗りをしていかなければならないことになった。しかしながら、対馬藩の英知のおかげで両国は交易により潤ったわけだから、これは嘘で塗り固められようとも、その嘘が綻びようとも後々まで両国とも名を捨て実を取ったことになりますね。結果良しというわけです。こちらの方は、ずいぶん綻びてきたようですが、結果良しとなるのでしょうか?<陸山会土地購入>虚偽記載疑惑小沢幹事長にお聞きしたいと思うのですが、幹事長は日経を購読しておられないのでしょうか?政治・経済面には目を通すが、最終面の連載など読んでいる暇はないとおっしゃるのでしょうか?ぜひ「韃靼の馬」を読んでいただきたいものだと思うのです。「やましい事は一切ない」と言っておられるようですが、最初についた嘘のつじつまを合わせるのって、朝鮮通信使の例を見るまでもなく、ほとほと難しいと実感なさっておられるのではないかと推察しております。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月18日
今読んでいる本「勘定吟味役異聞5 地の業火」業火とは地獄の罪人を苦しめる猛火のことですから、これほど時代小説に適した副題はないでしょう。第4部「相剋の渦」は、昨日夜なべして読破。楽天ブックスに「相剋の渦」のカバー写真が載っていないので、主人公勘定吟味役水城聡四郎の剣を振るっている姿をお見せできないのが残念。時は6代将軍家宣が逝去し、わずか5歳の幼君家継を擁立した幕府、家宣に懐刀として重用された新井白石の肝いりで勘定吟味役に抜擢された主人公水城聡四郎の活躍を痛快に描く時代小説がこの勘定吟味役異聞シリーズの第4弾、5弾。幼君の守り役として老中をも壟断する権勢をほこる間部越前守詮房と、将軍学問役としてかろうじて幕かくに残った白石との確執、次期将軍を目指して暗躍する御三家筆頭尾張藩、そしてその尾張藩の藩主吉通の毒殺に端を発したお家騒動の裏側。幼き7代将軍家継を巡り、混迷を深める幕府と御三家の争いは、ほんとうにこうだったのではないかと思える時代考証の的確さと、本業は歯科医でありながら、剣の達人ではないかと勘違いするほどに剣法に精通した筆者の筆の巧みさには、ほとほと感心させられます。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月17日
今では各家庭の台所に必ず1台はあると言っても決して過言ではない調理器具、電子レンジ。これだけ普及したのは、便利な器具というばかりでなく、タイマーをセットして時間がきたら「チーン!」という音を出すようにしたことが大きな要因ではないかと思うのですが、いかが?それが証拠に、この国ではもはや「電子レンジで温めて来てよ」というよりも、「チンして来て」が一般的となってしまいましたでしょ。英語ではマイクロウエーブレンジと言うそうですから、電子レンジというより電磁波レンジと言った方が的を得ている言い方だと思いますが。。。本日の日経38面社会欄のこんな見出しが目に止まりました。「マイクロ波照射 ロケットを発射」「凹面鏡を利用しマイクロ波を一点に集めて照射すると、空気が瞬間的に約1万度までに加熱し、爆発的に膨張した空気がロケットを押し上げる仕組み」だそうです。ロケットは膨大な燃料を必要とし、燃料を必要とすればするほど重量が重くなり、その分また燃料が必要になるという根本的に解決することのできない厄介な問題を背負った乗り物。それが燃料の代わりに高出力の電子レンジを積めば、燃料が大幅に節約され、その分軽くなるからより多くの物資を宇宙空間に運べるというすぐれた科学技術。「東京大学宇宙推進工学の小柴公也教授らのチームは、600キロワットのマイクロ波を照射して、126グラムのロケットを1.2メートルの高さまで跳ね上げさせることに成功した。今後20年以内に高度3万6000キロ静止軌道に約100キロの物を運べるまでに性能を高めたい」とあります。・・・う~む、さすがは東大の先生、電子レンジでモノが温まるのだから、空気だって温めることができるだろうとは、宇宙推進工学を研究なさるだけあって目のつけどころが違いますな。私なんぞは、もっぱら冷や飯食い専門ですから、飯と汁を(・・・・正直に告白します。それとたまに酒も・・・笑!)温めることしか思い浮かびません。。。(涙!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月16日
