SilverLilyの　パワ＆ポジ☆ゆるるん日々記

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Silver Lily

2006年11月22日

寂しい？老人・・・。

(8)

テーマ：同居は嫌ですか？(1164)

カテゴリ：義理ネタ

えーと、壮絶な話なので、食事中の方は出直してください。
食事中じゃなくても壮絶な話が苦手な人は避けてくださいませい。

先日亡くなった祖父の兄は、
長年長男夫婦と同居していた。

が、去年、その長男夫婦が家を出て、
孫と二人暮らしだった。

孫は遊びたい盛りの年。
じいちゃん一人にはできないと
親には付いていかなかったが、
仕事は忙しいし、
出歩くことが多かった。

そもそも、
同居中から祖父兄は寂しかったのだと思う。

ウチの祖父なんかもそうだが、
大人だけの世帯になると色々とバラバラになることが多い。
実家では祖父と母の二人暮らしだし、
母は夜の仕事だしで、
一緒に食事をするのは昼食ぐらい。
（もちろん、朝昼晩と母は食事の用意は整えていますが。）

一人でご飯を食べるのは寂しい。

たまに私や息子が夕食に行くと、
祖父は言う。

じゃぁたまに皆で揃った時くらい、
楽しく食事すりゃーいいのに、
そうなればなったで
日頃の寂しい気持ちの恨みが噴出してきて、
酒の勢いを借りてクダを撒きだす。

正直逆効果なんだけど。

祖父兄も、さすがは兄弟、祖父と同じだ。

昔は兄弟も多く、皆が家にいることが多かっただろうが、
時代は変わったのだ。
家長時代に育ち、
本家の跡取りというプライドで一杯の祖父兄だから、
きっと祖父よりも色々な意味で酷かったと思う。
大事にされて当たり前なのに、
粗末にされていると感じていたようだ。
（たぱくんちゃんちの爺にも通じるような悪寒が・・・。）

祖父兄宅の長男嫁さんは看護師で、
泊り勤もある。
長男だって男盛り、
残業やら地域の集まりやらで留守がち。

一人で寂しい気持ちはわかるけど、
退職して悠々自適の老人と、
まだまだ働かなくてはいけない世代を一緒にしてはいけない。

まして、祖父兄の家では
かなりの量の田んぼを兼業でこなしているのだ。

長男はそれこそ体がいくつあってもたりないくらい
働いていた。

寂しさが高じた祖父兄は、
やがて排泄をワザと家の中のトイレではないところでするようになった。
畳でも、廊下でも、お構いなし。
挙句には襖に擦り付けたり・・・。

息子夫婦の寝室のゴミ箱を漁ったりもしたそうだ。

いがんでワザと家中に水を撒き散らしたりもしたらしい。

自分の気に食わないと、
何かにつけて因縁をつける。

バッドやら包丁やらを持ち出しての
親子喧嘩も一回や二回じゃない。

それは今にはじまったことではなかったが、
普通は老いて大人しくなっていくものなのに、
祖父兄は老いれば老いるほどそれが高じていった・・・。

寂しいからってやっていいことと悪いことがあるだろう。
ここまで読むと、
祖父兄さんは呆けたんでしょ、と思われることだろう。
いいや、全く違う。
呆けちゃいない。
これら全部、家族を困らせて自分に注目を集めたい、
自分を大切にして欲しい、
と言う気持ちからやっていたのだ。
呆けのほうが家族は救われたと思う。
（ある意味ココまで来ると病気ではあるけど・・・。）

結局、
気難しいのが悪化して、力が衰えた実父を目の当たりにし、
ワザと喧嘩を吹きかけてこられることに
「このままでは俺が親父を殺してしまう」と
長男が参ってしまい、
長男夫婦は町のアパートに引越しをしたのだった。

それでも、長男嫁さんは毎日婚家に通い
祖父兄の食事の支度をし続けた。

夜勤の時などは
長男嫁さん、息子と祖父兄の分たっぷり3食分用意していくのに、
朝のうちに一人で全部食べてしまい、
（年寄りの癖にすごすぎる。）
長男嫁さんの職場に食べるものが無いと電話して大騒ぎ。

祖父兄の話す言葉はくぐもっている上に
半端じゃないくらい訛っているんで、
（正直私も通訳がないと会話できない。）
電話よこされる長男嫁さんは周囲の目が
どれだけ辛かっただろう。

