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「のぼうの城」和田竜小学館2010/10/62年近く積ん読状態だったた「のぼうの城」を移動中などに細切れで読んでてやっと終わった。脚本賞(城戸賞)とって小説にしてまた脚本に戻しただけあって、キャラクターの面白さは圧倒的。長親が萬斎さんキャスティングされた意味が後半でわかった。なーにも考えてないトップの行動を、周囲が勝手に神々しく解釈する。「こんにゃく問答」のこんにゃく屋の六兵衛と旅僧の関係に近いのでは。【送料無料】のぼうの城(上) [ 和田竜 ]【送料無料】のぼうの城(下) [ 和田竜 ]
October 30, 2012
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昇々と吉好 2人の落語会(第3回)神保町・らくごカフェ13:30~15:30OPトーク吉好「犬の目」昇々「鈴ヶ森」 仲入り吉好「いたこ」(吉好・作)昇々「湯屋番」ENDトークここ数年の傾向、間抜けな泥棒が出てくる話は「鈴ヶ森」に凌駕されている感ありですね。「出来心」に行くかな~、とチラリとは思うけど、だいたいは「鈴ヶ森」。一之輔さんがこのネタを若手に流行らせたような気がする。吉好くん、最初に「いたこの話です」なんてって言っちゃうから、メイドギャグが空振りしちゃうよ。
March 11, 2012
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末広亭深夜寄席新宿末広亭21:30~ひろ木「動物園」ほたる「幽霊の辻」(小佐田定雄・作)さん若「粗忽の釘」 天どん「初天神(改)」「幽霊の辻」は権太楼、「初天神」仁鶴で先週聴いたばかり。天どんさんの改作「初天神」は初めて。「怒られるほうの初天神やります」「ちゃんとした初天神もできます」という天どんさんが面白い。若い客だから改作のほうが受ける。寒いこの時期。深夜寄席に行くのも大変。行く人はみんな偉い。
January 14, 2012
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2011年12月分日記●2011年12月30日(金)競輪グランプリと忘年会今年のGPは平塚開催なので、現地参戦もせず、場外で車券を買うこともせず、ウクレレサークルメンバー4人でカラオケ忘年会。帰ってきてテレビの録画みたら、長沢まさみがプレゼンターで持田香織が国家歌っていた。車券は買おうと思っていたものいは外れていたので、散財せずに済んだ。●2011年12月28日(水)マンタ倶楽部落語会なかの芸能小劇場19:00~彦いち・丈二「スライド上映会」白鳥「豊志賀ちゃん(丈二バージョン)」丈二「大発生」彦いち「愛宕川」 仲入り林家きく麿真打昇進披露口上ぬう生「バスツアーホスト」きく麿「パン チラ倶楽部」アウトドア好きの落語家が集まる「マンタ倶楽部」がメンバーのきく麿さんが真打昇進したのを機に開いた会。真打昇進もだいぶ前だけど。真打昇進披露口上は、アウトドアの服装、頭にライト。水中メガネ。足ひれで三本締め。スライド上映会からして、徹底してばかばかしさにこだわった男の落語会でした。●2011年12月23日(金)ちょこざいな天使3 ─春風亭百栄ひとり会─なかの芸能小劇場19:00~春風亭百栄/林家扇ゲスト: 冷蔵庫マン受付と舞台転換を手伝った。●2011年12月23日(金)圓丈かぶき噺「髪結新三」を聴く会国立演芸場12:30~「髪結新三」の紹介 圓丈、喬太郎、彦いち、白鳥 ぬう生「定年ホスト」(ぬう生・作)彦いち「知ったか重ちゃん」(彦いち作)喬太郎「時そば」 仲入り白鳥「ハイパー初天神」(白鳥作)円丈「髪結新三」ぬう生コミュの総見。円丈師匠は背景、着物ともに途中で2,3回チェンジ。背後に黒子として弟子がスタンバイ。早替え数パタン、照明、つけ板、太鼓付き。狂言のような狂言回しを入れて、地の説明を排除した独自演出。途中5分の小休憩をはさんで約50分。もっと髪結新三の粗筋を知ってからみたら理解できたかもしれないとちょっと後悔。鰹の片身のところがイマイチわからなかった。●2011年12月22日(木)出没!ラクゴリラ(第95回)梅田・太融寺本坊2階18:30~旭堂南斗「八百屋甚兵衛」桂こごろう「世帯念仏」桂文三「鍬潟」 仲入り林家花丸「ひやかし帰り」笑福亭生喬「尻餅」大阪出張のついでに梅田へ。夜の移動だったので迷った。40代の中堅どころの上方の落語家さんはあまり見る機会が少ないだけに新鮮で面白い。「世帯念仏」は言ってる内容は小言念仏とは違う。「ひやかし帰り」は橘ノ円都の落語の復古物だとか。●2011年12月22日(木)飛田新地井上理津子さんの「さいごの色街 飛田」を読んで話を聞いたので、大阪出張取材終わり、次の落語会までの間の時間を使って、飛田新地に行った。15時くらいで店はオープン前。小さなチョンノ間が並ぶマス目状の通りを歩く。開けている店がいくつかあって、声をかけられる。やはりすごいエリアであることは間違いない。新世界は何度も行っていたけど、反対側にこんな世界があるとは知らなかった。商店街は面白い。かなり。100円カラオケ居酒屋が大量に並んでいる。●2011年12月21日(水)談志お別れ会ホテルニューオータニちょうど行けたので、談志師匠の遺影に献花。献花なんて行ったことがないので、どうしていいかわからなかった。お花は自分で買っていくのかとか。一応ネットで調べて、持って行かなくていいいといいうことがわかったのでホットした。入口でお花を一輪もらって、調べたとおりの段取りで献花した。座布団、立川談志のめくり、着物などが飾られ、脇のスクリーンには芝浜のDVDが流れていた。午前中のお別れ会の模様はテレビでもばんばん流れていたけど、一般の部はひっそりとした感じ。どれだけ人が駆けつけるだろうと不安だったけど予想以上に少ない。すいすい献花できた。出口のところには真打を中心とするお弟子さんが並んでお見送り。1人で出て行ったのでみんなにじろじろ見られているようで、出づらかった。物販コーナーで手ぬぐいを買って終わり。正味20分くらい。●2011年12月19日(月)民族芸能を守る会 師走例会上野・宋雲院18:00一力「子ほめ」彦丸「大どこの犬」正雀「七段目」 仲入り正楽「紙切り」(エビス大黒、眠り猫、辰、金正日、談志)小三治「出来心」彦六直伝の牛めし小三治師匠のマクラは、この日、金正日が死んだということもあって、専用ゴルフ場の話など。出来心は、花色木綿までたっぷり。(某機関誌に書いた原稿転載)柳家小三治が1年の最後を締めくくる師走例会。小三治がマクラ(話の導入部)で何を語り、どの演目を選ぶかが、年の瀬に足を運ぶ楽しみのひとつとなっている。当日は、北朝鮮の金正日死去の報が飛び込んできた日とあって、小三治もその話題には触れざるを得なかったようだ。しかし、金正日とゴルフを強引に結びつけたお気軽な話で会場を和ませた。前置きが短かった分、本編は十八番の「出来心」を38分にわたってたっぷり。「出来心」は、貧乏長屋に泥棒が入ったことから起こる滑稽噺。泥棒に盗まれたものは何かと大家に聞かれた八五郎は、あるものないものをあげて「裏は花色木綿」とバカの一つ覚えを繰り返す。罪をかぶせられた泥棒が「ふざけるな、この野郎」と隠れた床下から出てくるまでのやり取りを小三治はたっぷり見せた。ひたすらボケまくる八五郎と真面目に問いただす大家との会話は、かみあっていないようでいて、コミュニケーションが取れている。延々と続くやり取りが単調にならないのは、呼吸や間を駆使して緩急を操る小三治のマジックに他ならないが、聞き上手の大家のキャラクター造形に拠るところも大きい。もう1人のレギュラー出演者である林家正雀は、芝居狂いの若旦那が、自宅の2階で小僧の定吉を巻き込んで芝居の真似事に興じる「七段目」を熱演。大旦那以外の人物を大げさな芝居調で語るコミカルな演出によって、笑いのボルテージを最後まで維持した。会の最後には、毎年おなじみ林家彦六直伝の「牛めし」が観客全員に振る舞われたが、その牛めし作りでも正雀は獅子奮迅の活躍を見せた。●2011年12月18日(日)古今亭今輔ひとり会ー落語大将軍ー'11冬の乱なかの芸能小劇場14:30~翔丸「犬の目」今輔「ターミネーターなカミさん」今輔「壷算」 仲入り今輔「ハードボイルドのカリスマ」マクラで、 自身が出場した「ワールド・クイズ・クラシック」の件を語る今輔がさんが熱い。「ハードボイルドのカリスマ」はその名のとおり、北方謙三氏を思わせるハードボイルド作家が、故郷を訪れれて幼なじみと会う話。コントみたいにコミカルでテンポよくギャグが繰り出される。実際の北方先生は、本当に腰が低く、誰にでもフランクに話してくれる先生だったなあと、去年取材でお話を伺った時のことを思い出した。●仕事情報 アサ芸12/12アサヒ芸能(徳間書店)12/22号2011/12/12発売本バカにつける薬注目作家に聞く!浅井リョウ「星やどりの声」(角川書店)大学2年で小説すばる新人賞とって、現在早稲田4年生の浅井さん。その日は取材4本くらいの集中日ということで大変そうでしたが、大学4年生とは思いえないしっかりした受け答えでスムーズに進みました。若い人、女性向けの感じの小説ですが、フリを積み重ねてラストで一気に爆発させる流れは見事です。●2011年12月07日(水)稲田和浩の時間~正岡容を語るらくごカフェ19:00~稲田和浩「正岡容を語る」 仲入り稲田和浩 朗読「江戸再来記」(正岡容・作)行ったらすでに満員。正岡容について語って欲しい、というニーズがあったということに軽く驚いたし、そんな企画を立てた稲田さんは偉い。永井啓夫さんの関係から、正岡容との関わりを語る、自分語りを中心とした構成。それでも人柄は伝わってくる。後半は「江戸再来記」を朗読。前回の怪談話のように、後半突然エロ話にならなくて安心した。仕事多忙で、終演後、現場で行われたプチ忘年会には参加せず。●仕事情報 アサ芸12/06アサヒ芸能(徳間書店)12/15号2011/12/06発売本バカにつける薬注目作家に聞く!高橋源一郎「恋する原発」(講談社)高橋源一郎さんのツイッターはフォローしていたけど、お話を聞くには初めて。