八百万の神がましますならば、祭りも八百万あっていいものなのかも知れません。全国各地で西洋で言うところのフェステバル(祭り)が町おこしの主役として次々と企画され、地域活性化の切り札のように持てはやされて久しいです。名の通ったものでは、「ヨサコイソーラン祭り」は皆さんよくご存知でしょう。しかしこれは、いってみれば集団による創作ダンスのコンテストですから、祭礼という意味での祭りからは程遠いでしょう。当地でも、ついこの間「日本海鍋祭り」が行われましたが、これも大きな鍋で日本海の新鮮な幸を煮立て、熱々のところを庶民にふるまうというイベント。本来の祭りとは言えませんね。本日のウエブトピックスより近頃の町おこしらしからぬ町おこしを配信していました。福俵引き 七福神が家人と綱引きやはりこちらも地域おこしのため、四十数年前(一時中断)に始めたといいますから、比較的新しい祭りですよね。高塚愛宕地蔵尊の門前町だけあって、大分県日田市天瀬町高塚の住民の考えることは一味違っていた。七福神と綱引きをするというのですから、これはめでたい。私なら、力任せに福俵ごと7人全員家の中に引き入れたなら、玄関の戸には栓をして、7人縄で縛って閉じ込めちゃう・・・(笑!皆さんもきっとそうお思いになりませんか?◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月15日
「にきた津に舟乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」と額田女王が読んだように、物事には何事にも潮時が大切。潮流にあわせるように月も船先を照らし始めた、幸先の良い船出だと詠んだのでしょうか。しかし、そうそう思ったように物事が進まないのが世の常。日本列島を寒気団がすっぽり包んで、当地では今日未明より断続的に雪が降り続いています。先週の雪の始末をやっとのことで終えたところに、この寒波。今朝起きると新雪が30センチ近く積もっていました。どうも朝方になって雪足が強くなったようで、これだけの雪にもかかわらず、国道も市道も除雪車の出動はありませんでした。詳しい規則は知りませんが、定められ時刻(深夜0時とか1時とか聞いています)に決められた積雪量(20センチとか30センチとか聞いています)に達していなければ、除雪車の出動が見送られるのです。私らにとって一番良いパターンは、その時刻に積雪量が規定に達し、それ以降は雪が止むというのがベスト。今日のようなパターンは、最悪というわけ。私らが待ちこがれる除雪車は、月も潮もかなわなかったのでしょう、今朝は津の浦に繋がれたままで動こうとはしなかったようです。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月14日
「猪突猛進」といえば、向こう見ずに猛烈な勢いでつき進むこと。無分別な様をいう言葉であまり良い意味合いでは使われません。一昨日地元の地方紙ならではのニュースが、一面トップに大きなカラー写真入で載りました。イノシシが軽四にひかれ、前輪に後ろ足が挟まれたままの状態で猛り狂るい、血まみれの顔で周囲の人間を威嚇している生々しい写真でした。警官がイノシシ射殺=車にひかれ逃走、2人軽傷-金沢お隣石川県金沢市の市街地でのこと、そんな街中にどうしてイノシシが迷い込んだのか分かりませんが、体長約130センチ、体重約100キロもの雌だったそうす。これより先に隣接する地区で、子どもを数匹連れたイノシシの目撃情報があったということですから、その母親ではないかということでした。通報で駆けつけた猟友会の人が、ハンマーで頭を殴ったところ、逆に指先を噛みつかれてしまった。暴れた拍子に挟まっていた足が抜け、逃走したため警察官2人が拳銃を発砲したが、なかなか仕留めることができなかった。近くの民家の庭先に逃げ込んだところを6発目の銃弾をあびて遇えない最後となったとか。冬ごもりのために子どもに餌を取らせるために夢中になり、山と里を間違えたのか、子どもと行きはぐれて見境がつかなくなったからか、軽四とはいえ突進した相手が悪すぎましたね。