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2015/11/09
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カテゴリ: 季節感
たのしみは 食べごろになる 干し柿を 天ぷらにして 味見するとき


蜂屋柿が並んでいた。JA郡山市農産物直売所「旬の庭」久留米店、 入って直ぐの正面にドーンとあった。干柿といえば蜂屋柿です。5kg1000円でした。今回、干柿をつくるならいちばんいい材料でつくってみようと思ったわけです。

干柿はいつごろから作られるようになったのだろう。平安時代に干柿は食べられていたらしい。渋い柿が太陽光を浴びることによって甘くなるのを発見した先人があったからですが、包丁で皮を剥くことができるようになってからであろうか。

子どものころ食べた味を憶えているから、美味いものは自分でつくるに限りますね。できあがるまでの愉しみがある。子どものころ食べた干柿が蜂屋柿であったことを知ったのは6年前だった。 川俣町から霊山町へ向かう道路端で柿をもいでいる人がいたので声をかけて柿をわけてもらった 時でした。

14個ある中で一番大きい柿は430gだった。ヘタと皮を剥いて計ったら400g、食べごろの干柿になるまで何gの水分が蒸発するのだろうか。

柿を植えたら、実がなるまで8年かかるという。桃栗3年柿8年と云います。その8年待たなければならないのが長い。タネを播かなければ8年後も無理なのだ。苗を買って来れば来年から実るとなれば苗を購入のほうがいいかも。

プランターに柿のタネを埋めたものが芽を出した苗木が育っている3年目くらいになったろうか。
残念なことに甘柿なのか渋柿だったのか忘れてしまった。
もしや紅葉した葉を専門家に見てもらえばわかるかもしれないと近くの林業試験場に持参してみた。
残念ながら、きのこのように見ただけで判別できる人はいませんでした。


  • 蜂屋柿 5kg.jpg


  • 430g.jpg


  • 柿 3.jpg


  • 柿 4.jpg


  • 柿 5 のれん.jpg


  • 柿 6.jpg



渋柿が渋く感じるのは、シブオールというタンニンが含まれているからです。シブオールは水溶性なので食べると唾液に溶けだして渋く感じるわけです。乾燥させることにより、渋柿の可溶性のタンニンが不溶性に変わって(渋抜きがされて)渋味がなくなり、甘味が強く感じられるようになる(その甘さは砂糖の約1.5倍とも言われる)。

表面に白い粉が付着していることが多いが、これは柿の実の糖分が結晶化したものである。日本ではかつてこれを集めて砂糖の代用とし、中国ではこれを「柿霜」(しそう)と呼んで生薬としたそうです。

蜂屋柿は1個約@70円。これが干柿となり販売価格となると、、、はたしていくらになるだろうか。
webの販売価格をチェックしてみますと1ヶ約@300円位かも、、、4倍くらいになるようです。

干柿は2週間から1ヶ月でできあがります。たのしみは干柿の天ぷらでしょうか。



11月19日(木)ですから10日目ですが、気温も高く雨が続いたせいか、2~3個ですが表面が柔らかくなった干し柿に青かびが発生しそうな感じが見られます。アルコール消毒で青かびを落とさねばならないようですね。ここにきて皮を剥いたときに10秒間お湯に浸すカビ防止処置を怠ったツケがきたようです。トホホ ^^; 干し柿づくりのためには早く寒くなってほしいもんですね。










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最終更新日  2015/11/19 02:51:42 PM
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