著書を読むのも初めて。文体も含めて改めて面白さを知った。話をまとめる作業は意外と苦労したかも。●仕事情報 サーカス12/04サーカス(KKベストセラーズ)2012年1月号2011/12/04発売話題のiPhone4S出張型ビジネスマンはどっちを持つべきか。ソフトバンクとauのiPhoneの違いについて通信、海外、コストなどの視点から比較した記事。一長一短でどっちがいいとは言えませんが、私の基準ではあっちがいいです。個人的にはドコモから出るまでiPhoneは待ちです。●2011年12月02日(金)SWA FINAL「新ブレンドストーリー」本多劇場19:00~彦いち「青畳の女」喬太郎「想い出芝居」(仲入り)白鳥「砂漠のバー 止まり木」昇太「パパは黒人」4本の落語が共通のストーリー上に乗っかるSWAが独自にやってきた取り組み。無理くりな設定が出てきてしまうので効果的かどうかはわからないけど1つ1つはしっかりしているので楽しめる。パパは黒人は久しぶりに聞いた。中野の落語ジャンクション以来。昇太さんのファンキーな落語はずっと色あせないなあ。これでSWAは最後になるわけだけど、やはり必要以上にSWAや個々の面々が大きくなりすぎて、大変そうなのがわかったのでいい時期なのかもしれない。みんなあくせく作らなくても食っていけるだけの財産出来て、量産時代は終わってるし。この先、個々がどんな落語家になるのかが楽しみ。●2011年12月01日(木)神戸翌日、9時30分から、神戸取材ということで、さすがにそれは無理といことで三宮に前泊した。●2011年11月29日(火)SWA FINAL「SWAファイナル書き下ろし」本多劇場19:00~喬太郎「再会のとき」彦いち「泣いたちび玉」 仲入り昇太「気持ちを込めて」白鳥「鉄砲のお熊」昇太さんは本当に落語っぽい落語を作るのがうまい。それでいて人間もちゃんと描いているし。白鳥さんは小説的で、伏線貼りまくりの回収しまくり。クライマックス作るのが本当にうまい。喬太郎さんは1人芝居的、連鎖で見せる。彦いちさんは民話的。それぞれの味は出ている。
January 1, 2012
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2011年11月分日記●2011年11月27日(日)昇々と吉好 2人の落語会らくごカフェ13:30~OPトーク昇々「牛ほめ」吉好「十徳」 仲入り昇々「ヒーロー」(昇々・作)吉好「落語NGワード」「生徒の作文」ENDトーク 誕生日 サプライズ●仕事情報 アサ芸11/29アサヒ芸能(徳間書店)12/01号2011/11/22発売本バカにつける薬注目作家に聞く!竹田恒泰「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」(PHP新書)旧皇族で、明治天皇の玄孫にあたる竹田さんにお話を聞いた。「女系天皇容認論」に反対する立場で最近、マスコミ登場頻度も多い方です。政治を知るうえでは、歴史観は欠かせないものだと最近思い始めているので、話をきいて頷ける部分が多かったことを覚えています。キャラクター的にもちょっと興味深い方でした。●2011年11月16日(水)新作落語せめ達磨 vol.35なかの芸能小劇場19:00~ございます「節電根問」駒次「聖夜特急」百栄「聴けなかった落語」小ゑん「鉄の男」 仲入りらく里「テンションの高低」ぬう生「無気力競輪」百栄さんが繰り出す落語表現のパターンには驚かされることばかり。またまた高座にいるのは誰なのか、しゃべっているのは誰なのか。不思議な落語が生まれました。客観視する力は半端ないです。ぬう生さんの競輪落語2作目。競輪の「ライン」をうまく落語に昇華させています。一般需要が常に気になるところですが、少なくともせめ達磨の客には受けています。今後競輪落語シリーズを作り続けるのかわからない部分がありますが、相変わらず目が離せません。●2011年11月15日(火)柳家三三 三三独演~懐古趣味~日本橋公会堂19:00~三三「花筏」三三「佐々木政談」 仲入り三三「短命」三三 踊り三三「柳家格之進」●仕事情報 アサ芸11/15アサヒ芸能(徳間書店)11/24号2011/11/15発売本バカにつける薬注目作家に聞く!長沢樹「消失グラデーション」(角川書店)横溝正史ミステリ大賞を受賞作について、話を聞いた。学園ものの謎解きミステリー。緻密なトリックで審査員からも絶賛されたといいますが、本当に伏線からはじまって、計算づくで書かれた見事な作品。ミステリーを書けと言われても書けないタイプなので、こういう話が書ける方は本当にすごいと思う。●2011年11月14日(月)落語協会の噺家が選ぶ2011新作落語台本発表落語会お江戸日本橋亭18:30~オープニング(小ゑん、丈二)亜郎「ほっとけない娘の縁談」(小林由起・作)清麿「恐怖のタクシー」(山田浩康・作)正雀「てるてる坊主」(薗部雄一・作) 仲入り歌武蔵「相撲レスラー」(柿崎洋樹・作)円丈「前世」(本田久作・作)清麿師匠にお誘いいただいて出かけた。誰が優勝してもおかしくない、優秀な作品ばかり。シンプルな2作「恐怖のタクシー」「相撲レスラー」が個人的には面白かったが、大賞は本田さんの「前世」に。実力者がやっと大賞に輝きました。常連さんたちはいつまで賞に応募し続けるのだろうか。とふとした疑問。●2011年11月13日(日)日吉ウクレレイベントウクレレサークルのメンバーと日吉で開催しているゆるやかなイベントに出演。●2011年11月12日(土)むかし家今松独演会国立演芸場18:00古今亭半輔「初天神」 金原亭小駒「蜘蛛駕篭」 むかし家今松「三井の大黒」 仲入り 柳家小菊 粋曲 むかし家今松「吉原綺談(きだん)」 (某機関誌に書いた原稿転載) 昭和の名人・古今亭志ん生は、滑稽話を得意とするいっぽう、怪談や珍品の部類に入るストーリー物も多く残した。後者の流れを地道に継承しているのが、古今亭一門の今松だ。 年1回の独演会で今松が1席目に選んだ演目は「三井の大黒」。京都から江戸に出てきた名工・左甚五郎が、大工の棟梁の家で世話になりながら大黒像を彫り上げる。甚五郎シリーズは、名人に生命を吹き込まれた彫刻物が核となる「ねずみ」や「竹の水仙」が有名だが、「三井の大黒」は江戸の大工の棟梁や職人と、甚五郎との交流が中心となる。 甚五郎の巧みな技を認め、上方の大工文化を尊敬し、仕事の違いを冷静に分析したうえで、“変人”(甚五郎)の将来にまで気配りをする大工の棟梁の度量の広さは、身内だけで固まり、異文化・異国を極端に排除しようとする現代の日本人に注意を喚起しているようだ。 2席目は、三遊亭円朝の作と言われ、志ん生も持ちネタとしていた「吉原奇談」。小町と呼ばれる娘・お仲が、色男の新之助に騙され、裏切られ、死んで最後に化けて出る因縁話だ。 今松は、悲劇のヒロイン・お仲の言動をヒステリックに描いたり、新之助を根っからの悪人として描いたりすることはせず、観客に登場人物の行動・言動の判断を委ねるように、客観的な語り口で筋を運ぶ。そのため、70分近い長講でありながら、まったく疲れることなく聞き入ることができた。後味のよいストーリーではないが、観客に嫌な思いをさせないのが今松落語の真骨頂。演劇でもない、講談でもない、落語ならではの魅力をストレートに伝える高座となった。●2011年11月08日(火)林家ぺー和洋折衷の会落語協会2階18:00ペー 余談漫談たこ平「」ペー「あくび指南」(林家たい平師匠脚色)(某同人誌に書いた原稿転載)林家ぺーさんが復活した。いや、テレビにはしょっちゅう出ているので復活というわけでないのですが、たい平さんの影響で落語を始めるようになったぺー先生が、何と自主的に勉強会をはじめたのだ(パー子さん付き)。場所は落語協会の2階というディープなスポット。40人入れば満席という会場に20人足らずの観客という中で、漫談一席、持ち歌2曲(A面とB面)、落語一席を披露した。すでに各所で披露しているようだが、私が見たのは今回が初めて。今年5月にネタ下ろしをした「あくび指南」だった。「あくび指南」は習い事をしようと思った男が「あくび指南所」に友達を連れて習いに行く他愛もない話だが、ペーさんは一味違う。「おーい、船頭さん」という場面で「そうそう千堂さん、ってタレントいましたよね、千堂あきほ」。「船をうわってへやっておくれ」では「オクレといえばミスターオクレは池乃めだかとコミックバンドやっててね」などと余談のオンパレードで、まさにぺー落語。たい平さんの脚色というだけあって、本人は冗談抜きで一生懸命。追い詰められたぺーさんを見るのも面白いし、話を単純に楽しむのもよし。最近は他の会にゲストで呼ばれることも多いようなので、見る機会は増えるかもしれません。70にして目覚めたベテラン芸人の落語から目が離せない。●仕事情報 アサ芸11/08アサヒ芸能(徳間書店)11/17号2011/11/08発売本バカにつける薬注目作家に聞く!玖村まゆみ「完盗オンサイト」(講談社)2011年の江戸川乱歩賞を受賞した女性作家さんに話を聞いた。皇居から盆栽を盗み出すという奇想天外なアイデア。しっかりしたキャラクター造形の元で描かれているので説得力あり。大学時代は体育会系の航空部で、元CAというユニークな経歴の方でした。●仕事情報 アサ芸11/01アサヒ芸能(徳間書店)11/10号2011/11/01発売本バカにつける薬注目作家に聞く!上田秀人「大奥騒乱 伊賀者同心手控え」(徳間書店)大阪在住の上田先生に2度目の電話取材。男子禁制の大奥を舞台にした田沼意次と松平定信の政治抗争。一般的に善とされている松平が悪の側(嫌なやつ)から描かれているのが面白い。歴史小説なんて昔は一切読まなかったのに、WIKIを引いたり、ネットで調べたりしながら読むと意外と面白い。歴史の勉強をしなおしているみたいで。
January 1, 2012