文字どおりの悲しい「猪突猛進」でありました。麻酔針で眠らせ捕獲、怪我を治療して山に返すというのは、状況から判断して難しかったとしても、ハンマーは少し乱暴ではありませんか?・・・それにしても、イノシシといえば突進するものとばかり思っていましたが、猟友会の人の手や、通行人の足に噛み付いたというのですから、これは何も追い込まれた鼠だけに限った事ではないのだなと妙に感心したりするのは、災難にあったイノシシの母親とその子どもたちには申し訳ないような気もしないではありません。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月13日
昨日は民主党小沢幹事長と囲碁の終盤のダメ詰まりについて触れましたが、一手を争う終盤にあっても、見当違いの場所に石音も高らかに打ち下ろして、得意げに胸を反らしている目の粗いザルがいます。野党に転落した自民党は、18日召集の通常国会で、小沢氏が党首を務めた自由党が解散した際、政党交付金を国庫に返納しなかったことなどを追及すると意気込んでいるとか。しかし、自民党の読みに狂いはないのか?"シチョウあたり"で逃れている石を"アタリ"、"アタリ"と得意げに追う愚は、囲碁ではやってはならない基本中の基本。よもやザルのそしりを受けるようなことはないでしょうね。この政党助成金の解党時の取り扱いについて、本日の日経2面総合・政治欄に詳しく解説した記事が載っておりました。政党助成法33条では、解党時に「総務相は返還を命じることができる」と定められていますが、返還を命じられなければ返す義務はなく、罰則規定も設けられていないというのですから、これは私の囲碁の腕前以上に目の粗いザル。"打って返し"を食らった時よりも驚いてしまうではありませんか。まさに小さな石が大石を飲み込んだともいえる自由党と民主党の合流。それにともない自由党が解党したのは、7年前の2003年9月26日のこと。そんな前のことを今さら持ち出しても、小沢さんのことだ、それは読み筋とばかりに、「総務大臣から返還を命じられませんでしたので、政治活動に使用するために政治団体『改革国民会議』に全額寄付しました」これじゃぁ~、"タケフ"についだ石を"両ノゾキ"するようなものだ。自民党が無駄な2手を費やしている間に、小沢さんは強烈な"効かし"一発、反撃の筋を読んでいるに違いない。「その当時の内閣は、自民党の内閣だ。総理が小泉さん、総務大臣が麻生さんだったと記憶しています。返還を命じられていれば、直ちに国庫にお返ししておりましたものを・・・。」こんな強烈な"効かし"を効かされたんでは、たまらない。"ダメ"を詰めているのは自民党、追い込んだはずが、逆にそっくり取られる憂き目に会いかねません。あぁ~、だから囲碁というゲームは恐ろしい!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月12日
「好きこそ物の上手なれ」といいますが、この方の場合はどうなのでしょうか?<小沢幹事長>新成人、井山名人と対局 逃げ切れず引き分け昨年の暮れにはソウルで、韓国の最強棋士、チョ薫鉉 (チョ・フニョン)氏に4子置いて、7目勝ちを収めた幹事長、今度は日本棋院の史上最年少名人位獲得者、井山裕太名人に3子置いて対局なさったとか。引き分けということは、持碁になったということでしょう。ご本人自身「手心を加えていただいたと思います」といつになく控えめに感想を語られたそうですが、こういう指導対局では上手が手を緩めることは定石となっているようで、井山名人の読みどうりに収束したというのが偽らざるところでしょうか。しかし、3子で名人に持碁とはお強い。囲碁では途中まで相手の大石に目を作らせず、気持ちよく攻めていたつもりが、終盤になってダメが詰まってくると、攻めていたはずの自分の石の手数が相手より短くなってしまい、攻守逆転ということがよくあります。終盤はたえず彼我の石の手数とダメ詰まりに気を配る必要がありますなんていうことは、小沢幹事長クラスの腕前ならとうにご承知でしょうけれど、・・・ほんとうに大丈夫ですかね?