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2019.09.04
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三生三世十里桃花 Eternal Love
第16話「夫婦の約束」

翼(ヨク)后・玄女(ゲンジョ)から兵符を手に入れた臙脂(エンジ)は金猊獣(キンゲイジュウ)と2人で極寒の牢にやって来た。
そこには両腕を鉄鎖でつながれ、脚を氷で固められた痛々しい姿の離怨(リエン)がいる。
離怨はてっきり離鏡(リケイ)が自分を殺すよう命じたと誤解したが、臙脂は思わず兄に抱きつき涙した。
「大哥、助けに来たのよ!」

一方、玄女は司音(シイン)の扮装で酒に酔っていた離鏡を誘惑することに成功した。
しかし寝台で目覚めた離鏡はそばにいるのが玄女だと気づいて態度を一変させる。
玄女はいつまで経っても司音を忘れられない離鏡に苛立ち、司音に利用されているだけだと訴えた。
「墨淵(ボクエン)が死んだ時だって、玉魂が欲しくてあなたの愛を利用したじゃない!」
しかし玄女の言葉など我関せず、離鏡は魂が抜けたかのように寝殿を出て行ってしまう。
そこへ将軍が駆けつけた。
臙脂が極寒の牢から離怨を連れ去ってしまったという。
実は臙脂が兵符を持っていたため、属下も止めることができなかったのだ。
「なぜ臙脂が兵符を…あれは俺のところに…(はっ!)」

離鏡は玄女の仕業だと気づき、きびすを返して寝殿に戻った。
厳しく追及された玄女は、臙脂に頼まれたからだと訴える。

「まさか臙脂があなたを裏切るなんて思わなくて…」
「離怨の母妃は鮫人族だ!ヤツは必ず長海へ逃げる!
 もし鮫人一族が挙兵したら翼界も大混乱になる、お前もただでは済まんぞ!」
離鏡は激高して玄女を引っ叩くと、すぐに将軍を呼んで捜索を命じた。
「この件は隠密に、九重天に知られぬよう秘密裏に動け」

夜華(ヤカ)は素錦(ソキン)の祭祀に同行し、行宮に落ち着いた。
人間界に残して来た素素(ソソ)が心配でたまらない夜華…。
すると素錦の様子を見て来た連宗(レンソウ)が息急き切って戻ってくる。
素錦なら首領たちと会っているため、今なら人間界へ行けそうだ。
そこで夜華は衛兵に自分の許可なく誰も中に入れてはならないと命じ、人間界へ戻った。
ところが思いがけず素錦が皇太子の寝所にやって来る。
衛兵は皇太子の命令だと入室を断ったが、素錦はあきらめ切れず、自ら面会を求めた。
中にいた連宗は右往左往するばかり、咄嗟にろうそくの火を消してみる。
部屋の明かりが消えると、素錦は暗に拒まれたと思い、おとなしく引き下がった。
連宗はほっと胸を撫で下ろしたが、こんなその場しのぎの方法ではいつかバレてしまうだろう。

その頃、急いで草屋に戻った夜華は素素の姿がないことに困惑していた。
そこで狩りをしていた当時の林に戻ってみると、弓矢を抱きかかえたまま眠っている素素を見つける。
2人は半年ぶりに再会し、固く抱き合った。

「片付けなきゃならない大切な用事があったんだ」
「だからって何も言わずに行ってしまうなんて…」
「私が悪かった」
「あなたって人は胸の内の10のうち3しか話してくれないわ
 だから私はあなたを全て理解することができない…」
「3だけでも本心だ、信じてくれ」
「(うんうんうん)分かった、あなたが言いたくないなら無理強いしない
 でもだからってひとりで抱え込まないで、そうじゃないと妻だとは言えないもの」
夜華は黙って素素の涙を拭いてやった。
素素は自分をなだめてもくれない無口な夜華に呆れたが、すぐに機嫌を直す。
しかし2人の時間は長くは続かなかった。