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2011年10月分日記●2011/10/29(土)僕のらくご道 三遊亭天どん独演会(14)なかの芸能小劇場18:30~21:35天どん「クラブ交番」天どん「ドエス」喬太郎「うどん屋」 仲入りぬう生「ホスト落語 老人バスツアー」天どん「文七元結」前半2席は、もてたい系の妄想落語。非常に男の子らしい正統的な落語でした。古典落語の妄想話だっていってしまえばこんな発想から生まれているんだと思う。ゲストはシークレットで喬太郎さん。●2011/10/28(金)琴瑞(ことたま)江東区深川江戸資料館・小劇場文化総合センター大和田 伝承ホール18:30一龍斎貞鏡「姉川の合戦、木村又蔵鎧の着逃げ」宝井琴調「森の石松 お民の度胸」瑞姫(たまき)「源平盛衰記 恩讐藤戸の渡り」 仲入りゲスト西川郷子(上々颱風)宝井琴調「北斎と金さん(仮)」(市川俊夫・作)演芸作家の市川俊夫さんがプロデュースの会。講談の琴調さんと浪曲の瑞姫(たまき)さんだから琴瑞の会。市川さん作の新作講談。北齊と遠山の金さんの友情があったという壮大な仮説に基づく大河ドラマ。かなり長い歴史を追えるのも講談ならでは。ゲスト西川郷子(上々颱風)。上々颱風のあの声が。たっぷり40分。楽屋に遊びに来ていたという琴柳先生のお元気な姿も。西川さんも白崎さんも講談と浪曲を習ったことがあると琴調さん。白崎さんはちょこっと見たことある。●2011/10/27(木)ぴろき独演会 珍説ぴろき伝 11文化総合センター大和田 伝承ホール19:00ギタレレ漫談のぴろき先生の独演会。澤田隆治先生のキモ入りで、芸の勉強と売り込みに力を注ぐぴろき先生の、向上心豊かは意欲的なネタの数々。「明るく陽気にいきましょう~」だけで正味90分。「受けるかな~」と受けを1つ1つ気にしながら、数々のネタを打ち続ける姿が面白かった。4Fのさくらホールで渡辺真知子。終演後のサイン中の姿を見た。
January 1, 2012
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仕事情報 アサ芸10/18アサヒ芸能(徳間書店)10/27号2011/10/18発売本バカにつける薬注目作家に聞く!吉田修一「平成猿蟹合戦図」(朝日新聞出版社)週刊誌だから月4、5回ある掲載のうち、私の担当が3回連続っていいのかな。確実に今までの人の仕事を奪ってる気がする。でもいろんな作家さんに話が聞けるのは面白い。悪人の映画で一躍メジャー化した吉田さん。あんなに売れたのに、得に偉ぶることもなくいい方でした。「東京湾系」をフジの栗原さんにあんな風にされたことはどう思っているのか聞いてみたかったです。平成猿蟹合戦図は、地方の描き方がとても面白い本。「パレード」とかもそうですが、8人くらいメインキャラがいて、それぞれが立っている。結末がハッピーエンド的なのも吉田さんの今までにない感じ。
October 18, 2011
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第45回豪華浪曲大会 夜の部浅草・浅草公会堂17:30~20:00「浪曲若手見本市 期待の若手大集合!」昼の部は「玉川まつり~玉川桃太郎米寿を祝う!~」だったそうですが、私は若手公演の夜の部へ。例年とまったく違う新しい試み、こういう趣向は大賛成。若手がいっきに見られるのはいいですね。大ベテランさんの渋い芸も好きなのですが、若手の勢いがある芸のほうが、より好きなんです。というかものごとのほとんどは、未熟でも若い人がやるほうが面白いんだよなあ。一太郎、雪絵、太福、協会での稽古会を何度か見たことありますが、それぞれの師匠の啖呵、節の雰囲気を見事に継いでいるといか一生懸命真似ようとしている感じがいいですね。ニューフェイスが4人も入っていた。本当に若い人はいるのかいないのかよくわかりませんが、こういう世界に飛び込むのはすごいことです。デビュー高座が浅草公会堂ってのもすごいですがみなさん、それなりに経験があるのか年齢の功なのか、落ち着いてしかりしています。澤勇人さん、節がすごく音楽的というところでずっと気になっていて。どっかで見たことあるかもと思ったら高円寺でみた倍音クレイジーの岡山氏(ホーミー的な音楽)の人だった。奈々福さん、「茶碗屋敷」。見せる見せる。改めて前週の金曜に聞いたさん喬師匠の井戸茶と物語を比べながら聴きましたが、同じようでいて全然違うんですね。(番組)東家一太郎 「弥作の鎌腹」(曲師・伊丹明)澤雪絵「さくらさくら(女医吉岡弥生先生伝)」(曲師・佐藤貴美江)ニューフェイス紹介 ひとふし 東家孝太郎 澤勇人 天中軒涼月 澤菊丸玉川太福「阿武松緑之助」(曲師・玉川みね子)玉川奈々福「茶碗屋敷」(曲師・沢村豊子)
October 18, 2011
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仕事情報 アサ芸10/11アサヒ芸能(徳間書店)10/20号2011/10/11発売本バカにつける薬注目作家に聞く!花村萬月「武蔵」(徳間書店)直接はお会いしてないのが心残り。若かりしころのエロイ武蔵が面白かったです。
October 11, 2011
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夢月亭清麿まろぶ会 2三越前・お江戸日本橋亭18:30~20:30天狗連落語家でMハウスのあっち亭さんが席亭の会。2回目にしてやっと見られた。会場は知り合い多し。乱歩を素材としたD坂の話。ちょっと前に師匠たちと飲んだ時に今回は「乱歩だよ」と話していた清麿師匠。例のごとく直前まであれこれ考えられて、サゲは当日の15時に決まったとのこと。マニア性を抑え気味にして、わりとわかりやすくまとめて、しかもネタ下ろしなのに短くまとまっていて、私としてはよかったと思います。難しすぎて着いていけなかったらどうしようと思っていたので。茜さんの2作も久しぶりに聞いて懐かしかった。意外とストーリーって忘れているので、新鮮に聞けるんですよね。AKT59(あっち亭こっち)「三方一両損」夢月亭清麿「D坂の散歩者」神田茜「小さな恋のメロンディ」「スキスキ金右衛門さま」夢月亭清麿「東急駅長会議」
October 3, 2011
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浅草木馬亭夏祭り(昼の部)浅草・木馬亭途中入場P6 漫才富士琴美「野口英世」フリーパー コント丸一仙若・花仙 太神楽オオタスセリ 一人コント仲入り節劇「浪花節じいさん」(原作・脚色稲田和浩)橋達也、東家浦太郎、猪馬ぽん太、関遊六、片倉智子、荒木真一、桃谷法久、根本貫一、東家一太郎浪曲・玉川太福。三味線・みね子稲田さんにお誘いいただいて、昼の部公演へ。浪曲が演劇の筋を説明する節劇というもの。お笑い浅草21世紀は今までみてこなかったけど、やっぱ見ておかないといけないなあ。橋先生はやっぱうまい。浦太郎先生が入るのでどうしても芝居はぐずぐずになるのだけれどもうちょっと稽古時間が取れたら、作家や演出の意図がもうちょっと出たのになあと。でも忙しい中で形にはなてた。芝居の時間が長くて、夜の時間の開演5分前に終わり。夜の部の芝居のほうはよくなっていたのかなあ。
August 22, 2011
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君に届け池袋・サンシャイン劇場12:30多部ちゃん主演の映画。公開中は仕事いそがしすぎて見らず、あきらめていたら新聞屋のチケットあたった。昼だし、ほとんどの客が小学生、大学生、おばちゃん、じいちゃんばあちゃん。でも、おばちゃんもおばあちゃんも楽しんでた模様。やっぱ多部ちゃんは素敵過ぎる。
April 19, 2011
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「国民の映画」パルコ劇場19:00~22:00生誕50周年の「三谷幸喜大感謝祭」のうちの1本。パルコの当日券は、基本電話なのですが、地震のおかげで今回は、現場で直接。抽選方式だけど、とりあえず並んだ人はみんな入れていたと思う。ヒトラーが、プロパガンダの為に作る映画のために、一流の役者とスタッフを集めて、構想を明かす。ナチスの宣伝大臣ゲッベルス(小日向)が主催するパーティに、1人づつ集まってきて、最後は1人づつ帰っていくところが「12人の優しい日本人」を彷彿。国民のために作る芸術、国が行っている行きすぎた政策。その矛盾に対して、芸術家はどう向き合うべきか。国家について考えざるをえない今だからこそ胸に響く。テレビだとクールビューティのイメージの吉田羊がはじけた若手女優役。小林隆はやはり金原亭駒次さんに似てる。作・演出◇三谷幸喜 出演◇小日向文世、段田安則、白井晃、石田ゆり子、シルビア・グラブ、新妻聖子、今井朋彦、小林隆、平岳大、吉田羊、小林勝也、風間杜夫
March 25, 2011
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ビッグトゥモロー 370号(青春出版社)「デジタルガジェット攻略法」iPhone、iPad使いのビジネスマン3人を取材。iPhoneがやっと浸透しはじめてきたというのが印象です。使い始めて2、3カ月という方が多いのですがしっかり自分のものにしています。
February 25, 2011
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我らの時代 落語アルデンテなかのZERO・小ホール19:30~21:30花いち「寿限無」一之輔「あくび指南」百栄「愛を喩えて」(百栄・作) 仲入り兼好「近日息子」白酒「花見の仇討ち」最近の落語ファンなら4人の名前を見て「行きたい」と思うラインナップ。「落語者」が取り上げそうなメンツ。もちろん高座も充実。会場がでかすぎたのか遠すぎるのか、入りはそこそこでしたが、この4人を揃えるのはプロデューサーの感覚は素晴らしいです。百栄さんの「愛を喩えて」は、行きそびれたせめ達磨でねたおろしをしたもの。初めて聞けてよかったよ。男女2人が、どちらが相手をことを好きかを言い合うだけのシンプルな話が、百栄さんにかかるとこうなるのかと。言葉のセンスを磨きたい人は百栄新作を聞くべきですね。白酒さんは、古典を壊しかねない現代的なくすぐりを入れるセンスが絶妙。壊さないギリギリのとこを狙ってきますね。