「陸山会」の土地購入をめぐる問題自民党は18日召集の通常国会で、小沢氏が党首を務めた自由党が解散した際、政党交付金を国庫に返納しなかったことなどを追及する構え紙袋に入れた現金5千万円を2回、計1億円を秘書に渡した(政治家が)お金に困って土地を売ったという話はずいぶん聞いてきたが、政治資金で土地を買ったという話は生まれて初めて聞くずいぶんダメが詰まってきたように見受けられますが、手数はまだ足りているのでしょうか?素人目には、田中、金丸、竹下流の棋風を受け継いでおられるようにお見受けしますが、この方たちの終盤は、それこそ一手バッタリ。投了の敢え無きに涙をのまれたのは記憶に新しいと思うのですが。。。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月11日
こういう箱根駅伝があろうとは、知りませんでした。もう一つの箱根駅伝、22大学が同じコースをごみ拾い今年の大会が86回を数える箱根駅伝は、すっかりこの国の正月の行事に定着した感がありますが、最近ではその舞台裏をテレビで報道されたりしていますね。主催は関東学生陸上競技連盟ですが、当日までの運営や準備、沿道の観客の整理などに学生が積極的に参加し、歴史ある大会を陰で支えていることを知りました。箱根駅伝・・・足がつろうとも、息が切れようとも、必死で母校の襷をつなごうとする選手の姿には、心の奥底から熱いものが込み上げてきますよね。いつ知らずテレビに向かって、「がんばれ!」と大声を張り上げてしまいます。その選手たちと大会を陰で支える多くのボランティアの学生たち、そして大会が終了した後にゴミ袋を持って、同じ沿道を人知れず歩く学生たち・・・。こういう学生、若者のいる限り、決してこの国の将来は暗いものではないと思った次第です。箱根駅伝の選手たち、それを支えるボランティアの学生たち、そして「もう一つの箱根駅伝」、ゴミ袋を持った学生たちに拍手喝采を送ります。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月10日
私はキリスト教徒ではありませんので、詳しくは知りませんが、キリスト教にとって「羊」または「羊飼い」は特別な意味を持っていると聞きました。「迷える羊」のためには、命をも投げ出す「羊飼い」は、罪深き衆生のために自ら十字架を背負ったキリストを指すのだと。羊飼いに忠実に従い、羊の群れを主のいうとおりに導く大切な役目を担うのが、牧羊犬。シェパードはその代表的な犬種で、もともとは宗教的意味合いを持つ「羊飼い」からきたことばなのだそうです。では、「シー・シェパード」とは、さしずめ「海のシェパード」だから、「海の救世主」を気取っているのだろうか?捕鯨の善悪を論じる時は、世界各地に住む民族の文化・風習、生活慣習をよくわきまえてから語るべきで、ただただ大型哺乳動物を殺傷するのは悪であるという論法は、飼い犬にいきなり噛みつけと命じているがごとく、乱暴で許されることではないでしょう。牛や羊を導く牧羊犬のように、海でも鯨を導こうと(・・・ほんとうにそう考えているのだろうか?)シー・シェパードと名づけたのなら、その「羊飼い」に聞いてみたい。牛や羊をシェパードするのは、その皮は剥ぎ、血をすすり、肉を食らうためではないのか?森の中に鹿や猪を追い、それを狩って生きた民族もあれば、海洋に出てアザラシや鯨を狩って糧とした民族もあることを知らないというのだろうか?更にシー・シェパード、第2昭南丸を「海賊行為」と告訴にいたっては、言葉を失います。海賊とは辞書によれば、「海上を横行し、往来の船などを襲い、財貨を脅し取る盗賊」とあります。第2昭南丸は海上を横行もしてませんし、他の船を襲って財貨を脅し取ろうともしてませんね。さらに、国連海洋法では「海賊行為」を、「私有の船舶または航空機の乗組員または旅客が、私的目的のために、公海における他の船舶または航空機等に対して行うすべての不法な暴力行為、抑留または略奪行為等」と定義しているそうです。・・・どう考えても、「海賊行為」と告訴されるのは、シー・シェパードの方だと思いますがね。。。キリストが説いた「シェパード」本来の意味合いが泣こうというものです。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月09日
