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サリィ斉藤

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カテゴリ: 今日のつぶやき
12月9日に夫の転勤が決まってから、目まぐるしく濃密な一ヶ月が過ぎ、1月9日に無事に引越し荷物を運び出して、新天地での生活が始まりました。

その間、身体を気遣い、何かと励ましてくださった多くの方々の温かい言葉が、どれほど心強かったかわかりません。
あらためて、ありがとうございました。

8年ぶりの引越し作業は、イヤというほど「寄る年波」を実感させられるものでした。
肩や腰はしみじみ痛く、新居の間取りに関する記憶力は覚束なく、あれこれ決めなければいけないことの判断力は鈍く…(苦笑)

それでも、おかげさまで夫婦共々、元気です。
新しい部屋は、マンションの最上階。米子城跡の石垣がよく見えます。

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猫の目のように天気が変わりやすく、青空をほとんど見ることのない中で、今日はこちらに来て一番のよいお天気。
ベランダから、雪を頂いた大山がきれいに見えました。日差しの暖かさを感じながら見渡す絶景。心の底からうれしくなり、慌ててカメラを取り出しました。

120116daisen.jpg



何とかすべての荷物が片付いて、久しぶりに段ボールが視界から消え、やっと一段落…という気分のところへ、お日様がくれたプレゼントみたい。

引越しというのは面白いもので、自分たちが持っているモノの総量が「段ボール××箱分、家具××、その他××…」と、キッチリ可視化されるというのはなかなか出来ない体験です。
2LDKのふたり暮らしでも、出るわ出るわ…「本当にコレ、必要なの?」と首をかしげる大量のモノ。

8年前の引越しでも私は十分懲りていて、それ以降明らかに、買い物の量と質が変わりました。
これ欲しいな、と思った時に、脳内で「それ、しまえるの?」「それ、いつまでも持って引越ししたいの?」と自問自答して吟味するようになりました。

今回はそれに加えて、「いつかは…」と思って大事にしまい込んでいたものも、思いきって処分しました。
老後の楽しみ(?)に、いつか読み返すからと取ってあった映画のパンフレットやサッカー雑誌。何となくとってあった旅先の記念品。本当に感動した思い出につながるものだけ、吟味して選別しました。多分、私の老後に過去にひたる時間の余裕は無さそうだし。

絶対に捨てないのは、人から頂いたもの、手紙、写真。風水では良くないんだよ、と教わったこともあるけれど、年賀状もどうしても抵抗があって処分できない(苦笑)

シンプルな生活が善で、モノの多いことが悪だとは全然思わないのですが、身の程知らずは一番カッコ悪いというか、身の丈に合わない量のモノに振り回されないようにしなければ、と固く決心したこの頃でありました。

そんな訳で、悪戦苦闘で過ぎてみればあっという間の一ヶ月。
忙しさに紛れて残せなかった年末年始のことも、これから少しずつ記録にまとめていこうと思っています。





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最終更新日  2012.01.17 15:42:52
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