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2006.04.04
何故人を殺してはいけないのか パート2!
(5)
カテゴリ:
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先日、以前書いた「
何故人を殺してはいけないのか
」になんと、素晴らしい反論が届いていました。伊倉さんにもコメントいただいていたので最後の方に載せようかと思います。僕のどうでもいい問いかけにお答えいただきほんとありがとう。
では始まり始まり~。
喧嘩を売っている訳ではないです・・・。
Doooooooom
さん
だから憤慨とかしないでほしいんですけどね。
理論ってのは、それぞれの現象を法則的かつ統一性をもって説明できるように筋道を立てて組み立てられた知識の体系そのものである、というのを父に諭されたことがあります。そう考えると感情が入り込むことはそもそも、「理論」そのものとは一線をかくと思いますよ。
責任の連鎖を謳っていますけど、それ以前の問題で、人と人とのつながりってのがある以上、感情そのものを殺す必要性があるんですよ。
「だから人が人を殺したいって思う感情はとても大切なもの。」とありますが、はっきり申し上げますと、殺人の衝動はまったく必要ないモノなのです。抱くのは自由ですよ、もちろん。でも、周囲とのつながりの中ではそれこそ、押し殺す必要のある感情だと思います。(←なんだか統一性のない文章ですね。すいません。)
私はいつも、このような精神論になると現行法を用いたくなるのですが、
「なぜ人を殺してはいけないのか。」
に対しては、私は『日本国憲法、第13条:すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。』より、殺人は公共の福祉に反するので実行してはならない、と考えています。
追記:確かに感情というモノを取り払ったらそれはもはや人間ではないと、私は思います。しかし、貴殿の文面を見ると「殺されたい人がいたら殺したい人がその人を殺す。 別にそれはおかしいことじゃない。」とあります。何を例にとっての発言かは定かではありませんが、この発言は撤回していただきたい。殺されたくて殺されている訳ではないんだから。私の親戚は、決して自殺志願者ではありませんでしたし。
(2006.03.31 00:23:21)
同じ高校生なのにこんなにも文章のレベルの差があるとは・・・。
どうでもいいか。中身中身。
まず、理論ていうのは所詮筋道立てたからって人間の妄想でしかない。
何故なら人間が想像して考えてるんだから。
どんなに頭の中で、これがこうなってああなって~とか考えたって、その理論ってのは人間の延長上でしかない。
理論を考えよう、と思ってること自体感情的なんだから理論に感情が入らないことはおかしいと僕は思う。
もし、感情を押し殺して人間の生理的な部分にだけ観点をおいてきたのなら、法律だって作られていない。
人間の尊重を謳う法律が理論ならば、理論に人間の精神が組み込むのもまた然り。
感情を殺すってのもまた感情的。
いずれにせよどうでもいいこと。
だって前にも書いたけれど、人間てのは欲望と感情で動いている生物なんだから。
じゃ、本題に入ります。
問題になった僕の言葉。
「
殺されたい人がいたら殺したい人がその人を殺す。別にそれはおかしいことではない。
」
この言葉を撤回してください、と書かれたわけですがまずこの言葉を論理的に説いてみようと思います。
この言葉を書いた時点で、最低でも5つの考え方が浮かんできます。
1、殺されたい人=自分以外の他人から殺されたいと思っている人。
2、殺したい人=自分以外の他人を殺したいと思っている人。
3、殺されたくない人=自分以外の他人から殺されたくない人。もしくは自殺願望ありの人。
4、殺したくない人=自分以外の他人を殺したくない人。
5、どちらでもない人=上記のいずれかにも満たない人。
考えられるケース
例 1+2=○
3+4=○
2+3=×
1+4=×
5+X=?
