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2013年12月19日
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帯金物の気遣い


これは、豊川市 N邸の構造内部で撮った1枚。

帯金物が付いた部分で左右違う仕事がしてありますね。

この帯金物によって緊結された左右では、構造が違って
いるのです。左の構造部の梁(ハリ)は、実はその下の
ところに柱が存在しない大開口があるのです。

ですから、開口部の強度を補う為に、大きな集成材
(マイクロラム)を梁として入れているんですね。

そして、右の構造部は、普通の2階床組みをしています。
まあ、この床組みでも相当な高さ(厚さ)がありますから、
強度的にも十分な耐震性が見込めると思いますが・・・。

2x4工法は、構造区画と呼ばれる四角い箱構造をいくつも
組み合わせることで1軒の建物を構成します。

サイコロのような箱構造は、それ自体で耐震性を保持します。
ただ、地震の際にそれぞれの箱が別々の動きをすると
建物全体にとってはいいことはありません。

ですから、こうした帯金物等を使って、箱と箱とを
つないでいくんですね。こうして家全体が地震の揺れに対して
協力して対処するのが、2x4構造の輸入住宅なんです。

ですから、箱構造になっていないところがあったり、
それを補強する状況が作れなかったりすると、全体の
バランスが崩れて、強い建物にはならないのです。

そういうことを結構無視してプランする住宅ビルダーも
多いですから、構造区画を設計者にしっかり確認しながら、
お話を進めていって下さいね。

さて、写真の帯金物が留めてあるところで、何か気付き
ませんか?そう、帯のところの木を削って、溝が彫って
ありますね。

内装を仕上げる時に石膏ボードを張るんですが、溝を
彫らないで金物を留めると、金物の厚み分ボードが
膨らんでしまいます。

そういう納まりの悪さに対処しているのが、この写真です。

結構面倒な仕事をしていますが、こういう気遣いがあると
ないとでは、仕上がりの完成度も自ずと違ってきますよね。






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Last updated  2013年12月19日 14時55分39秒
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