March 16, 2010
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豆まき今年も徒歩3分のお寺。いつものように一流芸能人の轟二郎氏が司会。赤信号小宮、俳優の渡辺哲さん、一流演歌歌手の皆さん、島かおり、吉沢京子、左幸子、松原智恵子の一流女優4人娘も例年どおり。コールドブルーの島さん、なぜか白髪。一流落語家の三遊亭金也師匠、三遊亭圓龍師匠、一流講談師のみなさまも。世界スーパーフェザー級のチャンピオンになったばかりの内山高志氏は世界ベルトを持って登場。去年は日本チャンピオンで「誰だあいつ」的な空気だったのに今年は大声援。8年前はここで鬼役をやっていたから年々出世していく。最後まで豆を蒔いて愛想を振りまいてくれたのは休場大関の琴光喜関。以前はここで豆まいた後に大関になりましたが、今回は来月がカド番。大丈夫かしら。3つくらいの商店街を練り歩いての豆まきだからみなさんお疲れ。「豆くれ」と騒ぐ子どもが大勢、みかんをぶつけられて「いてえ」といって喜ぶ子どもやおばちゃんはいるわで境内は地獄絵巻と化していた。
February 3, 2010
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しんぼる新宿ピカデリー21:50~23:30監督 松本人志 脚本 松本人志、高須光聖 企画 松本人志出演 松本人志「大日本人」の時は、終わって客席が明るくなった時の観客の何ともいえない戸惑いが面白かった。今回はすでに公開からだいぶ過ぎて大抵が予想してきているのですが、オチがわからずポカンとする客席だった。「大日本人」よりずっと面白かった。一瞬、幸福の科学「仏陀再誕」を間違って見に来てしまったのかと思った。あれこれ解釈するのも意味がないというのが「大日本人」にも「しんぼる」にも共通してるところなのかとも思う。うだうだした松本のフリが続き、最終的に浜田の頭はたきで終わる、ダウンタウンの漫才(トーク)を聞いているのに近い。海外を意識しているせいで、セリフらしいセリフがほとんどない。だから動きを見ながら独自の解釈をしたり、展開を予想したりしながら楽しめる。目の前で起こることを単純に笑うだけでもいい。密室からの脱出シーンだけで多くのギャグが盛り込まれている。赤身が異常に赤いけど。ただ、さんざんしんぼるをいじり倒したのに、というか、いじり倒したせいか、松本に生まれた子どもは娘だったんですよね。
November 1, 2009
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沈まぬ太陽新宿東亜18:20~21;50(途中休憩10分)監督 若松節朗 脚本 西岡琢也 原作 山崎豊子 出演 渡辺謙 三浦友和 松雪泰子 鈴木京香 石坂浩二 香川照之 木村多江 清水美砂 柏原崇 戸田恵梨香 西村雅彦 柴俊夫 風間トオル 菅田俊 神山繁 草笛光子 宇津井健 小林稔侍 加藤剛 映画の日。新宿は、バルト9、ピカデリーもこの映画かけているのですが、指定だし、それもほぼ完売。歌舞伎町の東亜は自由席だし広いから、最後の会で何とか入れた。山崎先生らしく、腹黒くて欲まみれで出世にしか興味のない、政治家、大企業の幹部がわんさか登場。昭和のサラリーマンを絵に描いた渡辺謙が頑張る。三浦友和の悪役もいい感じですが、松雪泰子の鼻がかなりやばくなってきていることが心配になる。実在モデルがいるわけだから、渡辺謙側から見たあまりに一方的な表現は、小説とはいえ人間を単純化し過ぎているような気もするし、JALが強行な態度に出るのも納得できる。ただ、映画を見に来るおじちゃんおばちゃんを納得させるエンターテイメントとしては十分。日航機墜落は9.11以上に強烈な事件なので記憶が蘇る。遺体収容所は遺族の方を気遣ってきれいに描かれていたが、実際は真夏の中で相当大変だったように記憶してる。ドラマでやってる「不毛地帯」のラッキードじゃないですが、ここでも政治家の名前が容易に想像できて面白い。利根川首相は中曽根さん、竹丸副総理は金丸信、十時官房長官は後藤田正晴、道塚運輸大臣は三塚博。宣伝では、休憩が入る日本映画は「東京裁判」以来26年ぶりといってますが、今年2月に見た「愛のむきだし」(園子温)は上映4時間、休憩ありましたね。
November 1, 2009
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論文捏造 (中公新書ラクレ) 村松 秀・著中央公論新社 2006.09 例えばですよ、あくまでも仮に、茂木健一郎氏の研究が全部捏造だったとして、「捏造しましたね」と誰が言えるかということですよ。無名の脳科学者の誰かが学会に告発したって茂木氏が「やってない」といえば学会はスター茂木を信じる。というかスターは正しいことのほうが捏造より優先する(面倒なものには目をつぶる)。逆に告発した無名の科学者は悪者扱いとなり、脳科学の世界に居られなくなる。「捏造」の証拠を掴もうと誰かが頑張っても、確実にやったという証拠が出せる保証はないし、そんなことをやっていたら自分自身の研究はできなくなる。逆に、捏造の論文を信じてしまった科学者は、論文と同じことを再現しようとしても全然できない(捏造なんだから当たり前)。できないことを間違っているのではないか、捏造ではないかと疑うことはせず、それは自分自身に腕がないんだ、彼は神の腕を持っているんだ、魔法の手を持っているからできるんだと、逆に神格化してしまう。再現性がないことは科学的にウソと知っているのに。科学における論文捏造はこれだけ深い罪を持っているということです。論文を信じて再現しようとした人は、莫大な研究費を費やすばかりでなく、貴重な数年間の時間を無駄にすることになる。そんな事件が近年日本でも世界でも起きている。この本は、2003年前後、ドイツ出身の若手物理学者・シェーンが高温超伝導の世界で一躍スターになり、論文捏造が発覚して追放されるまでの足取りを辿ったドキュメント番組(NHKスペシャル)を書籍化したもの。上で例えたような問題が起こる中で、どのようにシェーンの論文捏造が暴かれていったかを数々の証言で追いかけていく。淡々とした語り口はいかにもNHKドキュメント。文系の人でも人間の心理状況を推理することが好きな人には面白く読めると思います。行われていることは、食品偽装事件などとほとんど変わらない。個人的には、学生時代やっていた超伝導研究がシェーンとかぶる部分が多いので、4年次から修士までの3年間をどうしても思い出す。薄膜製造装置を使って薄膜(ミクロンの1/10くらいの厚さ)サンプルを作り(真空状態を作るために約1日、成膜で半日)、感光させて回路作って半田で配線して、液体ヘリウム(マイナス270度)で冷やして測定して(48時間、3交代とか)、考察してサンプルの組成が思い通りでなかったらイチからやり直して、空いてる時間は図書館でひたすら論文読んで、測定装置作るために旋盤で真鍮棒をひたすら削って。たぶん実験系の物理屋さんならどこもそんなに変わらないでしょう。それを考えると、どう見てもシェーンの成果は怪しいわけで、実験の場を見ていなかったり、サンプルがなかったりと怪しいことばかりなことに共同実験者たち、特に論文筆頭のボスが気づかないのはおかしいことがよくわかる。そのあたりも功績とかノーベル賞がちらついたと考えれば納得できるわけで。科学だなんだかんだといっても結局は業の肯定あたりに帰結するんだなあと普通の結論に至る。
September 6, 2009
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スセリ☆おひとり様劇場~春場所オオタスセリ企画☆楽園ライブVol719:30~21:00下北沢 小劇場「楽園」昇太さんの1個下でおなじみの女性コントのオオタスセリさんの1人ライブ。・オープニング(スセリの母)・結婚式3態・OLラジオ体操~新人いびり~リストラ・ホストクラブに行く女・甘えんぼうのチエ(ご飯ちょうだい)・看護婦ロック・お届け物(踏切り)・ねえねえアヒルくん(満員電車の熱い男、隣家の男)※タイトルは不明(個人的なメモ)舞台にある太い柱の前で、ぶつくさ独り言を言いながら着替え(そこが楽屋の設定になっている)。ウェディングドレス、OL制服、大阪のおばちゃんスタイル、ナース服などに早変わり。スセリさんのコントは本人の生き様と結びついているような気がする。1個1個は作品として成立しているのはもちろん、スセリさんの人間性なしではこの迫力はあり得ない。50歳目前、女性で独身の微妙な年代。こんなことしてる自分ってどうなんだろうか、自身につっこみを入れながら「こんなコントどうかしら?」と見せてくれる。木村万里さんの毎日新聞のコラムに「何かを目標にして頑張っているというより、そうでしかありえない存在の仕方を続けていたら、こうなったというのが実情だ」とありますが、まさしくそんな感じ。作品はどれも一ひねりも二ひねりしてあって、最初は何でもないキャラなのに、芝居が進むにつれて本当のキャラが明かになっていく。大人でベテランだからすべてにアイロニーが効いているんですね。
April 6, 2009
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白いたい焼きいつも読んでる日経トレンディネットで「行列店増加中! 福岡発「白いたい焼き」人気の秘密は!?」の記事今年でたい焼き生誕100周年、白いたい焼きが密かなブームなのだとか。・福岡発祥・皮が白い(だから着色も自在)・タピオカ粉配合、モチモチしてる・東京には現在3つのお店が進出などとある。3つのお店のうち1つがうちの駅にあったので行ってみた。北口サンモール入り口、今川焼き屋より15mくらい右側にあある。カスタード(150円)、皮の厚い雪見だいふくみたい。小倉(150円)は普通にあんころ餅みたい。冷めててもおいしい。お店の人曰く冷蔵庫で2、3日持つとのこと。見た目はたい焼き、食感は餅。だったら普通の餅でいいじゃんみたいな気はしますが、見た目(色含めて)がユニークなので差し入れとかには面白いかもしれません。