ってな感じです。
別に殺されたい人もいて殺したい人もいたら、その二人がそれから行う行為は誰にも口出しできない。
二人とも了承しているんだから、それに順ずる行為であるわけです。
しかし、日常的な殺人事件てのは殺されたくない人が、人を殺したい人に殺されてしまうから問題なんです。
だって二人の考えには相違があり、お互いを認め合ってもいないから。
Doooooooomさんのいう人の感情を挟まない理論は、アメリカやドイツの大量虐殺と同じことになってしまうのではないだろうか。
論理的に考えた理論で、筋道を完璧に立てれば、そこに殺されたくない人の感情はどうでもいいのだろうか。
もし、人を殺す、という理論が人を殺してはいけない、と言う理論に打ち勝ってしまった場合、人を殺してもいいのだろうか。
どのようにして感情を入れないで理論を構築できるのだろうか。
僕には考えることが出来ません。
>
理論ってのは、それぞれの現象を法則的かつ統一性をもって説明できるように筋道を立てて組み立てられた知識の体系そのものである、というのを父に諭されたことがあります。
>
私は『日本国憲法、第13条:すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。』より、殺人は公共の福祉に反するので実行してはならない、と考えています。
てのがあるけれど、あなたは親戚のことを例に出していたけれど、知人を他人に殺された時、あなたは一瞬にしてこの言葉が浮かんだのだろうか。
僕だったら、犯人をなにがなんでも殺してやる、と思う。
許せないもの。
でも、やったらやり返す、はある部分で誰かが止めなければならないんだよね。
僕はこんな法律や親父の言葉なんかより、あなたの答えを聞きたい。
あなたの答えが出てない時点で、答えを法律や親父の言葉にしているのならば、なんか、ひどく悲しい。
殺人の衝動に駆られたとき、殺人をしてもいいのか。
もっと自由に考えられないのだろうか。
所詮人間なんて、脳内分泌液と、シナプスを通る電子信号、海馬の記憶、塩基配列、数十兆個の細胞の集合体、とか考えてたらつまらない。
法律なんてどうだっていいじゃないか。
法律の壁にぶち当たる時はぶち当たるんだし。
せめて議論の時くらい自由にお互いの意見を言い合いたい。
どこにも依存をしていないその人自身。
まあ、日本語で議論をしている時点でもう依存しているのだけれど。
いくら法則性を考えたって、それに順じて人間なんて動いていない。
それぞれの欲望を引っさげて蠢いている。
人を助けたいって思うのも所詮自己満足。
だから理論は感情が入らないと矛盾が生じてくるんです。
現実に通じない理論は、屁理屈にしか過ぎません。
学校の勉強は、頭を馬鹿にしないとできません。
勉強をすればするほど、頭の良い人は頭が悪くなります。
上から送られてきた書類を完璧にこなす、という行為しかできない人間になってしまう。
つまらないなあ、と僕は思う。
人を何故殺してはいけないのか、という問題が出されて、もし答えが、法律で駄目だから、ならば僕はその答えを書かない。
理解もしていないのに軽々しく答えをかけるのが学校のテストです。
じゃないと教師達も面倒くさいからね。
あなたは法則性をもった統一性のある生活を毎日していますか。
していたらあなたのことを論理的に諭すことが出来るけれど、実際はそんな生活してないだろう。
おそらく、高校生の僕達がこんなことを議論すること自体間違っているのだろう。
だから、実体験を通じたことのある、父や法律の言葉を用いるのは正しいのかもしれない。
でもそれは真実ではないと僕は思います。
あとで、修正を加えます。
書きたいことがありすぎて上手くまとめられていないので。
Re:何故人を殺してはいけないのか?(02/26) 伊倉さん
「私はあなたを傷つけませんから、あなたも私を傷つけないで下さいね」
という条件を出された場合、平穏な生活を送りたい人には利益になりますから、
これに同意するでしょう。
しかし、利益を守る為にこれに同意できない人もいます。
個人レベルで考えるとどちらが良いのかは判断できませんが、
社会全体の利益として見ると、社会を構成する人数が減らない前者の方が好都合です。
……というのは表向きの話ですが、
日本にいる限りでは、合法な殺人が国民によって行われています。
国民主権の国による死刑の事ですが、
集団の利益を害する人間の排除を堂々と行えるという事は、
「場合によっては人を殺してもいい」事を容認しているんでしょうね。
「好き勝手」は個人、「自由」は社会の視点に立った言葉なのではないでしょうか。(2006.02.26 19:12:20)
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Last updated 2006.04.04 12:21:02
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