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2023.07.25
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风起霓裳 Weaving a Tale of Love
第28話「哀しき代償」

曹(ソウ)王・李明(リメイ)の狙い通り、皇帝・李世民(リセイミン)は丹薬を献上した純陽散人(ジュンヨウサンジン)に絶大な信頼を置いた。
そこで上奏を認めて未来を占わせることにしたが、降臨した神が信じられないお告げを残す。
…唐は3代続いたのち、武(ブ)氏の女が主となる…
純陽散人は後宮に武氏の妃嬪がいるなら、すぐ手を打って禍根を断つよう進言した。



高全(コウゼン)総管は占いの結果を案じ、密かに武才人の耳に入れた。
驚いた媚娘(メイニャン)は皇太子に相談、恐らく楊(ヨウ)妃と曹王が手を回したのだろう。
李治(リチ)は皇帝がこんな馬鹿馬鹿しい話を信じるとは思えなかったが、媚娘は病で弱っている皇帝が些細なことでも災いの芽を摘んでおこうと考えるのは当然だと危惧した。
確かにお告げは真実とも嘘とも証明できないところが難しい。
媚娘は死期が近い皇帝が自分の殉死を決めたのではないかと不安を募らせた。
しかし裴行倹(ハイコウケン)が大胆な策を思いつく。
お告げによれば武氏が主になるのは3代続いた後、李世民は唐の2代目の皇帝のため存命中には武才人を殺す必要がないわけだ。
そこで裴行倹はまず皇帝に最期がまだ先だと思わせるよう助言する。
武媚娘は早速、自分の血で作った霊薬を献上して疑心暗鬼になった皇帝の心を和らげたが、裴行倹の策には勇気が必要だった。

一方、尚服局では卓錦娘(タクキンジョウ)が腕比べの準備に追われていた。
第2戦では第1戦で作った披帛(ヒハク)に合う裙子(クンシ)を作る。
しかし第1戦を落とした卓錦娘はこれも鄧七娘(トウシチジョウ)が監視を怠ったせいだと八つ当たり、追い払った。
すると今度は阿碧(アヘキ)が豆子の身辺を探り始める。
結局、阿碧は何の手がかりも見つけられず、恐らく豆子がいつも背負っている包みの中ではないかと報告した。
「最近の豆子は皆と一緒に作業しません、ただ寝不足なのか目が真っ赤でした」
「寝不足ですって?作業の早い豆子が一日中、縫っているなんて…かなり細かい刺繍なのね」
お題では簡素な形を求められたが、豆子は自分を出し抜いて豪華な裙子を作り、圧倒するつもりなのだろう。
そこで卓錦娘は自分に忠心を尽くせば必ず抜擢すると約束、阿碧に豆子の監視を任せた。

その夜、鄧七娘は豆子の居所を訪ねた。
実は師匠が自分を疑って追い払い、阿碧を右腕にしたという。
「あなたの裙子について探っている、気をつけてね」
「私に味方すれば怒られますよ…」
七娘は豆子が自分を気遣ってくれたことで、すでに許してくれたと分かった。
すると琉璃(ルリ)が七娘は金針のことを知らず従っただけで、憎むべきは裴行倹だという。

琉璃は卓錦娘の邪魔が入るのを恐れ、不禄(フロク)院で作業していた。
用心のため裙子を常に持ち歩き、食事中や就寝中まで離さないという。
七娘も豆子が徹夜で作る裙子に興味津々、しかし琉璃は特別ではなくただの白い裙子だと教えた。
「構成を考えた結果です、赤い披帛に裙子まで豪華だと赤が引き立ちませんから…
 実は作業なんてしていません、これも卓大家を欺くための作戦なんです」
琉璃は卓錦娘が焦って凝った刺繍をすればするほど、敗北に近づくと分かっているという。
そんな2人の様子を裴行倹がこっそり見守っていた。

武媚娘が献上した丹薬のおかげか、皇帝はすこぶる体調が良くなった。
皇帝は政務に復帰、武才人に褒賞を与えると決めてすぐ呼んでくるよう頼む。
しかしその頃、媚娘は生き長らえるため、裴行倹の提案を受け入れる決意を固めていた。

武媚娘は頭を剃ってから皇帝に謁見した。
実は霊薬を作る時、自分の血を使うことの他に出家することが条件だったという。
「陛下が回復した折には髪を剃り、出家して仏に仕えると誓いました
 約束を破れば薬の効力も消えてしまうでしょう」
李世民は若い身空で美しい髪を失った媚娘の姿に心を痛めながら、その献身に深く感謝した。



その夜、李治と裴行倹は武才人を訪ねたが、武媚娘は面会を断った。
李治は励ます言葉もなかったが、これで終わりではないと寝殿に声をかけ帰って行く。
生きるための決断とは言え、まさか自ら尼になる日が来ようとは…。
涙に暮れる媚娘だったが、玉柳(ギョクリュウ)はそんな主を抱きしめ、死ぬまでそばにいると約束した。

一方、阿碧は卓大家の工房を訪ね、ようやく豆子が眠ったようだと報告した。
「裙子が完成したのでは?」
すると卓大家の裙子が花の刺繍で今にも埋め尽くされそうだと驚く。
「それ以上はいささかやり過ぎでは?」
しかし卓錦娘は豆子に対抗するためにも持てる技術を全て使っていると自慢した。
阿碧は卓大家の機嫌を損ねまいと、さすが天下一の技術だと持ち上げるしかない。
「そうよね、私が負けるはずないわ~」
その頃、琉璃は明日の第2戦を控え、なかなか眠れずにいた。
「阿娘…明日、必ず金針を取り返してみせる、あと一晩の辛抱よ、吉報を待っていて」

翌朝、阿碧は作業を終えたまま眠り込んでいた卓大家を起こした。
飛び起きた卓錦娘は慌てて裙子の火熨斗(ヒノシ)を任せたが、作品を見た阿碧は困惑する。
そこで豆子の居所の様子を探りに行くと、ちょうど豆子の作品が見えた。
…さすが豆子だわ、あの裙子は完璧にお題を満たしている、このままでは卓大家がまた負けね…
その時、誰かの足音が聞こえた。



豆子が第2戦へ出かける準備をしていると裴行倹が現れた。
「琉璃…」
「何か用?」
裴行倹は公務でしばらく皇宮を離れるため挨拶に来たという。
「何かあったても無茶をせず、私の帰りを待ってくれ」
しかし琉璃はけんもほろろでとりつく島もない。
「そうやって私を遅刻させるつもりなの?」
「…ではもう行くよ、君の勝利を願っている、そうだ、もう一つ、武才人が後宮を出る」
「武才人が?どこへ行くの?」

李明が甘露之殿に挨拶に向かうと、皇帝がちょうど道士・玄霊(ゲンレイ)と引見していた。
何でも玄霊の霊薬のおかげで皇帝は病が癒えたという。
「恐れながら陛下の運勢を占ったところ、今の病を乗り越えればまだ数十年の寿命があります」
すると李明は御前で頭巾を取らない不届き者は誰かと聞いた。
「殿下、あれは武才人です」

つづく


( ゚д゚)めいにゃん…思い切ったな~





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最終更新日  2023.07.25 13:12:53
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