ええ、もちろんこんな祖父兄なので、
電話口に誰が出ようが喚き散らしていたそうです・・・。

隣に住む祖父弟一家もどれだけ
大変だったか・・・。
（呼びつけてはクダを巻き、
　文句いい、
　そりゃーもう大変だったようだ。）
うちは同じ集落とは言え、
山の上にあるんで
あまり実害は無かったが、
昔、祖父兄がまだ自転車に乗れていた頃は、
仕事から帰ると壮絶な兄弟げんか
（70過ぎて血だらけになって喧嘩してた。
　信じられん。）
をしたりしていた。

親戚の祝い事や弔事があると、
必ず救急車騒ぎになるんだよ？
（流血沙汰の喧嘩をして。
　酒が入ってるから血が止まらないのだ。）
ありえないよね。

ウチの祖父は60代半ばで脳梗塞をしてから、
若干大人しくなり、
交通手段のバイクも自転車も手放したんで、
移動は専ら他人（実母や叔母、私や兄、祖父の弟嫁さん）
の手を借りないと動けなくなったんで、
ご近所や親戚にかける迷惑は無かったけど、
向こうは近年まで自転車で親戚宅に押し入っては
酒を飲み、暴れていたらしい。

私は彼らを見て、
・酒は楽しくきれいに飲もう
・人によくされたいのなら、
　自分が人によくしてあげよう
ということを学んだ。

蛇足だが、
婚家のお陰で
人によくしてあげても、
後ろ足で蹴られることがある、
というのも学んだけど。

年をとって、
伴侶をなくし、
寂しいという気持ちはわかる。
わかるけれど、
それにおぼれて他人を不快にしていては、
ますます寂しくなるだけだ。

祖父兄が急逝した晩、
長男夫婦は検視に付き添った。
祖父兄はペースメーカーを入れていたので、
それを取り外すために、
救急車で運ばれた病院とは別の病院に搬送され、
かなりの時間がかかったそうだ。

葬儀の支度のために、
近場の親戚総動員だったらしい。

昨日通夜に行くのに叔母を迎えに行って、
そのときの愚痴を聞かされたら、
壮絶だった。

恥ずかしながらウチの親戚にはもう一件汚屋敷があって、
そこで葬儀を出す時も掃除が半端でなく大変だったそうだが・・・、
家の片付けをするのに、
ゴム手袋や軍手をもちだし、スリッパを必要としたのは初めてだったと。

いたるところに排泄物が擦り付けられ、
祖父兄が寝ていた布団を持ち上げるとう○こがのっそり出てきたり、
建具はいたるところ破壊され、
応急処置で新聞紙を張ったり・・・。

11時過ぎになんとか店を閉めて駆けつけた実母もウンザリ＆ビックリするほどの
汚屋敷ぶりだったそうな・・・。

不謹慎だけど、あぁ、妊婦でよかったと心から思った・・・。
（妊婦じゃなかったら確実に呼び出されていたと思う。）

やっとコメレス追いつきました、
お待たせしました～。

さて、来週ある、仕事のイベント。
私は妊婦だし、場所が場所だしで欠席を予定してました。
県内でも北方で山沿いで寒い。
何より遠い。

社長も、上司もそれでいいというので
すっかりそのつもりだった。
（そのイベントに出るとなるとスーツを着用しなくてはならず、
　ワタクシは今着れるスーツがない。）

そしたーら！！！
今月頭くらいに、
取引先の人が私に受付を、と社長に依頼したらしい。
社長のやろう、「いいよ。（あっさり）」と返事したっていうじゃ
ありませんか！！

先ほど打ち合わせに行った相方からメールが入り、
この一報がもたらされました。

「聞いてない、無理、断ってくれ」
と速攻電話しかえしたけど、
女性は私しかいないから受付をやってもらわないと困る。
それにもういいっていわれたからそのつもりで準備してるし。
とのたまった！！（怒）

いやーだ！！！
行きたくないよ～。
おさまり傾向にはあってもまだつわりが残ってるし、
（この間も急にスーパーの駐車場で戻しちゃったのに。）
あんな寒くて遠くて何も無いとこに行きたくない！！！
しかも帰りは一人で帰ってこないといけないんだよ！！
迷うって！！
（マジで田んぼと山しかないから！！）

蛇足が長くなるけど、
今朝のご飯はやずやの発芽十六雑穀を混ぜて炊いてみた。
（興味のある方はこちらで一回分の無料サンプルもらえるよ。
　無料サンプルのページから入ってね。）
プチプチするって聞いたけど、
んー、別に普通？
かといって米の味が損なわれる事も無く。
雑穀って健康にもいいらしいし、
食物繊維が（たぶん白米に比べて）豊富らしい。

恥ずかしながら妊娠中は普段の快便はどこへやら、
ちに点々な症状に悩まされるアテクシ、
すこしでも改善になればと思って頼んでみることにしました。

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