詩集の中の栞のように~裏ブログ~

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2009/10/06
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昨夜は深夜1時まで生徒が勉強していた(もちろん保護者の承諾を得ていた)。

彼は、うちの塾に入ってから平均して5科目420点前後を取っている。1つの壁となる430点もあっさり超え、前回は448点であった。今回の中間では、450超えを目指している。

ところで、彼と話していると、勉強を楽しみだしているのが分かる。

ここまで来れば、成績は安定する。

うちの子のほとんどの子は、まだまだ「やらされている感」が強い。授業内でも勉強する意義を話しているが、やはり「試験のため」「受験のため」に仕方なくやっている子が多い。

勉強嫌いが多いのだ。

だが、私の経験上、勉強ほど趣味に適しているものはない。

私も、学生時代はとにかく遊びまくっていた。しかし、ほとんどの遊びはいつかは飽きる。

中学時代にドラクエ3にはまっていたが、レベル99になった瞬間にやることがなくなった。

勇者1人だけでゾーマと戦ったりしたが、それでも最終的には飽きてしまった。

大学時代も、サークルや地元の友だちといろいろな遊びをしたが、どうしても飽きがくる。

しかし、勉強には終わりがない。

常に上のレベルが待っている。

しかも、天候や場所に左右されることもない。

麻雀みたいに4人集めなくても、自分1人で出来る。

このように勉強は、趣味にするにはもってこいなのだが、勉強が趣味になる子はごくごく少数。

何も学科の勉強にとどまらず、マーケティングでも、法律でも何でもいい。

とにかく、生徒たちには、自分がはまれる勉強を早く見つけて欲しい。

高校や大学の同窓会などで、出世している人を見ると「勉強好き」が多い。

自分が「コレ」と思ったものに徹底的にこだわったスペシャリストばかりである。

「はまる」ことの大切さを感じる瞬間である。

学ぶことの楽しさを伝えられるように頑張らなくては。






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Last updated  2009/10/06 05:41:32 PM
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