翌朝、夜華は目を覚ますなり素素に出かけると言った。
今度は戻ってくるまで1年か2年かかるという。
そもそも寂しくて結婚した素素、しかし幸せがずっと続くわけではないと知った。
夜華は素素の悲しそうな顔を見て心が痛んだが、何も言ってやれない。
仕方なく素素はここで待っていると約束し、夜華を見送ることにした。
すると夜華は離れていても素素が安心できるようにある鏡を贈る。
「この鏡に話しかければ、例え私がどこにいても聞こえるんだ
 もし忙しくなければ君と話ができるよ」
「夜華…あまり私を待たせないでね
 あまり長く待たされたら、私、怒ってしまうかも…
 本当に怖いの、あなたがまたどこかで血まみれで倒れたら私、どうしたらいいの?(シクシク」
「素素…もし私が全て失っても、ついて来てくれるかい?」
「(ぷっ)だってもともとその鉄剣くらいしか持っていなかったじゃない?
 その剣だって私がちょっと薪割りに使うだけ、ほかに何も使い道ないもないわ(ふふふ
 私が文句を言ったことある?」
「確かに、全てを受け入れてくれた」
夜華は素素が笑顔に戻ると、覚悟を決める。
「目を閉じて…私の帰りを待っていてくれ」
素素が目を開けると、すでに夜華の姿は消えていた。

行宮では連宗が真っ暗な部屋で暇を持て余していた。
すると夜華が予想外に早く戻って来る。
ここは天族の分支、もし夜華が仙法を使って消えたと勘付かれたら面倒なことになるからだ。

翌朝、夜華と連宗は素錦と首領3人が祖先に拝礼するのを見守っていた。
そこで連宋は夜華から思わぬ計画を聞かされる。
実は夜華は素素と人間界で添い遂げるため、死を装うと決めていた。
神仙たちに自分が死んだと思わせることで素素の命を守り、晴れて自分たちは幸せになれる。
しかし天君を騙すのは容易ではないだろう。
だからこそ衆目の中で死ぬ必要があるが、ちょうど恰好の機会があった。
それが鮫人族との戦だ。
「天族には夜華がいなくなっても別の誰かが太子の位を継承するだけです
 もしここで決断しなければ、いずれ彼女の存在に勘付かれる、天君は彼女を見逃さないでしょう」
夜華は皇太子の位より素素の命を選んだ。
その前に皇太子の重任を果たすため、首領たちを説得して鮫人族を平定するつもりだ。
「これが太子として果たす最後の仕事になるでしょう」

夜華は行宮で首領たちをもてなした。
首領たちは夜華が噂どおり戦神・墨淵とそっくりだと驚き、その姿に墨淵の面影を見る。
そこで夜華はかつて墨淵と戦った時のように、もう一度、世のために立ち上がる気はあるかと聞いた。
「はっきり言おう、私がここに来たのは鮫人族との戦いに出兵を請うため
 そして天族と分支頭領との情誼を強固にするためだ」
しかし首領たちは苦笑いしただけで言葉を濁した。
実は四海での戦の後、東華帝君が四海八荒の主人の座を天君に譲ったが、これに諸氏族が不満を持ち、直系と氏族の間に溝ができてしまう。
確かにすでに昔の話ではあったが、何より7万年前の大戦で各一族は惨痛な代償を払っていた。
夜華は首領たちの事情を汲み、犠牲となった同胞たちのために献杯してから改めて出兵を促した。
「7万年前、父神の嫡子であり四海の戦神だった墨淵は天下を守るために元神を捧げた
 そして今回、鮫人族と戦うのも数万人という四海の民たちのため
 どうかお願いだ、遺恨を捨てて出兵して欲しい…」
夜華は拱手して拝礼したが、首領たちは困惑する。
正直なところ氏族たちは大戦が終わってから戦意を失っていた。
夜華は決して無理強いしなかったが、それとなく素錦に目配せする。
その意味を察した素錦は杯を手に立ち上がり、首領たちを鼓舞した。
「素錦からのお願いです、伯叔父たちには遺恨を捨てて殿下と力を合わせてください
 天下を守るために立ち上がることが亡き父の霊の慰めとなりましょう」
首領たちは素錦の言葉に感銘を受け、夜華を信じていつでも軍を出すと声を上げる。
そこで夜華は半月以内に反乱を平定したいと伝え、出陣の時は自ら先鋒となると宣言した。

