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2022.10.26
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风起霓裳 Weaving a Tale of Love
第3話「欲望の成就」

天牢に不禄(フロク)院の順子(ジュンシ)が罪人の骸を引き取りにやって来た。
すると順子は牢番が引き上げるのを見届けてから隣の牢にいる安四娘(アンシジョウ)に師匠・孫徳成(ソントクセイ)からの薬を渡す。
この薬を飲めば自害しても仮死状態となり、あとで息を吹き返すことができた。
安四娘はまず琉璃(ルリ)に薬を飲ませて眠らせ、心を鬼にして薄絹で首を絞める。
次に急いで梁に薄絹を引っ掛け、自分で首を吊った。
順子は2人の息の根が止まった頃を見計らい、大きな声で助けを呼ぶ。
「罪人が自害している!誰が来てくれ!」

牢番はすでに息絶えた安四娘と娘を発見、ちょうど骸の引き取りに来ていた順子に任せた。
こうして母娘の亡骸は不禄院へ到着し、孫徳成と順子は急いで解毒薬を飲ませることにする。
しかし安四娘の手には巾着と一緒に薬が残っていた。
安四娘は万が一にも孫徳成に累が及ばぬよう、我が身を捨てたのだろう。
「…安大家は大義をよくわきまえた方だ」
孫徳成はともかく琉璃に薬を飲ませようとしたが、そこへ報告を聞いた林(リン)尚服と卓錦娘(タクキンジョウ)が現れた。

卓錦娘は母娘が確かに死んでいると確認した。
しかしどうしても金針があきらめきれず、災いの元は完全に絶つべきだと訴え、火葬しろと命じる。
孫徳成は土葬にする決まりだと反対したが、卓錦娘は大理寺の令牌を持っていた。
「我々は陛下の命を受けているのよ?」
こうして母娘の亡骸は焼かれることになった。
安四娘の火葬に続き琉璃も燃やせと命じる卓錦娘、もはや孫徳成に成す術ない。
そこへ慌てて高(コウ)総管の使いが駆けつけた。
今日は才人に封じられた武元華(ブゲンカ)が入内する日、葬儀は一切、禁止だという。
すると林尚服も卓錦娘を諦めさせた。
「いい加減にしたら?安氏の骸さえ焼けば気が済んだでしょう?」
さすがに林尚服も娘の身体を焼いてまで金針を探す卓錦娘にへき易していた。

その頃、武元華は安氏が仕立てた婚礼衣装をまとい、皇帝に謁見していた。
皇帝・李世民(リセイミン)は桃花のように美しく菊のように清楚だと讃え、武才人に″媚娘(メイニャン)″という名を与える。

一方、再び武元華に救われた琉璃は解毒薬を飲み、無事に永安堂で目を覚ました。
しかし孫徳成からすでに母が亡くなったと知らされる。
母の言葉を思い出し涙に暮れる琉璃、すると孫徳成はこれからは自分たちが家族だと慰めた。
「阿娘は自分の命を捨ててお前の命を守ったのだぞ?
 阿娘の犠牲を無駄にしないためにも強く生きねばならぬ」
孫徳成は安四娘の形見となった巾着を渡すと、中には遺言が入っていた。
…孫内侍はあなたが唯一、信じていい人よ、義父と思いなさい
…18歳になったら皇宮を出て長安を離れるの
こうして卓錦娘は邪魔者を排除し、念願叶って尚服局の大家に上り詰めた。

それから11年後の貞観(ジョウガン)22年、後宮で皇帝の才人・李狄(リテキ)氏が亡くなった。
狄才人を姉のように慕っていた武媚娘は最後の別れに不禄院を訪れ、棺に副葬品の衣装を入れることにする。
すると質素だった狄才人が美しい衣をまとって安らかに眠っていた。
聞けば小豆子(トウシ)という医官が縫った衣装だという。
豆医官は疫病を防ぐため不禄院で骸の消毒をする係で、所属は太医院だが不禄院に常駐していた。
「なぜ見事な衣を縫えるのかしら?」
「豆医官はとりわけ手先が器用でして…
 不禄院には女子がおらず、よく自分たちの繕い物をしてくれます」
武媚娘は豆医官の制衣の技術以上にその情けに感銘を受け、是非とも会いたいと頼んだ。

