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中1生と中2生の夏期講習を来週で締め切る。
中1と中2の夏期講習は例年自由参加にしてある。むしろ、1学期しっかりがんばった人は参加しなくてもいいとまで言ってきた。
これは、ある知り合いの塾長さんがそうした方針で運営されていたので、真似させていただいたのだが、 今年に限っては、少々中1と中2に不安を感じていたので、なるべく多くの子に参加してもらいたいと考えていた。
結果は、2名を除き全員が参加してくれることになった。 (参加しない2名は学年1位レベルの子なので、こちらから「参加しなくていいよ」と伝えておいた)
この夏で、基礎学力の再構築をしておきたい。
土台がしっかりしていないところに家を建築しても、そろは砂上の楼閣。学年が上がるにしたがい、そのほころびは必ず目に見える形で現れてくる。
逆に土台工事をきちんとしていれば、たとえば「増築」も「改築」もしやすい。新しい単元を無理なく消化することもできるし、すでに学習した単元を忘れてしまった場合でも復習・遡及が容易だ。
学習における土台工事は、建築におけるそれと同じくらい重要。そうした意味で、 この夏期講習で少しでもがっちりとした土台を作り上げたい。
そもそも、夏期講習で土台作りをしないといけないということは、私自身が反省しないといけないことである。本来は通常授業のみでその土台を作り上げなければならないと思っているからだ。
そうした意味で、この夏期講習は私にとっても土台作りのラストチャンスだと思って臨むつもりである。
と言っても時間が無限にあるわけではない。 夏期講習と言っても、日数は他塾に比べ限られている。 そのため、ある程度内容を絞り込んでいく必要があろう。
具体的には、「作業的な基礎訓練」と「いろいろな単元につながる重要な考え方」という2つのテーマを二本柱として進めたいと考えている。
問題は後者。非常に難しいテーマのため、何を素材にし、どういった形で身につけていくのか思案中。工夫が必要だろう。
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