全国各地でいわゆる「ゆるキャラ」がブームとなっていますね。奈良の「せんとくん」や、彦根の「ひこにゃん」などは、名が知れていますよね。この私でさえ知っています。ちなみに当地では、開町400年を記念して「利長くん」が大活躍しています。そのブームに乗って日本相撲協会も新しい技を繰り出しましたね、相撲キャラ「せきとりくん」。主人公の「ひよの山」と並んで写っているのは、かの大横綱千代の富士、現役時代はウルフと言われた九重親方じゃありませか。低迷する相撲人気の底上げは、先ず子供たちからというわけで、土俵際に寄りたてられた協会が徳俵1枚で踏ん張りながら繰り出した起死回生の技が、このゆるキャラ「ひよの山」。正月場所がまもなく開かれますが、桟敷にさえ空席が目立つ国技館は、さびしい限りです。往年の相撲ファンの一人として、「ひよの山」の巻き返しを期待するものです。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月08日
昨年猛威を振るった新型インフルエンザ、新たな感染者数もどうやらピークを超え、収束に向かいつつあると聞きます。これは大方の人が感染することによって抗体を持ち、もはや感染が拡大するほどには、ウイルスの増殖ができなくなってしまったからということなのだろうか?ウィルスは他の生物の細胞に入り込み、その宿主の細胞のDNAを借りて自分の遺伝情報をコピーして増殖する厄介者だそうですが、何と400万年前のヒトに進化する前の人類の先祖がウイルスに感染したとみられる痕跡を、我々現代人が遺伝情報として持っているという記事が、本日の日経38面に載っていました。そんな昔からヒト(ヒトに進化する前の生物)は、ウイルスと付き合いがあったとは、思わずうなってしまいます。ウイルスの存在が確認されたのは、20世紀に入ってからのことですが、話が細胞の中のDNAだけに、400万年にも亘った長くて細い螺旋のようにねじれた間柄ということですか、ヒトとウイルスは。。。そして更に日経の同じ38面の左下に目を転じますと、これもDNAにまつわる話題。「ウナギのご先祖は、深海魚」という記事。ウナギやその仲間の遺伝子を比較分析して特定できたのだそうです。こちらは1億年ほど前の話になるそうで、「もともと祖先が外敵の少ない熱帯の深海を生息場所としていて、次第に餌の豊富な川や湖に進出するようになった」と考えられるそうです。う~ん、ウナギは・・・深海に潜んでいれば、今日のように人間様に捕まって蒲焼にされるようなこともなく、平穏に暮らせたものを、ウナギのご先祖様も罪な事を遺伝子に刻んだことだ。蒲焼といえば、我々が子どものころは、超高級料理で、一年に1回も口にできれば良い方で、大概ドジョウの蒲焼を食べさせられたものだ。それが今では、1年365日スーパーの店頭でこんがり焼きあがったウナギを目にしますよね。己の身がたれをつけて焼かれて680円とか780円に変わり果てるとは、ウナギのご先祖様は思いもよらなかったに違いない。これも飽くなき欲望に取り付かれたヒトの成せる業。留まることを知らぬ我々人類は、この先もやはり欲望の螺旋階段を登り続けるというのだろうか・・・?◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月07日
皆さん、お召し上がりになりましたか?年明けうどん。細めんに赤い色取りとして蒲鉾と梅肉、カイワレを乗せて冷しうどんにして朝食べました。よくよく考えてみれば、商売柄とはいえ、うどんやそばの食べない日はない私ですが、年が明けてから今日が6日、すでに何食もうどんを口にしておりますので、別段改まって年明けうどんですと言うほどのこともないのですが、赤い色取りの食材を乗せて食べたのが写真のうどん。純白で清楚なうどんを年の初めに赤い色の食材といっしょに食べることにより、その年の幸せを願うのが、「年明けうどん」ですから、どうか今年一年が幸せな年となりますように。。。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月06日