琉璃は豆子と名を変えて素性を隠し、孫徳成の弟子として不禄院で暮らしていた。
母の死の真相を知らない琉璃は無邪気に育ち、今でも天性の才で見事な刺繍を披露しては義父に怒られている。
その日も琉璃が仕立てた李狄氏の衣が原因で武才人に呼ばれる羽目になった。



武媚娘は小豆子の顔を見て驚いた。
「どこかで見た顔ね…でも思い出せない」
琉璃は恩人である武姉姉だと気づいて駆け出しそうになったが、孫徳成に止められハッとする。
「御無礼を…幼少より不禄院で育ったため礼儀知らずで」
「構わないわ…で、豆医官、李狄才人と顔見知りだったの?それで衣を?」
「いいえ、人の情けが薄い宮中にありながら狄才人の死に多くの宮女や内官が涙を流していました
 棺の前で皆が感謝しているのを見て、生前のお人柄が偲ばれたのです
 それで地味な衣でお送りするのは忍びなく、その…旅立ちの衣を作りました」
「こんな善人が宮中にいたのね…」
武媚娘は小豆子を気に入り、困った時は自分を訪ねるよう告げて帰って行った。

ある日、尚服局の鄧七娘(トウシチジョウ)は美しい巾着を拾った。
何とか同じ構図で刺繍できないかと考えたが、偶然、巾着を見た卓大家の顔色が一変する。
実はこの刺繍は安氏の奥義を使った技法で、継承者がいるはずなかった。
卓錦娘は11年前に大罪を犯した安氏の作品を持っていたとなれば大事だと脅し、どこで手に入れたのかと迫る。
驚いた七娘は不禄院の前で拾ったと話し、恐らくぶつかった医官が落とした物だと説明した。
「ならばその医官に話を聞かなければね…」

琉璃が母の形見の巾着を探していると、尚服局の鄧七娘がやって来た。
七娘は拾った巾着を差し出し、どこで手に入れたのか聞きたいという。
この刺繍は安氏が亡くなって失われた技法、安氏の弟子である卓大家がお尋ねなのだという。
そこで琉璃は不禄院の順子から買ったと嘘をつき、巾着を取り戻した。

琉璃は思いがけず尚服局の卓大家が母の弟子だと知った。
喜んだ琉璃は早速、孫徳成に報告、昔の話を聞きたいと目を輝かせる。
孫徳成は安氏の巾着を見られと聞いて動揺し、会うことも素性を明かすことも禁止した。
「お前の素性を明かして巻き添えにしていいのか?」
「そうだった…巻き添えにはできない」
しかし卓錦娘は順子から小豆子の話を聞き出そうとするだろう。
まさか卓大家が母の敵とは知らず、琉璃はある策を思いついた。

卓錦娘は順子を呼びつけ、巾着の出どころを聞いた。
順子は西市(セイシ)の胡(コ)商から買ったと嘘をつき、まだいくつかあると琉璃が準備した巾着を見せる。
師匠と街に出た時は気の利いた物を買って帰り、外出できない者に売っているというのだ。
卓錦娘は巾着を全て買い取り、至急、使いを西市に送ってあらゆる商人を調べ上げたが、結局、巾着は見つからない。
そこで小豆子と順子を尚服局へ呼び出した。

琉璃は初めて尚服局に足を踏み入れた。
工房の様子に興味津々の琉璃、すると偶然にも新しい衣を見に来ていた武才人と再会する。
すると卓錦娘は鄧七娘に武才人の試着を頼み、小豆子たちを追及することにした。

媚娘は偏殿に向かう道すがら、鄧七娘から巾着の話を聞いた。
何でもすでに途絶えた技法を使っているため、卓大家が差した者を必死で探しているという。
すると媚娘は七娘が持っていた巾着の刺繍を見て、誰の刺繍なのか察しがついた。

卓錦娘は西市で探しても同様の巾着を売る店はなかったと言った。
「わざと嘘をついたのでは?」
「とんでもない!」
卓錦娘はいつ買ったのか、いくつ買ったのか、売り手は1人なのか複数なのか、矢継ぎ早に質問する。
追い詰められた順子は言葉につまり、巾着ならまだあるとさらに差し出した。

つづく


(´⊙ω⊙)グリナザの目がデカ過ぎるw





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最終更新日  2023.03.16 11:31:27
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