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2023.03.16
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风起霓裳 Weaving a Tale of Love
第9話「善なる謀」

結納騒動で琉璃(ルリ)の生存が庫狄(コテキ)家の知るところとなった。
安四郎(アンシロウ)は万が一のことを考え、琉璃を店に出すのをやめて屋敷にいるよう命じる。
一方、曹(ソウ)記衣装店では玉の輿に乗り損ねた珊瑚(サンゴ)が鬱々としていた。
母は胡(コ)商大会で優勝して名誉を回復すれば縁談も沢山来ると言うが、琉璃と阿霓(アゲイ)擁する如意衣装店に勝てるはずがない。
しかし曹氏は尚服局にいる遠縁の鄧七娘(トウシチジョウ)から宮中の衣の図案を聞き出し、すでに同じ物を作っていた。
「さすが母上ね!」

曹氏は自分たちの話を聞いていた甥・曹吾(ソウゴ)を警戒した。
すると思った通り曹吾が大会用の衣をこっそり持ち出そうとする。
曹氏は阿霓に見せるつもりだと知り激怒、しかし曹吾は自分が阿霓を娶れば商売敵の番頭を引き抜くことになると釈明した。
「確かにその通りだわ」
そこで曹氏は自ら阿霓に縁談を持ちかけ、安氏の技を嫁入り道具にしろと迫る。
阿霓はふざけた物言いに呆れ果て、有無を言わせず曹氏を店から叩き出した。



一方、宮中では皇太子・李治(リチ)が今日も皇帝への挨拶に来ていなかった。
すでに後宮にも皇帝と皇太子の関係悪化が知れ渡り、自暴自棄になった皇太子が酒浸りだという噂まで流れている。
才人・武媚娘(ブメイニャン)は皇帝が楊(ヨウ)妃と曹王・李明(リメイ)だけを残して全員を下げたことから、嫌な予感がして皇太子を訪ねた。

皇帝は曹王府に今や東宮を凌ぐほどの人が集まっていると耳にした。
すると李明は誤解を招かぬよう、皇太子が科挙の改革案を出したせいで不安を覚えた貴族たちが訪ねてくると釈明する。
「改革の志は良いと思います、ですが…改革は民の向学心をあおる反面、貴族たちの忠心を失います」
李明は皇太子が部屋にこもって酒を飲んでいるため、諫言もできないと嘘をついた。

媚娘の予想通り総管・高全(コウゼン)が皇太子を迎えに来た。
亡き皇后に恩があり皇太子に忠誠を誓う高全、そこで皇帝が噂を信じて皇太子に不信感を募らせていると警告しておく。
「では外でお待ちしております…」
高全が出ていくと脇殿に隠れていた媚娘が現れた。

皇太子は父皇に謁見、先日から断酒していると報告した。
安堵した皇帝だったが、隣に立っていた李明は皇太子から酒の匂いがすると気づく。
その時、ちょうど皇帝の薬湯が届いた。
李明はわざわざ李治に薬を渡して父皇のそばへ行くよう仕向けると、案の定、李治は手の震えから薬をこぼしてしまう。
「断酒して部屋にこもり修養していただと?!」
皇帝は酒臭い李治に激怒、ついに皇太子に唐の将来を任せられないとまで口走った。
すると李治は手が震えた原因は写経だと釈明し、一心に書き続けたため右手の筋を痛めたという。
酒臭いのは震えを抑えようと側仕えに勧められた薬酒を使ったせいだった。
「まさか今日、拝謁するとは思わず、手に塗ってしまいました」
そこで皇帝はすぐ太医を呼ぶよう命じた。

皇太子に策を授け、薬酒を渡したのは媚娘だった。
皇太子への誤解が解けることを願いながら朗報を待つ媚娘、その時、大事なことを思い出す。
「玉柳(ギョクリュウ)、宗(ソウ)太医を呼んできて…陛下から薦められたと言えば断れないはずよ」

李明は宗太医を呼ぶよう手を回したが、あいにく咸池(カンチ)殿に呼ばれて留守だった。
代わりに駆けつけた蒋(ショウ)太医は確かに皇太子の手の震えは酷使したことが原因だと診断する。
皇帝は皇太子の孝行心に感激し、噂だけで疑ったことを反省した。
すると李明がたった数日で100編も書けたのかと疑う。
李治は今日までに88編を書き終えたと答えたが、李明はぜひ見てみたいと頼んだ。
その時、すでに準備していた王伏勝(オウフクショウ)が現れ、皇太子の写経を持って来たと報告する。
「陛下、是非ともご覧ください」



皇子たちは皇帝から勅諭を賜った。
李治が寝食も忘れて写経に励み、右手を痛めるほどの孝行は天地を感動させるという。
…太子はおごらず、また不屈の精神を持つ
…聖賢の気風があり、朕の心を安らかにした
…ここに皇太子の孝行を広く天下に知らしめる
…皇子たちは太子を模範とし、天下の民も太子を見習うべし
李明は皇帝と皇太子の離間を企んだが、奇しくも皇太子を模範にすると頭を下げる羽目になった。

曹吾は阿霓を怒らせたと知り、屋敷の前で大声で謝罪していた。
「阿霓!今日は君に曹記の衣を見せるつもりだったんだ!胡商大会で優勝したいんだろう?!
 君に味方するよ!」
気がつけば屋敷の前には人だかりが出きていた。
焦った阿霓は仕方なく門を開け、妙な小細工などいらないと怒鳴って追い返してしまう。
「あなたに好意はないわ!」

琉璃は曹記衣装店の曹吾が阿霓を好きだと知った。
しかし阿霓は店の評判を落として妨害するつもりだと憤慨する。
その時、琉璃はその手があったと思い付いた。
商売人にとって店の評判が大切なように、官人である裴行倹(ハイコウケン)も評判はこけんに関わる。
琉璃は裴行倹が盗みを働いたと公にすれば四学門を追い出されるはずだと考えた。

一方、媚娘は皇帝の政務に付き添っていた。
皇帝の裁定が終わった奏状を片付ける媚娘、その時、ちょうど積み上げられた冊子の上に皇太子の奏状を見つける。
そこでわざとぶつかって床に落とすと、皇帝が皇太子の奏状だと気づいて見たいと言った。
媚娘の賭けは吉と出るか凶と出るか。
すると皇帝は気が進まなかったはずの科挙の改革に前向きになった。
「確かに道理にかなう、唐の百年の計と言えよう、太子は学識が深い
 さすが朕と亡き皇后の息子だ」

皇太子は誠実で志があり、自信に満ちている姿は入内した頃の媚娘とよく似ていた。
しかし志だけでは理想を実現することはできない。
媚娘は皇太子がこのまま埋もれてしまうのが忍びなく、つい肩入れしていた。

皇太子の奏上のおかげで皇帝は科挙の旧弊を改めると決めた。
裴行倹は唐にとって喜ばしいことだと浮かれていたが、四門学の雰囲気は重苦しい。
実は四門学は曹王の勢力圏であり、曹王は科挙の改革に大反対していた。

裴行倹は偶然、薛旭(セツキョク)と博士の話を立ち聞きした。

「例の物が届きます、四門学で受け取りましょう」
「薛助教は耳が早いようだな」
「私は曹王派に身を投じたばかりですが、博士のために働く機会をお与えください」
「あれは重要な物なのだ、慎重に頼むぞ」
「もちろんです!」

つづく





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最終更新日  2023.06.27 22:22:04
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