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2022.10.25
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风起霓裳 Weaving a Tale of Love
第2話「母娘の別れ」

裴行倹(ハイコウケン)は将軍・蘇定方(ソテイホウ)に弟子入りするため、寺門で対局が終わるのをじっと待った。
しかし心配した副将が現れ、将軍が4つの門のいずれから帰るかは分からないという。
「碁を打たれる部屋の外にいれば別だが…」
すると裴行倹は将軍の言葉を思い出した。
…寺の中に足を踏み入れてはならぬ…

裴行倹は将軍の言葉を逆手に取り、梁にぶら下がって移動した。
すると本堂の窓から将軍が対局している部屋が見える。
裴行倹はそのまま梁に座り朝を迎えた。
副将は朝食を差し入れ、対局と言っても将軍と大師は実際に碁盤に石を置かず頭の中で対戦しているため、はた目ではいつ終わるか分からないという。

やがて本堂に美しい少女が現れた。
少女は御仏に手を合わせ、涙ながらに母を助けてほしいと懇願、吉凶を知ろうと目をつぶって籤(セン)を引き始める。
裴行倹は健気な少女に同情し、食べこぼしを丸めて投げつけ、凶の札が落ちるのを阻止した。
すると少女はついに大吉を引き当てる。
その時、安堵した裴行倹の袖口から手巾が落下した。

庫狄琉璃(コテキルリ)は幼いながらも母の危機を察知し、寺に救いを求めた。
すると大吉の札を引き、なぜか失くしたはずの椿の手巾が落ちてくる。
「私の刺繍だわ、なぜここに?」
しかし琉璃は自分の心が仏に届き、霊験を現されたのだと喜んで帰った。
裴行倹は少女の刺繍の腕前に感嘆していたが、ふと気がつくと将軍の部屋の扉が開いている。
(꒪ꇴ꒪〣)あ…オワタ…
そこへ蘇将軍がやって来た。

裴行倹は梁から飛び降り、自分の未熟さを痛感して拝礼した。
すると蘇定方がなぜ少女の札を変えたのか尋ねる。
裴行倹は少女の運命を変えられずとも向き合う勇気を持たせたかったと説明した。
そこで蘇定方は勇気とは何かと問う。
「勇気とは成せぬと知って成すことです」
かつて蘇将軍が突厥(トッケツ)に奇襲をかけて突破口を開いたように、運命はいかに成すかによって変わり得るのだろう。
この答えに蘇定方は大いに喜び、ついに裴行倹の弟子入りを認めた。

武(ブ)符に裴行倹がやって来た。
科挙を機に都へ移り住むことになり、裴行倹は伯母の家に挨拶に来たという。
「父が亡くなってから伯父上と伯母上にはお世話になりました
 伯父上のご不幸にも伺えず失礼をお許しください」
こうして偶然にも裴行倹と琉璃は共に武府に滞在することになった。

安四娘(アンシジョウ)は約束通り褘衣(キイ)を完成させ、卓錦娘(タクキンジョウ)に託した。
一方、琉璃も武元華(ブゲンカ)の花嫁衣装の手直しを済ませ、母との約束を果たす。
元華は琉璃の才能を認め、専属の宮女にならないかと誘った。
しかし琉璃は母から宮中の恐ろしさを知ったばかり、故郷の高昌(コウショウ)で自由に暮らしたいという。
元華は率直な琉璃を気に入り、これからは″姉姉″と呼ぶことを許した。
「あなたの夢は高昌に、私の夢は皇宮にあるわ…
 せっかく仲良くなれたのに、多分、もう二度と会えないわね
 あなたは母上と平凡な幸せを手にし、私はいつか権力の頂点に立つ
 天下を動かせる自由を手に入れるの」

安氏の刺繍は予想を遥かに超える出来栄えだった。
林(リン)尚服と卓錦娘は早速、楊(ヨウ)妃に褘衣を献上したが、運悪く皇帝・李世民(リセイミン)が薫風(クンプウ)殿に現れる。
皇帝は楊妃が褘衣を作らせと誤解して激怒、すると楊妃は潔白を証明するため自害を決意し柱に頭をぶつけた。
焦った林尚服は確かに楊妃から命じられていないと訴え、卓錦娘に全てなすりつけようとする。
そこで卓錦娘は咄嗟に皇宮を出た安氏の考えだと嘘をついた。
「この褘衣を作ったのは天下一針の称号を持つ安氏です!
 師父は宮中を出たものの暮らしの辛さに耐え兼ね、皇宮に戻れる機会をうかがっていました
 数日前から楊妃が皇后になると噂が流れ、楊妃に取り入って皇宮に戻ろうと褘衣を作ったのです!」
卓錦娘は褘衣とは知らず持ち込んだと訴えたが、皇帝は2人を掖庭(エキテイ)で裁くよう命じた。
しかし楊妃が2人を罰すればまた自分が噂の的になると懸念し、助け舟を出す。
皇帝は一理あると納得して2人を解放したが、大理寺に安氏を捕らえるよう命じた。