今年も暖冬だろうと高をくくっていたら、どうも様子が違うようで、今日は未明から強い西風が嵐のように吹きまくり、朝方より風向きが北に変わると、風は少し収まったもののみぞれ混じりの冷たい雨が雪に変わって、寒いこと寒いこと。天気予報は、今日は大きな雪だるま一つ。この一週間は雪か、曇りのち雪となっております。お隣の国韓国でも大雪で、首都ソウルの交通がマヒしたとのこと。中国北京でも記録的な大雪で、こちらも大混乱と報じられていますね。ソウルも北京も冬はひじょうに寒いけれど雪はあまり降らない土地柄だそうですね。私どものような北陸の雪国でさへ、暖冬に慣れたところにやおらやって来た大雪に戸惑うのですから、両国の人々の困惑が想像できます。一方地球の裏側ブラジルはリオデジャネイロでは、こちらも記録的な大雨に見舞われ、洪水や土砂崩れで甚大な被害が出ているというニュースが配信されています。昨年暮れには、アメリカでも東部が大雪に見舞われ、首都ワシントンやニューヨークがすっぽり雪に包まれたとか。どうも今年の先行きを暗示するするような、世界各地からの異常気象の報道、今年も波乱の幕開けとなったようです。驕った人間に、天の神が鉄槌を下しているかのようではありませんか。・・・ただでさえ暗い気持ちが、よりいっそう沈みます。。。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月05日
突然ですが、「ジェミノイド」ってご存知?なんじゃ、それ?と思われた方ほとんどだと思います。では、「サロゲート」はどう?こちらの方は、22日から全国公開されるハリウッド映画ですから、ご存知の方もいらっしゃるかと。人間が自分そっくりの分身ロボット(サロゲート)に、仕事や戦争などを代行してもらうという未来社会を描いたブルース・ウィルス主演の映画だそうです。私は、「ジェミノイド」も「サロゲート」も知りませんでした。本日の日経13面科学欄より「米映画"出演"の阪大教授 分身ロボット将来は普及」「ジェミノイド」とは、遠隔操作で本人そっくりに動くヒト型ロボットのこと。その研究開発をしているのが、大阪大学の石黒教授で、なんと教授が「『サロゲート』の描く社会に近いことが現実に起こると考えている」との理由で、「ジェミノイド」の研究風景の映像が映画に利用されるとのこと。すなわち石黒教授が映画に"出演"するということらしいのです。「今や携帯電話やインターネットのない社会が想像できないのと同じように、近い将来誰もが分身ロボットを持っている社会がやってくる」「分身ロボットの出現で自分の存在すら疑うような状況がきたら、誰でも『どっちが本物』と考える」「この考えることこそが『人間の唯一生きる道』」記事から石黒教授のことばを抜粋しましたが、いやはや最後はやはり、考えることが人間の唯一の道ですか。。。・・・どうも、しっくりしませんな。大体において、有史以来古今東西を問わず、いったい幾千人の思想家や哲学者がこの命題に沈思黙考したことか。そんな賢者の思考には、ロボットや携帯やインターネットがはたして必要であったろうか?私は、石黒教授の「ジェミノイド」の研究がいかなるものなのか、知りませんので・・・、確かにまったく知りませんが、「考えることが人間の道」というのは、大阪大学で学んだことはありませんが、別段分身ロボットなぞいなくても考えが及びます。ただ申し訳ないことに、深く考えるのが怖くて、浅く舐めるようにではありますが・・・。ブルース・ウィルスと石黒教授には、誠に残念ではありますが、私は「サロゲート」を観ることはないと思います。。。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月04日
「憎まれっ子世にはばかる」とは言い得て妙。威勢をふるうから憎まれるのか、まさか憎まれるから威勢をはるということはないでしょうけれど・・・・。「自宅で開いた新年会に、何と200人もの人が集まった」そうです。本日の日経2面総合・政治欄に載っていた記事です。どこぞの国の与党幹事長のお家の奥様は、さぞかし正月早々お忙しい思いをなさったことでしょう。一方同じ日経38面社会欄に目を転じますと、「酸性雨原因物質 黄砂が中和」という記事が載っています。黄砂の成分物質である炭酸カルシウムが酸性雨の成分である硫酸を吸収して、硫酸カルシウムになると言われれば、少し化学をかじった者であれば、なるほどとうなずける話。