April 4, 2009
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夢月亭清麿 物語・落語現代史(12回)最終回中野ZERO視聴覚室19時~21時30分第12回 「技法論/マンガ比較論 表現ジャンルとしての落語の可能性」落語とマンガは最も共通性が高い。夏目房之介氏がマンガを「コマ」と「線」の2つで評論しているという話から、落語は「音声言語」と「目線」の2つで表現できると指摘する。というわけで1年かけてやってきた会も全12回で終了。清麿師匠は恐らく1年間、相当の数の落語の本や古い資料を読み込んで準備をしてきたと思います。そして35年以上、内部から落語界を見てきた現役落語家として様々なエピソードを絡めて話してくださいました。時には落語界や、落語家という職業の問題点にまで踏み込んで言及することもあり、その大胆さや、第三者的な批評眼には驚きました。落語を語る本はいくつもありますが、「落語界」を語る本はほとんどありません。研究者も評論家も内部の事情を全て把握することができないから。内部の人が書いてもそれが客観的なものである保証はないし。そういった意味で、一定の客観性を保ちながら落語界の歴史を語れる人として清麿師匠くらいしか見あたりません。短い時間で十分に語れなかった部分も多いでしょうし、聴く側としてももっと深く突っ込んで欲しいところもありましたが、全体を通して充実した会でしたね。自分でも本を読んで勉強を深めなければと改めて思いました。
April 3, 2009
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悲願千人斬の女(小沢信男)小沢信男 著筑摩書房 2004.8奈々福さんの浪曲の元となった原作を読む。筋がわかっているから理解しやすい。原作は、歌人・松の門三艸子がなぜ「千人斬の女」と言われたのかを数々の文献や新聞などをあたりながら検証していく評伝ミステリー。昭和2年生まれという小沢氏の文章はリズミカルで英知に富んでいて面白い。またそれを人情浪曲ストーリーに仕立てた奈々福さんの創作力も改めてわかった。特に三艸子以外の人物には原作では簡単にキャラ付けしてるだけなので人物像の作り方は勉強になる。小沢氏の三艸子評伝では浪曲では省かれている晩年の姿まできちんと説明しているので浪曲の後日談を知りたい人は面白いと思う。その他の収録作は・いろは大王―木村荘平・日本一の狂人―芦原将軍・超俗の怪物―稲垣足穂の3本。木村荘平は日本最大の牛鍋チェーン店「いろは」を作り、火葬場社長、ヱビスビール社長、肉卸問屋組合頭取、区会議員、市会議員、東京府議会議員等を勤めた実業家。妾ができるたびに牛鍋チェーンを出して店を任せて最盛期には30店まで拡大した。芦原将軍は、自称将軍。誇大妄想症統合失調症で入院し、松沢病院の主となって死んでいった昭和初期のトリックスター。稲垣足穂は「少年愛の美学」「A(アナル)感覚とV(ヴァギナ)感覚 」などを発表した小説家。ということで三艸子も含めて4人の奇人を扱った評伝だったのです。出てくる人物がそれぞれ魅力的でした。
January 6, 2009
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ヨージ単独ライブ『劇場版ヨージ単独デュエル10周年記念超大作“探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)”』19時10分~21時なかの芸能小劇場ピン芸人のヨージさんのライブへ。今回のテーマは「同窓会」。安田君(ヨージの分身?)と小学校の頃はデブで意地悪だった山田くん(だっけ)と女の子が軸。高いレベルで、ヨージさん独特のねたの連鎖、つながりはあり。しかし、難解性は増していくような(それはそれで常連には面白いんですが)。それは、ヨージさんのキーワードである「小学校」と現実のヨージ(3?歳)の年齢的な乖離が大きくなっていくのと、その年で自分が世間的には「何ものでもない」というやるせなさが混じったところにあるのか。進研ゼミのサンプラザ中野が30歳。すでにその年齢を上回っている。メジャーなお笑いねたに対する問いかけは、ねたに対するストイックな姿勢を貫くいつものヨージ。私のように、お笑いは過去の再生産で、誰もやってない笑いなどないと思っている人間じゃない。誰もやってない新しい笑いを作ろうとするヨージさんの姿勢がいつもどこかしらに見える。そしてその通りわからないながらも面白い笑いを届けてくれるから、いつも見に行こうと思ってしまうんだろうなあ。
August 25, 2008
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Googleマップで覗き放題5日から「ストリートビュー」という機能が加わったということ。道路で撮影したパノラマ写真(360度)を見ることができる機能。百聞は一見にしかず。Googleマップで自分の家を検索して地図にある「ストリートビュー」を押して、地図上の黄色い人形をクリックすると、自分ちの前の道やアパートの建物写真が見える。写真をマウスでぐりぐり動かせば、360度方向も変えて見られる。最寄りの駅とか、学校とか、会社とか手当たり次第見てみても普段見慣れた看板や建物が。道を歩いている人も当然見られる。新宿末廣亭表の香盤表をみたら、歌之介、小円歌、一朝とあったから、あのあたりは恐らく今年の2月あたりに撮ったんだろうなあ(そこをヒントにするのもあれですが)。mixiでもブログキーワードでも「ストリートビュー」の記事だらけ。2chニュー速スレもすごい勢いで伸びて、「スゲー」「うちの洗濯ものが見えた」などの嵐。現時点で、札幌、小樽、函館、仙台、東京、埼玉、千葉、横浜、鎌倉、京都、大阪、神戸の12都市に対応しているらしいのでぜひ。
August 6, 2008
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ワイヤレスジャパン国際展示場。行くまでで汗だく。毎年恒例の、ワイヤレス通信のイベント。仕事に絡まないけど情報収集のため。1~2年後に登場するIT技術がゴロゴロチェックできてオモシロい。今年はWiMAX。2009年1月にはモバイルWiMAXサービスが始まる模様。ドコモは下り100Mbpsを目指すSuper 3G(LTE)で対抗。ケータイ端末は、日本のよりサムスンのほうがカッコイイというかクール。オモシロ系はパソコン上の電脳のメイドが登場する「電脳キューブ」。棒(電脳スティック)で画面の中の電脳メイドをつついたり、着替えさせたりできる。芸者東京エンターテインメントってふざけた名前なのにコンサル会社出身とか東大の研究者とかが作った会社。将来有名になりそうで侮れない。向かいの展示はシーフードショー。ワイヤレスジャパンと毎年セット。受付では「お魚天国」がエンドレスに流れる。受付の人や警備の人は1日フルに聞き続けて、「サカナサカナ~」とうなされているに違いない。かわいそう。
July 24, 2008
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アフタースクール新宿ジョイシネマ(歌舞伎町)大泉洋、佐々木蔵之介、堺正人プラス常磐、田畑。新宿で見られる映画の中でサイボーグと比較してこっちを。映画も歌舞伎町が舞台だったから映画館のすぐ前が出てきた。『運命じゃない人』の内田けんじ監督。ネタバレ厳禁+ブレイク作が大好評というところは、ナイトシャマラン(『シックス・センス』の)に近い。「アフタースクール」は俳優が豪華でおもしろいけど『運命じゃない人』のほうがもっと…とか。「ストリーが複雑」という評もありますが、ちゃんと見てればわかる。全然難しくない。前半のほとんどが「仕込み」なのでやや単調で退屈する。でもここでしっかり見ておかないと後半のおいしい展開にはついて行けなくなってしまうので我慢して見ましょう。ずっとセカンドギアで走っていると、かなりわかりやすい場面でギアチェンジがあって一気にトップまで行きます。あとはサゲまで一気に。誰が主役か調べずにいったのですが香盤を見たら大泉が主役。その通り大泉の見せ場たくさんで、主役らしい活躍で主役らしいハッピーエンド。TEAM-NACSの時の大泉。
June 1, 2008
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池袋演芸場 4月下席4月28日(月)昼の部 柳家緑君「道灌」(開口一番)柳家麟太郎「熊の皮」 柳家甚語楼「二人旅」 桃月庵白酒「代脈」 すず風にゃん子・金魚「漫才(うどんとそば)」 林家しん平「強情灸」 (糖尿病のはなし~)柳亭市馬「粗忽の使者」 仲入り柳家三三「二人癖」 柳家さん生「湯屋番」 柳家小菊「俗曲」 柳家小里ん「こんにゃく問答」 ロハ券をいただいたので平日昼参戦。しん平師匠を除くと全部柳家系で、若手実力者揃いのいい番組でした。お客さんも8、9割入ってるし。緑君の高座は始めてみた。ルックスは若い頃の志らくさん系。3、4年後は美形落語家として売り出せますよ。
April 28, 2008
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Yahoo!トップページ(ベータ版)来年1月1日からYahooのトップページが変わるということで、現在ベータ版の利用が可能です。細いフォント使って淡いデザインにするのが今の流行なんだろうか。画面右側にあったニュースがセンターに来て見にくいなぁ。Yahooはウィンドウの最下層に常時開いておいて、ワイド画面の右側で最新ニューストピックスがチェックできたのに。
November 15, 2007
