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2023.06.21
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风起霓裳 Weaving a Tale of Love
第14話「刺繍に隠された文字」

掖庭(エキテイ)に捕らわれた医官の豆子(トウシ)こと庫狄琉璃(コテキルリ)。
記憶を頼りに図案を書き出すという約束でようやく食事にありつけたが、ふと裴行倹(ハイコウケン)との約束を思い出して慌て出した。
このままでは皇太子に身の危険を伝える手立てがない。
一方、後宮では武媚娘(ブメイニャン)が皇帝の見舞いにも行かず写経に勤しんでいた。
それにしてもたった二時(フタトキ)の写経で腰が痛むとは、皇太子はさぞ疲れているのだろう。
武媚娘はふと思い立って筆を走らせ、尚服局に腰当ての図案を届けるよう命じた。
「そうだわ、やはりこの図案は不禄(フロク)院に届けて、豆子に作らせてちょうだい」
しかし侍女・松涛(ショウトウ)の話では豆医官はその腕を見込まれて尚服局へ移動したという。



松涛は図案を届ける道すがら、偶然、尚服局の鄧七娘(トウシチジョウ)を見かけた。
そこで七娘に図案を託して豆子を指名したが、豆子は今、掖庭に入っているという。
松涛は仕方なく誰が作るか任せると言って帰ったが、七娘はこの機会に豆子を助けようと思いついた。
しかし卓錦娘(タクキンジョウ)は武才人の指名だと聞いても、豆子が自分に従わない限り掖庭から出られないという。

琉璃は卓錦娘に急かされ、図案を書き出した帳面を渡した。
喜んだ卓錦娘だったが、よく見てみると、どの題材も死装束に使う図案だと気づく。
「豆子、どうしてくれようか…」
その時、庭園で宦官が今が盛りの牡丹を刈り取っているのを見た。
聞けば潘(ハン)副総管の指示だという。
実は楊妃(ヨウヒ)の宮殿に最も美しい牡丹を植えるよう指示したが、後に庭園で咲いた牡丹の方が見事だった。
植え替えるには時期が悪く、潘副総管はやむを得ず庭園の牡丹を掘り起こすことにしたという。
「そうすれば錦楽(キンガク)宮の牡丹が最高になり、楊妃娘娘の不興も買いません」
その話を聞いた卓錦娘は急に機嫌が良くなった。
…豆子がいなくなれば私が宮中一の腕を持つ存在でいられる…

七娘はこっそり掖庭の豆子を訪ねた。
琉璃は卓大家の側近を警戒したが、七娘は親戚の友人である裴行倹と阿霓(アゲイ)に頼まれたと明かす。
驚いた琉璃は2人に危険を冒さないよう言付けを託し、それより皇太子を呼んできて欲しいと頼んだ。
七娘はさすがに皇太子への伝言など無理だと断ったが、ふと才人から引き受けた仕事があったと思い出す。
「才人にあなたの事情を伝えれば助けてくれるかも?」
しかし琉璃は恩人である武媚娘を巻き込むことを恐れ、断った。
「分かったわ、何とか仕事を引き受けてここに持って来る」
「ありがとう」
「曹吾の友人の頼みだから、これで曹吾にも顔向できるわ」

卓錦娘は自ら武才人の腰当てを作り始めた。
そこで七娘は大家が夜なべしてまで作ることはないと訴え、自分が代わると申し出る。
「私が直接、才人にお届けし、その際に忙しい師父が寝ずに作ったと報告します」
喜んだ卓錦娘はそこで切り上げ、続きを七娘に任せて休んだ。

琉璃は七娘から腰当ての材料を受け取った。
しかし胸当ての鳩の刺繍を見て、あの時、母が直すことになった褘衣(キイ)の刺繍と同じだと気づく。
…阿娘に刺繍を直させたのは卓錦娘だったのね、そのせいで阿娘は死んだ…



翌朝、七娘は豆子が仕上げた刺繍を受け取り、そのまま咸池(カンチ)殿に届けた。
武媚娘は出来栄えに満足し、豆子の代わりに誰が作ってくれたのか尋ねる。
すると七娘はひざまずき、豆子が恩返ししたいと訴えたため、掖庭で作らせたと明かした。
驚いた武媚娘は改めて刺繍を確認すると、鳩がとまっている木の模様が文字になっていると気づく。
…太子に難あり…