庫狄宅に卓錦娘が役人を連れて乗り込んできた。
安四娘は思惑の外れた卓錦娘が保身のために自分に罪を着せたと気づき激怒、しかし卓錦娘は家族を巻き添えにするつもりかと脅す。
「あくまで無罪を主張するなら覚悟するのね…」
安四娘は琉璃のために大人しく捕まることにしたが、庫狄延忠(エンチュウ)は離縁書を見せて自分は無関係だと言い放った。

卓錦娘は安氏の部屋をくまなく探したが、金針は見つからなかった。
すると曹(ソウ)氏が安氏の娘・琉璃が持っているかもしれないと口を滑らせてしまう。
卓錦娘は確かに娘がいたことを思い出したが、肝心の琉璃は武府に滞在していた。

卓錦娘は曹氏を連れて大理寺の役人と一緒に武府にやって来た。
しかしここは皇帝の才人・武元華の屋敷、門衛は勝手に役人を入れるわけにいかず、主に確認するという。
報告を聞いた武元華は驚き、ちょうど挙子(キョシ)用の客桟へ移ることになった裴行倹を頼った。

武元華は離れにいる琉璃の元へ駆けつけ、安四娘が捕まり、琉璃も追われていると教えた。
「確かな人に頼んだわ、その人と逃げて」
訳が分からず泣き出してしまう琉璃、しかし乗り込んできた役人の声が聞こえ、武元華は無理やり琉璃を引っ張って連れて行った。

武府に琉璃の姿はなかった。
しかし裏門前に蹄の跡があると分かり、役人は慌てて武府を後にする。
「琉璃…私にできるのはここまで、無事を祈っているわ」

裴行倹は荷物の中に琉璃を隠して馬を駆けた。
しかしついに役人たちに見つかってしまう。
琉璃は逃げきれないと気付き、自分を降ろすよう頼んだ。
「あなたも武姉姉も巻き添えにしたくないの、ありがとう」
「心配するな!必ず逃す!」
すると裴行倹は大通りから曲がりくねった裏道に入った。
琉璃はいよいよ追いつかれてしまうと分かり、急いで大事な荷物を移し替えると、自ら箱の紐を切って馬から落ちてしまう。
↓(´⊙ω⊙`)あぁぁぁぁ〜

裴行倹は落下した琉璃を見て呆然となった。
…まさか身を挺して私を守ろうとするとは、無事でいてくれ…

卓錦娘は意識を失った琉璃の身体を探し回った。
しかしどこにも金針はない。
どちらにしても母娘が自分の手に落ちた。
必ず金針を手に入れられるだろう。
覆面の男は誰だか分からなかったが、武家の関係者なら敵に回すわけにもいかない。
卓錦娘は裴行倹を見逃し、安四娘の牢へ琉璃を運んだ。

卓錦娘は金針と奥義を渡せと迫った。
しかし安四娘は約束を反故にして娘を巻き込んだ卓錦娘に憤る。
「正気とは思えない…今に必ず報いを受けるわ」
すると卓錦娘は夜明けまで二時、もう一度よく考えろと言って出て行ってしまう。
実は金針と奥義書は裴行倹の荷物に紛れ込んでいた。
客桟に到着した裴行倹は椿の手巾を見て琉璃が寺の少女だったと思い出し、何度も籤を変えたのが助けとなったのか分からなくなってしまう。
今は無事を祈るのみ、いつかこの金針を返せる日が来るだろうか。

安四娘は牢番にかんざしを渡し、不禄(フロク)院の孫徳成(ソントクセイ)を呼び寄せた。
そこで亡骸を上等の棺に収めて日用品も添え、手厚く弔って欲しいと頼み込む。
孫内侍は玉の腕輪を受け取り了承、すると牢番からついでに隣の罪人の亡骸を引き取って欲しいと頼まれた。
しかし孫内侍は罪人がまだ息をしていると嘘をつき、わざと大きい声であと一時経てば死ぬと伝える。
「その時に弟子を寄越す」

不禄院に戻った順子(ジュンシ)はなぜ師匠が嘘をついたのか分からなかった。
隣の罪人は確かに死んでいたはず、すると孫徳成はあの骸を利用して母娘を救うという。
一方、牢では琉璃が意識を取り戻し、母との再会を喜んだ。
しかし安四娘はこれが今生の別れになると覚悟する。
「今から阿娘の言うことを決して忘れないで…
 不禄院の孫徳成は顔は怖いけれど良い人だから、きっと助けてくれる
 これからはあの人の言うことを良く聞くのよ
 例えどんなに辛くても勇気を持って前に進むの、強く生きて
 大きくなったら必ず皇宮を出なさい、自由な土地へ逃げるの
 私の敵を討とうなどと思わないで、幸せな一生を送ってね…」
琉璃は母の言葉に涙し、自分を置いていかないで欲しいとしがみついた。

つづく





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最終更新日  2023.03.16 11:29:23
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