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芸能人落語研究会 真夜中のピクニック改変期のせいか、深夜に不思議な番組がたくさん。芸能人落語研究会は、カンニング竹山、ますだおかだ増田、アンガールズ田中、ひこまろが落語に挑戦するというもの。これも小朝師匠の「いま、胎動する落語」(2006年、ぴあ)に書いてあったこと。木久蔵・木久扇のW襲名とあわせて、小朝師匠の野望が1年くらいで実現してる。教えるほうも真っ当に教えて(正蔵師匠は除く)、教わるほうも真剣なので、芸能人パワーでいいものになっていそう。DVDの宣伝番組ってのが微妙。真夜中のピクニックは、「24」放送終わりの3時から4時30まで誰が見てるんだ。鶴瓶、志の輔、昇太が朝の3時から5時30分ころまで吾妻橋から日本橋まで下谷神社とか寄り道しながら歩く。落語番組というより鶴瓶師匠のテレビ系の仕事(フジTVの小松PとかタカハタD担当)なのですが、そっちのフィールドに積極的を落語を呼び込んでいる。話していることは自分たちの師匠や落語家さんたちの武勇伝・噂話だたりで、聞いたことある話がほとんどなのですが、見せ方・切り口としてはテレビの人たちが作るとわかりやすくなってて勉強になりますね。朝方3時からのロケだから野次馬はよってこないし、ゆったり歩けてロケとしてはいい時間帯。
October 4, 2007
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夏シーズンドラマ特例山田太郎ものがたり多部ちゃんの妄想を見てるだけでいい。●全部見たホタルノヒカリ 藤木直人でなかったら見なかった。藤木のコメディはいい。パパとムスメの7日間 舘ひろしにはまった。探偵学園Q 甥っ子が見てるので。●ちょっと見たスシ王子 ダメダメ。ライフ モップが懐かしい
September 28, 2007
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寄席夢月亭(第二回)なかの芸能小劇場 18:45~めっちぇん 漫才春風亭栄助 「教授和田一弘の一日」(作・木下真之)三遊亭白鳥 「後藤を待ちながら」中入りコバヤシ コンビニ夢月亭清麿 「小春日和」自作のネタを栄助さんが演じてくれるということで。事前に大きく変わるかもしれませんと言われていたので期待していました。意外と本の流れはそのままでした。ちょっと生々しさも。作者としてはうれしいし笑えるのですが客はどう思ったか。50代の清麿師匠用に書いたものが、40代の人がやるとやはり生々しさは消せない感じでしたね。自分の場合はキャラから落語を作るので、演者とキャラの歩み寄りは難しいところですね。比較的ゆったりとした客席で白鳥師匠が見られるのも贅沢。「ゴドーを待ちながら」がああなるのか。後半の展開が妙。「小春日和」デパート業界再編を受けて、ネタ下ろし当時の三越VS伊勢丹から三越=伊勢丹に。栄助さんに雑誌「BOBOS」の密着取材。ニューリッチ層狙いのビジュアル要素詰め込んだ雑誌らしい。
August 29, 2007
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立てこもり余波今期、楽しみに見てるドラマ「セクシーボイスアンドロボ」を見ようとしたら、いきなり都合で第二話の再放送が始まってた。 放送予定の7話が立てこもり事件に巻き込まれる話だったので、放送辞めたのだと。あーあ、せっかくモロさん(師岡)が犯人役で出るから楽しみにしていたのだが、ちょっと残念。モロさんも。
May 22, 2007
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桂歌々志 改メ 三代目桂歌之助の会内幸町ホール19:00~ごあいさつ(司会:小佐田定雄 小米朝、今松、一琴、歌々志改め歌之助)柳家一琴「松竹梅」桂小米朝「くっしゃみ講釈」桂歌之助「七段目」仲入りむかし家今松「親子酒」桂歌之助「茶の湯」朝10時から夕方5時まで、ぴあで校正びっちりやった後。詳しくはわたしが運営してる桂歌之助上京のHPに書いたので。「七段目」も「茶の湯」も東京の若手が最近好んでかけてるネタ。江戸の七段目がわりと笑いだくさんで仕掛ける中、歌之助君のは吉朝型の正統派。逆に茶の湯はマンガチック。風流を前面に出すケースが多い江戸版とはまた違った趣。サゲに向かう地のテンポのよさが今回の発見。打ち上げ。新橋ライオン。大勢過ぎ。小佐田先生に初めて名刺渡す。帰り電車に乗ろうとしたら、佃祭よろしく改札前で捕まる。朝方3時に新橋解散。って。
March 1, 2007
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新宿バルト9、墨攻9日に新宿にオープンしたシネコン「バルト9」見物。移転した丸井の9階。末廣亭近く、世界堂の横。六本木ヒルズのシネコンにもなじめないのに、オシャレな女性だらけの丸井に入ってくだけで、違う方向にテンションが行きそうだ。見学のみで立ち去る。レストランに青葉(ラーメン)が入ってた。「それでもボクはやってない」見ようと行ったのに、チケット屋売り切れ、当日券で入る気ないし、マリーアントワネットもチケット売り切れで、歌舞伎町のミラノ座で「墨攻(ぼっこう)」にする。中国の春秋戦国時代。趙の10万の大軍に攻め込まれた小国・梁に、非攻を掲げる墨家の・革離(アンディラウ)がやって来て梁の城を1人で守る話。設定だけでも面白い。「7人の侍」を意識したかのような雰囲気がとてもいい。映画に必要な要素が全部盛り込まれているし、戦はむなしいだけというテーマの落としどころもいい。乗り切れないのは、城攻めが金とCGをふんだんに使ったロードオブザリング2の城攻めの後ではもの足りなく感じてしまうところと、キャラの個性まで描いてないので、感情移入しにくいところ。戦国RPGのシナリオを読んでいるような感じだ。
February 12, 2007
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映画「しゃべれども しゃべれども」と国分&三三取材で主演の国分太一単独インタビュー。撮影込みで30分。時間内に原稿で書くことを想定しながら必要なネタと分量を聞かなければいけないので精一杯。緊張も何もする暇もなく終わってしまいました。その後、柳家三三さんに改めて1時間ほど話を伺いましたが(こっちのほうが文字数少ないのに)、気分の楽なことといったらなかった。その後、2度目の試写。派手ではないですが、きちんと落語家の生活を描いているので、いい感じの映画です。八千草さんは何やってもいいですね、落語もうまいし。記者会見まで聞いて原稿補足。
January 25, 2007
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競輪グランプリ2006と吉岡引退29日までは普通に仕事してるので30日からが冬休み。年末恒例の競輪グランプリへ。いつもは立川だけど今年は京王閣。1年で最も頭を使う日。レースだけでなく、選手の人間関係、年齢、人生のドラマまで勝手に想像し、さらにオッズを見ながら考えるので30分あっても1時間あっても足りやしない。グランプリ、福島ラインを切って群馬の2人を軸に据えて手島の総流し。4コーナーまでしめしめだったのに有坂優勝。優勝者表彰後、吉岡稔真(36歳・福岡65期)の引退式。16年前のデビューからずっと見てきた選手。東の神山のライバルで嫌いな選手だった。車券でお世話になることもなかったのですが、引退となると寂しい。強すぎて嫌われる選手って最近ほとんどいないから本当に。ラストランでは泣きそうになった。37歳の有坂がGP優勝、初タイトルと、選手のピーク迎えてるのに1つ下の吉岡が引退の悲喜こもごも。
December 30, 2006
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働きマン診断私は70%~90%ワガママ働きマンでした。仕事で一緒になる機会の多い広告会社の営業。みんな20代なのに男も女も深夜まで働き詰め。そんな働く人たちを見てると自分なんてまだまだかとは思うのですが。↓働きマン診断はココhttp://fortune.yahoo.co.jp/fortune/special/hatarakiman_2006/
November 12, 2006
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大銀座落語祭3日目 上方落語の人気者銀座ヤマハホール1部(17:30~18:30)らくごのないらくご会露の団四郎「百面相」桂米八「曲独楽」桂朝太郎「マジック落語」桂文福「河内音頭・相撲甚句」(進行)笑福亭猿笑2部(17:40~21:15)上方落語の人気者月亭八天「饅頭こわい」桂小米朝「稽古屋」桂雀々「くしゃみ講釈」中入り桂きん枝「孝行糖」月亭八方「坊主茶屋」15(土)16(日)は私用で予定が埋まっていたため、唯一の空き日。1部と2部セットで1000円は安すぎ。小米朝、雀々、きん枝さんは、10人で1000円ってことは1人100円かいってことで笑いをとる。この顔付で1000円はホントにお得、私は友人から500円で譲ってもらったので1人50円だ。格安チケットが銀座落語祭の狙いでもあるのですが、これだけのお得感はここでしか味わえない。桂米八さん、初見。米朝一門らしいのですが「曲独楽」が本芸なのかどうか、よくわからない。落語はやるのか?小米朝師の「稽古屋」から雀々師の「くしゃみ講釈」への流れが今日のピーク。「くしゃみ講釈」ののぞきからくりは会場中が笑いで揺れてた。きん枝さんはTVとは逆。暗い感じで、抜けた大工が主人公の上方版・孝行糖。なるほど全然江戸版と違う。「坊主茶屋」もちょっと陰湿な話。八方師匠で救われる感じ。
July 17, 2006