武媚娘は慌てて掖庭に豆子を訪ねた。
「あれはどういう意味なの?」
「宮外で裴行倹と知り合い、太子の危機を知りました
 裴行倹の身分では宮中に上がれず、私が医官だと知ると僅かな可能性に賭け、伝言を託したのです
 でも私は捕まってしまい…」
「すぐ太子に会うわ」

皇太子・李治(リチ)は武家と裴家に交遊があり、武才人が裴行倹と幼馴染だと知った。
武媚娘は裴行倹の人柄を良く知っていると訴え、信じられない話だが、全く根拠がないとは思えないという。
一方、卓錦娘は潘副総管に賂を届け、豆子に死罪を申し渡すよう頼んでいた。
しかし潘副総管は流石に命までは取れないと銭を返し、どうしても手を下すなら目をつぶるという。
「ただし証拠は残さないでくれ」
すると卓錦娘は結局、口止めに賂を渡し、魏林(ギリン)を使うことにした。

居眠りしていた琉璃は裴行倹の夢を見た…
『玉児!玉児!私だ!』
裴行倹は皇太子に伝言が届き、面会を許してもらえたという
琉璃は上手くいったと喜んだが、裴行倹は浮かない顔をした
実は獄卒から今日の午時に豆子が死罪だと聞いたという
『阿翁も順子も救えた、太子に危機を伝えることもができた
 戻ったかいはあったわ、これで死んでも琉璃に悔いはない…』
琉璃はうっかり口を滑らせた
驚いた裴行倹だったが、そこへ獄卒が来て連れて行かれてしまう
『君は誰なんだ!秘密を抱えたまま逝く気なのか?!本当に悔いはないのか?』
…そこで琉璃は目を覚ました。
「そうよ、このまま死ぬわけにいかない」
琉璃は母の敵を討ち、無実の罪を晴らすと誓った。
そしていつか全てを白日の下に晒し、自分こそ″天下第一針″の真の後継者だと知らしめるのだ。

玉児を救出できずに悶々としていた裴行倹、すると裴宅に突然、華天(カテン)が訪ねてきた。
「主がお話があるそうで、まもなくこちらに…」
裴行倹は酒や詩作に付き合う気分ではないと断ったが、そこへ白馬にまたがった男が侍衛を引き連れて駆けつける。
「久しぶりだな、火急の事態を伝えたのはお前の方だが?」
「九公子、酒も飲まぬうちから酔っているのか?」
「無礼な!学生ふぜいが太子殿下の御前で何と偉そうに…」
従者に叱られた裴行倹はようやく酔香楼で知り合った九ちゃんの正体が皇太子だと知った。



裴行倹は曹(ソウ)王・李明(リメイ)が密かに甲冑を入手していると密告した。
実はこれまで権力におもねる者を軽蔑してきたが、こうして国家の危機に際し、主君の役に立ちたいと切望しながらも、この身分のため拝謁の術もなかったと嘆く。
「″真に才ある者は隠居せず″という」
李治は俗世を離れれば身を清く保てるが、正義を貫いてこそ真の男だと言った。
「今回の手柄に褒美を取らす」
すると裴行倹はその場で平伏し、豆医官を掖庭より救って欲しいと嘆願した。
「手柄を立てたのは私ではなく豆医官なのです、私は何も頂けません」
李治は豆子が武才人に伝言を託した医官だと気づいた。
「武才人でしたか…豆子は一介の医官でありながら大義の前には死も恐れない
 その気概には頭が下がります
 嘘がつけないお人好しで、優れた裁縫の腕を持っています
 宮中に馴染めず逃げ出そうとしたのですが、私と出会って太子殿下の危機を知り、自首したのです
 まさか本当にやり遂げるとは…」
「分かった、必ず助けよう」

つづく


( ゚ェ゚)松涛の方がメイニャンっぽいのにね~





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最終更新日  2023.06.21 21:54:31
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