『未熟なボクら ―もう一つのNARUTO-ナルト物語― 』
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第2話「新米忍12人の任務」
集合場所の演習場に行くと、そこにはシカマルを初め十二人の新米忍たちが集まっていた。
「なっ、なんなんだってばよシカマル! みんな集まっちまって」
「それがクソめんどくせーことになっちまってよ……。よし。みんなそろったから説明始めんぞ」
皆はそれぞれシカマルのまわりに集まる。サスケは後方の木に寄りかかり、サクラはさりげなくその横に立つ。ネジはまた別の木によりかかり、そばにはテンテンと、なんだか浮かない顔をしたリー。ヒナタはまた別の木の陰にもじもじと隠れるように立ち、その両脇をキバとシノが立つ。ナルトは話が気になりシカマルのそばへせまるように立ち、チョウジはポテーチを食べながら、いのは朝から呼び出されて不機嫌そうにしていた。
「まずこれはAランク任務なんだが……なんでオレらみたいな新米が任されたかってぇと、知っての通り里が弱ってて上忍・中忍のほとんどが任務に出かけちまってるからだ」
「それでどんな任務なんだってばよ!」
「まぁ待てナルト。順を追って説明する」
はやるナルトを制して、シカマルは続ける。
「昨日の晩、芽の国が霞の国の手にかかり、ほぼ壊滅状態に陥った」
「芽の国? 霞の国?」
ナルトは初めて聞く国名に、首をかしげる。
「どちらも小国だ。どちらも忍の里を持たなく、人々はひっそりと暮らしている……はずだが……」
ネジはナルトに説明した後、シカマルに目を向ける。
「ああそうだ……芽の国は。霞の国も……そうだと思いこまされていた……」
「どういうことだ!?」
「五代目の話によると、霞の国は息を潜めて、実は国をあげて戦闘準備をしてたってことだ」
シカマルはネジに答え、眉間にしわを寄せる。
「戦闘準備って、もしかして他国に戦争を仕掛けようとしてるのっ!?」
「勘がいいなサクラ。その通り。霞の国は芽の国を手始めに、木ノ葉に宣戦布告を叩きつけてきた」
皆が目を見開く。
「でっ、でもー、その霞の国って、小さい国なんでしょー!? やられた芽の国も小さい国だしー、うちの里の敵じゃないんじゃないのー!?」
「だがシカマルが言ったように、今木の葉には上忍中忍のほとんどが出払っている。オレたちの力を過信するのは良くない……」
興奮するいのに、シノは冷静に答える。
「シノの言う通りだ、いの。それに、問題はより深刻だ……」
シカマルは、たらりと汗を流す。
「謎の爆発……だそうだ」
「謎の……爆発?」
シカマルはリーにうなずいた。
シカマル『謎の爆発……めんどくせーと思うが任務のキーになるから、どうにか頭に叩き込んでくれな』
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ハロウィンイラスト るろうに剣心 October 29, 2012
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