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Google MapsとGoogle EarthでドイツへGOGoogleマップを知ってる人多いと思いますが、海外版も簡単に使えます。例えばドイツ版はここからhttp://maps.google.de/mapsブラジル戦が行われたドルトムントスタジアム「Dortmund」で検索してもいいんですが、最寄駅の「Westfalenstadion」か緯度経度の「51.494061,7.451242」で検索するのがいいかも。地図が出たら地図内の「サテライト」を押して、位置をちょっとずらすとスタジアムの衛星写真。なんと、球場で選手がボールを蹴っているのが見えます。準決勝が行われるミュンヘンスタジアム「48.211844,11.616786」で検索してサテライト見ると、スタジアムはまだ工事中。3位決定戦のシュツットガルトスタジアム48.791973,9.240896決勝のベルリンスタジオム52.514247,13.239546また、「経路」ってところをを押して「Dortmund」 「berlin」とか入れるとドルトムントからベルリンまでどうやって行けばいいかわかります。今から行く人はこれがあると便利。旅行気分はやはり「Google Earth」で。http://earth.google.com/(要インストール)画面左上の「Fly to」に上記の緯度経度入れると、「ビューン」とデジタル地球儀が動き出して目的地へひとっ飛び。衛星写真も見られます。仕事で原稿書いてる雰囲気ですが上の記事で間違いが1カ所だけあります。Googleマップの使い方は「Yahoo! Internet Guide 」7月号後ろのほうの、Googleの達人って連載(大栗筆)などを見てください。
June 22, 2006
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夢月亭清麿ひとり新宿ゴールデン街劇場制作プロデュースは、清麿師匠のプロレス・映画関連のお知り合いのTさん。「お世話になった師匠のために」、最初で最後?のプロデュースをということで、新宿ゴールデン街劇場を押さえて独演会を企画。そうか、夢月亭清麿の読み方知らない人いるだろうから、一応、「ムゲツテイ・キヨマロ」です。炊きたてご飯。会場のゴールデン街劇場は初めて行ったのですが、なかなかいい小屋ですね。ヂェームス槇氏の「しもきた空間リバティ」を半分にした感じというのが言い得ています。キャパは40人。清麿人脈とプロデューサー人脈、後見人人脈などで会場は満員です。前座なしホントの1人会。番組は・古典落語「千早振る」・トーク「わが師匠、五代目柳家つばめを語る」・新作落語「1970新宿」「千早振る」、普段の師匠そのまんま。百人一首の「千早振る」の意味を説明するだけの落語なので、師匠のキャラにはまってるんですね。五代目柳家つばめは、私は生きてる頃を知りませんが、「創作落語論」はバイブルです。私が大衆について強く意識するようになったのは、この本を読んでからです。談志の「現代落語論」とつばめの「創作落語論」。ほぼ同じ時期に柳家小さんに入門した2人の関係をとても興味深く聞きました。新作落語「1970新宿」会の前にプロデューサーから、初めてで不安なのでサポート役になってもらえませんかと言われて受諾。5月20日に師匠の新作のネタ見せをやるというので、会場に出かけたら、かわら版でおなじみの演芸作家さん、マンガ家さん、演芸評論家さん、若手演芸プロデューサーの4人。私的には最強のサポーター。その時「1970新宿」の第一稿をプロット聞かせてもらいました。シナリオ学校の50代の講師が、若い女生徒に誘われて新宿の三平酒寮へ行き、1970年の映画や新宿についてしゃべる。女生徒の部屋に誘われた講師は、過去へトリップする薬をもらう。2人で1970年11月10日の新宿に行くと、後で割腹自殺する三島由紀夫。第一稿では使いたいモチーフ(三島の割腹自殺)と、作品のテーマ(主人公の過去)の折り合いがついていませんでした。モチーフにこだわりを持ちすぎると、物語にひずみが出たり、ドラマにならないことがよくあります。その時は、5人がいろいろ意見言ったりして終わりました。で当日本番。どうなるのか楽しみにしてましたが、長講75分。モチーフを残しつつも、テーマに深く関わる部分は大きく変えて見事な落語になってました。第一稿ではシナリオ学校の女生徒がただの狂言回しだったのですが、本番では重要な役割を果たします。その女生徒の過去が明らかになった時点で、一気に話に引き込まれていきます。最後は夢でもない、現実でも不思議な感覚で余韻を残して終わる。後味のよい作品でした。新作落語は面白いです。人前でいきなり話す物語が商品で、二度とかからない場合もあれば、二度、三度とかかるうちに成長していく話もある。師匠の今日の話も、話を整理すれば、もっと短く面白くなるはずだし、お客さんにもいろいろなことを思い出させる落語になると思います。
May 31, 2006
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サランラップ活用法きっこの日記で読んで面白いと思っていたた迷惑メールが、うちにもやっと来た。感激。--------全文引用以前、叔母が皿の上にサランラップ引いて食べ物出してた。「あとで洗わなくて済むのよ」と言われたが、そんな貧乏くさいこと出来ねーと思ってたけど、一人暮らしになってなるほどと納得。今は皿はもちろん、箸とかスプーンにもラップ巻いて使ってるよ。洗わなくていいから便利。枕も週1で洗濯するのめんどいからラップ巻いた。これで安心。あとは風呂入ったあとに体拭くのが面倒くせぇから、ラップ巻いて風呂入ってる。ラップはずせば濡れてない。便利。コンドームだってラップで代用。便利便利。ん?サイトURL--------------要は(1)食器にラップを引けば食器を洗わなくてすむ。(2)体を拭くのが面倒だから風呂に入る時はラップを巻く。便利。(3)コンドームもラップで代用。便利便利。よく出来た三段論法ですね。ウマイ。で、同じサイトから昨日来たのが「時間の価値」--------全文引用1年の価値を知るには卒業試験に落ちた学生に 聞いてみなさい1ヶ月の価値を知るには未熟児を産んだお母さんに 聞いてみなさい1週間の価値を知るには週刊誌の編集者に 聞いてみなさい1時間の価値を知るには会うのが待ちきれない恋人達に 聞いてみなさい1分の価値を知るには電車やバス、飛行機に乗り遅れた人に 聞いてみなさい1秒の価値を知るには事故で生き残った人に 聞いてみなさい千分の1秒の価値を知るにはオリンピックで銀メダルを獲った人に 聞いてみなさい時間は待ってくれません あなたの持っている全ての時間を大切にしなさいそしてここで全てを発散しなさいサイトURL--------------たぶん同じ人が書いてると想像できますが、オチまで長すぎ。時間の刻みを忠実に追っているのですが、8個目がオチはたるい。最後まで読んでもらえない。ビギナーズラックなのか? センスはあると思うので、もっと勉強して欲しい。
May 26, 2006
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スピッツ『海でのはなし。』(Yahoo!動画)Yahoo!動画では、スピッツのPVを全曲無料で配信してて、1Mbpsの高画質で見られるので、PC仕事のBGMにするには結構いいです。で、『海でのはなし。』はスピッツの歌が挿入歌として流れるショートムービー。「純情きらり」でも共演が予定されている宮崎あおいと西島秀俊のラブストーリー。脚本・監督はサラリーマンNEOの大宮エリー。と期待した見たのですが、約70分、ひどく退屈で暗くてどうしようもない感じに仕上がってます。10分くらいで見るの止めたくなるので、動く宮崎が見たいファン以外にはオススメできません。スピッツといえば「白線流し」だと思うので、それくらいで作ってくれればよかったのに。海でのはなし。http://yahoo.tv-bank.com/special/spitz/スピッツセレクション(シングルのPV)http://streaming.yahoo.co.jp/program?k=mics10007
April 10, 2006
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「mixxi」利用者が1億人の大台を突破、SNS初の国営化へ今日限定の企画。ネット上にはこんなのがたくさんあります。上のタイトルは「イリプレス うおっち」のブロードバンドうおっち内にて。●イリプレス うおっちhttp://www.watch.impress.co.jp/headline/uocchi06/「日本内臓ハードディスク協会発足」「ドコ毛、愛犬家にうれしいわんせぐケータイ」「英ボウダホン、日本法人売却で得た資金で火星に進出」●eiga.comhttp://eiga.com/index.shtml※4月1日しか見られない緊急公開決定!「マトリックス・イナバウアー」王JAPANを苦しめた男疑惑の審判を徹底追求!「インタビュー・ウィズ・アンパイア」●まぐまぐのキャラクターに江頭2:50を採用http://www.mag2.com/くねくねダンス付き※4月1日しか見られない●OKWavehttp://okwave.jp/※4月1日しか見られない●2ちゃんねるは「裏の裏」をかいた企画?http://www.2ch.net/*エイプリルフール中止のお知らせ*本年度、ITバブル崩壊の余波、またライブドア事件の混迷、楽天ゴールデンイーグルスぶっちぎり最下位など、悪条件の重なりによる株価低迷が2ちゃんねる運営費にも多大なる影響を与え、火の車である今の財務状況を鑑みるに、エイプリルフールの全面中止もやむなしという判断にあいなりました。ご期待されていた皆様には大変申し訳ありませんが、どうぞよろしくご理解いただければ幸いです。また、妄言民族と呼ばれ、近隣アジア諸国に多大なる苦痛を与えている日本国民としてこれを良い機会と考え、例えエイプリルフールだとしても嘘を無くし、世界平和に貢献できる公明正大な言論の場を標榜すべく襟を正しつつ、2ちゃんねるはエイプリルフールの根絶に今後とも邁進していく所存でございます。他に知りたい人はhttp://internet.watch.impress.co.jp/static/link/2006/04/01/のあたりで。
April 1, 2006