夜華は行宮を出てひとり、物思いにふけっていた。
そこへ首領がやって来る。
首領は長海で鮫人族を増長させた原因が臆病な長海水君だと指摘、有能な補佐を派遣すべきだと進言した。
そこで長海水君が数万年来、頼りにして来た西海水君の2皇子を推薦する。
2皇子は墨淵上神の弟子で、崑崙虚(コンロンキョ)を離れてもなお、ひとりで師匠と17師弟を探していた。
これまでも鮫人族とは何度も手合わせした経験があるという。
「墨淵上神の弟子?」
「墨淵門下、大弟子・疊風(チョウホウ)です」
すると首領は最後にある懸念材料を伝えた。
長海水君が安泰を得ようと公主を鮫人族の首領に嫁がせるつもりだという。
確かに公主が嫁いでからでは間に合わないと考えた夜華は、ひとまず自分が長海水君に会うと言った。

その夜、夜華は行宮を抜け出し、人けのない崖で銅鏡を取り出した。
「素素?」
「あなたなのね?銅鏡が壊れたのかと思ったわ」
「都合がつかなくてね」
「実は大した用じゃないの…戻って来たら何が食べたい?先に準備しておくから」
「素素…」
「何?」
「正直になったらどうだ?」
すると素素は急に黙り込んでしまう。
「怒ってるのかい?」
「違うわ、小鳥と遊んでいるだけ、あなたと言い争いたくないの」
「私はむしろ君に僕と言い争って欲しいが」
「どうして?」
「そうすればたくさん話しが聞けるから」
「…夜華?今日ね、ちょっと思いついたことがあって相談したいの…」
「何だい?」
「思ったの、もしよ?もし子供がいたら、あなたがいなくても耐えられるかなって…
 あ、あなたが子供を好きじゃなくてもいいの、だからちょっと相談したいな~って
 嫌いでも構わないのよ?本当よ?いなければいないで静かだし…(汗」
「(ニコッ)男の子と女の子とどちらがいい?」
「ほえ?」
「戻るまで待ってて、君の口から教えてくれ」
「(ニッコリ)うん♪」


天宮に戻った夜華は早速、天君に長海に偵察に行くと報告した。
開戦するには時期尚早ではあるが、準備は早い方が良いと訴え、敵の不意をつくことこそ勝利の鍵だと説明する。
そこで夜華は今回、皇太子としての身分を隠して行くと決めた。
もしみだりに出兵すれば各地の水君に実権を奪い返す気だと誤解を与えかねない。
しかし長海水君と鮫人族を決裂させ、これを機に水君が天君に派兵を請えば戦う名目ができるという。
天君は良い案だと許可し、そのまま進めるよう命じた。

東華帝君は司命星君(シメイセイクン)を探して蓮の池にやって来た。
すると偶然、白鳳九がいたが、どうも様子がおかしい。
それもそのはず、鳳九は成玉元君(セイギョクゲンクン)からもらった失魂果(シツコンカ)を食べていた。
鳳九はふらふら帝君の元までやって来ると、憧れの相手を前に思わず本音が漏れる。
「帝君、実を言うとね~(ギュッ)ふぉんじぅ、あなたが好きです!うふふふっ♪」
「私に言う必要はない、分かっている」

しかし東華帝君は不思議だった。
鳳九から見れば自分は年寄り、天地宗主だった時には鳳九の祖父すら結婚もしていない。
「私が年下なのが気に入らないのね!」
「もうよい、そこを動くでない」
帝君は仙娥を呼んで鳳九を宮殿へ送らせることにした。
しかし鳳九が帝君の衣の裾をつかみ、また織越(ショクエツ)に怒鳴られるので嫌だと拒む。
そんな2人の様子を遠目から成玉元君と司命星君が見ていた。
「小殿下は今、酷く酩酊しているの、本音を語っている姿って可愛いいのよね~
 帝君みたいな老いた樹にも花を咲かせることができるはずよ~」
「おおお~!3殿下にもこれを食べさせて落としたんだ?そうでしょ、そうでしょう?」
「あの"遊び人公子"の話はしないでちょうだい」
すると帝君は仕方なく自ら鳳九を送って行くことにした。

つづく


((( *´꒳`* )))ふぉんじぅ、可愛い~♪





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最終更新日  2019.09.05 18:34:49
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