広島大学高橋嘉夫教授らの研究チームは、中国タクラマカン砂漠と、そこから東3500キロの青島、更に5300キロ東の茨城県つくば市上空の黄砂粒子の構造や成分を分析したところ、東へ行けば行くほど、黄砂中の炭酸カルシウム成分が減少し、逆に硫酸カルシウム成分が増加していることが判明したとのこと。黄砂といえば、ついこの間にも季節外れの黄砂が西日本で観測されましたね。当地北陸でも屋外に置いた車のフロントガラスが、薄黄色く汚れておりました。これが春先ともならば、西の空一面ぼぉーっと打ち煙ったようにかすみ、折からの花粉と相まって、鼻はむずむず、涙ぼろぼろ、くしゃみ連発となってしまう。誰に言わせても嫌われ者、憎まれっ子でしょう。しかし、森林や農植物の天敵酸性雨を中和していると聞けば、更に黄砂中の鉄分が東太平洋のプランクトンの栄養源になっている可能性があると知れば、黄砂は憎まれっ子どころか、陰で人知れず献身的な働きを演じていると言えるのではないでしょうか。「人から憎まれるような人間のほうが、かえって世間では威勢をふるうものだ」叶わぬことではありますが、一度小沢幹事長に伺ってみたいものです。小沢幹事長は、黄砂をどのようにお考えになりますかと。。。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月03日
今読んでいる本『勘定吟味役異聞(ニ) 「熾火(おきび)」』 (光文社 上田秀人著)本業が歯医者という異色の作家上田秀人にはまったのは、書店で「竜門の衛」を何気に立ち読みしてから。たちまちの内に奥右筆秘帳シリーズを読破して、この勘定吟味役異聞シリーズにたどり着いたというわけ。時は六代将軍家宣の治世、将軍肝いりの新井白石により無益の小普請組から、勘定吟味役に抜擢された水城聡四郎が繰り広げる快刀乱麻、第一作「破斬(はざん)」に続く勘定吟味役異聞シリーズの二作目。聞きなれない言葉「熾火」とは、辞書で調べると「火勢が盛んで赤く熱した炭火。おこし火」とあります。第一作では、五代将軍綱吉の時より16年もの長きにわたって勘定奉行の座にあった荻原近江守重秀が行った小判改鋳にからむ疑惑を 剣一筋で勘定方にはまったく不得手な主人公水城聡四郎が白日にさらすというストーリー。天下随一とうたわれた豪商紀伊国屋文左衛門と、金座支配後藤庄三郎光富の係わり、暗躍する先の大老柳沢吉保を向うに回し、そのたくらみを見事「破斬(はざん)」した水城聡四郎が、火勢盛んな炭火のごとく熾(おこ)る先はどこか!?この土日でいっきに読破したいと思っています。この勘定吟味役異聞シリーズは、第八作までありますので手ごたえ十分、先が楽しみです。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月02日
2010年の幕開けは、予想もしなかった大雪で始まりました。31日から断続的に降り続いた雪は、元旦の朝には、新雪で40センチは積もっておりました。もともと雪国の当地では、一晩に50センチ、60センチは当たり前、1メートル近くに及ぶことも珍しくなかったのが、ここ十数年来の暖冬に慣れ、このくらいの雪にも不意を突かれて慌てふためいています。天気予報によれば、この1週間は雪マーク、昨年12月の20日過ぎからやはり丁度1週間日本列島に寒波が居座わって、除雪に労を取られたように、今回も正月松の内の間は雪の始末に追われそうです。先の予想が立たぬ事を「一寸先は闇」と先人は伝えていますが、気象庁が「三が日は雪」と予想してさえ、「なぁ~に、降っても知れているさ」と高をくくっていた思慮の足りなさを悔いても遅すぎるというもの。2日よりの仕事始めに備え、社屋の周りの雪の始末をしようと会社へ出て来た次第です。そこで一句、目出度さたさも中位なり雪をかく(どこかで聞いたような句ではありますが・・・笑!)神社やお寺の初詣、賽銭は不況の影響のほかに、大雪という思わぬ大敵を向うに回すことになり、大苦戦必死。お正月を故郷でのんびりと過ごそうと帰省した人たちの帰りの飛行機、電車は、雪のため混乱すること避けられません。いやはや、大変な年のスタートとなりました。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2010年01月01日
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