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ブログ記事の執筆で、半年ぶりにオモシロブログを探していますが、やることは地道に各種のブログを読むだけ。さっと読んで全体を把握し、面白いかどうかを判断するのが仕事。最近は、各サービスで人気ランキングを発表したり、ランキングサイトがあったりするので、その当たりを見ていけばいいのです。とはいえ、新たなブログを発掘しなければあまり有意義でないので、そのあたりが難しい。結局、面白いブログを書いている人は、読み手としても優秀なので、面白いブログをリンクしている可能性が高い。なので、人気ブロガーのリンクを見ると、結構面白そうなのがあったりします。この楽天日記も、リンクしてるブログは個人的に面白いと思っているものばかりなので、まあ普通に考えればそれも当たり前なんですよね。このブログもそうですが、日常雑記のブログは人気にはなりません。有名人ブログでも真鍋かをりみたく、ちゃんとネタとして書ける人でないと、「人気」まで行くのは無理ですね。ブロガーの数は圧倒的に増えているので、ちょっとやそっとでは難しいし、狙ってできるものでもありません。条件として・ネタを全部統一している(鬼嫁のネタだけを書くとかカレーのことばっかり書くとか)・情報のまとめ系(秋葉の情報が全部わかるとか、2ちゃんの笑えるネタが集まってるとか、編集と情報収集能力が必要)その上で自分の体験が盛り込まれていたり、イラストが面白かったり、文章が面白かったりするといい感じ。「ビックル」や「~今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?」でおなじみのきっこ氏は、春風亭小朝が大好きで、マクラを振って本編に入る落語のスタイルを取り入れてるんだそうだ。彼女の日記で今まで一番感心した記事がこれです。
March 3, 2006
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山田ウイルス前回の投稿でWinnyさえ入れなければ大丈夫みたいな記事を書きましたが、ほかに、Winny入れてなくても勝手にアップしてしまうウイルスもあります。感染すると、デスクトップの画面を勝手にファイル掲示板などにアップしたりHDDの中身が外部の人から丸見えにしたりする。山田ウイルス(友人の山田くんが送ってきたというところから命名)苺キンタマ(ファイル専用掲示板、いわゆるアップローダの名前から命名)なんてのがありました。どちらにせよ、怪しい添付メールを開いたり、拡張子がexeのファイルを開かないことでしょう。「山田ウイルス」が進化した「山田オルタナティブ」が2月下旬に登場するなど、ウルトラマンや仮面ライダーの怪獣並みになってきたウイルスからは目が離せません。
March 3, 2006
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キンタマウイルス海上自衛隊の「秘」データがネットに大量流出したりと、この手のニュースが毎日のように流れています。ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して流出させるウイルスは、ほとんどが通称「キンタマウイルス」(あるいはその変形)です。なので、テレビで見たり、新聞で読んだりした時は、キンタマに感染したと思いましょう。職場や学校などで得意げに連呼してもよいでしょう(もう1個は、欄検眼段と呼ばれるウイルス)。はっきり言うのが恥ずかしい場合は、つぼいのりお風に金太がマウイに行って留守という意味で「金太マウイ留守」とか言うといいかもしれません。「金太マウイ留守、金太マウイ留守、キンタマウイルス」。由来はとても簡単で、流出させるファイルの名前の一部に「キンタマ×××.jpg」とか「キンタマ△△△.xls」とかと書き換えるから。ですから、ウイルス作ったのは日本人だし、話題になって自分が目立てばうれしいという愉快犯なので、こうして話題にすると思うツボだったりします。ファイル交換ソフトWinny自体は違法なソフトでないのですが、個人で使う人の目的は、海賊版の映画や音楽ファイルをダウンロードしたりする、目的がほとんどです。落としても現行の法律では違法と問われないのですが、個人的には悪質な行為だと認識しています。私は入れてませんが、ものづくりに関わっている人でも平気で海賊版落としてるので、まああれなんですが。Winny自体は目的を持って自主的にインストールしない限り使えないので、入れた覚えがない人は心配無用。ウイルス対策ソフトを入れて最新版に更新していれば感染する確率も少ないのですが、タダで映画落としたりする人は、それすらケチっているか、無知かどちらかなので、非国民と言ってあげましょう。なので、マル秘データを持ち出すことも悪いのですが、Winnyを入れてることも問題です。少なくともWinnyを入れるなら、それ専用のPCを用意して、仕事用と分けて使わないとダメですね。少なくとも、ネット系のライターの人たちはそうしてると思います。
February 26, 2006
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脅迫メールはあるけど、お金あげるから会ってくださいのストーカーちっくなメールは結構斬新。みれいさんという方から飛びきり素敵なメールを毎日もらいます。「100万払うから会ってくれ」「役所の植え込みにお金起きました」「電話番号教えます」etcすべてあるサイトにアクセスさせるだけのためのメール。「これで最後です」という、閉店売り尽くしセールのようなメールが毎日のように届く。電話番号や住所を教えてくれるなら、メールに直接書いてくれればいいのに。こちらからいま、会いにゆきます。でも、文面は全部変えてるし、それなりに工夫を凝らしているので、全部読んでたら、洗脳されて1回くらいはアクセスしてみようかなと、気持ちがぐらついてくる。意思の弱い人は危なそう。振り分け機能で即削除フォルタ行きに設定しましょう。(サンプル)「時間なんて少しだけでいいです、場所だって私が行きますから!」「お願いです!会ってください!今の私には他になにもないんです…会ってもらえるならどんな事でもしますから…お願いします。。」「最後の想い出をください…このまま終わってしまうなんて悲しすぎるんです。。。」「最後になっちゃうけどずっと待ってます。あなたの胸に手をあてて伝えたい気持ちがあるんです。」「いったいどこにいるの??寒いよ…迎えに来てよ…もう死んじゃうよ」「待ち合わせを決めて貰えればしっかり現金で持って行きます。私を抱いてくれるだけで100万です」「…あなたにとっても悪い話ではないと思いますので連絡待っていますね。」「私の本当の気持ちは会えば…会えなくても電話でお話すれば絶対に信じてもらえるからお願いしてるんです!」「お願いです!最後の日なんです!!電話下さい!!!!」「一回きりでも良いし、ホテル代とか今日かかるお金は全部私が出しますからお願いです!」「振込先か住所教えてくれればそれだけでも振込みか郵送しますから…それか心配だったら局留めでもいいからその場合は郵便局教えてください。。」「どんな事でもするって言うことも信じてほしいから今あまってる分の貯金をおろしてこうして待っているんです」「役所のすぐ近くだからわからないところじゃないと思うし、、これでさよならになっちゃうとしても私にはもう待つことしかできないから…もう行きますね!」「それが別れの挨拶になっちゃうけど…」「少し前にできたパスタがおいしい飲み屋さんみたいなところです!この間ラジオで紹介されてたしわかりますよね!」「シモンズスラチオンに着いたらお店の人に住所聞いて教えるから連絡ください!」「連絡下さい。。もうお店も閉まっちゃったし戻ってきました。。私って迷惑なんですか?」他多数。毎日、10通ほど。努力は認めていいと思う。
January 24, 2006
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東証ショックライブドアからみで東証のシステム停止は感慨深い人も多いのでは。2000年くらいから、ずっとネット投資家増やす記事を書いてきたので、ここに来て個人投資家の傍若無人的な暴れぶりは、あおってきた側から見たら、成果が出ていて、うれしい限り。まあ証券会社には苦情のメールなりが殺到してると思うので、可哀相です。ライブドアの株、額は少ないものの、持っているので、気になりますが、どうしようもないです。何百万も損してる人がテレビに引っ張り出されて見せしめにされてるのを見るとあれですが、株は自己責任なので気を付けましょう。それより、下着メーカーの女社長が、ひなのと堀江氏のことをブログに書いて一気に広まってしまったのですが、ブログに友だちや知り合いの名前を書くときは、慎重にしないと相手に迷惑をかけることがわかってない人がまだまだ大勢いますね。
January 18, 2006
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「POP STAR」と「VIP STAR」今さらですが、「危険なアネキ」の主題歌、平井堅の「POP STAR」の2ちゃんねる版パロディ「VIP STAR」を聞いてみるとバカな面白さ。「I wanna be a VIP STAR」から始まり、「それなんてエロゲ?」「テラワロス」「うpに出会えた喜びと」とか2ちゃん用語ばりばり。まあそれだけでは、「またか」程度で気にも留めないのですが、聞いてみると声とか歌い方が平井堅そくり。これも、うまくデジタル処理してるとおもて聞いてたら、完コピのものまねであることが判明。確かに微妙に音が取れてないところあるので、本人でないことはわかた。ただでさえ、あのキー出すの大変だし、「POP STAR」は平井の歌の巧さをひけらかすように音程を細かく配置してるし、Aメロ、Bメロ、サビまでノンストップで続くので息継ぎも大変。それがまるで本人のようにうたてて、トラックも素人以上。デジタルでなくアナログの面白さですね、これは。
December 16, 2005
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