よんきゅ部屋

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よんきゅ

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帰宅が終電になったため、一日遅れの更新。

昨日は、毎年12月30日にある恒例の飲み会。大学オケのOBから現役まで集まれる人は集まって飲むぞという会。最初は10人ほどだったと思うが、会を追うごとに人数は増えていき、今回はなんと40人！昼から「０(ゼロ)次会」なるものをやっていた強者も何人かいたらしい。

私は正規の待ち合わせ時間に集合場所へ。1時間ほど電車に揺られて行った。どこも年末は人が多い。集合した後にさっそく店へ。ここは一昨年も来た和風の料理を出す店。料理もお酒もおいしかった。私はけっこう現役学生の人たちと話をしていたが、途中いろいろな人が絡んできて面白かった。

2次会は、電車の駅にほど近い場所、毎年同じ店で開かれている。ここでも楽しく話す。正面に座っていたのが現役の4年生元部長、3年生前部長の2人だった。そこで言われたのは「よんきゅさんはただ弾きに来るんじゃなくて、自分のことだけで精一杯でもなくて、オケ全体のことを考えて弾いてくれているのがとてもわかるからうれしいんです」ということだった。

それはどういうことなのかと尋ねてみたら、「もちろん最終的には指揮者を見て合わせているんでしょうけど、必要なところではコンマスを見てちゃんと合わせているし、抑えるべき場所はきっちりとやっているように見えるんで」ということだった。ちなみに彼はホルンパート、1stヴァイオリンはよく見える位置にいるので、吹いていないときにはけっこう見ているそうだ。

これは照れくさい感じがしたのだが（めったに褒められないもので．．．）、とてもうれしかった。大学オケは自分が育ててもらった場所だし、できる限りのことをして恩返しをしたいという気持ちはいつも持っている。オケ全体としての演奏がよくなればいいし、そのためのことをちゃんとやろうと心がけてきた。あくまで演奏の主役は現役学生、もちろん同じ舞台にのる者として話し合っておきたいことはあったし、それだけはちゃんとやろうと思ってきた。そういう気持ちが伝わっていて、それを喜んでくれる人が一人でもいたことが何よりもうれしいことだった。

そんな話をしているうちに、隣のテーブルで始まったのは「鉄道研究班」によるジオラマ制作（？）。一人が別のメンバーへのおみやげとしてJRの特急「はまかぜ」のミニチュアを持ってきていたのだが、「これで何か遊べないかな」ということをきっかけに余部鉄橋を制作することになった。

高い鉄橋なので、とっくりの上に割り箸を渡し、氷をつかむ道具を間の橋脚に見立てて、そこに「はまかぜ」を乗せたらそこのテーブルだけ大喝采。さらに調子に乗ってきて今度は「餘部駅を作ろう」という話になり、キャベツの千切りを列車撮影スポットになっている山に見立ててとっくりの上にのせる。さらに別のメンバーが「反対側にトンネルがいるやん」と言いだし、もう一方のとっくりの上におちょこをひっくり返してのせてついに完成！いろいろな角度からケータイで写真を撮りまくる（かなり重症だ．．．）。

さらにエスカレートしてマグロの刺身を「オハ50系(赤い客車）」にしてみたり、「DD51（ディーゼル機関車）」にしてみたり、果てには「煙！」といってその上に紫キャベツの破片をのせてみたりと、かなり濃いテーブルとなった。

そんなこんなしているうちに、あっという間に6時間近くが経過して、とりあえずお開き。私は終電で帰宅。同じ高校出身の後輩も実家に帰るというので一緒に1時間ほど電車に揺られて帰った。いつもこの会の帰りは一人で寂しかったのだが（去年は飲み過ぎてリバースとの闘いだったが）、今年は楽しく会話して帰ることが出来てとてもうれしかった。会場の近くに住む人々はどうやら3次会に繰り出したらしい。いつかは泊まりでやりたいのだが、妻子持ちはなかなかそうもいかないものだ。まあ、最後に帰らなければならないというのは、無茶への歯止めになると考えればそれはそれでいいのだが．．．。

とにかく楽しい年の瀬となった。

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