・・・・・・・・半農半Xという生き方~スローレボリューションでいこう。

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塩見直紀(半農半X研究所)

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2012.01.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ふんばりどころの2012年がやってきました。
とにかくそれぞれの舞台で希望の種子を
播いていきましょう。

以下は今年の年賀状です。


【曲×辰=農】2012  


宮澤賢治は津波や洪水、地震と
様々な災害に見舞われた1896年(明治29)、
岩手の花巻に生まれました。

娘が小6のとき、賢治さんの一生涯を
毎日朗読していたのを聴き、大変感銘を受けました。

以下は国語の教科書のあったそのお話です。

**

賢治が中学に入学した年も、
自然災害のために農作物がとれず、
農民たちは大変な苦しみを味わった。

その次の年も、また洪水。

「なんとかして農作物の被害を少なくし、
人々が安心して田畑を
耕せるようにはできないものか。」

賢治は必死で考えた。

「そのために一生をささげたい。
それにはまず、最新の農業技術を学ぶことだ。」

そう思った賢治は、盛岡高等農林学校に入学する。

成績は優秀。
卒業のときに、教授から、研究室に残って
学者の道に進まないかとさそわれる。
でも賢治は、それを断る。

そして、ちょうど花巻にできたばかりの
農学校の先生になる。
二十五さいの冬だった。

「いねの心が分かる人間になれ。」
それが生徒たちへの口ぐせだった。

また、こんな言葉を覚えている教え子もいる。

「農学校の『農』という字を、
じっと見つめてみてください。

『農』の字の上半分の『曲』は、
大工さんの使う曲尺のことです。

そして下の『辰』は、時という意味です。
年とか季節という意味もあります。」

曲尺というのは、
直角に曲がったものさしのことだ。

それを使うと、一度に二つの方向の寸法が測れる。

だから賢治の言葉は、

「その年の気候の特徴を、いろいろな角度から見て、
しっかりつかむことが大切です。」

という意味になる。

また賢治は、春、
生徒たちと田植えをしたとき、
田んぼの真ん中に、
ひまわりの種を一つぶ植えたこともあった。

すると、真夏、辺り一面ただ平凡な緑の中に、
それが見事に花を開く。

「田んぼが、詩に書かれた田んぼのように、
かがやいて見えましたよ。」

と昔の教え子たちが言う。

苦しい農作業の中に、楽しさを見つける。
工夫することに、喜びを見つける。
そして、未来に希望を持つ。

それが、先生としての賢治の理想だった。

(「イーハトーヴの夢」
文・畑山博『国語六 下 希望』光村図書より)

**

大変な時代ですが、感謝のこころで、
ていねいに生き、天が与えし役割を、
愛をもって行うことができればと思います。

旧年中は大変お世話になりました。
本年もご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

塩見 直紀 公子 雛子(春から中3です)


【昨年、半農半X研究所として特に印象的な出来事10】

(1)半農半芸フォーラム(茨城取手)、
 半農半アート展(東広島)出席

(2)NPO北近畿みらい&近畿日本ツーリストと
 「半農半Xツアーin綾部」開催

(3)画家・増田麗奈さんと半農半アートツアー開催

(4)2頁登場の『ニッポンの嵐』市販化

(5)島崎藤村の小説「嵐」(大正15)で
 「半農半画家」の文字発見

(6)京都府温暖化防止系HP
 「半農半フォトグラファーでいこう」で毎週写真公開

(7)整理ツーリズム、スタート

(8)香港から半農半Xに関心を持つ方来綾。
 中国から初訪!中国人にも台湾本が読まれているとのこと

(9)台湾版『半農半X的生活』10刷目前

(10)秋、4度目の招聘で東台湾(花蓮・台東)に
 1か月ロングスティ。各地で講演、地域のX応援、
 台湾の農体験など貴重な時間。

昨年もたくさんの「ありがとう」がありました。
すべてに感謝です!

【綾部から2つのPR】

2月11日(土)~12日(日)、綾部里山交流大学の
里山生活デザイン学科を開催、参加者募集中です。

2006年にソニー・マガジンズから出版いただき、
在庫0となっていた『半農半Xという生き方 実践編』を
綾部のスモール&ローカル出版社
「半農半Xパブリッシング」から新装刊、3月頃発売します。

ただいまご予約受付中です!

**

2012年1月1日
半農半X研究所 塩見直紀





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Last updated  2012.01.02 15:29:05
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